★ 投資詐欺事件というのはよく起こる話なのですが、安愚楽牧場(あぐらぼくじょうという畜産業は高利回りの金融商品を扱いそれをもとに運営していることで有名な企業です。過去に類似した企業(たとえば、ふるさと共済牧場)などでは、出資の時の契約と実際に行われていたことが相違して、損害(被害)を受けたので、詐欺として成立しましたが、はたして、このあぐら牧場は詐欺商法と呼ぶには、実際にそのような意思があったかなど、いろいろな事を立件していかなければならないので、難しいところです。
 刑法では、過失傷害や過失致死などの条文に記載された「過失」を処罰する旨の罪を除いては、「故意」(わざと・自分の意思で)という事でなければ、犯罪とならないのが現在の実情です。

 また、「倒産」となると、経営に失敗して資金繰りがいかなくなったということが原因なのですが、倒産を吟味すると、もう返せない事が分かって(返す気もないことも含めて)お金を借りたという事が明らかであれば、「詐欺罪」の成立がなされるのですが、会社の経営者が返せないかもしれないけど、「銀行に正直に話してなんとか融資をしてもらった」ということであれば、詐欺としては成立はしないのです。(もっともそういう状態と分かっている所に銀行が融資をするはずはないのですが)
 3万人もの出資者(オーナー)がいることで大きな支障をきたしますが、原発の事故による大きな影響が及ぼしていることであれば、実際にとても残念な話で、特に資金を募って新らしい企業を起こそうという人や今後の日本経済に大きな影響も出てきます。





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