Welcome To My ”俺の感性”

音楽のレビューというか感想をてけとーに書き殴るブログです。

2008年12月

℃-ute解散がショック過ぎるので更新停止します

Klimt 1918 『Just In Case We'll Never Meet Again』 レビュー

Artist Klimt 1918
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Album  『Just In Case We'll Never Meet Again』 314_29429696555_29429361555_1142611_5625_n

Track List
1. Breathtaking Days (Via Lactea)
2. Skygazer
3. Ghost of a Tape Listener
4. Graduate
5. Just an Interlude in Your Life
6. Just in Case We'll Never Meet Again
7. Suspense Music
8. Disco Awayness
9. Atget
10. All Summer Long
11. True Love Is the Oldest Fear

イタリアはローマ出身の4人組、Klimt 1918の約三年ぶりとなる通算3作目『Just In Case We'll Never Meet Again』なんだけど、彼らの音楽性は、オルタナやインディ、ポストロックやシューゲイザーやニューウェーブなどの影響下にあるロックを展開してて、独特の浮遊感とイタリア半島特有の温もりと郷愁に溢れた哀愁が香り漂う爽やかな音世界は、一度ハマるとなかなか抜け出すことができない。イタリア出身のバンドだし、全体的に爽快で心地がイイ、浮遊感のあるメランコリックなサウンドとプロダクションが、僕の大好きなイタリアのゴシック・ドゥーム・メタルバンドのNOVEMBREっぽくもあるなぁ、と思ってたら、どうやらマジにNOVEMBREのドラマージュゼッペが今作のエンジニア&ミックスで参加してるらしく、これは正直かなりビビッタ(笑)。これはかなりのラッキーというか嬉しい出会いでもあった。案の定、このバンドの音楽性は僕のツボを刺激しまくる哀愁サウンドと楽曲を展開しているんだ、が、しかし、実際今作を聴いてみた全体的な印象は、前半の曲は「おおお、イイジャンイイジャン^^」と、比較的好印象なのだが、中盤から後半の曲は、雰囲気やノリが大体同じ感じでチョット単調に進むんで、全体的にインパクトが弱い印象を受け、飛びぬけたキラーチューンとかが見つけ辛いような気もするし、曲調の幅の狭さからか、終盤に飽きが来てしまうような気がしないでもないんだ。

 ヴォーカルとギターを担当するフロントマン、マルコの声質もイイ感じにエモーショナルかつ爽やかで潤いがあり、聞いていて気持ちが良く心地が良いね。歌メロのフックはそこまで強くないが、全体的に「キャッチー」と呼べる、哀愁ポップ・ロックが楽しめる。ヴォーカルのマルコが「哀愁」を醸し出し、浮遊感のあるギターサウンドが「メランコリック」なサウンドを作り出すサウンドスタイルだね。あと、Klimt 1918のサウンドを例えるのに、北欧スウェーデンのゴシック・メタルバンドKATATONIAを例に出してるサイトが結構あったりするけど、今作を聴く限りでは、KATATONIAっぽい所は非常に薄いというか、あまりそういうのは感じなかった。まぁ鬱っぽいメランコリック・ゴシックサウンドという共通の点から見れば、KATATONIAと近いっちゃ近いと言えるかもね。

 まず1の「The Breathtaking Days [Via Lactea]」は、インストのような序章的で爽やかな曲で、2の「Skygazer」は、空を気持ちよく舞うかのごとくな、ダイナミックかつ爽やかで、哀愁とメランコリーが共存する心地良いナンバー、3の「Ghost of a Tape Listener」は、エモーショナルかつメランコリックな曲で、気持ちよく痛烈に盛り上がるダイナミックなサビがたまらないキラーチューンだ。夢心地なメロディが眠気を誘いそうな、大人しく展開する4の「Graduate」、日本人受けしそうな「THE哀愁」的なメランコリック・メロディが悶絶級な、5曲目の「Just an Interlude in Your Life」、とりあえずこの1~5までの流れが素晴らしく、彼らの爽快かつメランコリーな世界観に存分に浸れる事ができる。その後も、爽やかな浮遊感がアップテンポに展開する、哀愁漂う6の「Just in Case We'll Never Meet Again」や、同じくアップテンポでノリが良く、尚且つ哀愁も持ち合わせた7の「Suspense Music」や、力強さのある11の「True Love is tHe Oldest Fear」等の佳曲は、2,3,5の名曲に劣らずな内容を聞かせる。メランコリーな楽曲は、「秋」の季節が物凄い似合いそうな雰囲気を持っているね。

