Welcome To My ”俺の感性”

音楽のレビューというか感想をてけとーに書き殴るブログです。

2013年06月

℃-ute解散がショック過ぎるので更新停止します

Bruce Soord with Jonas Renkse 『Wisdom of Crowds』 レビュー

Artist Wisdom of Crowds
Wisdom of Crowds

Album 『Wisdom of Crowds』
Wisdom of Crowds

Track List
01. Pleasure
02. Wisdom of Crowds
03. Radio Star
05. The Light
06. Stacked Naked
07. Pretend
08. Centre of Gravity
09. Flows Through You

  『ヨナスきゅん×Kscope=引かれ合い』 

UK出身のThe Pineapple Thiefのフロントマンブルース・ソードKATATONIAのフロントマンヨナス・レンクスによる新プロジェクト、その名もWisdom of Crowds(Bruce Soord with Jonas Renkse)のデビュー作『s/t』なんだけど...って、まずパイナップル泥棒のブルースと肩さんのヨナスきゅんという”異色”のコラボが実現すると知った時は驚きを隠せなかったし、とりえあずその【ヨナス×ブルース】よりもヨナスきゅんの電撃的なKscope入りがまさか...まさかこんな形で実現するなんて...一体誰が予想したよ? まぁ、言うてもいずれは【漆黒の意志】を持つKATATONIALovePeaceの提唱者であるKscope”引かれ合い”は必ず起きるとある程度の予測はしてたけれど、まさかこのタイミングで【ヨナス×Kscope】が実現するなんて...これは俺のキング・クリムゾンをもってしても予測できなかったし、もはや今年一番のサプライズと言っていいぐらい衝撃的な出来事だった。ちなみに、Kscope創設から五周年を記念したメモリアルフェス『Two Nights at The Garage』に、このWisdom of Crowds(ヨナス)ANATHEMAが共に出演する事が決まっており、このラインナップには”俺の界隈”に棲む住人もアヘ顔デフヘヴン状態で→「ケースコポォォォォォォ~」

 その音楽性としては、レコーディング&インスト面は全てブルースが担当、そしてボーカルにはヨナスという、もはや説明不要なぐらい”Post-Progressive”の王道を繰り広げているんだけども、ダブ/アンビエント/クラシカル/フォーク/ノイズなど、UKのPure Reason RevolutionMidas Fallを連想させるエレクトロニカ/デジタルな音を中心としたexpelimentalなトリップ・ホップ/オルタナと、KATATONIAの時とは少し違って持ち前の鬱成分を抑えた、アダルトな雰囲気を醸し出すヨナスのムーディかつダンディな歌声が”ジャズ/クラシック”な塩梅をもって絶妙な相性を発揮し、その英国特有の仄暗い叙情性と北欧独自の淡い情緒が自然な流れの中で溶け込んでいる。わかりやすい話、SW先生No-ManDeftonesチノFarのメンバーによるプロジェクトこと†††の【北欧×英】バージョンみたいな感じを想像してもらえればいいんじゃないかと。で、寂寥感を煽るトレモロ風ギターが淡い情景を描き出す北欧ポストロック的なイントロで始まって、ダブやニカそしてデジロック風のギターが叙情的に交錯する#1”Pleasure”、UlverChildhood's Endを思わせるファンキーなイントロからメランコリックでレトロな世界へと誘う#2”Wisdom of Crowds”という序盤の流れだけで、その情緒感に溢れた独特の世界観に引き込むには十分で、特に#2はまさに自身の音楽性とやらを語るかのような、タイトルトラックに相応しい名曲。アコギのアルペジオとストリングスが泣ける#4~#5の流れはハイライト。特にヨナスの本領発揮って感じの#5”The Light”は一番好き。アップテンポなデジロック調の#6は新鮮だし、No-Man直系の優美なストリングスやノイズが心チルい気分にさせる#7と#8、ラストの#9はデジロック風の前半~無音部分~そして後半からのIsis直系の【ATMS】型キーボードとアコギがムーディかつアダルティに彩る、それこそ【チノ×Isis=Palms】ならぬ【ヨナス×Isis=ヨナシス】みたいなハイパーヨナニータイムまで、全9曲トータル57分。

