Welcome To My ”俺の感性”

音楽のレビューというか感想をてけとーに書き殴るブログです。

2012年07月

【次回予告】ゴジラゴジラゴジラがやってきた♪

The Elijah 『I Loved I Hated I Destroyed I Created』 レビュー

Artist The Elijah
The Elijah

Album 『I Loved I Hated I Destroyed I Created』
I Loved I Hated I Destroyed I Created

Track List
1. In Misery
2. I Loved
3. In Fear
5. In Regret
6. I Destroyed
7. In Death
8. I Created

真夏のハーコー祭り第八弾はコイツら→UKはシュロップシャー出身の五人組、The Elijahの1stフルデビュー作『I Loved I Hated I Destroyed I Created』が、Devil Sold His Soulを筆頭とするアンビエント/ポストロック的な質感を身に纏ったUKポストハードコアの王道をやっててなかなかハイクオリティな件。で、まるでシガーロスやJuniusを想起させるオーケストラやピアノによるシンフォニックで壮麗な演出と共にAthleticsバリの純粋でエモーショナルな”泣き”の感情が溢れ出す、正直ここまでドラマティックで美しすぎるハードコアは他探してもない。分かりやすい話、単純にメロディの質が高い。フロントマンのVoダンの力強い咆哮と(Gt,Vo)のマイケルによるあまりにも美しすぎィ!なemoいクリーン・ボーカルとのギャップ、そしてフワッフワとしたアトモス/アンビエント的音響空間と壮麗優美なオーケストラという、要するに”大正義”な組み合わせが織りなす、これはもはや芸術とも呼べる神々しいほど神聖で超スケールな音世界が解き放つ刹那的なエモーションに、全世界のエモ厨が嬉しさのあまり発狂するレベルの、衝撃的過ぎるデビューを飾った彼らに僕は敬意ッを表するッ!! 中でも、ピアノのイントロの泣きメロからして美しすぎる#2” I Loved ”、おいおいANATHEMAWeather Systemかと思うほど優美なオーケストラに痺れる#5” In Regret ”はインストながらクッソ美しいッ。

 そんなわけで、先日記事にしたAthleticsや、いわゆる”引かれ合い”によりKATATONIAのEUツアーに目出度く参加する事が決まったJuniusの名前にビビッとキタ人は聴いてみればいいと思うよ。正直今年のBESTに入ってもおかしくないレベルですわ。

Vales 『Clarity』 レビュー

Artist Vales
Vales

EP Clarity
Clarity

Track List
1. Standing Alone (Isolation)
2. Caves (Anxiety)
3. Stallions (Adrenaline)
4. Stronghold (Destruction)
5. Surrender (Clarity)

夏のハーコー祭り第七弾はコイツら→紅一点の女ボーカルChlo Edwards率いる、UKはコーンウォール出身の四人組、Veils改めValesのデビューEP『Clarity』が、エモ/スクリーモ/ポストハードコアの要素を上手い具合に吸収したメロディック・ハードコアをやっててクッソカッコイイ件。まるで伝説の女メタルコアことLight This Cityを彷彿とさせる、女VoのChloちゃんによる刹那的かつ激情的な感情を呼び起こすスクリーム=”破壊”と、仄かにリバーブがかった切なすぎるエモーショナルなメロディ=”無慈悲な静寂”が、まるで弱肉強食の厳しい自然界を逞しく生き抜くシカさんの美しくも儚く散りゆく命をリアルに描き出すかのような”刹那の極み”と極上の”カタルシス”を形成し、その胸が張り裂けそうなほど生々しい感情と只ならぬ初期衝動に、俺たちのクソカス魂は忽ち突き動かされる。トータル約15分、これでもかというほど濃密ッに詰め込まれた激情激情アンド激情の嵐に只々圧倒され、俺たちは泣きながら神に許しを請う。正直、ここまでポテンシャルを感じさせるEPはなかなかない。これは俄然フルが楽しみですわ。今年のBESTに入ってもおかしくないレベルだし、これはオススメですわ。

This Gift Is A Curse 『I Guilt, Bearer』 レビュー

Artist This Gift Is A Curse
This Gift Is A Curse

Album I Guilt, Bearer
I Guilt, Bearer

Track List
1. The Swarm
2. Inferno
3. Att Hata Allt Mänskligt Liv
4. The Crossing
5. Deciever
6. 1901
7. Head And Arms
8. The Sound Of Broken Bells
9. I Will Swallow All Light