 僕は未聴だが、どうやら1st,2ndの方が評価が高いらしいんで(特に2nd)、初めてこのバンドを聴く人は1stか2ndを先に聞いた方がいいかも。

FALL OUT BOY - 「Folie A Deux」 レビュー

USA産のエモ・パンク・ロックバンド、FALL OUT BOYの約1年9ヶ月振り、プロデューサーは前作と同じNeal Avronを迎えて制作された、5作目「Folie A Deux」を紹介。



1. Disloyal Order Of Water Buffaloes ☆☆☆☆☆
2. I Don't Care               ☆☆☆☆☆
3. She's My Winona            ☆☆☆☆☆
4. America's Suitehearts         ☆☆☆☆
5. Headfirst Slide Into Cooperstown On A Bad Bet ☆☆☆☆☆
6. The (Shipped) Gold Standard     ☆☆☆☆☆
7. (Coffee's For Closers)         ☆☆☆☆☆
8. What A Catch, Donnie         ☆☆☆☆☆
9. 27                      ☆☆☆☆☆
10. Tiffany Blews              ☆☆☆☆☆
11. w.a.m.s.                  ☆☆☆☆☆
12. 20 Dollar Nose Bleed         ☆☆☆☆
13. West Coast Smoker          ☆☆☆☆



僕の大好きなアメリカのアニメ「ザ・シンプソンズ」の登場人物の子供達が夢中のマンガ「フォールアウト・ボーイ」に由来する(WIKI参照)、FALL OUT BOYの5作目「Folie A Deux」。
前作の「Infinity On High」は、疾走キラーパンクチューンの「This Ain`t A Scene, It`s An Ar」を代表に、疾走感と勢いがありまくりなストレートなエモ・パンクアルバムの傑作だったが、その前作と同じプロデューサーを迎えて、約1年9ヶ月振りの新作となった今作「Folie A Deux」は、ストレート・パンク・ロックな前作とは大きく違い、ミドルテンポでポップなナンバー中心の構成で、曲に様々なアレンジの幅を利かせた、かなりポッピーでキャッチーな作風となっている。

前作の傑作「Infinity On High」の楽曲の前半から中盤はまでは、スピーディな疾走感を備えたアップテンポのパンクナンバーがギッシリで、後半はアレンジの利いたミッドテンポの曲で比較的ポップに聞かせていた印象だが、今作は、その前作の後半部分のポップな流れを汲む、疾走感とパンキーな勢いを抑えた、最初から最後までミドルテンポに進む、ポップかつキャッチーでパッピーなエモ・ポップ・パンク、メジャー感漂う到ってシンプルなポップ・ロックを展開しており、尚且つライブ映えしそうな、ノリのイイ楽曲ばかりだ。前作と比べると、「よりエモーションルかつポップに」、正直この一言に尽きると思う。勿論、前作のようなパンキーでファストな作品を期待してた人には物足りない内容だろうけど、ヴォーカルのパトリックの歌唱も更に上手くなっているし、前作とは一味違った、新鮮なFall Out Boyが存分に楽しめるR&B的ポップ・ロック作品なのは間違いない事実だ。なんか、よりジャンル付けがしずらくなった感がある、メインストリームなメジャー・ポップ・ロック作品だね。アルバムのキャッチーさは総合的に見て、前作と同じくらいかもだけど、ポップさの点から見れば、今作の方がより取っ付きやすくキャッチーと呼べるかも。パンキーな激しさを抑えたポップなアルバムだから、多くの新規ファンを獲得するであろう作品でもあろう。その証拠と言えるのかは分からないけど、来年の来日公演が全て完売したらしい。楽曲のアレンジも、更に進化と成長を感じさせ、年末のクリスマス・シーズンを狙ったかの如く、ダイナミックかつパワフルなオーケストレーションやストリングスやシンセやピアノ等のアレンジが塗してある。。。(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)曲はポップなんだけど、アレンジはパワフルでダイナミックなんだよねー(´∀`)