 と言った感じで、ここ最近のKscope界隈がゴリ推しているこの手のダンサンブル&デジタルな電子音とヨナスの歌って一見相性悪そうな感じなんだけど、実際にコレを聴いてしまうとその考えを改めざるを得なくなるほど、その相性は「意外ッ」なほど”イイ”です。けど個人的には、もうちょっと”シンプル”にしても良かったんじゃないかと思うし、近年The Pineapple Thief直系の(ちょっとダサめ)なデジロック調のギターは控えめにして欲しかったかも。あと、どうせなら近年KATA作品で知られるフランク・デフォルトをエンジニアもしくはプロディーサーとして迎えたらもっと面白くなったんじゃね?って一瞬妄想したけど、それだとKATATONIAのいわゆる”Bサイド”と丸かぶりするからアレか...ってスグに(納得)。でも、その肩さんのBサイドとも毛色が全く違う作風だからこそ、ここまで面白く新鮮なキモチで聴けたんだとは思う。なんだかんだ、あくまでも”ブルース・ソード主導”といった感覚もあったりするけど、聴けば聴くほどジワリジワリと染みこんでくるような、そしてふと気づいたら”ヨナニー”してる、つまり”ヨナ充”できる一枚だということは間違いないです。

 実際のところ、”KATATONIAのヨナス”とは一味違った一面を垣間見せると同時に、”ヨナス・レンクス”という一人の”ぽっちゃり系男子”もとい一人の”ボーカリスト”としての”自然体な歌声”そのポテンシャルを存分に堪能させてくれるし、決して悪くはないんだけども、やっぱヨナスって”KATATONIAで歌ってナンボ”みたいな所あるなぁと再確認したナニもあって...とかナントカ言うても、過度な期待をしなければそれなりに楽しめる質の高い作品ではある。で、結局のところ、今回の”異色”のコラボが意味する本来の目的というのは、9月にKscopeからリリースされる(←ココ大事)本家KATATONIAの問題作死の王のリミックス作品『Dethroned & Uncrowned』の序章扱いというか、それこそ諸葛亮の”三顧の礼”じゃあないが、本家KATATONIAの新作を前に一足先にヨナスきゅん単独でKscopeへと乗り込み、この度は一足先に挨拶に参ったというわけ。そんなこんなで、”おれかん!”の意識はスデにその新作『Dethroned & Uncrowned』に向いてるんだけども、その辺の話は上半期的なナニかの時に詳しく書くとして、なにはともあれ、いわゆる【俺の界隈の再構築】はそろそろ総仕上げの段階にキテいるということは確かです。
 
Wisdom of Crowds
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Bruce Soord & Jonas Renkse
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Scale the Summit 『The Migration』 レビュー

Artist Scale the Summit
Scale the Summit

Album 『The Migration』
The Migration

Track List
01. Odyssey
02. Atlas Novus
03. The Olive Tree
04. Narrow Salient
05. Oracle
06. Evergreen
07. The Dark Horse
08. Willow
09. Sabrosa
10. The Traveler

