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G-menな人々

NFL/New York GIANTSの応援ブログです。

2023年01月

28 1月

スナップカウントでも振り返る2022 プレイオフ フィラデルフィア戦

ブログ更新をまさかシーズン完走できるとは思っていませんでしたが、せっかくなので最後もスナップカウントをやっておきましょう。
正直、悔しいので試合も見直していませんので、試合内容はもう覚えていません。
お互いのファーストドライブで決まってしまった感がありました。フィラデルフィアは先制のTDでしたがNYGは対して何も出来ませんでした。
NYGの強みだったDLは抑えられたのに対してフィラデルフィアはプレッシャーをかけることに成功しオフェンスを無力化しました。
OLはやはり重要ですね。
フィラデルフィアと対戦して、またプレイオフの他の試合も見ていて、まだまだ足りないものは多いなと痛感させられますね。

7対38で完敗。2022年シーズンが終了いたしました。

【QB】
  Daniel Jones   52 (100%)   15/27回 135yd 1INT (ラン 6回 24yd) 
  
【RB】
  Saquon Barkley  34 (65%)  9回  61yd  Rec 2回 21yd 
  Matt Breida         21 (40%)  4回  23yd   
  Gary Brightwell     (6%)    1回  10yd
 
【WR】
  Darius Slayton     50  (96%)   1回   4yd 
  Isaiah Hodgins     45  (87%)   1回   3yd
  Richie James       39  (75%)   7回  51yd 
  Marcus Johnson     (13%)    1回  17yd 
  Kenny Golladay     2    (4%)   
     
【TE】
  Daniel Bellinger   43  (83%)   1回    4yd   
  Lawrence Cager  15  (29%)   1回  16yd 
  Nick Vannett            (2%) 
  
【OL】
  Andrew Thomas  LT  52  (100%)
  Jon Feliciano     OC  52  (100%)
  Mark Glowinski  RG  52  (100%)
  Evan Neal          RT  52  (100%)
  Ben Bredeson    LG  29   (56%)
  Nick Gates         LG  23   (44%)

◆オフェンス
OLはやはり重要ですねと感じた対戦。NYGもLTトーマスが来期以降トップLTへと成長していくでしょうし、RTニールもルーキーの今年は苦労はしましたが経験を積んで来期以降、両タックルは固定できるでしょうから、若い柱となるOCが是非とも欲しいですね。
あとプレイオフの他の試合を見ていても、絶対的なWR1の必要性を強く感じました。この試合のスタッツを見てもシーズン終盤がんばってくれた「ノーネームWR」達も、ここという場面や試合で決める選手がいるのかいないのか。状況が厳しくなればなるほど、いるかいないかの差は大きいです。少なくとも「ノーネーム」ではいけない。
 

【DL】
  Leonard Williams  67  (96%)  
  Dexter Lawrence   62  (89%) 
  Ryder Anderson    26  (37%)
  Justin Ellis              8  (11%) 
 
【OLB】
  Kayvon Thibodeaux  64  (94%)  
  Jihad Ward                52  (74%)
  Azeez Ojulari             14  (20%)
  Oshane Ximines           (7%) 
  Tomon Fox                  3   (4%)
   
【ILB】
  Jaylon Smith    63  (90%) 
  Jarrad Davis    63  (90%)  
 
【CB】 
  Adoree' Jackson  64  (91%) 
  Fabian Moreau    61  (87%)
  Darnay Holmes   32  (46%)  
  Nick McCloud      30  (43%)
    
【S】
  Xavier McKinney  70   (100%)  
  Julian Love           70   (100%)
  Tony Jefferson       7    (10%)
  Jason Pinnock       7    (10%)

◆ディフェンス
シーズン通して悪くはなかったディフェンスですが、開幕時にロースターにいなかった2人が先発だったILBはなんとかしたい。スミスがまだやれることはわかったし27歳とまだ若いのでキープするのは良しとしても柱とするかは微妙なところ。開幕時に先発を勝ち取ったと思われた瞬間にケガをしてIR入りしたルーキーのダリアン・ビーバースにも期待したいところですが、ドラフト2巡ぐらいの位置で当たりを引きたいポジションでもあります。SFの試合などを見ていると、やっぱり活きの良いLB欲しいなぁと感じてしまいますね。
地味にOLBジハド・ウォードの加入は大きかった。フィールド上のパッションの部分やロッカーでの雰囲気作りと。もう1年安価での契約はアリな選手。
積極的なFA補強をせずウォードのようにほとんどが1年契約の選手補強だったので来期FAの選手も多い。補強ポイントは満遍なく存在します。

