Welcome To My ”俺の感性”

音楽のレビューというか感想をてけとーに書き殴るブログです。

Live感想

【7/12】 BAND-MAID 『初One-manお給仕 Tour 2017 振替公演 ~Revenge of an ass chin~(ケツアゴの逆襲)』@梅野クワトロ

2017年7月12日、X JAPANが大阪城ホールで全編アコースティックライブという『伝説』を刻み込んでいた横で、同じ大阪の梅田でBAND-MAIDという名のシン・X JAPANが新たな『伝説』を産み落としていたことを、あの日の僕たちはまだ知らない

5月に開催されたBAND-MAIDの初ワンマンツアーの名古屋公演と大阪公演は、ベーシストのMISAがインフルエンザにかかったため、急遽アコースティック形式のミニお給仕となった。面白いのはこっからで、大阪の振替公演となる7月12日は、YOSHIKIの仮病もといヘドバンし過ぎて病み上がりのため、急遽X JAPANが大阪城ホールで全編アコースティック形式でライブを行った。それは果たして「偶然」だろうか・・・?いや、これも全てBAND-MAIDアテフリ兼プロデューサーこと小鳩ミク改め小鳩ヨシキの演出によるもので、既にBAND-MAIDX JAPANの一歩先を行き、そして「本家」の演出を超えるエンタテインメントを展開していたんだ。「いま最もイジリがいのある鳩女」こと小鳩ヨシキがいかに「やべーやつ」なのか?それは昨日の名古屋公演のレポでも書いたが、それこそ幼少の頃から名盤『JEALOUSY』のカセットテープで英才教育されてきたV系エリートの僕が、何故この日にX JAPANのライブではなく、BAND-MAIDのお給仕にご帰宅するためにわざわざ大阪まで出向いたのか?それが全ての答えだ。端的に言ってしまえば、今のX JAPAN(本家)よりも今のBABYMETAL(分家)よりも、今のBAND-MAIDの方が「あの頃」「V系」「本質的」に捉え、それを実行しているからに他ないからだ。

そんなわけでワイは、昨日(7/11)の名古屋振替公演に引き続き、今日は同じく振替公演となる大阪公演に行ってきたわけや。しかし前日のお給仕が終わった後、深夜3時までレポを書いていて結果的に全体の5分の1くらいしか書けへんくて(3000文字)、正直「クソネミ」って気分のまま大阪へと向かったんや。大阪公演が行われる箱は梅野クワトロで、なんや「エラい打率の低そうな箱やなぁ!」と思いながら、大阪駅から梅野クワトロまで続く地下街に入ったら、そこかしこに泉里香の顔宣伝みたいなんがあって笑った。みんな大好き泉里香「大鳩胸」。せやろ?せやな。せやせや。ところで、さっきから「なんで関西弁?」と思た自分、こう見えてワイには関西の血ィが半分流れよんねん。せやから祖父から三代続く根っからの阪神タイガースフアンやねん。そもそも、ワイが阪神フアンなのは当ブログの最初期を見ればよー分かるはずや。もはや「音楽ブログ」言うより「阪神タイガース応援ブログ」やから。ちなみに、BAND-MAIDの彩ちゃんも阪神フアンやって俄然推せるんやが、昨日の名古屋公演後のツイートを見ても、お給仕の感想がてら阪神勝利を喜んでいるというより、阪神勝利の報告ツイートのオマケでお給仕の感想をつぶやいてる感あって、これだけでもどれだけ彩ちゃんがガチな阪神フアンなのか、つまり「虎サーの姫」ってのが分かるってもんや。しかもこれでデイヴィッド・ボウイの『★』を聴いてて、鉄オタで、そしてノウミサン推しの阪神フアンとか・・・もうなんか確実にピンポイントで「俺(ワイ)の感性」に推されに来てるわ・・・。もはや俺レベルになると、ハッピタイプの縦縞ユニ、下は短パン、黒のキャップを被った彩ちゃんと甲子園デートする妄想してるけど(つうか、絶対に彩ちゃんて縦縞似合うよな)、何か質問ある?そんでレフトスタンドから「ゴラァ!梅野ォ!外外外てぇ!もっと内側に配球せんかゴラァ!もう原口に戻せや金本ォ!」みたいな感じでヤジってる彩ちゃんを「まぁまぁ...」みたいな感じでなだめたいよな。でもさ、ちょっと野球ができるからってAOで大学進学した僕が、その十年後に彩ちゃんTO(トップヲタ)目指してるのって超ウケん? とにかく、最近は彩ちゃんのツイート見て阪神戦の勝敗を知るくらいにはなってる。

大阪公演のチケットは、ほぼソールドアウトがアナウンスされた後の最終の最終の泣きの最終抽選受付の時に申し込んだもんで整理番号はC(当選しただけでラッキー)、でもまさかあの時はMISAがインフルなってこんな事になるなんて思わなんだ。梅野クワトロは、名古屋クワトロと違うて言うなれば三階建てみたいな箱で、自分は一階のMISA寄りの最後列に近い所から観戦することにしたんや。ちょっと驚いたんは、バンドメイドのフアン層ってイメージ的におっさん言うか年配の人が大半だと思ってたんやけど、実際にお給仕に来てみると意外と年齢層が幅広いことに驚くんや。昨日の名古屋では2列目に外国人の女性二人組がおったし、終演間際に気づいたらワイの右隣にライブ慣れしてそうな小さいガールが一人で楽しそうに盛り上がっとったし、そして終演後にはカウンターバーの近くにモデルばりに可愛い子がおって「は?」ってなった。この大阪でも、ワイの後方にバンギャらしきガールの会話が聞こえてきて、やっぱお給仕でのガールはフロア後方に集まるもんなんやなって。とにかく、フロア後方は隣同士の接触もなく、ほどほどに余裕があった。

