Welcome To My ”俺の感性”

音楽のレビューというか感想をてけとーに書き殴るブログです。

2008年09月

SEVENTH WONDER - Mercy Falls レビュー

北欧スウェーデンのプログレッシヴ・メタルバンドSEVENTH WONDERの3作目「Mercy Falls」を紹介。



1. A New Beginning 03:05          ☆☆☆☆
車が事故るSEから強烈なインパクトを放ち、今作のコンセプトとなる世界観に一気に聴き手を引きずり込むはじまりから、劇的かつドラマティックでミッドテンポに、プログレッシヴで壮大なパートを中盤で聴かせ、終盤に人の会話のSEを入れてコンセプト的に終わるイントロ的ナンバー。


2. There And Back 03:02           ☆☆☆☆
ダイナミックで壮大にはじまるイントロから明るくはじまる、壮大でプログレッシヴなインストナンバー。


3. Welcome To Mercy Falls 05:11      ☆☆☆☆☆
ダダダっとはじまり、ズンズンなリフとキーボードの明るいメロディでミッドテンポに進み、Seventh Wonderらしいリズミカルで明るいサビへ繋がるプログレ・メタルナンバー。ムード溢れるギターソロとキーボードソロの掛け合いも良い。


4. Unbreakable 07:18              ☆☆☆☆☆
Queensrycheっぽく進み、メロディアス・ハード並にキャッチーでフックの備わったサビが強烈なプログレ・ハード的ナンバー。中盤のテクニカルなギターソロから静寂的なピアノの音色とヴォーカルで展開するドラマティックなパートも印象的だ。


5. Tears For A Father 01:58          ☆☆☆☆
アコースティックな音色と胸に迫るヴォーカルで心地良く切なく展開する曲。


6. A Day Away 03:43              ☆☆☆☆☆
リズミカルで明るく美しいキーボードのメロディでダイナミックにはじまるイントロからアップテンポに展開するプログレ・メタルナンバー。テクニカルでスリリングなギターソロパートも良い。


7. Tears For A Son 01:43           ☆☆☆☆
悲壮感漂うピアノの音色と繊細に歌い上げるヴォーカルで展開する曲。FFっぽい怪しいkeyの音色が印象的だ。


8. Paradise 05:44                ☆☆☆☆☆
壮大な雰囲気漂わせるダイナミックでプログレッシヴなはじまりから、華麗で美しいピアノのメロディを交えて進み、テンポを上げてスピーディにはじまる軽快でキャッチーなサビがSeventh Wonderらしく印象的なテクニカル・プログレ・メタルナンバー。キーボードソロとギターソロもテクニカルで聴き応えがある。


9. Fall In Line 06:09               ☆☆☆☆☆
劇的な雰囲気と泣きのギターから疾走感を漂わせるイントロではじまり、ミッドテンポに進んでスピーディにはじまるサビが印象的なプログレ・メタルナンバー。クラシカルを交えたテクニカルなギターとキーボードのテクニカルなソロパートも良い。


10. Break The Silence 09:29          ☆☆☆☆☆
前の曲から繋がってはじまるドラマティックな大作プログレ・メタルナンバー。メランコリックなギターとヴォーカルの繊細な歌声で心地良くはじまり、その後ダイナミックかつ劇的に展開していく。中盤から終盤にかけての、ギターとキーボードが絡み合うインストパートは、劇的かつスリリングで聴き応えありまくり。特にギターが凄くテクニカルだ。


11. Hide And Seek 07:46            ☆☆☆☆☆
ギターのヘヴィネスがスリリングなイントロからダークかつ幻想的でスピーディにはじまり、リズミカルなキーボードの音色を交えながらミッドテンポに展開するプログレ・メタルナンバー。リズミカルなヴォーカルラインも印象的だ。


12. Destiny Calls 06:17             ☆☆☆☆☆
イントロから変調子しまくりな、プログレスで超絶テクニカルなプレイを魅せる曲で、ピアノの音色で華麗にミッドテンポで進み、テンポを上げてスピーディにはじまるサビがSeventh Wonderらしくキャッチーでドラマティックなプログレ・メタルナンバー。インストパートの叙情的な部分はDream Theaterっぽい印象も受ける。


13. One Last Goodbye 04:21          ☆☆☆☆☆
女性ヴォーカルを交えて心地良く劇的に進むアコースティックなバラードナンバー。終盤に会話のSEを交えるのもドラマティックに演出する。ラストは心臓が停止するMRIの音で締める。


