Welcome To My ”俺の感性”

音楽のレビューというか感想をてけとーに書き殴るブログです。

2013年01月

℃-ute解散がショック過ぎるので更新停止します

Obsidian Kingdom 『Mantiis』 レビュー

Artist Obsidian Kingdom
Obsidian Kingdom

Album 『Mantiis』
Mantiis

Track List
01. Not Yet Five
02. Oncoming Dark
03. Through the Glass
04. Cinnamon Balls
05. The Nurse
06. Answers Revealing
07. Last of the Light
08. Genteel to Mention
09. Awake until Dawn
10. Haunts of the Underworld
11. Endless Wall
12. Fingers in Anguish
13. Ball-Room
14. And Then it Was

スペインはバルセロナ出身の五人組、Obsidian Kingdomの1stフル『Mantiis』がナニかおかしな事やっとる。そのスタイルとしては、主にOpethからの影響を強く伺わせる”プログレッシブ・ヘヴィ/デスメタル”が持つ暴虐性と、Porcupine TreeNo-Manを連想させる”アトモス/オルタナ/アートロック/ダークロック/ポストロック/ポストメタル”などのありとあらゆるジャンルの要素を、アヴァンギャルドなセンスと解釈をもってシンプルに融合(クロスオーヴァー)させた結果→独自のexperimental系エクストリーム・ミュージックの確立に成功し、そして俺たちのイェンス・ボグレンが本作のマスタリングを手掛けたってんだから、そらもう”納得納得アンド納得ッ”の完成度よ。主にIhsahnLeprousのジャケ/デザインで知られるスペイン人のRitxi Ostáriz氏による、このクッソシュールでクッソ芸術的なアートワークからは到底想像つかない、まるでUlverPink Floydのような前衛的なアプローチとCult of LunaEnslavedのようなブラック/スラッジに至るまでの轟音ヘヴィネスを合わせ持ち、時として中期ANATHEMACynicPortalを彷彿とさせたりと、いわゆる”俺の界隈”という一つの小さな共同体に棲む住人がウキウキしそうな、これ以上ないほど実に理想的なスタイル...いいゾ~これ。 単純な話、いわゆる”俺の界隈”に属する主に”プログレ/オルタナ”界隈の重鎮もしくは幹部の名を(ニッコリ)と連想させる音楽性なんだが、先日紹介した”愛すべきバカメタル”ことXanthochroidと同じように、”オリジナルとそのフォロワー”という概念を超越した先にある、もはや”オリジナルを超えたニュー・オリジナル”と評しても決して大袈裟じゃあない、それぐらいの自己流エクストリーム・ミュージックを展開している。まさに昨年解散した同郷Nahemahの意志を受け継ぐ存在でもある彼ら、今ッ最も失業率がヤバ~いスペイン生まれというだけあって、少しクセのあるネチっこい歌なんだけども、またそれが味わい深かったりする。なにはともあれ、ホント久々にスペインのバンドからビビッっとキター!と同時に、何くわぬ顔してこんな良質なバンドと引き合わせてくれるなんて...”やイス”って。

 まずは...物哀しさを演出するピアノとアンビエンスの効いた音響メインのインスト#1”Not Yet Five”から独特のexperimentalismを醸し出し、PTライクなクリーンVo+アコギ主体のArt-Rockかと思いきや後半から激しくヘヴィに展開する#2”Oncoming Dark”、Cynic及びPortalを連想させる宇宙空間大好き♥(byカーズ)なスペース成分とOpeth大好き♥なプログレッシヴ・ヘヴィネスが共存するインストの#3”Through the Glass”、そしてデスメタル然とした暴虐性とジェントリー風のモダンなアプローチを垣間見せる#4”Cinnamon Balls”までの流れは壮絶かつ圧巻の一言で、ここまでの流れだけで”コイツらただ者じゃあない...”という事が理解ッできる。次いで短いピアノインストの#5、『Judgement』期のANATHEMAを彷彿とさせる荘厳かつ神聖なるオルタナ系ダークロックの#6”Answers Revealing”、そしてトランペットを用いたジャズ/ブルース/アヴァンギャルドな要素とブラック/デス特有の狂性が交錯する#7”Last of the Light”は本作のハイライト。で、その後もデス/スラッジばりの”轟音の壁”を形成する#11、No-Manちっくな#12、まるでCult of Luna顔負けのド轟音ヘヴィネスをブチかますラストの#14まで...約2,3分のコンパクトな曲が14曲繋がって(トータル約47分)一つの作品が完成する。要所要所に聴き応えのあるインストを挟んで物語のドラマ性を一層高める構成は、それこそANATHEMAの名盤『Judgement』を聴いてる時のような感覚に近い。つーわけで、最近で言うならスウェーデンのAtomaとか、この手の好き者ならアヘ顔しながら聴いて、どうぞ。