今作の楽曲は、基本ミッドテンポ中心だけど、巧みな(´;ω;`)アレンジがしっかり聴かせてくれるので、途中でダレる事はないし、1の「Disloyal Order Of Water Buffaloes」や7の「(Coffee's For Closers)」の、アップテンポでチョットファストな曲は、「彼ららしさ」があってかなりノリのイイ曲だし、作品全体に絶妙なアクセントを施すと同時に、バランスとヴァラエティさを感じさせる。1はオープニングにピッタリなハッピーでノリのイイ曲。7はエモーショナルに疾走するファストなナンバーで、個人的に今作で最も大好きな曲だ。そのファストな7曲目の次に配置している8曲目の「What A Catch, Donnie」は、この季節にピッタリなハートフルなバラードナンバー(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)、9曲目の「27」は、7曲目と同じくちょっとファストでPanic! At the Disco的な独特な雰囲気を持つ、メタル好きにはたまらないであろう、終盤のツインギターのハモリが印象的なパートもあったりする良質な曲。この7~9の流れは見事で、今作のハイライトだろうし、1~9まで一気に聞かせる素晴らしい構成をしている。10の「Tiffany Blews」と11の「w.a.m.s」は、再びエモーショナルかつムーディな曲を聞かせ、12の「20 Dollar Nose Bleed」は、ピアノの軽快なノリのイイ音色とR&B的に盛り上がる音色がダイナミックかつパワフルな、明るくノリのいいポップ・ロックナンバー。10の「Tiffany Blews」はサビもイイけど、ブリッジの歌メロが個人的に大好きだ^^ラストを飾る「West Coast Smoker」も、アグレッシヴなコーラスが印象的な、ノリのイイ曲だ。PVにもなってる2曲目の「I Don't Care」は、今作の変化を絶妙に表していると言っていい、とてもエモーショナルかつポップな、メジャー感のあるナンバーで、終盤のギター・ハーモニーも聞き所だ。2のエモーショナルな風貌を受け継いでいる、3の「She's My Winona」はパトリックのヴォーカルが凄くイイ。4の「America's Suitehearts」は、小刻みなリフが耳を突く、チョットエモーショナルなポップ・ロックナンバー。5の「Headfirst Slide Into Coopestown On A Bad Bet」は、この季節に合ったダイナミックでノリのいいR&B的ポップ・バラード・ロックナンバーで、終盤のギターのハモリも耳を突く。6の「The (Shipped) Gold Standard」は、エモーショナルでキャッチーなポップ・ロックナンバー。キツイ事言うようだけど、12と13の曲は、ちょっと蛇足かなーと適当に思ったり(・ε・)

1曲1曲の音の濃密度は、前作の曲に優るとも劣らない、いや、優っているかも、な、どの曲もスキップ不可能な良質な楽曲ばかりなんで、このアルバムに前作のような激しさと疾走感を求める人以外のFall Out Boyファンは、まず聴いて損はない好盤だし、エモーショナルなロックが好きな人に強くオススメしたい作品だ。エモーショナルな音楽が好きな僕には、結構グッと来たアルバムでした。しばらくはスルメ盤かなーって。てな感じで、前作のパンキーなFOBも良いけど、今作のエモーショナルなFOBもイイよ!!それと、クマーなジャケットもイイね(*^o^*)