USはロサンゼルス出身の四人組、Scale the Summitの約二年ぶりとなる新作で、プロディース&レコーディングにBTBAMの作品で知られるジェイミー・キングを迎えた通算四作目『The Migration』なんだけど、前作の3rdThe Collective年間BESTに入れたのはウチのブログ含め少数だった気がするけど、なんだかんだその前作の作風を素直に踏襲しつつも、よりアグレッシヴな方向性へとシフトした感が本作にはあって、なんつーか、急激にCynic化した3rd譲りの【ATMS】成分配合のノスタルジックな癒し系メロディと2nd『Carving Desert Canyons』譲りのDT直系テクニカル/プログ・メタル然としたソリッドかつスリリングな展開による音の強弱/メリハリを過去最高に強く意識した結果→俄然CynicExiviousそしてAnimals As Leadersを連想させるフュージョン・メタルっぽくなった感あるし、前作にも劣らない童話の世界に迷い込んだかのようなノスタルジアを繰り広げ、それこそイギリスのイラストレーターDuncan Storr氏が手がけた、まるで映画『ジャックと天空の巨人』的なアートワークのファンタジックな音世界へとタイムトラベルさせる。単純な話、夢の世界へと誘うリラクゼーショナルなアンビエンス空間や曲の構成および展開がこれまでの作品とは段違いにスケールアップしてて、それはオープニングを飾る#1”Odyssey”を再生した瞬間から顕著で、前作とは一転してド派手な始まりから聴き手の不意を打ち、もはや曲の繋ぎ目が分からなくなるぐらい急転直下型の緩急を効かせた、それこそBTBAM顔負けの大胆不敵な展開に度肝を抜かれる。そしてモロにAALスキーな曲で前作の”The Levitated”の正統進化系に当たる#2”Atlas Novus”やTesseracTの1stライクな#3”The Olive Tree”、そして#4”Narrow Salient”のガンツ系ギョーンギョーンリフを耳にすれば理解できるように、今回は明確にDjentを意識したリフが多い。つまり、癒し系メロディ/ムード重視だった3rdとDT直系プログ・メタルの2ndをウマく組み合わせた所へDjent成分を絶妙にブレンドしたのが本作、というわけ。で、エッジの効いたヘヴィなギターが激しくスリリングに動き回る様が2ndライクな#5”Oracle”、そして短いインスト(#6)を挟んでGojiraバリにヘヴィでエクストリームなリフと3rd直系の”あのキザミ”が気持ちいい#7”The Dark Horse”から叙情詩を奏でるかのようなメロいGソロが中心の#8”Willow”へと向かう後半の流れは本作のハイライト。そんな感じで、正直なところ頭二曲のインパクトが強すぎる感は否めないけど、【ポストメタル的なヘヴィネス×”あのキザミ”×雰囲気重視】だった3rdよりも、ムシムシムシムシQ系のメロディックなリフでテクニカルに曲を構築していく、すなわち2nd的なアグレッションを含有した明快なサウンドに回帰してる感はあるんで、その2nd路線が好きな人に強くオススメしたいし、個人的にもやっぱ完全インストモノで一番スキーなバンドやと再確認したほどハイクオリティな一枚。

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Leprous 『Coal』 レビュー

Artist Leprous
Leprous
Mixing Jens Bogren
Jens Bogren

Album 『Coal』
Coal

Track List
01. Foe
02. Chronic
03. Coal
05. The Valley
06. Salt
07. Echo
08. Contaminate Me

   『Leprous × イェンス・ボグレン=God』 

10月に二度目の来日公演を予定している、北欧ノルウェイに生息するアヴァンギャルド集団、Leprousの約二年ぶりとなる最新作で、前作同様にFascination Street Studiosにて俺たちのイェンス・ボグレンがミックス/マスターにはトニー・リンドグレーンを迎えた通算四作目『Coal』なんだけど、まずこのレプラスといえば、(ワイらオペにゃん大好きやねん!)とドヤ顔してた2009年作の2nd『Tall Poppy Syndrome』、その2ndからチョイ”化け”した前作の3rdBilateralも良作だったけども、本作の『Coal』はこれがまたデヴィン・デヴィン・タウンゼンド総裁イーサン叔父貴も驚愕するレベルの、同郷のイーサンやShining、同レーベルのデヴィンやPain of Salvationら先人達からの多大な影響を完璧に自らのモノ(音)に昇華し、完全に”化けきった”結果の自身最高傑作となっている。

