ブログネタ
海外驚きニュース! に参加中!
頭から15年前の鉛筆

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130608-00000013-jij-eurp


 『【ベルリン時事】ドイツ西部のアーヘン大学病院は、鼻や目の異常を訴えた男性の頭部から鉛筆が見つかり、摘出したことを明らかにした。

  鉛筆は15年以上前の転倒時に頭部に入り込んだとみられる。

  病院によると、2011年に当時24歳のアフガニスタン出身の男性が診察に訪れ、鼻水が止まらず、物が2重に見えると訴えた。コンピューター断層撮影(CT)で異物が見つかり、摘出したところ、長さ約7センチの鉛筆だった。

  男性に鉛筆の記憶はなかったが、15年以上前にアフガンの学校の教室で転倒し、大量の鼻血を出したという。

  男性は摘出数日後に退院。視力は完全には戻っていないものの、症状は大幅に改善した。治療に当たったフランク・ヘルツレ口腔(こうくう)顎顔面外科部長は、鉛筆は鼻から入ったと推測。

  「鉛筆が目に接触しなかったのは幸運。摘出が遅れていれば敗血症になったかもしれない」と話している。』  


   ドイツの病院で、患者の頭から15年以上前の鉛筆が摘出されると言うビックリ事件があった。この頭部鉛筆事件には仰天する事が幾つもある。

  先ず、15年以上も鉛筆が頭の中にあったという事。人間の生命力って凄いなと思う。ずっと異物が頭部に10年以上もあったんだよ。しかも、鉛筆の長さは7cmだって。1cm、2cmの小さいものではなく、頭の中に7cmもの異物が入っていたという事に本当にビックリだ。

  ドイツの医者は摘出が遅れていれば敗血症になると言っていたけど、僕なんか今までならなかった事の方がビックリ仰天だね。

  敗血症と言うのは、異物から病原菌が血液の中に入って、全身に症状を引き起こす病気だ。 15年以上もあれば、もっと酷い症状が現れていても不思議ではない気がするけど・・・。何もなかった方が奇跡じゃないのかな?


  2つ目のビックリは、アフガニスタン出身の患者が鉛筆が頭の中に入った事を全く知らなかったこと。

  7cmもの鉛筆が入っていたのだから、本人もまさかと思っただろう。まあ、知っていればもっと早く医者に診てもらっていたとは思うけど・・・。

  このアフガニスタン出身の男は若かったけど、成長期にも何も問題なかったのかな?


   3つ目のビックリは、患者に心当たりがなく、15年以上前にアフガンの学校の教室で転倒し、大量の鼻血を出したという事から、この鉛筆が鼻から入ったであろうこと。

  最初、アフガニスタン出身という事だから、アフガニスタン内戦中に何かされたのかと思ったんだけど。

  7cmもの鉛筆が鼻から丁度入って頭部まで到達するなんてね・・・。鼻から入れようと思っても7cmの鉛筆はなかなか入らない気がする・・・。普通は鼻から突き抜けて鉛筆が刺さった状態になるんじゃないかな?

  その後、15年以上も鼻からは特に症状がなかったという事でしょ。奇跡のような偶然だよね?


   4つ目のビックリは、これはおまけだけど、アフガニスタン出身男からこの鉛筆摘出をしたのは2011年だという事。今年は2013年。 2年以上前のドイツの病院で起こった事が今頃、Yahooのトップニュースに表示される。

  たまたまスタッフがドイツのびっくりニュースを見つけて、これは珍しいニュースだから取り上げたのかもしれないけど、Yahooのニュース選択には疑問を感じる部分もあるな。 3日も経てば大抵のニュース性は薄れるのが普通だけど、Yahooが2年以上前のドイツのニュースを取り上げる意図は何? 

  もしかして、ドイツの病院が2年経った今頃、メディアにニュースとして流したのかな??

  まあ、世界にはこんな珍しい驚きのニュースがありますよ、という事を知らせたかったんでしょうかね?


   最後にドイツの病院の話だけど、患者はアフガニスタン出身者という点について。

  アフガニスタン出身だけど、敢えてアフガニスタン人とは僕は書かなかった。どっちも同じ事だと思う人もいるかもしれないけど、この患者がドイツ人になっている可能性もなきにしもあらずだったからね。

  ドイツヨーロッパの中でも移民をたくさん受け入れている国。移民国家だ。特にトルコ系が多い。そういう事情もあって、ニュース記事にアフガニスタン人とは書かれていない事に注意を払ったというわけ。

  余談だけど、ドイツの移民政策はあまり上手くいっていないという話もあるんだよね。
  ドイツ移民に関心がある方は、こんなトルコ系移民の本もあります。