7時開演。オープニングのSEが流れる中、お馴染み、彩ちゃんの「お給仕始めます」から幕を開ける。これは名古屋クワトロより梅野クワトロのが音響が良いからか、それともただ後方で聴いてたからかは不明だが、とりあえずMISAのベースの音が小鳩ミクのギターの音よりデカくて笑った。しかし、ワイがこの日最も心配だったのは、いわゆる「虎サーの姫」でありボーカリストの彩ちゃんやった。しかし、その心配を他所に彩ちゃんは一曲目の”Don't you tell ME”から前日の名古屋公演以上にカッ飛ばすような歌声を聴かせる。今日のセトリは昨日の名古屋とほぼ同じで、バンドメイドは前日と変わらぬ一切の妥協を許さないダイナミックなお給仕を繰り広げていく。

ワイは昨日と同様に、”モラトリアム”では小鳩ミクのバッキングギターに注目したんや。正直、名古屋よりもエエ感じの音鳴らしよった。その小鳩は、昨日と同じようにMCでケツアゴ煽りをすると、今度はMISAがウイスキーを飲んで誤魔化す。恒例の「おまじないタイム」では、大阪はオーディエンスのノリがエエので、昨日以上にテンションの高い小鳩による「くるっぽー!」からの「萌え萌え~!キュンキュ~ン!」からの「ケツアゴコール」をブッ込む。そしてここで、僕がこの振替公演を「初ワンマンツアーとは完全に切り離して見るべきだ」とドヤ顔で言ったのを真っ向から否定するような言葉が、小鳩ミクの口から飛び出した。

「今日は実質ツアーファイナルだっぽ!」
new_11257853_1028953900470917_82088536_n

前言撤回、やっぱこいつただのバカだ。僕は「その言葉だけは思ってもいいけど、決して口に出すなよ」と昨日の名古屋公演から願い続けていたんだ。事実、名古屋では「セミファイナル」とかそれに関するMCは一切なかったからてっきり安心しきってたけど、まさか最後の最後でそれをブッ込んできてクソ笑った。これ東京公演行った人は怒っていいですw で、話は変わるけど、大阪って見た感じイカツそうな感じのオラついたメンズが多かったわりには、お給仕自体は名古屋と盛り上がりはそんなに変わらなかった気がした。勿論、サーフはないし、前方でちょっとワチャワチャしてるなーって感じ。むしろ、自分が中央でイキってた名古屋のが盛り上がってたんじゃね? ってくらい。なんだろう、単純に大阪には僕並の「やべーやつ」がいなかった。とは言っても、まだ「初ワンマン」だし、そもそも今日のお給仕が初見って人が大多数ってことを考えたら無理もなかった。あと、彩ちゃんの唐突のメガネ煽り笑った。逆に言ったらメガネかけてったら彩ちゃんからレス貰えるってことだよね?

前日の名古屋と同じように、今日も新曲の『Daydreaming / Choose me』を売りにキテる流れで、前者の”Daydreaming”では彩ちゃんの「理想的な歌声」を聴かせ、後者の”Choose me”では大阪初披露とは思えない盛り上がりを見せる。お給仕は終盤戦、そのまま突っ切るかと思いきや、ここで、まさかここで、これまで隠し通されてきた「負担」が彩ちゃんに襲いかかる。お給仕ラストの”secret My lips”まであと残り数曲ってところで、彩ちゃんの声が枯れて思うような声が出なくなってしまったのだ。本来、MISAが病欠せずに予定通りのツアースケジュールだったなら、名古屋公演と大阪公演の間には中一日の休養日が予定されていた。しかし、振替公演の日程は休養日なしの2日連続お給仕という強行スケジュール以外ナニモノでもなくて、そりゃ彩ちゃんの喉への「負担」、その「影響」がないわけがない。ただでさえフィジカルとメンタルを要求される音楽ジャンルを、かつフルセットのワンマンを休みなしで2日続けてやることって恐らく自身初?だと思うし、正直この振替公演二日目で最も危惧していたことが現実になってしまった。

当然だけど、例えばギターの弦が消耗したら新たしい弦に張り替えればいいだけのことだが、しかし「替え」がきく楽器隊と違って歌い手の喉は「替え」がきかないわけだ。事実、今回の彩ちゃんへの「負担」は事前に予期できたことだし、その「負担」は減らそうと思えば直前にでも減らせたはずだ。例えば、セトリを小鳩のソロ曲と入れ替えるだとか。しかし、今回のワンマンツアーおよび振替公演の「実質ツアーファイナル」は、歌の面で彩ちゃんへの全幅の信頼があるからこそ、彩ちゃん一本で最後まで走りきるからこそ大きな意味を成すわけで、だから身を削りながらも最後まで「ボーカリスト」としての使命を全うした彩ちゃんの姿はエモさの限界を超えてたし、それはまるで自らの喉との戦い(消耗)を幾度となく繰り返し、そして幾度となくそれを乗り越えてきたX JAPANToshiDIR EN GREY、そしてJanne Da Arcyasu彩ちゃんがダブって見えて余計に泣けた。これ見たら小鳩はどうでもいいけど彩ちゃんにだけは天下取らせたらなアカンって、甲子園で始球式させたらなアカンってなった(えっ)。そして最悪の結果という悪夢はまだ終わらない。この後日、彩ちゃんの喉に声帯ポリープが発見され、後日予定していた対バンイベントをキャンセル、そして手術を受けるとの知らせがあった。不謹慎ながら、誠に不謹慎ながら「なんて、なんてエモーショナルなんだ・・・」と、これこそ「V系」ならではの「様式美」であり、なぜ僕が【BAND-MAID=シン・X JAPAN】と表現したのか?これ以上の説明はいらないね。とにかく、今は姫の手術成功を祈るばかりで(なんかデジャブ)、そして復活したあかつきには、小鳩ヨシキが今回の『ケツアゴの逆襲』もビックリの演出を考えてくれるハズだ(デコの逆襲くるぞ・・・)。