Mantiis
Mantiis
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Obsidian Kingdom (2012-11-16)

Xanthochroid 『Blessed He With Boils』 レビュー

Artist Xanthochroid
Xanthochroid

Album Blessed He With Boils
Blessed He with Boils

Track List
01. Aquatic Deathgate Existence
02. Blessed He With Boils
03. Winter's End
04. Long Live Our Lifeless King
05. Deus Absconditus: Part I
06. Deus Absconditus: Part II
07. The Leper's Prospect
08. In Putris Stagnum
09. "Here I'll Stay"
10. Rebirth Of An Old Nation

USはカルフォルニア州レイクフォレスト出身の五人組、その名もXanthochroidの1stフル『Blessed He With Boils』がヤバ過ぎる件。自身でも”Cinematic/epicッ!!-Black Metal”と謳っているように、Blind Guardianもビックリの大仰なクワイア&シンフォニックな肉厚のサウンドスケープが超絶epicッ!!かつ超絶壮大に演出する、EmperorDimmu Borgir直系のノルウェイゲン・シンフォブラ/メロブラを基本の世界に、そこへ露骨に『Still Life』期のOpeth大好き♥なアコギやフルートのフォーキーな音色が醸し出す郷愁の香りを自然な形で溶け込ませた、”静と動”のメリハリを効かせたいわゆる”オペにゃんスタイル”を展開すると同時にAgallochライクなアトモスブラック/ポストブラック的な要素も持ち合わせ、そして極めつけにあのイェンス・ボグレンがマスタリングを担当するという、まさにUS版Ne Obliviscarusという他に例えようがないエクストリーム・プログレッシブ・ブラックを繰り広げている。で、本作の内容はなんつーかもう”コイツらスゴ過ぎィ!”としか言い様がない傑作です。去年聴いてたら間違いなくBESTに入ってたというか、俺の中でNe ObliviscarusBorknagarの新譜を超えた。今コレ聴かなきゃ他にナニ聴くのってレベル。それぐらいブッ飛んでる(ゴメンちょっとだけ盛った)。 Opethを筆頭にICS Vortex=BorknagarWintersunIhsahn...要するにありとあらゆる”ソレ系”のバンドを連想させる楽曲ばっかなんだけど、もはやモノマネがどうとかなんて事はどうでもよくなるレベルの説得力があって、もはや”オリジナル”とその”フォロワー”という概念を超越した先の世界にいるのが、この”愛すべきバカメタル”ことXanthochroidなんだ。