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2. I Don't CareのPV http://jp.youtube.com/watch?v=TbxkW6xsLuo


7. (Coffee's For Closers) http://jp.youtube.com/watch?v=81PK0ev5uHg

9. 27 http://jp.youtube.com/watch?v=D8U7XGApnmU

MISERY SIGNALS 「Controller」 レビュー

Controller

アメリカのウィスコンシン州ミルウォーキー出身の5人組、MISERY SIGNALSの約二年ぶりの新作で、プロデューサーに1stと同じデヴィン・タウンゼンド総裁を再び迎えた通算三作目「Controller」を紹介。

1. Nothing
2. Weight of the World
3. Labyrinthian
4. Parallels
5. Coma
6. Certain Death
7. Set in Motion
8. Ebb and Flow
9. Reset
10. Homecoming

ハードコア、スクリーモ、プログレッシヴ色が強い叙情的なメタルコアをプレイしている、アメリカのウィスコンシン州ミルウォーキー出身の5人組MISERY SIGNALS、プロデューサーを1stの頃と同じデヴィンを再び迎えての3作目「Controller」。

3作目となった今作「Controller」は、ザクザクと刻むメタリックでスラッシーなGリフとVoカール・シューバッハのアグレッシヴな咆哮が楽曲の基盤を骨太かつダイナミックに築き上げ、そのアグレッシヴな空間の中にメロディアスで叙情的なGリフやポスト・ロックにも通じる浮遊感のあるギター・メロディが次から次へと複雑に、尚且つ変調子を交えながらプログレッシヴに絡み合う、静かでメロウなパートと激しくアグレッシヴなブレイクダウン・パートで構成される、メリハリと整合性のあるプログレッシヴで硬派な楽曲は、今作のジャケの独特な雰囲気を表すかの如く、冷たい緊張感と独特な浮遊感がサウンド全体に漂っている。適当に例えるなら、MeshuggahCynicを合わせたかのような、様々なジャンルのサウンドが絶妙に混ざり合った、個性的なサウンドを見せる。

スクリーモ&ハードコア&プログレッシヴ、この全ての要素がアグレッシヴかつ複雑に暴れまわる、アルバムのオープニングを飾るNothing、ストレートかつアグレッシヴに突っ走る非常にシンプルな2曲目のWeight Of The World、スローテンポの大人しいGリフと浮遊感のあるGリフが印象的な3曲目のLabyrinthian、ポスト・ロック的な浮遊感のあるメロディアスなGリフとザクザク刻むGリフで展開する、メリハリの利いた4曲目のParallels、同じく浮遊感漂うメロウでメランコリーなGリフが印象的で、大人しいパートとパワフルなブレイクダウンパートとのメリハリが利いている、かつプログレッシヴな5曲目のComa、浮遊感のあるギターとエモーショナルでキャッチーなクリーンヴォーカル・パートが強烈な、アグレッシヴかつプログレッシヴに展開する6曲目のA Certain Death、浮遊感の漂うメロディアスなギターが素晴らしく印象的な7曲目のSet In Motion、クリーンヴォーカルで大人しく進むパートとアグレッシヴなパートとで展開するメリハリの利いている8曲目のEbb And Flow、アップテンポに突っ走るパートとスクリームがアグレッシヴなズンズン響くパートとのメリハリの利いてると同時に終盤のメロウで大人しいパートが印象的な9曲目のReset、9曲目と繋がってはじまる、ノリのイイコーラスが印象的なラストのHomecoming、と、捨て曲なしの作品。特に4~9までの盛り上がりは凄い。ヴォーカル・パートのメインはパワフルなスクリーム&デス・ヴォイスだが、エモーショナルなクリーンヴォーカルが聞ける6,8,は、とてもイイアクセントになっており、アルバム全体に独自のヴァラエティさを生んでいる。繋がりを見せる9曲目と10曲目は今作のハイライトとなる楽曲だ。全ての曲が複雑な訳ではなく、メタルな2曲目のWeight Of The Worldは、比較的シンプルで分かりやすい曲。4曲目の中盤の大人しくメロウなパートは超気持ちイイ。あと他に思ったのは、今作は音の分離がイイというか、プロダクションが素晴らしいね。冷たい空間が見事、音に表れてるんだ。

こんな感じで、今作はCYNIC系のプログレ・メタル好きや、スクリーモ、メタルコア好きにオススメできる好盤です。
 

Controller
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Misery Signals
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2008年BESTアルバムトップ12

2008年度BESTアルバムトップ12!!