来期に向けてを書こうとすると、まずQBとRBと再契約するのかどうか、になるのでFAだ、ドラフトだ、もその問題が解決してからでないと方針が見えません。
それと同時にOCとDCがHCのインタビューを受けたり、QBコーチもOCの候補になったりと、正直「もう少し待って!」と言いたい。
OCカフカなんてOC1年やっただけですよ!HCなんてまだ早い!もう1年は居てくれよ!

オフシーズン、いろいろと忙しそうです!
2023年シーズンが待ち遠しいです!


22 1月

スナップカウントでは振り返らない2022 プレイオフ フィラデルフィア戦

ディビジョナルプレイオフ フィラデルフィア戦

完敗でした!

レギュラーシーズン最終戦での対戦時に復調していないQBハーツに引きずられるようにチームの調子があがっていなかったフィラデルフィア。対してミネソタに勝利し、現時点での最大出力でまとまることが出来たNYG。
勝利のチャンスはあり!と思っていましたが、第1シードの充電期間中にハーツは調子を取り戻してしまっていたようで、ファーストドライブをTDまで持っていかれて一気にモメンタムを掴まれ、そのまま飲み込まれていってしまった。そんな試合でした。

ファーストドライブのスミスへのロングパスもカバーしていたラブもギリギリでしたし、TDを奪われたゴダートのワンハンドキャッチもほんの少しずれていれば、キャッチできずに先制はされたとしてもFG。
その展開ならその後もそこまで一方的な試合にはならなかったかもしれません。
本当にあと少し何かが違っていれば。
そこを制するほどの力はやはりなかった、ということです。

開幕前にNYGがプレイオフに行くという予想をする人もいなかったでしょうし、私自身も再建1年目のシーズンが新体制に期待はするものの、全てを一度リセットしないといけないシーズンになる可能性、もしかしたらその覚悟をしないといけない辛いシーズンになるかも、と予想していました。

しかし、蓋を開けてみると新体制のフロントが果たしてこの結果をどこまで予想していたかは不明ですが、結果としてプレイオフに進出。久しぶりのプレイオフということ以前に「勝利」から遠ざかっていたこともあり、本当に楽しいシーズンを過ごすことが出来ました。

この試合も同地区ライバルのフィラデルフィアに負けたというのに、試合が完敗だったこともあってか負けた悔しさよりも、今シーズン本当に良く戦ったという清々しさのほうが上回り、自分でもびっくりするぐらいすんなりと負けを受け入れることが出来ました。
これはもしかすると同じ今日の試合でKCに負けたジャガーズファンの人達も似たような感覚かもしれません。負けた悔しさよりもチームの成長や未来が少し開けたことの希望などが上回る満足感。(NYGはQB・RBのFA問題もあり、単純にそこまで明るい未来が待っているわけではないですが、チームが成長したという感覚は確実に得ることが出来たと思います)

これにてシーズンは終了。
本音を言うとあとはどこが勝とうがどこがスーパーに行こうがあまり興味はありません。
まぁフィラデルフィアやダラスが行くよりはSFが行ってくれたほうがまだ良いですが。

NYGが何をすればスーパーボウルに行けて、そして勝つことが出来るのか。興味はそこにしかありません。
確かに今シーズンは楽しいシーズンでした。
しかし、果たしてスーパーボウルに近づいたのかどうかはわかりません。
来期に向けて考えるとQBダニジョンは5年目オプションを行使しませんでしたので、FAとなります。プレイオフ期間中に契約更新間近という報道もありましたが、今日のプレーをどう判断するか。
今期が良かったからと言って安易に複数年となるとそれが足枷となる可能性は高いですし、やはりプレイオフまでが限界と考えて、次代のQBを探すという方向に舵をきるのか。
そうだとしてもいきなり次のQB探しとなると難しいですし、それをドラフトでとなるとかなりの出費が必要。一番現実的なのはフランチャイズ指名でもう1年だとは思いますが、果たしてどうなるか。