  『Leprousは(全盛期)のPoSを超えた』

 まるで『劇団ひとり』状態のムッサ苦しいぐらいソウルフルに歌い上げるVoエイナル「奇蹟のカーニバル開幕だ」と宣言する#1”Foe”で始まり、イーサン叔父貴をゲストVoに迎えた曲でデヴィン総裁Deconstruction直系の実にノルウェイ産らしいファニーなアヴァンギャリズムに溢れた#2”Chronic”、トゥーリッシュなグルーヴ/モダンヘヴィネス/北欧プログレッシヴ・ヘヴィ/デヴィン成分がエクストリームに交錯する#3”Coal”、そしてどこまでも伸びていくようなVoエイナルの美しく凄艶な歌声を響かせるバラード曲の#4The Cloakまでの流れは、それこそ一曲一曲がまるで一つのミュージカルを観ているかのような錯覚を憶えるほどで、グランドピアノやストリングスによる荘厳かつシンフォニックな演出(アレンジ)、そしてこのミュージカルの主演を務めるエイナルが時にオペラ歌手の如くド迫力に、時に女形の如く艶かしく、時に歌舞伎役者の如く漢らしくポップでキャッチーに歌い上げる、それこそデヴィン総裁顔負けの威風堂々としたボーカル・パフォーマンスが解き放つ”生命エネルギー”に只々圧倒される。前作でスデにそのポテンシャルその存在感を十二分に発揮してはいたけど、今作で彼が持てるポテンシャルの全てを出し切った結果→もはやバケモノ=『人間を超越した者』になってる。まさに”説得力のある歌声”ってこういう人のことを言うんだろうね、って。特にMVになってる#4なんかは笑っちゃうぐらい凄い。ホント、歌うますぎるわ。。。そして、今作を象徴するかのような約9分の大作#5”The Valley”なんだけど、King Crimsonを彷彿とさせる70s-Prog大好きな【ATMSフィールド】ANATHEMA”The Storm Before the Calm”的な電子音、そしてDjentlemenが得意とする変態リズム/モダニズムや同郷の22を彷彿とさせる哀愁ポップ成分を丸々飲み込んだ結果→これこそ究極の”エクストリーム”であると同時に”前衛的”な、ある種の”凄味”を感じるほど”アーヴァンギャルド”な音世界を形成しており、これはもはや全盛期のPoSに匹敵するレベルの、それこそ【現代のPoS】とでも表現したくなるレベルの”衝撃”を受けた名曲。で、再びアート・ロック/オルタナ調でエレガントな音世界を繰り広げる#6”Salt”は昭和歌謡直系の【泣き】の精神が込められたエイナルの美しすぎるハイトーンボイスが凄い。特に「ヴィクトリア~ヴィクトリア~」からの流れはエロ過ぎて泣ける。この感動的なシーンは間違いなく本作のハイライト。そして西部警察バリにシブい男の哀愁を漂わせるダークな序盤、一転して中盤からオルタナ調に様変わりする構成が二分した約10分の大作#7”Echo”、イントロからアグレッシヴなリフでゴリ押していく#8”Contaminate Me”の見せ場である和楽器とヴァイオリンを使った中盤からのイーサンとかいう【神】【狂気】が宿りし暗黒魔境を目の前にした僕は恐怖におののきながら一言→「おかしなことやっとる(震え声)」。そのイーサンとかいう【漆黒の狂気】を極めし『人間を超越した者』による狂気を超えたスクリームで本舞台『奇蹟のカーニバル』は終幕を迎える。本作の主演男優賞がエイナルならば、助演男優賞は間違いなく彼=イーサンです。本作はその二人の『人間を超越した者』による”凄み”のあるアツいオラオラ無駄無駄ラッシュが非常に大きな見どころとなっている。・・・と、ここまで全8曲トータル約56分。ちなみに、デジブック版に収録されたボートラ(二曲)の”Bury”は【あのキザミ×デヴィン】な感じで聴く価値あり。そんで本編一曲目”Foe”のKristoffer Lislegaard氏による(Remix)版を聴いて再び「やっぱエイナルってスゲーわ」ってなって終わり。

   『レ・プラスはレ・ミゼラブルを超えた

 そんな感じで、過去最高に色気づいた主演男優エイナルの歌を中心に、レプラスらしい”プログ・パワー”成分や近年ANATHEMAに通じるアート・ロック性、Toolやメシュガニキ流れのオルタナティブ・モダンヘヴィネスそしてノルウェイゲン/アヴァンギャルド・ブラック精神が圧倒的なスケール感をもってエクストリームに融合した結果の傑作。で、三人はスーツでビシッ!っとキマってるのに、右の方に一人だけ完全に変質者もしくは寝起きのおっさんが紛れ込んでるという、このアー写みたいな”シュール”なセンスがやはり異常で、つまりこの”シュール”&”アヴァンギャルド”な感性こそ、彼らが創り出す変態音楽の根本的な部分だと改めて実感させる。あと今回は特にkeyを中心とした音のアレンジが過去作と比べると段違いに良くなってて、その結果→エイナルの歌を含む全体的な音の説得力や名作『レ・ミゼラブル』に匹敵するシネマティックかつドラマティックな物語を生み出すことに成功している。