改めて、僕の「バンメの初ワンマンは伝説になる」という勘は何一つ間違いじゃあなかった。少なくとも、振替公演の名古屋と大阪は『(ケツアゴ)伝説』以外のナニモノでもなかった。今まで自分は音源を聴いただけでバンメの全てを知ったような気でいたけれど、それは全くの勘違いだった。お給仕でしか味わえないこと、お給仕でしか体験できないこと、お給仕でしか分からないことだらけだった。バンメは間違いなくライブ=お給仕でこそ真価を発揮する「ライブ・バンド」ならぬ「お給仕バンド」であると。個人的に、今日の弾丸日帰りお給仕は出費以上に得るものが大きかったし、本当に仕事休んでまで行ってよかった。しかし、ご主人様やお嬢様よりも、今回の初ワンマンツアーおよび振替公演で得たものがあまりにも大きすぎたのはメンバー自身で、まず何よりも、このレポや名古屋公演のレポにも書いたメンバーの「負担」、それに伴う「リスク」の問題を嫌ってくらい痛感したはずだ。それ以外でも、これからは必然的にあらゆる面で「プロ意識」が求められてくるだろうし、まずメンバー自身がその「プロフェッショナルさ」を意識し始めなきゃいけない時期に来ているんじゃあないか。今回は「初ワンマン」の「初」に甘える部分が大いにあったけど、次の秋冬ツアーからはかなりハードルが高くなるのは必須だ。これまでは小さい箱で定位置でただ演奏してりゃそれでよかったけど、今後箱のキャパが広くなっていくことに伴う演出面の変化、そしてメンバーそれぞれのステージングにも注目が集まるし、どれだけステージを動かして、どれだけ客を煽ってくれるのか、とにかく秋冬ツアーはそこが一番のポイントだと思うし、今から楽しみにして待ちたい。

ただ今は姫の手術成功を祈るばかりだが、次に僕がバンメのお給仕にご帰宅するのはちょうど今から一ヶ月後、8月19日サマソニ大阪だ。この日は対ロリコンベビメタ軍との大事な初陣だ。全国のバンメ軍は全員サマソニ大阪に集合や。そして、ロリコンベビメタ軍への先制奇襲攻撃として「魔彩ジャンプ」キメて姫の復活を派手に祝うぞ。てめーら俺について来い。

【7/11】 BAND-MAID 『初One-manお給仕 Tour 2017 振替公演 ~Revenge of an ass chin~(ケツアゴの逆襲)』@名古屋CLUB QUATTRO

IMG_0924

【7/11】 『初One-manお給仕 Tour 2017 振替公演』@名古屋CLUB QUATTRO
セットリスト
1. Opening
2. Don't you tell ME
3. REAL EXISTENCE
4. Unfair game
5. Take me higher!!
6. モラトリアム
7. puzzle
8. the non-fiction days
9. matchless GUM
10. Awkward
11. Daydreaming
12. decided by myself
13. CROSS
14. YOLO
15. So,What?
16. FREEDOM
17. Choose me
18. Don't Let Me Down
19. alone
20. you.
21. secret My lips

5月に開催されたBAND-MAID初One-manお給仕 Tour 2017の名古屋公演と大阪公演は、ベーシストのMISAがインフルエンザのため欠席、急遽残りのメンバー「4人」でアコースティック・アレンジを織り交ぜたミニお給仕という形式で敢行された。その「4人」でやれる事の全てを出し切った約40分のライブは、このBAND-MAIDにはMISAが必要不可欠な存在であるという事実と、そのMISAとステージに立った「4人」のメンバーの『絆』を感じさせるエモいお給仕で、そのお給仕の最後に小鳩ミクは「今度は「4人」ではなく「5人」のバンドメイドで絶対に帰ってくる」という強いリベンジを誓った。そんな感動的なお給仕から約二ヶ月、満を持しての振替公演、そこで名付けられたタイトルが・・・

『~Revenge of an ass chin~』
(ケツアゴの逆襲)

頭おかしいのかよこいつら・・・あの感動を返せよ・・・最高かよ。それはそうと少し心配だったのは、元々予定されていた東京公演のセミファイナルとファイナルを無事に終えて、いわゆる「燃え尽き症候群」的なことになっちゃあいないかとか、そして早くも次の秋冬ツアーの日程が発表されて(もちろん自分は一次選考で名古屋ダイホと東京新木場のチケを取ったのだけど)、その入金をしながらふと我に返った僕は→「・・・ん?ちょっと待って、俺ら(名古屋&大阪)の初ワンマンまだ終わってないんですけど?俺ら(名古屋&大阪)蚊帳の外感ハンパねえ・・・まるで打ち切り漫画の常套句にありがちな俺たちの戦いはこれからだ!」的な、とにかく「なんだこの焦らしプレイ」ってなった。あと疑問に思ったのは、今回の振替公演を5月の初ワンマンツアーの実質的なセミファイナル(名古屋)、実質的なツアーファイナル(大阪)として見るべきなのか?と。僕は「いや、そう見るべきではない。5月の初ワンマンとは完全に独立したお給仕として解釈すべきだ」と思った。何故なら、この一週間後に「何があるか?」を考えたら、自ずとその答えが見えてくるハズだからだ。