またRBバークリーは5年目オプションを行使し、同じくこのオフに無制限FAとなります。
バークリーに関しては、能力、キャラクター、何の問題ありません。ただRBとしての選手寿命はもう長くはありません。そしてそのネームバリューからも契約となると当然RBトップに近いサラリーは必要です。仮に本人がそこまで高くない金額で納得しようとも、近年その存在が冷遇されがちなRBというポジションを守る意味でもバークリークラスの選手が安価で更新してはいけない。もう本人の意思だけという単純な存在ではない。それほどの選手です。
バークリー本人はこの試合のあとに「チームに残りたい」という明確な意思を表明していますし、リーダーであり、チームのアイコンである選手なので残留のほうが可能性は高いとは思いますが、バークリーが果たしていつまで活躍をキープできるのか。QBと違い平均以上の選手を埋めやすいポジションなだけに、フロントが別の道を歩むという判断をしても決して間違いとは言い切れない。

チームに必要なのは変化なのか、進化なのか。
本当に難しい判断になると思います。

チーム再建の1年目。
もしかすると今期もっと低迷していれば、すんなりと来期一度全てをリセットして新体制の本当の意味での再建が出来たのかもしれません。
しかし、ファンとしては例え弱かった時期の選手だからと言って、そんなに簡単に切り捨てることは出来ません。
バークリーがドラフトされた時の喜びは忘れていませんし、バークリーにはロマンの全てが詰まっています。
ダニジョンだってあれだけ指名時にブーイングされた選手が活躍するというのも今期プレイオフに行けたというだけでも痛快ですし、それで頂点まで行けたらそんな嬉しい誤算はありません。

出来るのならば、今のまま強くなってスーパーに行きたい。私達はファンなので、今の選手のまま、こことここを補強して、そうすればスーパーに行けるんじゃないか。行って欲しいと思ってしまいます。
ただ、それではやはりスーパーには行けないのでしょう。

長いことファンをしていると「この年のチームは好きだったな」という年が出てきます。当然スーパーを勝った年のチームは無条件に好きなのですが、そうでなかった年でも思い出に残る年があったりします。
この2022シーズンは私にとって、「あの年のチームは結構好きだったな」と思い返すときが来る。
RBはバークリーで、QBはダニジョンが予想に反して活躍したんだよ。けどWRはストリートFAみたいな選手しか最後残らなくて、ディフェンスだとティボドーがルーキーで、ローレンスが覚醒したんだ。プレイオフのフィラデルフィア戦で大差がついてもサイドラインでディフェンス集めて円陣組んでその中心にマッキニーが必死に鼓舞してた。嫌いじゃなかったなぁ、あの年。
そんなチームでした。

本当に2022シーズン、楽しませてもらいました!




18 1月

スナップカウントで振り返る2022 プレイオフ ミネソタ戦

プレイオフ!
やっぱり応援するチームがプレイオフに出るというのは試合中は苦しさもありますが、楽しいものです。
ミネソタに乗り込んでのプレイオフ。
第16週に対戦し、試合終了とともにFGを決められての敗戦。
劇的な負けでしたが、逆に勝利運をそこで使わせることに成功したと考えれば、ミネソタとはぜひともプレイオフで対戦したかった相手でした。
それもあって正直、絶対に勝てると思いこませての観戦でしたが、相手の最初のドライブであまりにも簡単にTDを取られて先制されて
「妄想だったか。やっぱり現実は厳しい」と感じたものの、その後のドライブでバークリーのランが抜けてTDという最高の形で同点に。なんとか踏みとどまりモメンタムを引き戻しました。
最終戦を残してプレイオフを決めれたこととケガ人も戻ってきてプレイオフへ良い流れで突入できたのが良かったのか、今出来る限りの状態でチームとして仕上がってますというのを感じることが出来る試合でした。

細かな試合展開はいろいろとありましたが、
31対24で勝利!プレイオフの初戦を突破いたしました!