14. Back In Time 01:14              ☆☆
これまでの曲の部分部分のパートが頭の中を駆け巡るイントロ的ナンバー。1曲目と同じような事故る劇的なSEで締める。


15. The Black Parade 06:57           ☆☆☆☆
重々しくヘヴィなイントロからコンセプト的な雰囲気を漂わせ、ミッドテンポに力強く劇的に展開するナンバー。テクニカルなギターソロも良い。



北欧スウェーデンのプログレッシヴ・メタルバンドSEVENTH WONDERの3作目。傑作と言える前作の「Waiting in the Wings」も強烈でハイレベルなプログレッシヴ・メタルアルバムだったが、それにより期待が広がり、待ちに待った待望の新作「Mercy Falls」は、前作同等、もしくは前作を越える重厚で濃密なプログレ・メタルアルバムで、SEを挟んだり、2分以内のヴォーカルメインの曲を入れたりとドラマティックにコンセプトらしく盛り上げ、Dream Theaterの「Metropolis Pt.2: Scenes From A Memory」やQueensrycheの「Operation-Mindcrime」に肩を並べる事ができそうな、全15曲という大作指向が強いトータル70分越えとなる壮大で超絶ドラマティックなコンセプトアルバムに仕上がっている。コンセプトアルバムとなった今作の雰囲気は、同じくDTの「Images And Words」のように、取っ付きやすい明るくアップテンポなプログレメタルで、「Images And Words」時代のDream Theaterがコンセプトアルバムを作ってたらこうなっていただろうなぁ的な、プログレ・メタル界の傑作アルバムかな今作は。すごい分かりずらい言い方だけど^^;DTよりキーボードのメロディが前面に出ている印象を受ける。しかし、コンセプトと言っても、SEやイントロ曲や短い曲などを除けば、いたって普通に高品質なSeventh Wonderのドラマティックなプログレッシヴ・パワー・メタルナンバーが楽しめる内容なので、前作が気に入っている人でも、取っ付きやすい手軽さがあるアルバムでもあるし、これまで以上に聴き込みがいがある作品だ。それと、今作もサウンドプロダクションが非常に良いのもポイントです。

Seventh Wonderの持ち味といえば、ヴォーカルTommyの柔らかく伸びやかな歌声で、フックのあるリズミカルでキャッチーなヴォーカルラインがバンドの中でも特に印象的で、今作でもそのフックのある、そして上手いヴォーカルが強烈な印象を耳に残す。テクニカルなパートを担う、ギターのJohanとキーボーディストのAndreas、この2人の楽器の手数が、これまで以上にテクニカルかつプログレッシヴなプレイを生み出しており、インストパートなどでは、特に濃密で聴き応えがありまくる。

それと言い忘れていたが、Seventh Wonderの音楽性は、Dream Theaterの王道プログレ・メタルをベースに、それにメロディック・パワー・メタルの要素を入れ込んだ、キャッチーでメロディックなプログ・パワー・メタルをプレイしている。コンセプトアルバムとなった今作でも、その基本的なベースは変わらず、ヴォーカルラインはキャッチー・メロディアスに、テクニカルなギターとキーボードがインストパートでプログレスに暴れまくる、ドラマティックな戦法は、この大作コンセプトアルバムの中で、より一層、これまで以上に、思う存分個々の高いそれぞれの能力を十二分に発揮している。個々の能力が高いからこそ、このようなコンセプトとなる大作アルバムが作れるわけだぁ(^~^)。

今作は、前作が気にいった人は勿論の事、プログレメタルが好きな人に大オススメの傑作アルバムだ!!10分以上の曲は無いし、基本5,6分の尺で、非常に聴きやすいので、メロパワ好きにもオススメできそうな内容。それにしても北欧のプログレ・メタルバンドってイイバンド多いよなぁって。Dream Theater系の王道プログレ・メタルバンドでは、Circus Maximusと並ぶ若手バンドの期待の星だと思う。



90



3. Welcome To Mercy Falls http://www.youtube.com/watch?v=mwg58wfB798

6. A Day Away http://www.youtube.com/watch?v=tqErmiySfo0

TRIVIUM - Shogun レビュー

山口県岩国市生まれのマシュー・キイチ擁する、USA産、新世代ヘヴィメタルバンドTRIVIUMの約2年振りとなる4作目「Shogun」を紹介。



1. Kirisute Gomen                ☆☆☆☆☆
アコギの音色から妖怪・怪談的な怪しく奇怪なメロディではじまり、スラッシーでブルータルなアグレッション放つリフで勢い良くオープニングキリステゴメンナンバー。スクリームとデスヴォイスのアグレッシヴなヴォーカルラインもブルータルですわー。急激と言っていいほどいきなり入るメロディアスなサビも良い。このサビは詐欺や騙しあい映画のクライマックスシーンでの、してやったり的な展開の時の音楽でも使えそう、なんとなく。妖怪・怪談的な雰囲気で弾きまくる怪しいツインギターソロもグット。この曲は、なんと言っても「キーリーステーゴーメン!!」のパートが1番印象的だ。


2. Torn Between Scylla And Charybdis   ☆☆☆☆
メロディアスな正統派リフではじまり、ヘヴィでチョイとブルータルなチョイと複雑なリフでミッドテンポに進み、メロウなサビへ展開する曲。ドリームシアターっぽい怒涛な中盤からメロウなギターソロへ繋がるインストパートも良いです。その後のブラックでデスいパートも強烈だ。


3. Down From The Sky             ☆☆☆☆☆
ドラマティックなイントロからザクザクなリフでミッドテンポに一定のリズムで進み、デロデロベロベロとしたヘヴィなリフとスクリームでアグレッシヴに展開した後、メロディアスでキャッチーなヴォーカルとメロディアスなギターラインが印象的なサビへ繋がる曲。