夏のハーコー祭り第六弾目はコイツら→北欧スウェーデンはストックホルム出身の四人組、This Gift Is A Curseの1stフル『I Guilt, Bearer』が、ブラック/スラッジ/ハードコアを飲み込んだ超ハイブリットな悪魔崇拝的カルトミュージックをやってて何かスゲーヤバ気なんだけど、アトモスラッジやUSBM/ポストメタルに通じる音の嗜好からアンビエントやドローン方面へのセンスをも取り込んだ、そのカオティックなスタイルはまさしく唯一無二といっても決して過言じゃあない。で、まるで北欧の極地で今でも密かに行われている血塗られたカルト儀式の如く、ただならぬ恐怖心を煽るような、ドス黒い狂気がけたたましい轟音となって容赦なく聞き手に襲い掛かる。まず、ボーカルJJの咆哮とアブナイ絶叫そしてスラッジーな轟音がカオスの渦となって爆走する#1” The Swarm ”、ブラッケンドHCの#2” Inferno ”、全身を刻み込むようなエグい殺傷リフで殺りに来る#4” The Crossing ”、メタルコアっぽい#8” The Sound Of Broken Bells ”や最後の#9” I Will Swallow All Light ”なんかはマジでイカれてる。そんなわけで、ブラック・メタルとハードコアのハイブリットという物珍しいマジキチHCが聴きたいならオススメ。

Rise And Fall 『Faith』 レビュー

Artist Rise And Fall
Rise and Fall

Album 『Faith』
Faith

Track List
01. A Hammer and Nails
02. Deceiver
03. The Gallows Await
04. Burning At Both Ends
05. Things Are Different Now
06. Breathe
08. Escapism
09. Dead Weight
10. Faith / Fate

夏のハーコー祭り第五弾はコイツら→2002年に結成されたベルギーはヘント出身の四人組、Rise And Fallの約三年ぶり、前作同様かのDeathwishからリリースされた4thフル『Faith』なんだけど、コイツらの新作も先日記事にしたバーニング・ラヴッ!!(なんかスタンド名っぽい)の新作でもお馴染み、ConvergeのギタリストKurt Ballouをプロデューサーに迎えた作品であり、その内容も質の高い安定したハーコー・パンクをやってて、夏のハーコー祭りッ!!の中ではUSのBlack Breathに限りなく近い、メタリックなブラッケンド・クラストを基本のセカイに、ベルギー産だけあってイイ意味で無骨で陰気な真っ黒い低音と爆発的な突進力をもって爆走するスタイル。で、トータル約28分、まるで”まっくろくろすけ”の集団が津波のようにズシズシと押し寄せるかの如く、血肉飛び散るある種の暴走状態の中で、終始低音モッリモリのドス黒いヘヴィネスを迷いなくブチかます、そのシンプルなカッコ良さったらない。そんなわけで、至ってシンプルでド直球ッなハーコーパンクが安定して楽しめる一枚。オススメ。

Faith
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Narrows 『Painted』 レビュー

Artist Narrows
Narrows

Album 『Painted』
Painted

Track List
1. Under the Guillotine 
2. TB Positive
3. Absolute Betrayer
4. Greenland
5. It's the Water
6. Face Paint
7. Final Mass
8. SST

夏のハーコー祭り第四弾はコイツら→USはサンディエゴ出身のUnbrokenやシアトル出身のThese Arms Are Snakes、UKはロンドン出身のTropicsのメンバーからなる五人組、Narrowsの約三年ぶりとなる通算二作目で、前作と同じくDeathwishからリリースされた『Painted』なんだけど、彼らのスタイルとしては、ポストハードコアやカオティック/マスコアやスラッジを飲み込んだごった煮ハーコーをやってて、混沌とした空気と共に威勢よくひた走る前半からスラッジーなヘヴィネス一辺倒の後半へと繋がる#1” Under the Guillotine ”、怪奇音と共に激しく轟く#3” Absolute Betrayer ”、カオスラッジの#4、マスコア的アプローチを盛り込んだ#6” Face Paint ”、Pelicanっぽいラストの#8” SST ”はなかなか良かった。けど、全体的に突き抜けるほどの決定的なナニかが感じられなかったのは残念。正直、中身よりジャケのがインパクトあるって言うたらそれまでなんやけど。同じDeathwishでも次に紹介するRise And Fallの新譜のが良いです。とか言うて、Ken ModeとかTDEPらへんのハーコー好きなら聴いてみるといいかも。なんか次ぐらいで化けそうな気がしないでもない。そう思わせる確かなポテンシャルが本作にはある。期待。

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