【QB】
  Daniel Jones   72 (100%)   24/35回 301yd 2TD (ラン 17回 78yd) 
  
【RB】
  Saquon Barkley  65 (90%)  9回  53yd 2TD Rec5回 56yd 
  Matt Breida     21 (29%)  3回   8yd  
 
【WR】
  Isaiah Hodgins     66  (92%)   8回  105yd 1TD
  Darius Slayton     65  (90%)   4回  88yd 
  Richie James       43  (60%)   4回  31yd 
  Marcus Johnson    5    (7%)    
  Kenny Golladay        (6%)   
     
【TE】
  Daniel Bellinger   59  (82%)   2回  17yd 1TD  
  Lawrence Cager   24  (33%)   1回  4yd 
  Nick Vannett        8  (11%) 
  
【OL】
  Andrew Thomas  LT  72  (100%)
  Jon Feliciano   OC  72  (100%)
  Mark Glowinski  RG  72  (100%)
  Evan Neal          RT  72  (100%)
  Ben Bredeson    LG  50   (69%)
  Nick Gates         LG  22   (31%)

◆オフェンス
この試合、ドライブに力強さを感じました。レギュラーシーズンは特にWR陣がケガ人も続出し当初期待した面子ではなく、ファーストダウンを何とか繋いでドライブを進んでいる印象でしたが、ここにきて今いるメンバーでの全体のユニットとしてようやくハマってきたのか、ググっと全体で押して進むようなイメージのドライブが出来て、得点を重ねることが出来ました。
バークリーもキャリーはたったの9回ですが、要所で走ることが出来ました。やはりバークリーが走るとチームが乗ってくる。これは間違いないです。
ダニジョンはミスをしない事が第一条件ですが、プレーの質(投げる、走る、投げ捨てる)一連の判断が良くなったのを感じます。ダニジョンが出来ることは、与えられた任務を遂行するということで、プレーが崩れてから何かを生み出すことや、追い込まれた状況をひっくり返すような能力はないです。
自分がミスをしないこと。ミスをすれば状況は厳しくなり、敗戦に直結していました。これまでミスをしないようにミスをしないようにプレーをしていたのが今シーズンを通じて自信を持てるようになったと感じます。
選手はひとつのプレイをきっかけに驚くほど成長することがあります。プレイオフという極限の舞台でプレイすることでもうひとつ上のレベルに行くことを期待します。
 

【DL】
  Leonard Williams  52  (91%)  
  Dexter Lawrence   51  (89%) 
  Ryder Anderson    15  (26%)
  Justin Ellis              7  (12%) 
 
【OLB】
  Kayvon Thibodeaux   53  (93%)  
  Jihad Ward                31  (54%)
  Oshane Ximines        18  (32%) 
  Azeez Ojulari              8  (14%)
  Tomon Fox                  4   (7%)
   
【ILB】
  Jaylon Smith    35  (61%) 
  Jarrad Davis    32  (56%)  
 
【CB】 
  Adoree' Jackson  55  (96%) 
  Fabian Moreau    50  (88%)
  Darnay Holmes    33  (58%)  
  Nick McCloud     16  (28%)
  Cor'Dale Flott       3   (5%)
    
【S】
  Xavier McKinney  57   (100%)  
  Julian Love          57   (100%)
  Tony Jefferson     22    (39%)
  Landon Collins    11    (19%)
  Dane Belton        10    (18%) 
  Jason Pinnock      7    (12%)

◆ディフェンス振り返り
最初のドライブでジェファーソンにポンポンとパスを決められ、そのままあっさりとTDを許した時は「やっぱり厳しいか」と思ったのですが、それ以降はTEホッケンソンには苦労しましたが、ジェファーソンは抑えることに成功し試合に競り勝ちました。
復帰の試合で96%のプレーとやはり存在が大きかったCBアドリー・ジャクソン。そして前回の対戦では欠場していたSマッキニー。最後の4thダウンもホッケンソンをきっちりマークしタックルしてくれました。
しかし、ホッケンソンは厄介でした。あのレベルの選手をトレードで出すなんて、どこですかそんなことしたチームは。
スナップカウント的に注目だったのは、先週はじめてNYGの試合に出場したLBデイビスが先発起用され、それまで先発だったマクファデンがインアクティブに登録されプレーしなかったことです。
先週、使える目処がたったとは思いましたが先発と入れ替えとは思いませんでした。確かにラン守備では問題なかったのですが、パス守備において連携も含めて弱さを露呈。来週はどちらが先発するでしょうか。
ILBも開幕前はマルティネスとクラウダーが先発と考えられていたのに、2人ともすでにチームにはおらず本当に全く違う選手が先発する結果になりました。
LBデイビスのところに一抹の不安はあり、LBオジュラリが再びケガをし出場できても万全の状態ではないのが残念ですが、DTローレンスの無双状態は続いていますし、守備も現時点でベストという形で望めますので来週も期待できます。