4. Into The Mouth of Hell We March     ☆☆☆☆☆
メロディアスでキャッチーなイントロから、メタルコアなリフとメイデン風味でメロディアスな正統派リフで進み、
日本受けしそうなアップテンポでキャッチーなサビがたまらない正統派ヘヴィメタルナンバー。サビの裏で聴こえるギターリフもメイデン的で印象に残る。怪談・妖怪チックに弾きまくるギターソロも良いし、ソロの締めはメタルコアバンドAnteriorバリに弾きまくるツインギターソロを聴かせる。


5. Throes Of Perdition              ☆☆☆☆☆
チロチロっとメロウなハモリからパワフルかつヘヴィでダイナミックにはじまり、怪しいkeyのメロディアレンジをしながらミッドテンポに進み、メロディアスなサビへ展開する、重くダークなナンバー。中盤のアグレッシヴにスクリームするパートも強烈で、その後に入るギターソロもミッドテンポながらも聴き応えある。


6. Insurrection                   ☆☆☆☆☆
スラッシーに突っ走るアグレッシヴな曲で、正統派リフで展開するメロウなパートとギャップが良い。デス・ブラック・ブルータルの色がヴォーカルとギター共に強い中盤のパートが非常に強烈だ。その後にクラシカルな入りを見せるギターソロも良い。


7. The Calamity                  ☆☆☆☆
ミッドテンポにダークな雰囲気で進み、メロウで怪しいサビへ繋がるブルータルなナンバー。


8. He Who Spawned The Furies        ☆☆☆☆☆
ダークでブラックなコーラスが印象的で、Triviumらしい奇怪で哀愁を含んだサビが良い感じのミッドテンポのダークで重いナンバー。中盤のアグレッシヴなデスヴォイスとザクザクスラッシーなリフで豪快に展開するパートもたまらない。ザクザクとメタリカっぽい切り込みを聴かせる終わり方もグット。


9. Of Prometheus And The Crucifix      ☆☆☆☆☆
ダイナミックなはじまりから、正統派リフとスラッシーなリフでアップテンポに進み、哀愁を含んだメロウなサビが印象的な勢いのあるナンバー。ザクザク切り刻むスラッシーなリフでアグレッシヴに展開する中盤からメロディックかつスリリングに弾きまくるギターソロへ繋がるインストパートも良い。


10. Like Callisto To A Star In Heaven     ☆☆☆☆
ミッドテンポのはじまりから、勢い良くアグレッシヴに突っ走り始める曲で、スクリームとデスヴォイスで豪快に進み、メロウなサビへミッドテンポに展開する。


11. Shogun                      ☆☆☆☆☆
約12分あるドラマティックな大作ナンバー。ダークでスローなイントロからはじまる曲で、1曲目のKirisute Gomenのイントロのメロディを使った泣きのサビが印象的。中盤の超ロマンティックなギターソロも強烈な印象を残す。その後アグレッシヴなスクリームとデスヴォイスで豪快に進み、ツインギターソロのハモリを聴かせる。最後まで飽きさせない展開を見せる。



USA産、メタルコア、新世代の正統派ヘヴィメタルバンドTRIVIUMの4作目。「将軍」という思い切ったネタにも程があるだろぅ^^;的なタイトルを付けてきた今作では、シングルになった曲を聴く通り、キイチコリィのアグレッシヴなスクリーム・デスヴォイスが復活しており、個人的に「2ndと3rdをミックスしたようなアルバムになるかなぁ」と思いきや、意外にも意外や、今作「Shogun」ではデス・ブラック・ブルータルなグロウルでアグレッシヴな色合いが、これまでのTriviumの作品の中で1番強いアルバムになった。今作と同じく、スクリームとデスヴォイスが使われていた2ndの「Ascendancy」よりもアグレッシヴなんだなコレが。もちろん事前に、マイスペなどで聴けた曲を聴いていれば分かるが(特にInto The Mouth Of Hell We MarchDown From The Sky)、3rdの頃のメロディアス・キャッチーさや、何処となしか哀愁を含んだ北欧的な歌メロも2ndを彷彿とさせる曲があったが、しかしそれ以外の曲を聴くと、今作での印象を決定付けるそのデス・ブラック・ブルータルのアグレッシヴな要素が強い曲が多くアルバム全体から感じられた。特に7曲目から10曲目にかけての曲が、デスい要素が強く見受けられた。メロディアスなパートはよりメロディアスに、アグレッシヴなパートはよりアグレッシヴに突き詰めてきたアルバムのようにも思う。アグレッシヴな要素が1番強い所は、やっぱり中盤のインストパートに色濃く出ているし、リフに関してもそれは言えるし、デス・ブラック・ブルータルな要素は、キイチコリィのヴォーカルパートのアレンジにも現れている。聴いて思ったが、今作は中盤のインストパートに力が入ってる作品のようにも感じた。アグレッシヴな要素が強いせいか、1回聴くだけでは良さが分かりずらいかもだが、それは聴き込むことによって自然と解消されるだろう。というか聴けば聴くほど味が出てくるアルバムかも?地味な曲でも、聴いていく内にいつの間にかハマっている曲が多かった。3rdのキャッチー・メロディアスさや分かりやすさを今作に望む人が聴くと、イマイチピンと来ないかも知れないし、良い曲とそうでない曲、分かりやすい曲とそうでない曲との差がハッキリしているアルバムでもある。インパクトのある曲は過去のアルバムの方が多いかもしれないが、聴き所は過去のアルバムに負けず劣らずで、アグレッシヴなサウンドが好きな人は直ぐに気に入ると思う。

