●強姦罪(ごうかんざい)とは女性の貞操を保護する目的のためにある刑罰です。したがって男性が強姦罪の被害者になるということはありません。男性の場合は「強制わいせつ罪」ということになります。女性でも「強制わいせつ罪」の被害になることはありますが、それが「貞操」において、男性性器を挿入するという特別な形が「強姦罪」という事になります。

 強姦致死(ごうかんちし)及び、傷害致死(しょうがいちし)の○○致死というのは結果的にそうなったという罪を重くする規定の事を示しています。だから、殺すつもりがなくても強姦によって死んでしまった。傷害(ケガをさせる)ことによってその度が過ぎたということで死に至ったということで、結果的に重い処罰が加わります。

 この裁判で焦点となっているのは、
検察側が、リンゼイさんをまず、強姦したんだけどやばくなったから、その証拠を消滅するなどの目的で殺人を起こしたということと、

弁護側が強姦して、さらに暴行を加えたんだけどその度がすぎて怪我をして死に至らせてしまった


という2つの主張が対立しています。両者共通することは市橋達也被告人が強姦をして、何らかの危害を加えた事によって死んでしてしまったというのが事実です。

 もう一つの説は両者が議論していませんが、強姦致死(ごうかんちし)という罪になります。強姦をする過程で暴力をふるいその勢いが強すぎて傷害だけでなく死に至らせたということです。よくある手段が、強姦するために騒がれないように口をタオルなどでふさいだところ窒息してしまった。姦淫はその間におこなった。

 そういうことになります。その場合その罪の重さは検察側(厳しい想定)、弁護側(寛大な想定)の間にこの行為(強姦致死)がくるのかと思います。

 事実はどうあれ、早く結審してつぐないをしっかりしてもらいたいものです。





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