12位 AVANTASIA 「The Scarecrow」

シンフォニック・メロディック・パワー・メタル。ドイツ産。
http://www.myspace.com/tobiassammet

11位 SEVENTH WONDER 「Mercy Falls」

プログレッシヴ・メタル。3rdアルバム。スウェーデン出身。

10位 THE RASMUS 「Black Roses」

メランコリック・ロック、デス・ポップ。7thアルバム。フィンランド出身。
http://www.myspace.com/therasmus

9位 AYREON 「01011001」
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プログレッシヴ・メタル・オペラ。オランダ産。
http://www.myspace.com/ayreonauts

8位 IN MOURNING 「Shrouded Divine」

プログレッシヴ・メロディック・デスメタル。スウェーデン産。1st。
http://www.myspace.com/in_mourning

7位 PROTEST THE HERO 「Fortress」
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プログレッシヴ・メタルコア。2ndアルバム。カナダ出身。
http://www.myspace.com/protestthehero

6位 NICKELBACK 「Dark Horse」
o1834610
ポスト・グランジ、ハード・ロック。6thアルバム。カナダ出身。
http://jp.myspace.com/nickelback

5位 IT BITES 「The Tall Ships」
o1605527
プログレ・ハード・ロック。イギリス出身。
http://www.myspace.com/itbites

4位 CYNIC 「Traced In Air」
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プログレッシヴ・メタル。2ndアルバム。US出身。
http://www.myspace.com/cyniconline

3位 AMON AMARTH 「Twilight Of The Thunder God」

ヴァイキング・メタル。7thアルバム。スウェーデン出身。
http://www.myspace.com/amonamarth

2位 EQUILIBRIUM 「Sagas」

ヴァイキング・メタル。2ndアルバム。ドイツ出身。

1位 OPETH 「Watershed」

プログレッシヴ・メタル。9thアルバム。スウェーデン出身。。
http://www.myspace.com/opeth
 

はい、という事で今年2008年の感想ですが、圧倒的に下半期のアルバムの方がランキングに多く入ってる気がするが・・・これは恐らく下半期の作品の方が全体的に強く印象に残ったからだと思う。正直上半期を見れば分かるとおり、イマイチピンと来ない年だなぁと思ってたんだけど、下半期に再結成バンドやヴェテランバンドの新作が続々リリースされたので、普通に豊作の年に変わったよね。ガンズの新作が出た年として語り継がれそうな、ガンズが話題掻っ攫いな2008年だったかな。そうなると来年の2009年の想像したくなくなるなぁ・・・不作になるか豊作になるか楽しみではあるんだけども。あ、そうだそうだ、上半期アルバムトップ10の1位だったNOVEMBREの「The Blue」は正式には2007年作なんで、今回は外しました。2008年にリリースされてれば文句なしの1位だったけど。話が脱線するけど、NOVEMBREの3rdアルバム「CLASSICA」がre-releasedされたらしい。ボーナスのColour Of An Eyeがマイスペで聴けるんだけど、これがなかなかイイ曲してる、欲しいなぁ。NOVEMBREの新作にも期待!!あと、ベースプレイヤーが交替したらしい。しかもイケメン。NOVEMBREのマイスぺ→http://www.myspace.com/novembre1

