世界のビックリニュースの視点

世界を旅してきたバックパッカーが、気になった世界のニュースを斬ります。自身の異文化体験や新しく得た発想などを交えながら、感想を綴ります。世界のビックリ仰天ニュースからお堅い政治ニュースまであらゆるジャンルを取り上げたいと思います。

    タグ:ハイパーインフレ

    マスコミ閉鎖のベネズエラ

     https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171228-00000030-jij_afp-int



    『【AFP=時事】ベネズエラの報道機関の主要労組である「SNTP」は27日、同国で今年、新聞社やテレビ・ラジオ局など70のメディアが閉鎖に追い込まれた上、記者に対する暴行も増加したと発表した。

     同組合はニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)政権報道機関を「封殺」しようとしていると非難している。  

     SNTPによると、ここ1年でラジオ局46社、テレビチャンネル3局、新聞およそ20紙が閉鎖され、さらにジャーナリストに対する暴行が498件、逮捕が66件あったという。

     ベネズエラハイパーインフレに加え、食料・医療品など、慢性的な生活必需品不足に陥っているが、同組合はマドゥロ政権が悪化する経済や社会状況への不満をどんな犠牲を払ってでも抑え込もうとしていると指摘している。  

     また、暴行のほとんどは今年4月から6月にかけて行われた反政府デモで発生し、組合によるとデモで死亡した125人のうち約7割は警察か軍隊の手で殺害された。

     一方で2016年は、メディア関係者に対する暴行が26.5%上昇し、報道従事者らに対する侵害行為は360件発生していたという。【翻訳編集】 AFPBB News』

     かつて南米では裕福な国家だったベネズエラが苦しんでいる。
     石油生産で潤ってきたベネズエラだが、最近はハイパーインフレで経済は破綻してきている。      
     カリスマだった反米のチャベス大統領が死去して以来、ベネズエラからはあまり良いニュースが伝わってこないね。  
     
     そして、現政権のマドゥロ大統領は経済や社会の不満をマスコミを押さえつける事で抑え込もうとしているようだ。

     それにしても、ここ1年でラジオ局46社、テレビチャンネル3局、新聞およそ20紙が閉鎖され、さらにジャーナリストに対する暴行が498件、逮捕が66件あったって酷くない?

     ラジオ局46社閉鎖ってどれだけ残ってるの?って感じ。  
     新聞も20紙だって・・・。  ニュースがベネズエラ国民に知れ渡らないようにしているのだろう。

     でもね、昔と違ってインターネットの時代
     スマホで簡単に写真が撮れる時代。

     いくらマスコミを抑えたって、反発されるだけかも?

     経済や社会不満を取り除く努力が優先されるべきで、マスコミを無理矢理閉鎖したからと言って、完全に抑える事などできない世の中なのにね。

     マドゥロ政権の方向性が間違っている。

     経済で言えば、反米を掲げ、石油にかなり頼っていた部分が大きかったのではないかな?

     実際、自国通貨のボリバルの価値は下がり続けているので、ビットコインなどの仮想通貨が流通するようになった国。

     南米って独裁者のリーダーで動いてきた歴史もあるけど、マドゥロ大統領にはそれが備わっているようには見えないんだよなぁ。    


    ベネズエラ ハンバーガー約2万円

     http://www.afpbb.com/articles/-/3087876



     『【5月21日 AFP】深刻な経済危機に見舞われているベネズエラでは現在、ハンバーガー1個は、1ドル=10ボリバルの公式レートで、1700ボリバル=約170ドル(約1万9000円)で販売され、ホテル1泊の料金は6万9000ボリバル=約6900ドル(約76万円)となっている。

     だが経済危機を受け導入された為替管理の下で設定された公式レートで値を付ける商人などもちろんいない。実際にやりとりされているのはブラックマーケットのレート、1ドル=1000ボリバルだ。

     通貨ボリバルのハイパーインフレにより、経済の大半が輸入品と原材料に依存する国での生活は著しく高くつく。中流層でさえも大部分が貧困に滑り落ち、ハンバーガーもホテルも手が届かなくなっている。

     首都カラカス(Caracas)の中流地区チャカオ(Chacao)では、オフィスワーカーたちができる限り安あがりの昼食を求めて、ナッツ販売店の前に列をつくっているが、隣のレストランはがらがらだ。

     ある化粧品店の女性は「誰も何も買ってない。食べ物だけね」と語った。客の男性はひげそりの刃を買うのにデビットカードを使っていたという。

     外資系チェーンなどの店舗が入った高級ショッピングセンターでは、ほとんどの販売員たちが暇を持て余しているのをよそに、1軒の薬局に約200人の列ができている。

     何を買うために並んでいるのかは、並んでいる本人たちも分かっていない。だが、ここに並んで、その日配達される歯磨き粉といった衛生用品などを、大抵は数分で、品切れになる前につかみ取るのはもはや日課だという。(c)AFP/Marc BURLEIGH』


     今、ベネズエラが貧困の危機にあえいでいる。

     かつては南米で石油が出るという事で、どちらかとリッチな国だったが、今や経済が破綻

     反米路線を取っていたが、それなりにベネズエラをコントロールしていたチャベス元大統領が亡くなってから、ベネズエラ経済はどんどん悪化しているみたいだね。

     ハンバーガー1個約2万円の高値になっているんだってさ。 もちろんそれは実質価値が2万円という事ではない。

     ベネズエラ政府が公式レートで言っているレートで計算してのもの。 1ドル=10ボリバル。でも実質価値は1ドル=1000ボリバル。

     100倍もの違うレートを言っている時点で、プライドだけ高くて経済などを何も考えていないベネズエラ政府の無能ぶりが見て取れる。かつて軍事政権のミャンマーがそうだったね。

     ボリバルは周辺のコロンビアやブラジルぐらいしか両替してくれない事態になっているんじゃないかな? だんだん紙切れになってくる感じだね。

     レストランやショッピングセンターがガラガラって・・・。そこで働く従業員の給料だって払えない状態だろう。 ビックリなのは、何を並んでいるかわからない列にとにかく並ぶようになってきていること。

     日用品まで品切れになる事態になっているらしい。

     ベネズエラはエンジェルフォールと言う世界一長い滝があるので、観光客にも人気だけど今は控えた方が良さそうだ。

     こういう時、外国人は格好のターゲットにされるから。 強盗に遭う可能性も高まるし、警官などに職務質問されてたかられる可能性も高くなってくる。

     それにしても、かつての南米経済をリードするような存在だったベネズエラが、ここまで深刻な経済危機に陥るとはね・・・。

     中南米はあっという間に、経済が悪化したり、暴動が起きたりするから気をつけないといけないね。


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