それもこれも、元はと言えばMISAとかいうケツアゴ女がアゴインフルエンザなんかにかかりやがったせいで、ケツアゴはもう今日の振替公演でフロアにダイブするくらいじゃなきゃ許されんわと、「ダイブ&サーフ禁止」ならもう小鳩ミクが代わりにダイブするくらいじゃなきゃ許されんわこれ。というのも、この先週に行われた「ご主人様限定」のスペシャルお給仕中に、ヘタなダイバーが小鳩ミクのマイクスタンドに接触して、そのマイクが小鳩ミクの顔面に直撃して彩ちゃんブチギレというアクシデントがあったらしく、あいにく大事には至らなかったみたいで何よりなんだが(あいにく?)、個人的に最近は赤い公園のボーカリストが脱退した件があったせいで余計に敏感になってる所もあって、それこそ今回の振替公演もそうなのだけど、そういったバンメンバーへの負担や目に見えない不満が積み重なった結果、この度の赤い公園のような「最悪の事態」に陥るなんて事になったらシャレにならないわけで。勿論、ご主人様やお嬢様だってもしバンドメイドから脱退者が出たりなんてしたら、それこそ想像もしたくないわけじゃん?じゃあそれなりに考えて行動すべきなんじゃね?っつー話で。だからと言って、今回の振替公演という「負担」の原因となったケツアゴが「私のせいで・・・」みたいに、変に責任を感じて今度から「ナムルと煮卵作らなきゃ(使命感)」みたいに、変に気ィ遣ってネタ要因を買って出る必要性は全くないわけだ。つうか、そんなことより「彩ちゃんから生まれた卵」、もとい彩ちゃんが作った煮卵とMISAが手作りしたナムルをツマミに、そして歌波のナニから捻り出したマン◯ー味のカクテルをジュルリと豪快に口に含んで・・・そう考えたら、なんかもう「何度でも新しく生まれたい」と思っちゃったんだからしょうがない。こんなキモチは満島ひかりちゃん以来だ。

話を戻して、正直その時点(小鳩にマイクが直撃)で公演中止する決断もありえなくはなかったハズだ。それなのに何故、そのままお給仕を続行したのか?それは、小鳩ミクの胸の奥に秘められた『覚悟』がクソサーファーのように「ちっぽけ」なもんじゃあ決してないからだ。じゃあ、小鳩ミクの『覚悟』って一体なんなんだ?そう、小鳩ミクの『覚悟』・・・それこそ端的に言ってしまえば「売れなきゃAV堕ちよ!」だ(えっ)。まぁ、それは冗談として、その小鳩ミクの『覚悟』を垣間見たとあるエピソードを思い出した。それは今年の3月に名古屋県は豊橋市で行われたパンクイベントの小鳩ミクのMCで、「小鳩のことを嫌いになっても、バンドメイドのことは嫌いにならないでください!」という某アイドルの迷言をオマージュした言葉に、まさしく小鳩ミクの『覚悟』という名の「自己犠牲」の精神が込められていて、なんつーか知れば知るほど「こいつタダもんじゃない」ってのが分かってくる。とにかく、端的に言って「売れなきゃAV堕ちよ!」、その小鳩ミクの『覚悟』をご主人様とお嬢様は理解してやらなきゃイケナイ時期にきてるんじゃあないか?小鳩ミクの『覚悟』を知らないって事はよぉ...お前らそんなに小鳩ミクの「小鳩胸」が見たいってことかよ?僕は小鳩ミクの「小鳩胸」なんか見たくありません!

「普通」の運営なら、こうなった時点で今後のライブは「ダイブ&サーフ禁止」にするのが当たり前だし、あの【楽器を持たないパンクバンド】ことBiSHですらだいぶ前に禁止にしているほどだ。しかし他のバンドやアイドルと違って、唯一このBAND-MAIDには小鳩ミクという見るからに「普通」ではない存在、すなわち「不確定要素」が在籍しているわけで、事実その小鳩ミクは自分が被害にあっても途中でお給仕をやめなかった。その出来事は、今回の振替公演における神対応でも感じた、それこそパンピーには理解できない小鳩ミクの底知れぬ『覚悟』すなわち「売れなきゃAV堕ちよ!」、そしてBAND-MAIDというバンドの「器のデカさ」を物語っていて、むしろ逆に、むしろ逆に小鳩ミクはケツアゴ急病やマイク顔面直撃という逆境すらも「お給仕の演出」として昇華してしまうからだ。だから今回の件は本当に難しい問題だし、さぞかしバンド側も頭を抱えているのでは。その「ダイブ&サーフ禁止」の決定権は、やはり当事者である小鳩ミクの判断に委ねられているのでは。だから、この問題は本当に難しい。何故なら、今回は小鳩だから良かったものの、今度は他のメンバーに被害が及ぶ可能性、それこそお給仕にご帰宅するご主人様、特にお嬢様に被害が及ぶ可能性も容易に考えられるわけで、もしまたのお給仕でそういった事故が起こった場合、もしクソダイバーの被害にあった人は果たして「またバンドメイドのお給仕にご帰宅したい」と思うだろうか?いや、逆に「え、バンドメイドのライブってこうなんだ・・・なんか違った」と思うだろう。現に、自分は今年の3月に名古屋県は豊橋市で開催されたパンクイベントで、バンメの出番の時にエグいダイブやサーフを生で目撃しているし、それこそ今年の1月にZEPP名古屋で行われたBiSHのライブ中に清掃員の清掃活動に巻き込まれて「もう二度とBiSHのライブには行かない」と誓った僕みたいなのを、今度はバンドメイドのお給仕で同じような思いをしてほしくないんだ。正直、今のバンメには一人のフアン(ご主人様&お嬢様)すなわち「兵」を失うことがどれだけ痛手なのか、なんてのは運営側も当事者であるメンバー側もよくわかっているハズだ。大袈裟じゃなしに今のバンメはとても大事な時期にいるわけで、今こんなところで立ち止まっている暇はないわけで、だからこそ禁止の判断とその結論を出すのが非常に難しい問題なんですね。要するに、あらゆるリスク(炎上)とお給仕の演出(面白さ)を天秤にかけて、どっちを取るかの究極の選択。だから難しいし、今度はリスクヘッジの問題になってくる。