話がもとい、ランキングの話。1位から5位まではほぼ固定の順位で、6位から12位までの順番はあまり大差がないと思ってくれていいです。今年リリースされたYngwie Malmsteen、In Flames、Trivium、Slipknot、Royal Hunt、Metallica、Firewind、Extreme、Edguy、DragonForce、Def Leppard、Cradle Of Filth、Children of Bodom、All That Remains、Guns N' Roses、Backyard Babies、Buckcherry、Bullet For My Valentine等の大物バンドの作品は、個人的な好みや、過去の作品と見合わせたり、サウンドプロダクション的に色々考えて、ランキングには入れられないかなぁという感じでした。上のランキングに居るバンドで1番プッシュしておきたいのは、8位のIn Mourning。OPETHを彷彿とさせるプログレ・メロデスをやってるんだ。しかもデビューアルバムで傑作ですんで、OPETH好きは要チェックや!!2ndでさらに化けてもらう事に期待したいね→In Mourning。あと今年は、ヴァイキング・フォーク・メタルが豊作だったかな。2位のEquilibrium、3位のAmon Amarthの傑作アルバムは勿論の事、イエデボリスタイルのヴァイキング・フォーク・メタルバンド、Eluveitieの「Slania」もかなりイイ作品だった。あとは、今年復活・再結成したCynicとIt Bitesのアルバムも見事な傑作でグゥの音もでなかったなぁ。9位のAyreonのメタルオペラは、豪華なヴォーカリストが終結してて凄まじかった(特に、ゴットハードのスティーヴが参加してるってのが個人的にかなりの好印象)。ハードロック作品ではNickelback、ポップ作品ではThe Rasmusが見事ランクイン。Nickelbackの「Dark Horse」とNOVEMBREの「THE Blue」は、裏の1位と呼んでもいい最高の出来だった。若手では、さっきも書いたIn Mourning、カナダのテクニカル・プログレ・メタルコアバンドProtest The Heroの新作が素晴らしかった。聴きまくってたね。今年の新人賞はIn Mourningで間違いないだろう。そして堂々見事1位に輝いたのは、OPETHの「Watershed」。サウンドのプロダクションに関してチョット言いたい事があったけど、その文句の有無を言わせない極上な楽曲は文句なしの傑作でしたね。このランクインした12枚全て、ラウド・ロック好き&メタラー必聴盤&マストです。てな感じで今年の感想は終わりです。正月や年末はバタバタしそうなんで、更新が減るかもしれないなぁ。



2008年度ベストチューン
(上のランク作品を除く)

1位 IN FLAMES 「Disconnected」
2位 ANIMAL ALPHA 「Master Of Disguise」
3位 A SKYLIT DRIVE 
「I'm Not A Thief, I'm A Treasure Hunter」
4位 LIGHT THIS CITY 「Beginning With Release」
5位 DIR EN GREY 「Vinushka」
6位 TRIVIUM 「Into The Mouth Of Hell We March」
7位 THE STORM 「Lullaby」
8位 THOSE DANCING DAYS 「Hitten」
9位 EDGUY 「9-2-9」
10位 SHINEDOWN 「Sin With A Grin」
11位 DEF LEPPARD 「Cruise Control」
12位 INCRAVE 「The Touch of Death」
13位 IN THIS MOMENT 「Forever」
14位 DEADLOCK 「The Brave / Agony Applause」
15位 SUNRISE AVENUE 「Forever Yours」

DRACONIAN 「Turning Season Within」

180213

北欧スウェーデンの男女ツインヴォーカル構成の6人組、ゴシック・ドゥーム・メタルバンド、DRACONIANの3作目「Turning Season Within」を紹介。
 

1. Seasons Apart   ☆☆☆☆☆
2. When I Wake    ☆☆☆☆☆
3. Earthbound     ☆☆☆☆☆
4. Not Breathing   ☆☆☆☆☆
5. Failure Epiphany ☆☆☆☆☆
6. Morphine Cloud  ☆☆☆☆☆
7. Bloodflower    ☆☆☆☆☆
8. Empty Stare    ☆☆☆☆☆
9. September Ashes ☆☆☆