           『Leprous VS In Mourning』

 俺の中で、音楽性的にも出自がBlack Lounge Studios的にも、スウェーデン産がIn Mourningならばノルウェイ産はLeprousという認識があったんだけど、どうやら本作の登場によってその考えを改めざるを得なくなった。ドラゴンボールで例えるなら、今のLeprousが悟空ならIn Mourningはクリリンだ(大袈裟じゃなしに、それぐらい本作で差が大きく広がった)。つまり、今のLeprousに対抗するには『In Mourning × イェンス・ボグレン』しかない...と(確信)。ホント、もしかしてノルウェイで今最もアツいバンドって、イーサンEnslavedKvelertakでもなくコイツらLeprousなんじゃねーか、って。まさに”おったまげる”とはこのことか...と、音楽を聴いてて久々にInterestingッ!!excitingッ!!な気分になったし、マジでコレ年間BESTに入れないような奴はモグリだって、はっきりわかんだね。リアルに今年の年間BEST一位取るレベルのポテンシャルありますこれ。結論として、その今キテるレ・プラスのライブいつ観るの?今でしょ!

俺の界隈の再構築...フェーズⅨ...完了

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Hacride 『Back to Where You've Never Been』 レビュー

Artist Hacride
Hacride

Album 『Back To Where You've Never Been』
Back To Where You've Never Been

Track List
01. Introversion
02. Strive Ever To More
03. Synesthesia
04. Overcome
05. Edification Of The Fall
06. To Numb The Pain
07. Ghosts Of The Modern World
08. Requiem For A Lullaby

フランスの西部はポアティエ出身の四人組、Hacrideの約四年ぶりとなる最新作で、ノルウェイの王手Indie Recordingsからリリースされた通算四作目『Back To Where You've Never Been』なんだけど、同郷のKloneと並び”Gojiraのフォロワー”として知られる彼らだが、前作『Lazarus』までのボーカルとドラマーの二人が脱退したとはいえ(新メンにKloneのドラマーFlorent Marcadetを迎えている)、オープニングの#1”Introversion”のオリエンタルな神秘性やUSグルーヴ/モダンヘヴィネスそして新ボーカリストLuiss RouxによるUSハーコー勢リスペクトな縦ノリ系の雄叫び、#2”Strive Ever To More”での変拍子を多用したエクストリーム・プログ/テクニカルなスタイルを耳にする限りでは、十分に本来の”Hacrideらしさ”を感じる実にダイナミズムかつexperimentalismに溢れた作風ではあるし、しかも#3”Synesthesia”では初期The Oceanもしくは初期Cult of Lunaを彷彿とさせるスラッジーな轟音ヘヴィネスを大地にズッシーンズッシーン轟かせていて、(あれっ?コイツらこんな音楽性だったっけ?イケるやん!)と度肝を抜かれた。そして中盤のインストがヤケにカッコイイ#4”Overcome”、Toolishなオルタナティブ・ヘヴィ成分およびDjent成分配合の鬼グルーヴが凄まじい#5”Edification Of The Fall”、インスト主体の#6、再びジェントライクなゴリゴリなリフ&モダンヘヴィネスを擁しながら怒涛の展開力を見せる#7”Ghosts Of The Modern World”、再びトゥーリッシュなラストの#8まで、いわゆる【大作志向】で全7曲トータル約1時間という妙な冗長さを感じた前作とは違い、全8曲トータル約42分というコンパクトに凝縮された作風かつ今時のDjent成分配合のシンプルでモダンなエクストリーム・メタルやってる本作すき。なんつーか、前作みたいなネットリ感のある混沌とした雰囲気は薄くなって、存外サッパリとした音に変わったというか、#6を筆頭にCynicTexturesそしてToolを連想させるオルタナ/プログレ成分配合のスペーシーな音響系【ATMS】空間の形成に意識を向けた作品、そんな印象。要するに、その手の好き者にグッと訴えかけるナニかがある。まぁ、この手の”流行り”の音に合わせてくる辺りは流石のIndie Recordingsといった所。良作。
 
Back To Where You’Ve Never Been
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BiSの新曲『DiE』はシンフォニック・エクストリームメタル

この曲すき。僕もBiSと一緒にかき氷食べたい。こうなったら【BiS×Deafheaven】のカップリングツアーお願い出来ませんかね。無理ですかね。そうですか・・・。



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