ところで、某冨樫ばりにサボってる間、当のケツアゴ本人は一体何をしていたのか?

僕はケツアゴを許した。そら許すよ。だってお前、ここ最近はモンドグロッソ関連で、自分も久しぶりに満島ひかりちゃん主演の映画『愛のむきだし』を見返したのと、その流れで園子温監督のサイン入りポスターに当選するという、まさにそれら一連の伏線を回収するようなツイートで、これには「しかしエラいタイミングでツイートすんなこいつ」ってなったのと、「いやいやいや、それ病床で見るような映画じゃねーから、そんなん見とったら治るもんも治んねえから」ってツッコんだ。もしや園子温監督のサイン入りポスターに当選したのは満島ひかりちゃんお陰じゃあなくて、実は「鶴の恩返し」ならぬ「ケツアゴの恩返し」だったのかもしれない。サンキューケツアゴ。

なんだろう・・・そんな、「元祖アゴお化け」ことX JAPANのToshiリスペクトなタイトルだけに、MISA含めたバンメンバーとオーディエンスはX JAPANのラストライブばりに「そんな様々な想い」があっての振替公演である。ここで僕は今一度、サマソニ出演決定の衝撃や明日(大阪)の振替公演のことは忘れて、改めて今一度冷静になって「これはバンドメイドの初ワンマンお給仕の名古屋公演である」、ということを念頭に入れてライブに挑んだ。自分は前回と同じ、彩ちゃんが真正面にくる位置の三列目を陣取った。おいら、こう見えて身長181㌢あるスタイルグンバツのイケメンなので(ごめん盛った)、決して「最前」ではない三列目と言えどこれはもう実質「彩ちゃんに最も近い男」すなわち「彩前」だ。前回は「4人」でのアコースティックお給仕だったからか、前方への圧縮もない超絶平和な感じだったので、てっきり今回もそれに近い感じになるだろうと安心しきっていた。しかし、直ぐにそれは大きな間違いだったことに気づかされる。

開演時間の7時。前回にはなかったお馴染みのオープニングのSEが流れる始めると、前回不在だったMISAを筆頭に各メンバーがそれぞれステージに登場。ここで僕は→「あれ?ミニお給仕と比べると小鳩かなり中央に寄ってんな」と感じながらも、本日の「主役」であるMISAが現れた時には「待ってました」とばかり、MISAを待ち望んでいたご主人様たちの歓声が上がる。そして、前回にはなかったBAND-MAIDのお給仕ではお馴染みの、彩ちゃんの「お給仕はじめます(ドヤ)」の言葉を合図に、今年の1月にドロップされたメジャー1stフルアルバム『Just Bring It』でもオープニングを飾る「どんちゅーてーどんちゅーてー」こと”Don't you tell ME”を披露。当然だが、やっぱMISAがいるいないでは音の出方がまるで違う。安定の「オイオイ」コールと同時に、前回にはなかった前方への圧縮が起きる。自分が陣取っていた三列目はモロに圧縮を食らう場所で、「オイ!オイ!オイ!オイ!話が違うじゃねーか!」と動揺する間もなく、次の”REAL EXISTENCE”で起きた更なる圧縮によって、僕は彩ちゃんの真正面すなわち「彩前」から徐々に弾き出されて、最終的には小鳩ミクが真正面にくる中央寄り5,6列目あたりまで押し戻されてしまった。正直「マズい」と思った。何故なら、今日の僕は「彩ちゃんから爆レスを貰う」という大きな目的があったからだ。このままだと彩ちゃんからレスが貰えないんじゃあないか?そこで僕は考えた・・・こうなったら「アレ」をやるしかないと。

