暫く放置していて申し訳ありません。久しぶりの更新となりますが、今回はNAS用途や録画用途に向いた、大容量&高品質のHDDを比較紹介したいと思います。 
 NAS向け、あるいは大規模データセンターなどのエンタープライズ向けと銘打っている3.5インチSATAHDDはウェスタンデジタル(以下WD)、シーゲート、東芝から登場していますが、東芝のモデルは高価な上に現状入手性もあまり良くありません。ですので、今回は入手性の良いWDとSeagateの中から、尤も入手しやすい二種類を比較します。

 2.5インチ版WD REDも比較してみました。よろしければご覧ください↓
2.5インチ版のWD REDは3.5インチ版と何が違うのか?比較してみた




WesternDigital REDSeagate NAS HDD
WD Red 3.5inch IntelliPower 3.0TB 64MBキャッシュ SATA3.0 WD30EFRXSchnittstelle: S-ATA 6 Gb/s/ Kapazitテ、t: 4000 GB/ 5900 RPM/ Cache: 64 MB/ Formfaktor: 3,5 / intern/ Verpackungsart: bulk
ラインナップWD10EFRX(1TB)
WD20EFRX(2TB)
WD30EFRX(3TB)
WD40EFRX(4TB)
ST2000VN000(2TB)
ST3000VN000(3TB)
ST4000VN000(4TB)
回転数非公開5900rpm
インターフェイスSATAⅢ 6.0Gb/s
最大転送レート150MB/s(1TB)
145MB/s(2TB,3TB)
159MB/s(2TB)
180MB/s(3TB,4TB)
キャッシュ64MB
スタンバイ消費電力各0.6W0.3W(2TB)
0.5W(3TB,4TB)
アイドル消費電力3.2W(1TB)
4.1W(2TB,3TB)
3.0W(2TB)
3.95W(3TB,4TB)
シーク消費電力3.7W(1TB)
4.4W(2TB,3TB)
4.3W(2TB)
4.8W(3TB,4TB)
アイドル動作音量21dB(1TB)
23dB(2TB,3TB)
19dB(2TB)
23dB(3TB,4TB)
シーク動作音量22dB(1TB)
24dB(2TB,3TB)
21dB(2TB)
25dB(3TB,4TB)
ロード/アンロードサイクル60万
平均故障間隔100万時間
保証期間3年

 SeagateのNASHDDは流石に後発なだけはあり、多くの点でWD REDを上回っています。また、REDにはない4TBモデルもラインナップされています。(9/6追記:WD REDも4TBモデルが登場予定)
 反面、どのモデルも現状品薄が続いているのか、実店舗/ネットどこでも買えるわけではないというのが残念な所です。
 WD REDは発売が速く、「NAS向けHDD」というジャンルである種のディファクトスタンダードを取っているため、どこに行っても基本的に手に入れられます。テックウィンド(旧シネックス)というマトモな代理店が入っており、保証形態も安心できるという点も大きな評価ポイントです。 

 価格等も鑑みると、一番オススメできるのはWD REDです。ただ、Seagate NAS HDDにも入手難易度以外の点ではほぼ非の打ち所がないので、こちらを選択するのも十分アリだと思います。