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世界の人身売買

 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150825-35069369-cnn-int

   『(CNN) マレーシア警察によると、同国北部のタイ国境付近で新たに、人身売買の被害者とみられる24人の遺体が埋められているのが見つかった。

   当局者らによれば、遺体は22日、北部ペルリス州ワンケリアン地区で発見された。すべて隣接するケダ州の病院へ運ばれ、解剖が行われている。

   この一帯の密林には人身売買業者がかなり前から収容所を設置していたとみられ、被害者とされる遺体が相次いで見つかっている。

  5月には同じ地区で139の集団墓地と28の不法キャンプが見つかった。密林から切り出した木で囲いを設け、最大300人を収容していたとみられる。

   国境を越えたタイ側でも最近、人身売買の取り締まり作戦で複数の収容所や集団墓地が見つかり、数人が逮捕された。

  収容所が長期間にわたり当局に見つからないまま存続していたことに対しては、取り締まりの甘さを指摘する声が上がっている。』


  日本では人身売買なんて聞くと、はるか昔の話と思っている人も多いかもしれない。 しかし、現実はアジアアフリカでは今でも普通に人身売買が行われている。

   今回、マレーシアとタイ国境付近で密林の中で不法キャンプや収容所、墓地などが見つかった。人身売買組織のものと見られている。

  それにしても、マレーシアやタイで多くの人身売買関連施設が見つかったというのはちょっとショックだな。 マレーシアもタイ東南アジア諸国の中では順調に経済発展してきた国。

   そのマレーシアとタイの国境付近にこういう人身売買施設がたくさんあって、今まで発見されなかった事にショックを受けた。

   人身売買をされた人達は買い手がつかなかったり、病気など何らか不都合なことが起こったら、容赦なく殺されていたんだろうと思う・・・。何とも言えない人生だね・・・・。

   どこの国から連れてこられてどこに売られようとしたのか? 収容施設の発見だけでは何も解決しない。

 
   その1つと見られているのが、ミャンマーからの難民ミャンマーは仏教国だけど、イスラム教を信仰する少数民族もいる。ロヒンギャだ。

   彼らはミャンマーの軍事政権時代から迫害され、無国籍の人が多いと聞く。 迫害から逃れるため隣国のバングラデッシュやマレーシア、インドネシアに難民化して逃れる。

  ロヒンギャの人は同じイスラム教を信仰するマレーシアやインドネシアを頼った。 当初は受け入れてきたマレーシアもその難民の数が増えるにしたがって、受け入れなくなってきた。

   正直、難民を受け入れるのは金もかかるし、大きな負担を強いられる割にメリットはほとんどないのが実情だからね。 言葉も話せない、教育水準も高くない難民を多数生活させるのは大変なのは理解できる。

   人道上の問題があり、マレーシアとタイでも大きな問題となってきている。 ボートピープルとしての難民。そこで難民ビジネスが起こっていたと言われる。

   色々な所に、タイの軍のお偉いさんまで関わっていたといわれる難民ビジネス人身売買組織は裏だけど、表の顔の奴ともつながった巨大ビジネスとなっていた可能性がある。

   ロヒンギャ難民について、もう少し詳しく知りたい人はこちらをチェック。 けっこうショックを受けるかもしれないけど。 ロヒンギャ難民問題


  今回の人身売買の被害者の中にもロヒンギャの人が混ざっている可能性は高い。 その他、東南アジアには人身売買問題はまだまだ転がっている。それが現実。

  人身売買組織を壊滅しなければ、また別の所で似たような事が起きるだろう。ただ、厄介なのは裏の組織だけではなかなかここまでできないだろうということ。

   いくら国境付近の密林だからといっても、何百という不法キャンプや収容所があったのに、長年話題にならず、発見されなかったのは見て見ないふりをして自分の懐を潤してきた羊の仮面をかぶった狼達がいるからだ。

  証拠はないけど、その可能性は非常に高い。
   それが軍なのか、政治家なのかはわからないけどね。

   今回の発見などは、国際的な人道支援ロヒンギャなど少数民族の悲劇を世界が注目し始め、難民受け入れ拒否などマレーシアやタイに鋭い視線が集まり始めた影響だと思う。

  マレーシア、タイ両国とも、そういう国際的な対応で厳しく取り締まりをし始めた結果、今続々とこういう人身売買収容施設、不法キャンプ、今回のような遺体発見がニュースになり始めた気がするな。

  人身売買組織まで摘発してこそ、本当の解決になるんだけど、そこまでいけるか?

   今後のマレーシア、タイ両国の対応に要注目だね。