「ケツアゴのいないバンドメイドはサビ抜きの寿司だ」

おいら、いわゆる「スーパーで売ってる寿司大好き芸人」なんだが、ここ最近は寿司のシャリを捨てるバカ女が話題だが、それはそうと、いつからかスーパーで売ってる寿司って「サビ抜き」がデフォになってて、いわゆる「スーパーで売ってる寿司大好き芸人」としては「はあああああああああああああああああああああ??」って感じなんだが、でも確かに最近はサビ抜き派が多く存在しているのも事実だ。しかし、サビ抜き派の言い分の中に「サビのせいでネタの味がわからない」とかあって、それ聞いたら余計に「はあああああああああああああああああああ??むしろ逆だろおおおおおおおおおおお」って感じなんだが、だって「主役」ではない一生「脇役」のサビがあるからこそ、「主役」である「ネタ」が活きて「ネタ」の風味と「シャリ」のハーモニーを引き立たせているわけで。それはBAND-MAIDだって同じだ。バンドを底から支える最重要員であるギターの歌波とドラムの茜が「シャリ」とするなら、 BAND-MAIDの「主役」である彩ちゃんと小鳩が「ネタ」であり、そしてその「シャリ」と「ネタ」の間に挟まれる「サビ」を担うのがケツアゴことMISAだ。逆に言えば、ケツアゴのベースがあって初めて「シャリ」の楽器と「ネタ」の歌が活きるということ。要するに、「サビ抜きの寿司」なんか子供舌のキッズが食べるもんで、これは「MISA抜きのバンドメイド」と同じで、つまりMISAという「サビ」が間に挟まれているからこそBAND-MAIDは「大人舌」でも楽しめる大人のロックバンドに変貌するんだって。・・・ふと、そんなことを思ったのが、他ならぬMISAのベースソロが炸裂する”Take me higher!!”を目にした時だ。この曲の見どころは何と言ってもギターの歌波とMISAのソロバトルで、この時ばかりは「サビ」のMISAが他の誰よりも一番の「主役」=「ネタ」になっていた。その曲が終わると、小鳩ミクがMCで「ケツアゴいじり」を始めるが、正直その時の僕は「赤い公園...脱退...うっ頭が」とヒヤヒヤもんだった。

そして遂に、僕らは”モラトリアム”を目撃する。この曲で注目すべきポイントって、間奏部分の小鳩ミクのヘヴィなバッキングと歌波のギターソロ、つまりメシュガーのフレドリック・トーデンダル化する歌波に対して、一方の小鳩はリズムギターのマルテン・ハグストローム化しなければならない所だ。その「リードギター」と「リズムギター」の連携がキマって初めてBAND-MAIDは「メイド界のメシュガー」を襲名できると思ってて、この曲は歌波のスリリングなGソロよりも小鳩のバッキングギターが主役と呼べる唯一の曲と言っても過言じゃあない。幕開けから茜のツーバスドコドコで勢い良く疾走していき、間には彩ちゃんのサビがあって、そして例の間奏部に突入する。僕は「くるぞ・・・くるぞ・・・小鳩よ・・・鳥になってこい!」とばかり、その瞬間だけは小鳩ミクの手元に全神経をやった。

小鳩「ポヨヨ~~ん♫ポヨヨ~~ん♫」
ajajaj

(holy shit...)
new_new_01_0012_1

ナメてんのかこいつ・・・。いや、でもそれなりに弾けてた気がする・・・音は確かに小さかったけど。正直、この曲の小鳩のバッキングだけはどの楽器よりも音量デカくしていいと思う。なにせ過去の曲を含めて小鳩のギターが歌波のギター(ソロ)よりも大事になる非常にレアな場面だから。その”モラトリアム”以降の”puzzle”からの”the non-fiction days”はアツすぎてヤバかった。その後はカップリング曲の”matchless GUM”から前回はアコギで披露された”Awkward”というミドルテンポの曲でちょいとブレイクする流れ。気になったのは”Awkward”はライブだと意外と皆んな大人しいというか、この曲って後半に展開が変わってノリ良くなるのにオーディエンスは最後まで比較的大人しかった。めっちゃワッチョイしたくなるのに。



そして、この記事の初めに書いた、このお給仕の一週間後に一体「何があるか?」の「答え」が遂にお披露目となった。それが7月19日にリリースされるメジャー2ndシングルの『Daydreaming /』だ。僕が今回の振替公演を「初ワンマンツアー」とは完全に切り離したものと考えるべきだと言ったのは、他ならぬこの新曲の存在が頭にあったからだ。この曲のイントロのサビが始まると、これまでの曲と雰囲気がガラッと変わる。まず何よりも驚いたのは彩ちゃんの歌で、僕は今年の1月に1stフルアルバムの『Just Bring It』を聴いた時、彩ちゃんの歌声に対して「今にも絢香の三日月歌いだしそうなくらい”バラード映え”する歌声」と評価していて、事実その通りだった。ヘタしたら今日の中で一番いい声が出ていた。というより、彩ちゃんの声域というかキーと歌唱法が曲調と一番合っていたような気がしたというか、なんだろう彩ちゃんの「素」の歌声に近いというか、それこそ彩ちゃん自身かなり歌いやすく感じてるのが分かるくらい、とにかく声の「抜け」が良い「理想的」な彩ちゃんの歌だった。これって結局、彩ちゃんの良さや魅力を知り尽くしているコンポーザーの歌波だからこそ書ける曲なんだなって、これ生で聴いたら歌波の前じゃ自分みたいな彩ちゃんヲタはあまりにもちっぽけ過ぎて泣ける。今度からお給仕でこの曲を聴く時は、これが彩ちゃんの「理想的な歌声」ってことを理解して聴いたほうがいいです。でも実は彩ちゃんと同じくらい茜とケツアゴのリズム隊が織りなす心地よいグルーヴ感に神経が行ってたのも事実で、この辺は是非ともシングルレビューを楽しみにしていてほしい。既にレビューの冒頭部分のネタは決まっていて、ネタバレすると「小鳩ミク、バンドエイド社の最終面接に挑む」です。