さて、来週のプレイオフ第2戦はフィラデルフィアです。
リーグのトップをずっと牽引してきたもののQBハーツのケガなどでチームの勢いとしては上がっているのではなくピークから下りはじめていると思われる状態です。
最終戦で対戦した限りでは、圧倒的に不利という感じはなく、復帰したハーツ含めてチームが仕上がりきっていない状態。決勝まで行って当たったら勝てる可能性は低かったと思いますが、この時点なら勝機は確実にあると思います。
こちらのチームとしての勢いのほうが上回っているので、一気に飲み込むチャンス。
同地区対戦のプレイオフ、もうバチバチの戦いになるでしょう。

日曜の午前中ということもあってライブで観戦できるので非常に楽しみです。

15 1月

スナップカウントで振り返る2022 Week18 フィラデルフィア戦

フィラデルフィアは第1シード死守のため勝たないといけない試合。またQBハーツも復帰して試合勘を取り戻しておかないといけないという点も含めて、きっちりと勝っておかないといけない。
対してNYG側は第6シードが確定のため主力はお休み。

QBは6年目にしてNFLで一度もパスを投げたことがなかったデイビス・ウェッブが初先発。
元々2017年3巡でNYGが指名。NYJを経てBUFでPS暮らしだったところをこのオフにGM&HCが連れてくる形でNYGへ復帰。NYGでもPS登録だったものの、ついに出番がやってきた。
将来的にはコーチ業も視野に入れているようで、もう選手としての可能性は低く記念に先発させてもらったようなもの。しかし、スタンドには両親と彼女が観戦しているのを見て、6年でほぼ出場したことのない選手を家族はどうサポートしているんだろう?と。スラムダンクの映画ではないですが、本当に選手一人一人にドラマがあると感じた試合でした。
負けはしましたが、ウェッブも1TDパス、1TDランを決めました。この思い出とともに将来コーチとしてNYGにまた戻ってくるというのも悪くないです。(まだ引退するわけではないですが)

勝たないといけないフィラデルフィアはピリッとせず、おかげでFGフェイクやオンサイドキックを試したりと元々負けを想定した試合でしたが、プレイオフに向けて実りある試合になったと思われます。

16対22で敗戦。これで9勝7敗1分でシーズンを終了。
プレイオフではミネソタとの対戦が決まりました!

【QB】
  Davis Webb   63 (100%)   23/40回 168yd 1TD  (ラン 6回 41yd 1TD) 
   
【RB】
  Matt Breida     44 (70%)   4回  28yd
  Gary Brightwell  29 (46%) 11回  60yd
     
【WR】
  Kenny Golladay     63    (100%)   2回  30yd  1TD
  Marcus Johnson    60    (95%)   3回  36yd   
  Darius Slayton     3  (5%)   
  
【TE】
  Lawrence Cager   61  (97%)   8回  70yd 
  Nick Vannett        55  (87%)   2回  18yd
 
【OL】
  Tyre Phillips        LT  63  (100%)
  Ben Bredeson     OL 63  (100%)
  Jack Anderson    OG 63  (100%)
  Nick Gates          OL  37   (59%)
  Evan Neal           RT  32   (51%)
  Matt Peart           RT  31   (49%)
  Wyatt Davis        OG  26   (41%)

◆オフェンス
オフェンスはなんと言ってもWRケニー・ゴラデイです。全てのオフェンススナップをプレーしました。そしてNYG移籍後初となるTDを記録。
正直ロッカールームの中でも扱いに困っているんじゃないかと推測していたのですが、このTDシーンでサイドラインでWRシェパードやバークリーが喜びを爆発!
戻ってきたゴラデイをHC含めて次々と祝福。このTDで自信を取り戻してプレイオフで活躍!なんて都合の良いことにはならないかもしれませんが、シコリとして残っていたものが取れたことは事実。
スッキリとプレイオフにのぞむことが出来ます。
 
【DL】
  Ryder Anderson    52  (71%)
  Justin Ellis       48  (66%) 
  Henry Mondeaux  36  (46%)
  Jack Heflin            23  (32%)  
    
【OLB】
  Tomon Fox            73  (100%)
  Oshane Ximines      73  (100%)
  
【ILB】
  Jarrad Davis      70  (96%) 
  Micah McFadden  35  (48%)  
  Cater Coughlin      3    (4%) 
  Cam Brown           3    (4%)  