キリステゴメンがオープニングナンバーで、ラストの曲が将軍・・・この将軍のサビはキリステゴメンのイントロのメロディが使われている。この始まりと終わりの締りがしっかりしてるので、なんとな~くコンセプトアルバムっぽくも個人的に感じた。そのコンセプト的な雰囲気にしても、これまでのアルバム以上に、1曲目から最後まで一気に聴かせてくれるアルバムかな。前作みたいにダレすに最後まで聴けるし。曲数的にも。さっきも言ったが7~10曲目の曲はチョイと地味かも。その4曲の中では、哀愁のあるヴォーカルが印象的な9曲目が1番好きだ。アルバムの雰囲気は、何処となしか日本的というか、怪談・妖怪チックで奇妙・奇怪な雰囲気がアルバム全体から感じられた。ギターソロに関しては、相変わらず若々しく弾きまくっている。チョイとピロい印象だが。

メロディアスな曲、デス・ブラック・ブルータルな曲、とヴァラエティ豊かな、決してヌルくない、溢れんばかりのアグレッションが濃い作品で、2ndと3rdの良いトコ取りして、更に今作でしか味わえないアグレッシヴなデスい要素を絶妙にミックスしたような印象で、どちらのアルバムに近いかと問われると、全体的に見て、2ndに近いと感じた。2ndと3rdの間にあるアルバムって感じ。しかし、2nd、3rdとはまた全然違ったアルバムなので、どのアルバムに近いとか遠いとか、そういう馬鹿な質問はしてはいけないかも。何がともあれ、またTriviumの新鮮で新しいアルバムとして楽しめる。てか21?22歳くらいでこんなアルバムを作れるなんて・・・マジハンパないっすわ^^;

同じく、この時期にアルバムをリリースしたメタルコア、新世代ヘヴィメタルバンド、All That Remainsの新譜がポップ・メロディアス・キャッチーになり、このTriviumの新譜がデス・ブラック・ブルータルでアグレッシヴな要素が強いアルバムを作ってきた事で、この将来を期待されるメタルコア、新世代ヘヴィメタルバンド2組の方向性が真逆と言っていいほどの道筋を辿っているのも、非常に面白い展開になった(^ε^)♪個人的に予想したのは、All That Remainsがデス・ブラック・ブルータルを強めたゴリゴリのメタルアルバムを作ってくると思ってたので、まさかTriviumの方がデス・ブラック・ブルータルの色を強めたゴリゴリでアグレッシヴなメタルアルバムを作ってくるとは夢にも思わなかったなぁ(´∀`)なのでマイスペで聴けたメロディアスな曲から、アルバムの内容を予想したのが大きな間違いで、良い意味で肩透かしを食らったアルバムだ。All That RemainsTrivium、この2組の新譜の評価が今後どうなるか非常に楽しみだし、見物である。

てな感じで今作は、安定感のある力作だと思うのでオススメですし、数少ない新世代メタルバンドの中でも頭一個分抜け出した存在であると感じた作品です。



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3. Down From The SkyのPV http://www.youtube.com/watch?v=EApnhO2OIrw


1. Kirisute Gomen http://www.youtube.com/watch?v=pYKNm4qMJTc

4. Into The Mouth of Hell We March http://www.youtube.com/watch?v=b3ccl8fIloo

6. Insurrection http://www.youtube.com/watch?v=sctHHumA7PY

SONIC SYNDICATE - Love And Other Disasters レビュー

スウェーデンの新世代メロディック・エクストリーム・メタルバンドSONIC SYNDICATEの3作目。メジャーレーベルからは実質2作目の「Love And Other Disasters」を紹介。



1 Encaged            ☆☆☆☆☆
Sonic Syndicateらしく勢い良くアグレッシヴに展開する曲で、ロビンのクリーンヴォーカルとリチャードの豪快なデスボイスを掛け合いながら進み、ロビンがエモーショナルかつキャッチーに歌うサビが印象的なオープニングナンバー。


2 Hellgate: Worcester     ☆☆☆☆☆
初っ端からメロデス風スラッシーなリフで豪快かつアグレッシヴに突っ走る曲で、ロビンのカナきりシャウトとリチャードのデスボイスでスピーディかつアグレッシヴに進み、ロビンのメロディアスでキャッチーにミッドテンポで歌う、壮大な雰囲気があるサビへ展開する曲で、アグレッッシヴなパートとメロウなパートとのギャップが良いナンバー。