ここまでアツすぎ&テンション上がりすぎて、僕はてっきり忘れていた。当初の目的が「彩ちゃんからレスを貰う」ということを。その目的を実現する最大のチャンスがやってきた。それが”FREEDOM”だ。この曲はバンメが誇る最強のアンセムと言っても過言じゃあないほどお給仕の定番曲であり、ここ一番の盛り上がりを見せる曲だ。しかし現実問題として、彩ちゃんからレスを貰うにはどうしたらいいのか?それこそ先程にも書いた「アレ」の出番だ。その「アレ」とは・・・

『魔彩ジャンプ』
【説明しよう。魔彩ジャンプとはケニアの先住民族であるマサイ族のジャンプ力を得ることで、彩ちゃんからレスを貰う可能性がグンと高まる代わりに、お給仕終了後に出禁を言い渡される可能性を秘めた諸刃の最終奥義である】

しかし、ここで想定外のことが起きる。いよいよサビの時に、飛最終奥義「魔彩ジャンプ」を発動しようとしたら周りの人も飛んだり跳ねたりとワチャワチャ揉みくちゃになってて、結果的に全然飛べなかったのだ。奥義「魔彩ジャンプ」は無残にも不発に終わってしまった。その「魔彩ジャンプ」失敗というショックを引きずったまま、遂にお給仕恒例の小鳩ミクによる「おまじないタイム」が始まった。

小鳩「くるっぽー!」
11887252_924023360976701_368123867_n

俺ら「あ~うっせ」
new_01_0012_1

小鳩「萌え萌え~!キュンキュン!」
new_スクリーンショット-2016-10-29-2

俺ら「はよ終われ」
new_01_0012_1

小鳩「ケツアゴー!」
new_11257853_1028953900470917_82088536_n

俺ら「ケツアゴー!」
CcrWTElUsAAbmPC

小鳩「ケツアゴー!!」
new_news_header_bandmaid_live1705_1

俺ら「ケツアゴー!!」
CcrWTElUsAAbmPC

こんなんクソ笑うって。まさかの「ケツアゴコール」は笑うって。そもそも初ワンマンで「ケツアゴコール」ブッ込んでくるバンドなんて見たことねーし・・・頭おかしいのかよ。一見、イメージやキャラ設定的にメンバーの中で一番目立たなそうなMISAことケツアゴが実は一番面白いとかわけわかんねぇ・・・。その「おまじないタイム」後の小鳩のMCでは、10月15日にダイアモンドホールで開催される秋冬ツアーはMISAの誕生日?が近い?らしくて、またケツアゴネタぶっ込んでくるフラグを立てやがった。あと、「おまじないタイム」では自分は小鳩の真正面にいて、何かの拍子に小鳩が体を揺らした時に「小鳩胸」であるはずの「小鳩胸」がちょっと揺れたから、こいつ案外「小鳩胸」じゃないかもしれないという報告。



今回の振替公演は初ワンマンツアーから完全に切り離して見るべきだと、その理由として書いた”Daydreaming”の話には続きがあって、それが実は両A面シングルであるということで、そのもう一つのA面シングルである『Daydreaming / Choose me』”Choose me”は流石にやらへんやろぉ・・・と思ったらやった。音源自体は、数週間前に公開されたMVの彩ちゃんがマブし過ぎてまだ一回くらいしか聴けてなくて、片方の”Daydreaming”はリリース前にも関わらず完成度の高いパフォーマンスでドン引きしたが、それと比べるとお給仕ではまだまだ詰めが必要だと感じさせつつも、オーディエンスはしっかりと盛り上がりを見せていた。しっかし、”Daydreaming”は必須だと思ってたけど、まさか”Choose me”まで披露しちゃうのは全くの想定外だった。それにしても「売りにきてんな」と、こいつら「シングル売りに来てんな」と。だって考えてみ?5月の東京ファイナル公演で初めて”Daydreaming”を披露したが、この”Choose me”だけは今回の「初ワンマン」では一度も披露していないからだ。小鳩にマイクが直撃した先週のご主人様限定の特別なイベント形式ではなく、フルセットのワンマンライブで初めて”Choose me”がセトリに入ったのが、今回の名古屋振替公演という事になる。ちょっと前から思ってたけど、俺ら名古屋勢優遇されすぎだろ・・・。こんなご奉仕されちゃったら名古屋の皆んなバンメのこと大好きになって秋冬ツアーのダイアモンドホールにも行っちゃうよな~?

しかし、まだ僕の目的は果たせていない。次の”Don't Let Me Down”は、出禁覚悟の最終奥義「魔彩ジャンプ」を成功させるラストチャンスだ。この曲は合法的にサビでジャンプしても許される曲なので、僕はこの曲に全てを賭けた。そう、何故なら僕には身長181㌢のスタイルグンバツのイケメンという最大の利点がある(ごめん盛った)。

彩ちゃん「Don't Let Me Down!Don't Let Me Down!」
maxresdefault

ぼく「魔彩ジャンプ!魔彩ジャンプ!」
new_fe8703541781ad4ffa6e0e388506521b

こんな風に、サビで飛んでる最中は「彩ちゃん見て見て!俺が一番高えでしょおおお!!??ウェイ!」とばかりに無我夢中で「魔彩ジャンプ」を繰り返してて、実際今日のお給仕で一番高く飛んでた自信あるくらいだった。しかし、彩ちゃんから爆レスを貰うために「魔彩ジャンプ」してる最中、ふと我に返って今の状況を頭の中で整理した。

(もしや、俺は今 後ろのやつの足を踏んでしまったんじゃあないか?)
(いや、気のせいかもしれない)
(いや、間違いなく踏んだ気がする)