 まるで『スカイリム』や『ダークソウル』、剣と魔法のファンタジー映画『指輪物語』さながらの圧倒的なスケール感と幻想的な世界観を構築するイントロの#1”Aquatic Deathgate Existence”=”病み村”に迷い込んだ結果→”人間性”を失った主人公は亡者となり、そのイントロに次ぐ#2”Blessed He With Boils”を耳にした瞬間に”ファッ!?”とかいう衝撃を受ける。出足からメロブラ然とした暴虐性を惜しげもなくさらけ出し、”オペにゃん”大好き♥なアコギやフルートが織りなす哀愁のハーモニーが目まぐるしい展開の中で自然に溶け込む中盤からの~突如”ICS Vortex化”する終盤のハイトーンボーカルに全てを持っていかれる、超絶ドラマティックかつ超絶epicッ!!な名曲。で、この衝撃は全盛期の”オペにゃん”の曲を初めて聴いた時のような感覚に近いナニがあった。アコギとフルートそして民謡的なボーカルが織りなす郷愁のハーモニーが、壮絶な戦いが待ち受ける過酷な旅路の途中で、一時の安らぎと癒しを施すかのような#3”Winter's End”、エクストリーム系プログレ・メタル風のリフと鳴り止むことのないエレクトリカルかつヒロイックなkeyの音色が激しく狂喜乱舞する勇姿にEmperorやIhsahnの影を嫌でも連想させ、そして一番の聴こどころとなる中盤からの不安感を煽るようなアトモス/アンビエント世界に精神が侵食される#4”Long Live Our Lifeless King”、再びアコギ主体の幻想的な曲で今度はAgallochやFenらのポストブラ勢を連想させる#5からの~可憐に響き渡るkeyと壮麗なクワイヤがキ・モ・チをウキウキに高める#6までの組曲”Deus Absconditus”は本作のハイライト。そして壮絶な幕切れに相応しい#10”Rebirth Of An Old Nation”の泣きメロとドラマティックな展開に感極まった主人公は遂に”人間性”をトレモロスッ!!・・・だいたいこんな感じの物語。で、不思議な魅力を醸し出す恵まれたこのジャケから恵まれたこの楽曲...う~ん、スバラスイィィ~。US産とは言えど音は完全にEUモノのクッサイクッサイ系のソレで、そのギャップがばくわら。それじゃあ皆で、あの葉加瀬太郎の満面の笑みが脳裏に浮かんできそうな”情熱大陸メタル”ことNe Obliviscarusよりも、愛すべきバカのXanthochroidをドヤ顔で推して通な人になろう(提案) なにはともあれ、昨年に衝撃的なデビューを飾ったこの二組の若武者の登場は、ブラックメタル界にとって非常に大きな朗報だったに違いない。同時になんつーか、やっぱボグボグってスゲーわ、って。言わずもがな、この手のジャンルが好きならマストなんで、気になった人は彼らのBandcampで全曲聴いて、どうぞ。ちなみに、EPのオススメは三曲目。



Blessed He With Boils
Blessed He With Boils
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Erthe and Axen Records (2012-12-21)

Sylosis 『Monolith』 レビュー

Artist Sylosis
Sylosis

Album 『Monolith』
Monolith

Track List
01. Out From Below
03. What Dwells Within
04. Behind The Sun
05. The River
06. Monolith
07. Paradox
08. A Dying Vine
09. All Is Not Well
10. Born Anew
11. Enshrined

2000年にUKはバークシャー州レディングで結成された四人組、Sylosisの約一年ぶりとなる3rdフル『Monolith』なんだけど、引き続き俺たちのイェンス・ボグレンがマスタリングを担当し、フロントマンのジョッシュ(Vo,Gt)が自身でプロデュースを手がけた本作品は、デビュー作から一貫してスケールのデカいドラマティックかつプログレッシヴな緩急を効かせた展開を特徴とした、鳥ビーム系のモダンなスラッシュ/メタルコアを貫き通しているわけなんだが、どちらかと言えばメタルコア色が濃かった前作よりは、キザミキザミアンドキザミにキザミ込まれたリフ主体の俄然スラッシュ寄りの作風となっている。で、まず曲がどうこう以前に、あのボグボグ兄さんが手掛けたとされるサウンド...やはり文句なしに”音”そのものが気持ちいい。なんつうか、これぞ”生きた音”というか。おいら、音が良いというだけで作品の質が二割増しになると考えてるフシがあって、もうなんか「俺の歌を聞けえええぇぇぇぇぇッ!!」ならぬボグボグ「俺の音を聞けえええぇぇぇぇぇッ!!」という叫び声が聞こえてきそうなぐらい、とにかく本作はリフの一刻み一刻みがキモティィ!! これはイェンスがプロデュースしたKreatorPhantom Antichristや、先日紹介したThe HAARP Machineの1stDisclosureでも感じた事だけど、イェンスが創り出す音とこの手の主に”リフを中心に聴かせる”系のジャンルとの相性は抜群だと、あらためて(確信)した。つうか、これぞまさしく”イェンス流あのキザミ”って感じ。しかも今回、至極真っ当なスラッシュ路線へと回帰したのも相まって、その結果→”スラッシュ・メタルの醍醐味”というのを存分に堪能させる。とりあえず、ドラフォバリにクッソ速くてクッソメロいGソロからの~スケール感を爆発させる終盤のダイナミックかつドラマティックな展開がイカす#1”Out From Below”、中盤からのGリフやダウナー系の雰囲気がモロにIsisやTool大好きな感じで面白い#3”What Dwells Within”、泣きのGソロが聴きどころの#5”The River”、出足からクッソ速い曲でアウトロのシブいアコギが”オペにゃん”ぽい#8”A Dying Vine”辺りが個人的に気に入った。正直、今までこのバンドの曲ってまともに聴いた事がなくて、今回まさかの”イェンス産”というワケもあって初めてマジメに聴いてみた結果→驚くほど感心したというか、今の鳥さんより活きのいいモダンスラッシュやってた。あのNuclear Blast期待の若手ってのも納得ッの一枚。