3 Jack Of Diamonds      ☆☆☆☆☆
ソウルワーク的モダンなキーボードのメロディと共に勢い良くはじまるSonic Syndicateらしいアグレッシヴな曲。ザクザクスラッシーなリフでアグレッシヴに進み、ロビンのキャッチーなクリーンヴォーカルとリチャードのデスボイスが交互に絡み合うサビがコマーシャルでキャッチーなナンバー。面白PVにもなってる曲。


4 My Escape           ☆☆☆☆☆
イントロから壮大で哀しさ漂わせるオーケストラのシンセを聴かせ、全編ロビンのエモーショナルなクリーンヴォーカルでミッドテンポに進むバラード的ナンバー。アルバムに1曲こういう曲があるってものSonic Syndicateらしい。


5 Fallout              ☆☆☆☆☆
はじまりはズンズンなリフでミッドテンポに、Bメロからちょっとテンポを上げてアグレッシヴに進み、ロビンのエモーショナルに歌うメロディアスなサビが印象的な曲。終盤テンポを上げながら展開するサビもグット。


6 Power Shift           ☆☆☆☆☆
ナイトウィッシュ的でシンフォニックなシンセを放つイントロから強烈で、ズンズンなリフでミッドテンポに進み、壮大なシンセをバックにメロウに歌うロビンが印象的なナンバー。この曲はBメロのギターメロディも印象的。


7 Contradiction          ☆☆☆☆☆
メランコリーなギターと美しいピアノの音色と全編ロビンのエモーショナルなクリーンヴォーカルで展開するバラード的ナンバー。


8 Damage Control        ☆☆☆☆
イントロからモダンなメロディで勢いの良い曲で、ザクザクなリフで進み、ロビンとリチャードのアグレッシヴなヴォーカルが絡み合うサビが強烈なナンバー。


9 Red Eyed Friend        ☆☆☆☆☆
ズンズンなリフではじまり、その後アグレッシヴなリフで突っ走り始め、メロウなサビへ繋がるナンバー。この曲ではロビンがギターソロを弾いている。しかも北欧らしいクラシカルなソロだ。


10 Affliction            ☆☆☆☆
ズンズンヘヴィなリフとツインヴォーカルのアグレッシヴなラインで豪快に展開するミッドテンポのナンバー。



「Nuclear Blast」主催のバンドコンテストで1位の栄冠を勝ち取った、スウェーデンのメロディック・エクストリームメタルバンドSonic Syndicateの3作目。メジャーレーベルNuclear Blastからの実質2枚目の今作「Love And Other Disasters」は前作「Only Inhuman」の延長線上にある、In FlamesSoilworkなどの、モダンなイエデボリ・エクストリーム・メタルサウンドを更にモダン・メロディアス・キャッチーにしたような、メロディック・デスメタルというジャンルに捉われない、Sonic Syndicate独特で個性的なモダン・ラウド・メタルサウンドが前作同様に楽しめるアルバムに仕上がった。

ロビンのメロディアスなヴォーカルとリチャードの豪快でアグレッシヴなデスヴォイスが交互に絡み合いながら勢い良く展開される楽曲は相変わらずで、とても若々しいツインヴォーカルのアグレッションを聴かせている。前作よりメロディアスになった今作では、4曲目と7曲目のバラードとも取れるキャッチーな楽曲が堂々と存在しており、普通のロック・ポップ好きにも聴かせられるレベルな、非常に印象的な曲もある全体的にメロディアスでキャッチーなアルバムとなっている。サウンドはイエデボリ・エクストリーム・メタルなんだけど、サビがメロディアスでキャッチーだし、ギターソロもないからメタルコアっぽい感じも受ける。今作では、1曲ギターソロが入った曲があるけど。あと今作は前半の曲は凄いイイ曲揃いだが、後半の曲はチョットインパクトに欠けるかも。

だけど流石に、今作を聴いて思ったのは、ツインヴォーカルの掛け合いのマンネリ感やメロディの個性の弱さが、耳に突くような気がしないでもない。前作と比べると微妙な変化、微妙な成長しかしていない印象で、新鮮味も非常に薄い。ネガティブに言うと、所詮In FlamesSoilworkの二番蒸しで、尚且つそれより劣化しちゃってるバンドとも言われても仕方がないかも^^;この欠点を打開しないと、この先、この路線で生き残れるか分からない。4作目となる実質3作目のアルバムで強烈な個性やインパクトのあるアルバムを作って、化けてもらう事に期待したい。お願いできるなら、思いっきりギターソロを入れてみるとか、カリンのコーラスをチョット入れてみるとか・・・さすがにそれはやり過ぎか^^;けどコレくらいインパクトのある事を次のアルバムでやってほしい。Bullet For My Valentine、Avenged Sevenfold、Trivium等の、若手の新世代メタルバンド達と同様に、頑張ってほしい北欧ロックバンドでの期待の存在だし。レベル的には他の新世代メタルバンドより大分劣っているかもしれないが・・・。

