最後TDを決めれば逆転勝利、というところまではいきましたが、その前のドライブでルーキーWRネイバースがサイドライン際でキャッチを試みた際にグランドに頭を打ち付けて脳震盪をおこして、最後のドライブにはいない状況。
ネイバースがいない、という事実が逆転のドライブを完結できそうにないという雰囲気にさせてしまい、最後のパスはハイアットを狙ったボールはゴールライン手前でダラスの選手がINTして試合終了

試合結果は15対20 で敗戦

反則の多い試合で、攻守ともに何も起こらず淡々と試合に負けた感じでした。
これで1勝3敗
浮上のきっかけを掴み取ることはできませんでした。


【QB】
  Daniel Jones   69 (100%)   29/40回 281yd 1Int (ラン 4回 3yd) 

【RB】
  Devin Singletary   47 (68%)  14回  24yd   Rec 1回 14yd 
  Tyrone Tracy        17 (25%)    4回    2yd   Rec 1回 19yd 
  Eric Gray                (7%)    1回   1yd  

 
【WR】
  Malik Nabers           62  (90%)  12回  115yd  
  Darius Slayton         58  (84%)   3回  56yd 
  Wan’Dale Robinson  45  (65%)  11回  71yd  
  Jalin Hyatt              13  (19%)   
     
【TE】
  Theo Johnson     49  (71%)   1回  6yd  
  Chris Manhertz   29  (42%)  
  Daniel Bellinger  13  (19%)   
  Jakob Johnson     7  (10%)  
   
【OL】
  Andrew Thomas    LT   69(100%)
  Jon Runyan Jr.      LG  69 (100%)
  John M Schmitz    OC  69 (100%)
  Greg Van Roten    RG  69 (100%)
  Jermaine Eluemunor RT  69 (100%)
    
◆オフェンス
QB:私自身別にダニジョンを信じているわけでもありませんし(それが証拠に未だにダニジョンのジャージは購入していない)ダニジョンに拘っているわけでもありませんが、このところのQBガチャを当てたチームが勝てる(当てたチームでないと勝てない)という風潮は単純におもしろくないですし、出来ることなら「ダニジョンレベルのQBでも勝てる」チーム作りが見たいというのがあります。
理想論かもしれませんが、FAで名のあるQBを獲得してスーパーを目指すのではなく自前でドラフトしたQBで階段を登るように段階を踏んでスーパーまでたどり着くさまが見たいんです。
しかし残念なことに世間一般では「ダニジョンで勝てるわけがない」というのが共通認識のようで。
この試合後に流れた「ダニジョンは先発を降格になり、次週はロックが先発として起用されることになった」というデマツイートもいとも簡単に信じられてしまう残念な状況。
そんな状況だからこそ、そんな評価を覆すほど活躍して欲しい、という願いが湧いてきてしまうのです。


WR:この試合を終えてネイバースが35回、ロビンソンが26回のパスキャッチを記録。リーグでもかなり上位のキャッチ数ではありますが、ネイバースにキャッチさせるか、ロビンソンに捕らせて走らせるかの2択しかないようなプレーコールですので見ていて面白いオフェンスではないのが現実。
ただレシーバーのスタッツ上位にNYGの選手が2人もいるというのは今まででもかなり珍しいですので、試合の流れを見るのではなく、ただただスタッツを眺めて楽しむのもNFLの楽しみ方のひとつかもしれません。

TEがいるのかいないのはわからないぐらいに全く活かされることないオフェンス。そのわりに反則は目立ちます。
言いたくはないですが、オープニングドライブでベリンジャーがフェイスマスクの反則をされたにも関わらず、なぜかベリンジャーが反則を犯したことになって15yd下げられて結果、FG。
あそこで15yd進んでドライブが継続され、そのままTDで先制となっていたらスタジアムは全く違う空気となっていたと思うのですが、それもフットボール。諦めるしかありません。

OLは今週も全員100%スナップ。4試合連続見事。


【DL】
  Dexter Lawrence          46  (82%)   
  Rakeem Nunez-Roches  36  (64%) 
  D.J. Davidson               21  (38%)
  Elijah Chatman            15  (27%)  
  Jordon Riley                 1  (2%) 
 
【OLB】
  Brian Burns              47  (84%) 
  Kayvon Thibodeaux  46  (82%) 
  Azeez Ojulari           19  (34%) 
  
【ILB】
  Bobby Okereke    56 (100%) 
  Micah McFadden 42  (75%)  
  
【DB】
  Isaiah Simmons    14 (25%) 
  
【CB】
  Cor’Dale Flott     56  (100%) 
  Deonte Banks      54  (96%)
  Nick McCloud  37  (66%)
  Duke Shelley       14  (25%)
       
【S】
  Tyler Nubin        56  (100%) 
  Jason Pinnock    56   (100%) 
  
  
◆ディフェンス
オフェンスがふるわない試合ではディフェンスがゲームの流れを変えるようなプレーを期待したのですが、先週のようにうまくはいかず。ただズルズルと攻められてしまいました。
今週もCBバンクスは相手のエースWRラムとマッチアップして抑えることは出来ませんでした。ラムに活躍させるな、というのは無理なことなんですが。厳しい。
FAでGB移籍したSマッキニーが開幕から4試合連続INTを記録。序盤の活躍はプロボウルの選抜には有利に働きますのでぜひプロボウラーになって欲しい。


◆次週はアウェイでのシアトル戦
まだマンデーナイトのライオンズ戦が終わっていないのですが、3連勝。
ジーノ、レオ、ラブと元NYGの選手が活躍するチームなので負けたくはないのですが、次週も圧倒的な負け予想となるのでしょう。


開幕前の心配事のひとつがプレーコールをOCのカフカではなくHC自らコールすることになったという点。
プレーコールから解放されHCに専念したからこそ結果が出たはずなのに、この決定が一番の不安要素でした。
残念ながら今のところその不安はそのまま的中しそうです。
このチームで何か変化を求めないといけない状況になったというならまずはプレーコールをHCから奪うことが第一歩でしょう。
この試合に勝てていたらシーズンもまだまだ期待をもって楽しめたのでしょうが、それも叶いませんでした。
ただ、負けたミネソタ、ワシントンの好調ぶりをみるとじつは相手が思ったより強かった説とともにNYGが相手を勢いづけた説も。これでダラスも復調しますかね。

それでもまずは諦めずに来週の勝利を願って応援していきます。