御嶽山の噴火で亡くなった愛知県豊田市の小学５年生、長山照利さん（１１）の通夜が６日夜に営まれ、親族や友人などおよそ６５０人が突然の死を悼みました。
長山照利さんは母親や兄を含む１７人のグループで御嶽山に登り、山頂付近で昼食をとったあと噴火に巻き込まれた。
祭壇には、遺影とともに御嶽山の山頂で見つかった照利さんのピンク色のリュックが置かれ、参列した人が１人ずつ花を手向けました。
父親の幸嗣さんは（４４）通夜の前、「娘の突然の死に、今も気持ちの整理ができません。娘が噴火を目の当たりにしたとき、どんな気持ちだったのか、どう息を引き取ったのかと考えると悲しみが込み上げてきます」と話しました。
そして、小学校４年生の時の作文に将来は医師になりたいと書いていたことを紹介し、「小さいとき、ナイチンゲールの本を読んで世界の人を治せるお医者さんになりたいと話していた。人を思いやることができる優しい子でした」と語りました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141006/k10015177341000.html
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