PVになったJack Of Diamondsの超個性的なビデオを見れば分かるが、ノリがまったくエクストリーム・メタルじゃないある意味個性的な部分も持ち合わせているし、ロジャーリチャードロビンの3兄弟、いじられキャラのドラマーのジョン、超絶美女のベーシストのカリン(このバンドにカリンが必要不可欠な理由はコレを見れば分かる!!→http://www.youtube.com/watch?v=7Lx-zb0Jgxs  カリンがバンドに居なかったらSonic Syndicateの魅力半減だ!!まぁ冗談だけど。)、そしてメロディアスなヴォーカルパートを担当しているリーダー的存在のロビン、このメンバー1人1人の個性も並みのバンドじゃない事が分かる、強烈な個性がある。これが褒め言葉になるかは分からないが^^;あと今作ではボーナストラックも凄く良い。特にDead Planetは本編に入っててもおかしくない出来をしてるので、聴く価値アリです。今作は、まぁ大きな変化や目新しさは無いが、安定感のあるアルバムだと思う。



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3 Jack Of DiamondsのPV http://www.youtube.com/watch?v=boEypavY46w

ノリが弾けまくりすなぁ^^

4 My EscapeのPV http://www.youtube.com/watch?v=gMgtpItbcks

切ないPVすなぁ。


2 Hellgate: Worcester http://www.youtube.com/watch?v=dKtgdI6UMrQ

5 Fallout http://www.youtube.com/watch?v=MCDeqAOxR7c

VOLBEAT 『Guitar Gangsters & Cadillac Blood』 レビュー

Guitar Gangsters & Cadillac Blood

デンマークのモダン・グルーヴ・メタルンロールバンドVolbeatの、なんと1年振りというローテーションの早い3rdアルバム「Guitar Gangsters & Cadillac Blood」を紹介。


1. Intro / End of the World 1:05   ☆☆
らしいアコースティックインスト・イントロナンバー。


2. Guitar Gangsters & Cadillac Blood 3:08  ☆☆☆☆
ミッドテンポに進むノリの良いグルーヴ・メタルンロールナンバー。拍手が交わる感じもVOLBEATらしいノリを魅せる。グルーヴのあるモダンなリフが印象的だ。


3. Back to Prom 1:51               ☆☆☆☆☆
しょっぱなからノリノリかつカントリーでドライビングなメロディで疾走し始めるノリノリR&Rナンバー。2分以内と非常にシンプルなナンバーだ。


4. Mary Ann's Place 3:41             ☆☆☆☆☆

ヘヴィで重々しいイントロからアコースティックギターを交えながらはじまり、ズンズンとメタリックでヘヴィなリフでミッドテンポに進み、美しい女性ヴォーカルとハモリを見せるサビが印象的なロックナンバー。


5. Hallelujah Goat 3:30               ☆☆☆☆
リズム感の良いリフではじまり、独特なヴォーカルの歌い回しとヘヴィでメタリックなリフが印象的なミッドテンポの曲。


6. Maybelenne i Hofteholder 3:20        ☆☆☆☆☆
カントリーでアコースティックなVOLBEATらしいはじまりから、テンポアップして程よい疾走感を漂わせるメタルンR&Rナンバー。ノリの良いリフも印象的だ。


7. We 3:46                      ☆☆☆☆☆
アコースティックでハワイアンなはじまりから心地良く、その後ノリノリに疾走し始めるカントリーなメタルンロールナンバー。ヴォーカルの「オーオーオーオーオーオー」と歌うパートが印象的だ。