【CB】 
  Cor'Dale Flott       72  (99%)
  Nick McCloud      70  (96%)
  Rodarius Williams  70  (96%) 
    
【S】 
  Dane Belton      73  (100%)
  Jason Pinnock  47   (64%)
  Landon Collins  38   (52%)
  Tony Jefferson  17   (23%)
  

◆ディフェンス振り返り
ディフェンスの収穫はLBジャラッド・デイビスでしょうか。元々は2017年のデトロイトの1巡選手。ジェイロン・スミスの相棒として現在はルーキーのマクファデンが務めていますが、力強さも含めて物足りなさが否めません。特にラン守備の比重を高めたいシーンや対戦相手でデイビスが使える目処がたったのはプラス材料でしょう。
ルーキーCBフロットもAJブラウンのマークにつき、今期というよりもまだ21歳と若く将来の成長が楽しみな存在。

これでレギュラーシーズンも終了。まさかのプレイオフ出場によって、例年シーズン途中で止まるこのブログ更新も久々にシーズンを終えることが出来ました。
やはり活力の源は「勝利」です。

さあ、そしていよいよプレイオフです。
対戦相手はミネソタ。
16週に敵地で対戦した再戦になります。
その時は終了間際にFGを決められ、24対27で敗戦。
しかし、その時に互角に戦えたということでやりづらさはないと思います。

大方の予想はミネソタ勝利。しかしNYGも十分に勝機はあると思います。

要因としては
・怪我人がほぼ復帰できてフルメンバーが揃う。
ディフェンスは前回対戦時に出場できなかったSマッキニー、CBジャクソンが出場できる。後半退場したLBオジュラリも出れますのでディフェンスは現時点で考えられる先発全員が出場できます。
オフェンスもWRの火力不足は否めませんが、残っているメンバーとのタイミングも合ってきており、加えてゴラデイがデコイとしてでも加わるのなら、現時点での最大出力が出せる準備は整っていると考えられます。

・ミネソタのシーズンのピークは過ぎた
ミネソタ戦でも書きましたが、コルツ戦、NYG戦と劇的な勝利を重ねたミネソタですが、シーズンのピークがそこに来てしまった感があります。
対してNYGはこの最終週でゴラデイの憑き物を祓い、怪我人もいない最高の状態で試合にのぞむことが出来ます。元々プレイオフに出場すること自体がサプライズみたいなものなので失う物もなく、そして正直なところ、QBダニジョン、RBバークリーの去就が不透明な点からも純粋に来期への継続的成長を見込めるチームでもないので、今期一発のワンチャンあるかも?のプレイオフです。
NYGのほうがかなり気楽に試合ができることからも絶対に勝機はあります。


フルメンバーが揃ったディフェンスがスタートから堪えて、オフェンスがコツコツと進んで先制というような展開に持ち込めば、NYGの勝利が見えてくる。そう信じています。

ミネソタ相手に勝てれば、次週はフィラデルフィア。調子があがってくる前に対戦できれば勝機もある。そうなるともしかして、もしかすると、と妄想は膨らみます。

とりあえず、まずはミネソタ戦勝利を祈るのみです!

8 1月

スナップカウントで振り返る2022 Week17 コルツ戦

ダマ—・ハムリンが回復しつつあり、本当に良かった。


NYGは勝てばプレイオフ。ただ勝利あるのみ。

先にモメンタムを掴みかけたのはコルツ。ロングパスで敵陣奥深くまで攻めいるも3rdダウンで更新できずギャンブル。ここで進まれると勢いでTDまで持っていかれ試合展開が怪しくなる雰囲気でしたが、ギャンブル前にタイムアウト。結局ギャンブルせずにFGで3点。
ここはひとつのターニングポイントだったと思います。

その後NYGがきっちりとドライブを重ねて2TD。
そして前半終了間際のフォールズのパスをランドン・コリンズがPick6!
かつてのチームの中心選手だったコリンズですがシーズン途中に復帰加入するもののあくまでもPS登録で試合に出たり出なかったり。NYGでチームメイトだったのもシェパード、バークリー、ゲイツしかおらず「戻ってきた」という感覚もロッカールームでも薄かったと思われます。
ようやく53人ロースターにも登録され、ホームでリターンTDで試合を決定づけるプレーをしたことでファンが喜ぶのはもちろんチーム内でのリスペクトを獲得でき、ようやく本当の意味でGmenとしてチームに戻ってきたと言えるのではないかと思います。

勝てる相手にしっかりと勝つということがあまり出来ないイメージもありましたが、プレイオフがかかった試合できっちりと試合をコントロールできる展開で最後は主力を休ませる余裕のある勝利にもっていけた、というのはチームの成熟度だったりプレイオフに向けての流れとしては最高だったのではないでしょうか。

38対10で勝利。これで9勝6敗1分となり、見事プレイオフ進出となりました!