Monolith - Limited Edition
Monolith - Limited Edition
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Sylosis
Nuclear Blast (2012-10-08)
売り上げランキング: 94,608

The HAARP Machine 『Disclosure』 レビュー

Artist The HAARP Machine
The HAARP Machine

Album 『Disclosure』
Disclosure

Track List
02. Lower The Populace
05. Disclosure
08. Machine Over

UKはロンドン出身の四人組、The HAARP Machineのデビュー作『Disclosure』が、至ってシンプルにカッコイイ件。についてなんだけど、本作のマスタリングに俺たちのイェンス・ボグレンを迎え、かのSumerian Recordsからリリースされたという事からも容易に想像できるが、その音楽性としては、マスメタルやメタルコア、プログレメタルやテクデスそしてアンビエント/アトモス系djentなどのジャンルをゴッチャにしたエクストリームプログレメタルを基本の世界に、そこへ本作のプロデュースも手がけたバンドの中心人物でありインド出身の”ターバンおじさん”ことアヴドゥルもといAl Mu'minの音嗜好を伺わせる、日本の伝統楽器の琴や北インド発祥の弦楽器シタールが奏でる音でオリエンタルかつスパイシーな味付けを施したりと、決して一筋縄ではいかないある種のexperimentalな宗教的世界観を持った、単純に聴いててキモティィ!!尚且つハイクオリティなゴリゴリのモダンメタルを聴かせる。それが約3分4分ほどの短い尺に、ありとあらゆる音色がギュウっと詰め込まれているってのが驚きで、各メンバーそしてバンドの確かなポテンシャルを感じさせる。で、時に美しく時に力強く歌い上げる、ちょいエモ成分配合のクリーンパートは露骨にUKっぽいし(VoはUS出身だが)、そのキレイキレイなクリーンVoとデス声が織りなす迫力のハーモニーも一つの聴きどころ。で、とりあえずイントロのシタールが奏でるヒンドゥーな音色から本場のカレーが食べたくなること請け合いの#1”Esoteric Agenda”から強烈で、クリーンVoが一際カッコイイ#3”Pleiadian Keys”、序盤のクリーンパートがなんかFrost*の2ndを彷彿とさせた#2”Lower The Populace”のアウトロで凛々しく鳴り響く琴や、#4”From Vanity to Utility”の終盤に優しく気分晴れやかに鳴るピアノ/keyのメロディも実に魅力的だ。本作で一番djent色が強いタイトルトラックも超イカす。オルタナ的アプローチを垣間見せる#7、本作の集大成を飾るラストの#8まで、全8曲トータル約34分(捨て曲なし)があっという間。で、この完成度+ボグボグ兄さんがマスタリングを施したりと、もはやdjent界隈期待の新星といっていいぐらい、文句のつけようがない堂々たるデビュー作だ。つうか、この手のジャンルにイェンスが関わる事って結構珍しくねぇ?って。なわけで、フランスのUneven StructureやUSのBorn Of OsirisThe Human Abstractなどの、いわゆる”ごった煮系”が好きならマスト。正直、去年リリースされたこの手のアレでは一番好きかも。じゃ、お前らも俺と一緒にカレー食べながら聴いて、どうぞ。

Disclosure
Disclosure
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売り上げランキング: 5,182

℃-uteの新曲『この街』のMVきたああああああああああああああああああああああああああああ

一番の見どころは『ジョジョの女』こと鈴木愛理LovePeaceイヤリング。これはいいゾ~もっと『ジョジョの女』らしく輝けよ~愛理ィ~


MVの内容は...あっ...(察し)
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