8. Still Counting 4:21               ☆☆☆☆☆

ノリが独特で軽いはじまりからスラッシーかつアグレッシヴに突っ走り始めるメタリカっぽいメタルンロールナンバー。女性コーラスも入る曲。


9. Light a Way 4:42                ☆☆☆☆
スローテンポにメランコリーなギターで展開する、壮大な雰囲気漂うロックナンバー。


10. Wild Rover of Hell 3:42           ☆☆☆☆☆
重々しい始まりから、スラッシーなリフで勢い良くアグレッシヴに突っ走るメタリカっぽいメタルンロックンロールナンバー。


11. I'm So Lonely I Could Cry 3:21      ☆☆☆
モダンなリフで疾走するノリの良いR&Rナンバー。


12. A Broken Man and the Dawn 4:45    ☆☆☆☆
アコースティックでノリの軽いはじまりから、モダンでヘヴィなリフでミッドテンポに進むロックナンバー。


13. Find That Soul 3:43             ☆☆☆
幻想的なイントロからズンズンヘヴィなリフでミッドテンポに進むロックナンバー。


14. Making Believe 3:29             ☆☆☆☆
ノリの良いメタルンロールナンバー。


デンマークのモダン・グルーヴ・メタルンロール・R&RバンドVolbeatの3作目。前作の「Rock The Rebl / Metal The Devil」から約1年振りとなる今作は前作の延長線上にある、メタリカがロックンロールバンドになったらこんな感じになるだろうなぁ的な、メタリックでノリの良いカントリーな雰囲気も感じられるメタルンロール・ロックンロールサウンドは相変わらずだが、ストレートに前作の延長線上のアルバムなので、曲のインパクトは前作より薄いかも。なんというかヴォーカルの独特な歌メロに関しても、骨太でモダンでグルーヴ感のあるリフに関しても、前作の曲の方が印象的に残る。この微妙に練りこめていない具合が、前作から1年という早いアルバムローテーションの短さの影響が音に表れてしまっている、致命的な印象を受けた。曲全体にフックが無いというか・・・耳に残らない曲ばかり・・・。といっても、個人的に大好きなデンマークのバンドらしいザクザクしたメタリックでモダンなギターサウンドは変わりなく、楽曲のキモとなる基盤を築いている。前作より良い所と言えば・・・曲数が多い所か^^;前作より良い曲が入って14曲なら大歓迎なんだが^^;。正直前作の方が分かりやすくて良い曲があった。それでも、4曲目で女性ヴォーカルとデュエットしている曲なんかは結構新鮮な感じがして印象的だし、10曲目のメタリカバリのスラッシーな曲は印象に残ったりする。悪くはないんだけど前作の方が俄然分かりやすくて、印象に残る曲が多かったから、今作はチョット肩透かしを食らったアルバムでした。期待しすぎたかな?



82



4. Mary Ann's Place http://www.youtube.com/watch?v=eTtLhJnnYYs

10. Wild Rover of Hell http://www.youtube.com/watch?v=wSOOe11FXGA

ALL THAT REMAINS - Overcome レビュー


Shadows Fallのヴォーカル、フィリップを擁するUSAマサチューセッツ州出身のメタルコア・メロディックデス・メタルバンドALL THAT REMAINSの4th「Overcome」を紹介。



1. Before The Damned        ☆☆☆☆☆
ダダダダダっとスリリングなはじまりから、ズンズンヘヴィなリフとデスいグロウルで重々しく進み、メロディアスなクリーンヴォーカルで歌うサビがキャッチーなオープニングメタルコアチューン。怪しさ漂うクラシカルなツインギターのハーモニーも良い。


2. Two Weeks             ☆☆☆☆☆
正統派メタルリフと全編エモーショナルなクリーンヴォーカルで展開する曲で、メロディアス且つエモーショナルで、All That Remains初の試み?的な曲。メロディック且つクラシカルなツインギターソロも良い。普通のポップ・ロック好きにも聴かせられるレベル。


3. Undone                ☆☆☆☆☆
Shadows Fallっぽいはじまりから、KalmahHoly Symphony Of Warっぽいアグレッシヴなリフで展開する曲で、メロウなクリーンヴォーカルとスクリームをチェンジしながら歌う。アグレッシヴにシャウトするフィリップが印象的。メロディアスなラインが美しいツインギターソロもグット。


4. Forever In Your Hands      ☆☆☆☆☆
プログレッシヴなはじまりからミドルテンポに進み、クリーンヴォーカルで歌うサビがバラードっぽくエモーショナルでキャッチーなナンバー。メロウなギターソロも良い。


5. Chiron                ☆☆☆☆☆
ダイナミックで劇的なはじまりから、メロディックなツインギターと共に突っ走りはじめ、グロウルなデスボイスとメロデスなザクザクリフで進み、クリーンヴォーカルで歌うパートはザクザクな鋭いリフと泣きのリフで展開する曲。アコースティックギターのメランコリーなパートからドラマティックに繋がるクラシカルな泣きのツインギターソロは1番の聴き所。


6. Days Without            ☆☆☆
メロディックでクラシカルなツインギターが炸裂するイントロから、アグレッシヴなグロウルとスクリームで勢い良く進み、メロウなクリーンヴォーカルで歌うサビへ展開する。ツインギターのハモリがたまらないギターソロも印象的。アルバム全体通して聴くと地味に感じる曲かも。


7. A Song For The Hopeless    ☆☆☆☆☆
アコギの美しいメロと泣きのギターが絡み合うイントロから悶絶モノの曲で、アコースティックにクリーンヴォーカルでエモーショナルにゆったり進み、アグレッシヴなグロウルとザクザクなアグレッシヴなリフで激しく展開し、急にスピードを上げてアグレッシヴ且つメロディックに疾走するサビがたまらない曲。激と静の展開のギャップが素晴らしい。ツインギターのテクニカルでメロディックなハモリが良いソロもグット。


8. Do Not Obey            ☆☆☆☆☆
アップテンポかつアグレッシヴに進み、クリーンヴォーカルでアップテンポに「ドゥーナドゥーナラノベー!!」と歌うパートがポップとも言えそうなキャッチーで新鮮な曲。これも普通のロック・ポップ好きに聴かせられるレベル。


9. Relinquish              ☆☆☆☆
前作のThis Callingのイントロを彷彿とさせる「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」というスクリームからはじまり、怒涛な勢いでブルータルに展開するアグレッシヴな曲。ダーキーなキーボードのメロディもグット。メロディアスでクラシカルなギターソロも良いっす。


