●強盗傷害事件が埼玉県川越市で発生しました。最近銀行強盗というものは以前に比べて少なくなったように思えますが、拳銃を使用したり、怪我をさせるのは、非常に罪が重いです。下記にあるように刑法240条に該当し、強盗をしたことにより怪我をさせたり死に至らしめた場合の条文が掲載しています。

 ただこの条文と今回の事件を照らし合わせると、強盗致死傷 というのは、強盗をしたことによって生じてしまった副産物なので、傷害の意志がなくても対象者が転んで怪我をしたりその因果関係で外に逃げたら車に引かれたということであっても他の関係ない刑法の「●●致死傷」からはそのようになるので、
 今回のものは標題にあるとおり、「強盗と傷害」をやったということになるので、「強盗傷害」という条文があるのが妥当なところだと考えます。
 また「強盗」という意味は、暴行などもセットになっているから、「強盗傷害」という条文がないからだと思いますが、積極的な傷害と、副産物で一緒に出てきた傷害がこの条文で一緒に扱われるのは疑問点です。
 早めにつかまって、現金を取り戻し、傷害を被られた方はいち早い回復をしていただきたいものです。








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