ベネズエラ ハンバーガー約2万円

 http://www.afpbb.com/articles/-/3087876



 『【5月21日 AFP】深刻な経済危機に見舞われているベネズエラでは現在、ハンバーガー1個は、1ドル=10ボリバルの公式レートで、1700ボリバル=約170ドル(約1万9000円)で販売され、ホテル1泊の料金は6万9000ボリバル=約6900ドル(約76万円)となっている。

 だが経済危機を受け導入された為替管理の下で設定された公式レートで値を付ける商人などもちろんいない。実際にやりとりされているのはブラックマーケットのレート、1ドル=1000ボリバルだ。

 通貨ボリバルのハイパーインフレにより、経済の大半が輸入品と原材料に依存する国での生活は著しく高くつく。中流層でさえも大部分が貧困に滑り落ち、ハンバーガーもホテルも手が届かなくなっている。

 首都カラカス(Caracas)の中流地区チャカオ(Chacao)では、オフィスワーカーたちができる限り安あがりの昼食を求めて、ナッツ販売店の前に列をつくっているが、隣のレストランはがらがらだ。

 ある化粧品店の女性は「誰も何も買ってない。食べ物だけね」と語った。客の男性はひげそりの刃を買うのにデビットカードを使っていたという。

 外資系チェーンなどの店舗が入った高級ショッピングセンターでは、ほとんどの販売員たちが暇を持て余しているのをよそに、1軒の薬局に約200人の列ができている。

 何を買うために並んでいるのかは、並んでいる本人たちも分かっていない。だが、ここに並んで、その日配達される歯磨き粉といった衛生用品などを、大抵は数分で、品切れになる前につかみ取るのはもはや日課だという。(c)AFP/Marc BURLEIGH』


 今、ベネズエラが貧困の危機にあえいでいる。

 かつては南米で石油が出るという事で、どちらかとリッチな国だったが、今や経済が破綻

 反米路線を取っていたが、それなりにベネズエラをコントロールしていたチャベス元大統領が亡くなってから、ベネズエラ経済はどんどん悪化しているみたいだね。

 ハンバーガー1個約2万円の高値になっているんだってさ。 もちろんそれは実質価値が2万円という事ではない。

 ベネズエラ政府が公式レートで言っているレートで計算してのもの。 1ドル=10ボリバル。でも実質価値は1ドル=1000ボリバル。

 100倍もの違うレートを言っている時点で、プライドだけ高くて経済などを何も考えていないベネズエラ政府の無能ぶりが見て取れる。かつて軍事政権のミャンマーがそうだったね。

 ボリバルは周辺のコロンビアやブラジルぐらいしか両替してくれない事態になっているんじゃないかな? だんだん紙切れになってくる感じだね。

 レストランやショッピングセンターがガラガラって・・・。そこで働く従業員の給料だって払えない状態だろう。 ビックリなのは、何を並んでいるかわからない列にとにかく並ぶようになってきていること。

 日用品まで品切れになる事態になっているらしい。

 ベネズエラはエンジェルフォールと言う世界一長い滝があるので、観光客にも人気だけど今は控えた方が良さそうだ。

 こういう時、外国人は格好のターゲットにされるから。 強盗に遭う可能性も高まるし、警官などに職務質問されてたかられる可能性も高くなってくる。

 それにしても、かつての南米経済をリードするような存在だったベネズエラが、ここまで深刻な経済危機に陥るとはね・・・。

 中南米はあっという間に、経済が悪化したり、暴動が起きたりするから気をつけないといけないね。