【QB】
  Daniel Jones   55 (87%)   19/24回 177yd 2TD  (ラン 11回 91yd 2TD) 
  Tyrod Taylor      8 (13%)    
  
【RB】
  Saquon Barkley  50 (79%)  12回  58yd  Rec2回 -5yd
  Matt Breida     12 (19%)   9回   59yd
  Gary Brightwell  5 (8%)  5回 9yd
     
【WR】
  Darius Slayton     52  (83%)   2回  14yd 
  Isaiah Hodgins     51  (81%)   4回  42yd 1TD  
  Richie James       50  (79%)   7回  76yd 1TD 
  Marcus Johnson    11    (17%)    
  Kenny Golladay        (11%)   0回   0yd
     
【TE】
  Daniel Bellinger   56  (89%)   3回  42yd 
  Nick Vannett        15  (24%)  
 
【OL】
  Evan Neal           RT  63  (100%)
  Mark Glowinski   RG  57  (90%)
  Andrew Thomas  LT  53   (84%)
  Jon Feliciano      OC  53  (84%)
  Nick Gates          LG  37   (59%)
  Ben Bredeson     LG  36   (57%)
  Tyre Phillips        OT 10  (16%)
  Matt Peart          OT 6    (10%)

◆オフェンス
ダニジョンがその試合のリーディングラッシャーという日も何度かありますが、スクランブルで走らされてヤード出ている試合とプレーコールのQBランで走ってヤードが出る試合とありますが、この試合は明らかに後者のパターン。こういう試合展開の時は勝てます。
ここに一人もう少し爆発力ある優秀なWRが加わるだけで、プレイオフが楽しみなチームになったりするような気も。プレイオフも決まったので、一発逆転でOBJ加入はあるか!?
 
【DL】
  Dexter Lawrence   39  (67%) 
  Leonard Williams  31  (53%)  
  Ryder Anderson    20  (34%)
  Justin Ellis         15  (26%) 
  Henry Mondeaux     6   (10%) 
    
【OLB】
  Kayvon Thibodeaux   42  (72%)  
  Jihad Ward           33  (57%)
  Oshane Ximines      31  (53%)
  Tomon Fox             14   (24%)
  Azeez Ojulari        7  (12%)
    
【ILB】
  Jaylon Smith      36  (62%) 
  Micah McFadden   24  (41%)  
  Cater Coughlin       3    (5%)  

【CB】 
  Fabian Moreau    55 (95%)
  Darnay Holmes    42  (72%) 
  Cor'Dale Flott       35  (60%)
  Nick McCloud      32  (55%)
  Zyon Gilbert          9  (16%) 
    
【S】 
  Julian Love       55   (95%)
  Xavier McKinney  48  (83%)
  Jason Pinnock  10   (17%)
  Landon Collins  32   (55%)
  Tony Jefferson  19   (33%)
  Dane Belton       1    (1%)

◆ディフェンス振り返り
Sのマッキニーが戻ってきました。自身の不注意でのケガでしたがディフェンスの核としてプレイオフのかかった緊張感ある試合で復帰できたのは大きいと思います。休んでいた分、プレイオフで爆発してもらいたい。
CBアドリー・ジャクソンの復帰も出来そうなのでディフェンスも良い状態でプレイオフに突入出来そうです。

次週は、アウェイでイーグルス戦です。
フィラデルフィアは第1シードがかかっているので勝ちにいかないといけない試合。
ただNYGは第6シードは確定で既に主力は休ませることがわかっています。
そして、おそらく先発QBはデイビス・チャラ男・ウェッブになると予想されています。
2017年ドラフト3巡で指名された選手が、一度もプレーすることなくチームを去り、そこから数年後に先発することになるというのは密かに胸熱。なので勝敗は別にして結構楽しみなんです。

まずはケガなしで。
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