北欧スウェーデン出身の男女ツインヴォーカル構成の6人組、ゴシック・ドゥーム・メタルバンド、DRACONIANの3作目。音楽性は、暗黒的で絶望的な重々しいドゥーム・メタルサウンドをベースに、紅一点女性ヴォーカル、リサ嬢のゴシックでちょっとソプラノな美しい歌声と、男性ヴォーカルのアンダースの豪快なデス・ヴォイス&咆哮が交互に絡み合い、破滅的な深い世界観を作り出す、尚且つ同郷のOPETH的な雰囲気も僅かに感じさせる、ドゥーム・ゴシック・メタルサウンドを聞かせる。

OPETHのVoミカエルっぽい印象なアンダースの咆哮が豪傑に炸裂するデス・パートは、重く絶望的で破滅的なドゥーミー・サウンドをゴゴゴゴゴ・・・な感じなドスを響かせ、リサ嬢のヴォーカルが美しく彩るパートは、ゴシックな雰囲気で大人しく展開し、この「激」と「静」のギャップが素晴らしくイイ味出してる曲展開を見せる。今作は、ドゥームの色より、ゴシックな色合いの方が強いサウンドで、テンポは到ってスローに、ダウンに響かせる。アンダースのデス・ヴォイスとリサ嬢の美しいヴォーカルパートの割合は大体5:5の半々くらいかな。リサ嬢が歌うパートは比較的聴きやすいので、全てが「キャッチー」というわけではないが、取っ付きやすい&聴きやすいと感じるポイントはしっかりと存在している。
まず、1曲目のSeasons ApartからDRACONIANの「激」と「静」の至高な楽曲展開が素晴らしく、ツカミはOK。1曲目の破滅的な世界観の流れを汲んでいる2曲目のWhen I Wakeと約8分ある3曲目のEarthbound、リサ嬢の美しい歌声が印象的な4曲目のNot Breathing、アコースティックなパートとアグレッシヴなパートで展開する、モロにOPETHを彷彿とさせる美メロが強烈な5曲目のThe Failure Epiphany、美しい叙情味が感じられる7曲目のBloodflower、実質ラストの曲となる重々しいドゥームナンバーのThe Empty Stare、最後は短いインストで作品を締める。正直この手の音楽って似たような感じの曲が多いから、分かりやすいキラーチューンというのは無いんだけど、その代わり、アルバム通しての全体的なインパクトはかなり強い。あえて言うなら、1、5、7はキラーナンバーと呼んでもよさそう。8曲目もイイ。今作、捨て曲は無いと言ってイイでしょう。

今作「Turning Season Within」は、全体的に重く暗い雰囲気&深い世界観が漂っており、分かりやすさや聴き易さは薄い印象だが、聴き込みがいがありまくる、所謂スルメアルバムのように感じた。何回も繰り返し聞き込むことによって、1曲1曲にしっかりとした個性を見出せれば、DRACONIANのより深い世界観が楽しめるだろうし、ツボにハマれば、ジワリジワリと耳を刺激する、「美しさ」と「絶望」の絡み合いがクセになりそうな、至高とも呼べるサウンドと全体的に染みこむドゥーミーな世界観の統一性は凄まじいものを感じさせる作品です。

それにしても、先日記事にしたIn Mourningのデビューアルバムといい、このDRACONIANといい、
同郷のOPETHの影響が強いサウンドに歩み寄るバンドが多いねぇ。個人的にこの手のバンドは好きな方だから嬉しい事なんだけどね。このDRACONIANの場合は、そこまでOPETHに似てるって印象は薄いけどね。

てな感じで今作は、ドゥーム好きと、僕みたいなギャップ好きにオススメの良盤です。てか今作、ジャケもイイね(*^o^*)



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1. Seasons Apart http://jp.youtube.com/watch?v=WPqy56fetjs

5. Failure Epiphany http://jp.youtube.com/watch?v=4AHm6U_RHyw

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