10. Overcome              ☆☆☆☆☆
アグレッシヴなリフと共に勢い良く豪快に突っ走る曲で、クリーンヴォーカルでスピーディなテンポで歌うちょいとエモーショナルなサビがグットなタイトルナンバー。クラシカルなツインギターソロも良い。個人的にアルバムの中で1番好きな曲。


11. Believe In Nothing         ☆☆☆☆
Nevermoreのカヴァー。ちょいとメロウになってる。



USA産、マサチューセッツ州出身のメタルコアバンドAll That Remainsの4作目。4枚目となる今作「Overcome」は前作「The Fall of Ideals」同様に、若々しいアグレッシヴなメタルをプレイしており、このバンドのキモである、グロウル・スクリーム・クリーンを巧妙に使い分けるヴォーカルのフィリップのヴォーカルパフォーマンスは更に進化・成長を遂げていると、今作を聴いてまず1番印象的に思った。前作より、クリーンヴォーカルの大胆不敵な導入が目立ち、それにより楽曲が凄くメロディック且つキャッチーに仕上がってる。この大胆なクリーンヴォーカルの入れ込み具合は、もうメタルコアやメロディック・デスのというジャンルの壁を大きく飛び越えた、新世代メタル的な存在感を示す好意的な挑戦のようにも受け取れる。個人的に、このクリーンヴォーカルの大胆な投入は大歓迎だったし、実際今作を聴いてみて、このヴォーカルを大胆に取り入れる事に成功したと思う。このかなりエモーショナルと取れるクリーンなヴォーカルパートの変化は、前作のアルバムとの違いを明確に現す重要なポイントになっている。特に2曲目の全編クリーンヴォーカルで歌う曲なんて、エモ・ロックと言っても過言ではないレベル。まぁクリーンヴォーカルを多様することによって、曲がメロメロメロウになるから、3rdまでのアグレッシヴでブルータルなATRが好きだった硬派なメタラーには、好まれない変化・マイナス要素になってしまうかもしれない( ̄_ ̄ i)。あと毎回思うけど、アグレッシヴなスクリームからクリーンヴォーカルへのスムーズな切り替えが、ライブで大変そうだよなぁ^^;今作でこの苦労が更に増えたんじゃないか^^;

このバンドのもう1つのキモである、アグレッシヴでメロディックなツインギター・クラシカルなギターソロのメロディラインも前作同様、もしくは前作を上回る程に耳を突く印象的なギターラインを奏でている。相変わらず表情豊かなツインギターソロのハモリのメロメロメロディアスな感じはたまらないね。しかし、今作はやっぱりフィリップのヴォーカルパフォーマンスの主張が物凄くて、このアグレッシヴなツインギターを押さえ込まんばかりの、魅力的なヴォーカルパートが凄まじいアルバム内容になっている。それほどフィリップの存在感というものが大きく表れたようなアルバムという事。あと前作では、アルバムを通して聴くには辛い印象を個人的に受けていたが、今作ではその心配が一切なかった。あと前作より、リフがアグレッシヴで良いアルバムかも。

エモーショナルなクリーンヴォーカルがキャッチーでメロディアスな2曲目と4曲目、クラシカルなツインギターソロが炸裂する5曲目、曲展開が見事な7曲目、強烈なアグレッションを放つアルバムタイトルナンバーの10曲目が個人的にオススメな曲。とりあえず1曲目から5曲目までの流れがカナリ良い!!あとこのバンドの新基軸的な2曲目も見事にハマっている。アルバム全体的に、メロディアス・キャッチーになったので、何処となしかフィリップが居た古巣のShadows Fallっぽくなったかも。前作の、This CallingSixみたいな分かりやすいキラーチューンはないかも知れないが、それに変わってもおかしくない、ハイレベルな楽曲が今作では数多く見受けられる。ミッドテンポな曲や勢いある曲とのバランスが良いアルバムでもある。2分台の曲もあるので、アルバム1枚サクッと聴ける快適さもあるのが、非常にありがたい。個人的に、このまま行けば年間アルバムトップ10以内に入ると思う。
今作は、前作を気に入った人も安心して手に取る事ができる安定感のある、そして進化・成長を確実に遂げてきた期待通りのアルバムだ。今度こそ、この新作アルバムを引っさげて、再びCOBとカップリングツアーしたら間違いなくCOBATRに食われてしまうレベル。メタルコアやメロデス好きには勿論オヌヌメだし、エモ・スクリーモが好きな人にもオススメできそう・・・って言ったらまたちょと違うかもしれないが・・・それほど幅広いジャンルにアピールできる新世代エクストリーム・メタル・アルバムであると個人的に思う。多勢なメタルコア勢の中でも、頭数個分飛びぬけた多大な存在である事は間違いないだろう。



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5. ChironのPV http://jp.youtube.com/watch?v=pCkG0jUxdYg

2. Two Weeks http://jp.youtube.com/watch?v=7Bme1qZibYM

4. Forever In Your Hands http://jp.youtube.com/watch?v=9ETXlLO1_Tc

7. A Song For The Hopeless http://jp.youtube.com/watch?v=a0gQzN1E5_k

10. Overcome http://jp.youtube.com/watch?v=pKHY37lgJdI

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