事実、前の人の背中を支えに借りていたり(左腕でガードする感じで)、恐らくジャンプ中に「あ、こいつやべーやつだ、距離取らなきゃ」みたいに思われたのか、その後ろの人に背中を手でソッと支えられていたのも事実としてあって、これって結局、冒頭に書いたクソサーファー/クソダイバーと全く同じ話で、もし足を踏んでしまった人がもう二度とバンメのお給仕に行こうと思わなかったら?一体それは誰の責任だ?そう考えたら本当に申し訳ない気持ちで一杯になった。そう、僕はいつの間にか「ミイラ取りがミイラに」なっていたんだ。「彩ちゃんからレスを貰う」という個人の勝手な利益のために、BiSHのライブで脇腹に痣を作った僕という「ミイラ取り」が、今度は見ず知らずの他人に迷惑をかける「ミイラ」になっていたんだ。それで結局、彩ちゃんからレスは貰えずに、最後の賭けは失敗に終わった。当然だ。個人の利益しか考えない調子乗りカスに、俺たちの彩ちゃんがレスをやるわけないからだ。逆に、そこが彩ちゃんのキャラクターとしての良さであり魅力でもある。でも途中で距離的に近い小鳩ミクに「魔彩ジャンプ」したら普通にスルーされて素で凹んだんだけど。つうか、小鳩は演奏中にキョロキョロし過ぎだろ。もっと余裕持てよ。

先程の「魔彩ジャンプ」で全ての気力を振り絞った僕は、ラストを目前にして体力の限界に達する。そりゃそうだ、普段のライブは地蔵がデフォの自分がここまでアクティブに動いて汗かいたのって、それこそ高校野球時代は元より(ちな高校通算本塁打5本w)、リアルに大学で野球やってた頃以来だわ。マジで「ギリギリ20代」の限界を感じ取った瞬間だった。それ以降の僕は、オキニ曲の”you.”とラストを飾る”secret My lips”を目の前にしながら、まるで死んだ魚の眼をしてステージを眺めていた。

ほぼノンストップで全20曲を終えて、最後の挨拶の時に小鳩が「秋冬ツアーのダイアモンドホールのチケットがこの後の物販で買えるから買うっぽ!じゃなきゃ埋まらないっぽ!」的な告知しはじめて、まぁ流石にメンバーも運営側もこのままじゃダイアモンドホール埋まらねぇのは重々分かってるようで。しかし来週のシングルと振替公演限定のケツアゴTシャツを売りに来るついでに、まさか秋冬ツアーのチケットも売りに来るとは思わなかった。確かに、初ワンマン(初ワンマンとは言ってない)で平日火曜の名古屋クワトロを完売させるバンドって初めて見たからやっぱ「バンメキテる」ってなった。けど、いくら日曜日のダイアモンドホールとは言え、今回の箱よりも倍近いキャパのある箱を埋めようなんて、あまりにも非現実的だ。なにせダイアモンドホールってーと、Mステ出演しまくってる水曜日のカンパネラがライブするような箱だぜ?ほとんどと言っていいほどTVの露出が全くないバンメがどうやって埋めるんだよ・・・。今度の箱がダイアモンドホールって聞いた時、「いやいやいや、さすがに事務所は強気すぎだろ・・・」ってなったし。でも、その不可能を可能にしてしまいそうな勢いが今のこいつらにはあって、だから全く予想できないし、とは言えやっぱり秋冬ツアーで初めてバンメは「名古屋の洗礼」を浴びるに100ガバス賭けるわ。だって、このままじゃ本当に埋まらないんだもん。だから僕が犯した罪への「懺悔」に免じて、バンドメイドの危機を助けてやってほしい。わかりやすく言えば援軍が欲しい。今度こそ「魔彩ジャンプ」を成功させるんで、すげージャンプするやべーやつを見に来てください。もちろん、僕も新木場ファイナルに援軍として向かう予定なので、どうか名古屋もお願いします。ワンチャン僕に会えるので、読者の女の子はこの機会に是非僕に会いに来てくださいね。まぁ、それはともかくとして、言うなればケツアゴの「生誕祭」とも呼べる、スペシャルなお給仕になるであろう次回の名古屋ダイホ公演は、もしかするとケツアゴのケツアゴですり下ろしたワサビが食せるかもしれない・・・?

前回のミニお給仕とは無論全てが違う。まず「4人」ではなく「5人」揃ったことで、お給仕の形態そのものが違うし、オーディエンスの盛り上がり方も真逆だし、衣装がMVでもお馴染みの最新仕様に変わってたり、歌波のギターも例の真っ赤なPRSに、小鳩のゼマイティスも柄がドクロ仕様になってて、その柄を見た時はJanne Da Arcのアルバム『JOKER』を思い出した。

自分がこうしてこう書いてるのも、全ては1月の『Just Bring It』から始まっているからだ。もしもこのアルバムが2月以降に出てたら間違いなく聴いてなかったと考えると、なかなかどうして面白い。そもそも『Just Bring It』って、インディーズ時代のゴリゴリのハードロック的な作風から一転して、いわゆる「ケツアゴ」&「オイオイ」コールやオーディエンスを巻き込んだシンガロング、同時にイマドキの「モダン」な「ラウド系」のヘヴィネスを中心とした、つまり「意図的」にライブ=お給仕で盛り上がるようなギミックが盛り込まれた、それこそ今回の「初ワンマンツアー」を見据えた「ライブ向け」に作られた側面もあって、その製作者側による「意図的」に狙った部分は、今日のお給仕の盛り上がり方を見ても「成功」だったと言える。つまり、今回の初ワンマンツアーは実質アルバムツアー、それ即ちメジャー以降の「今のバンドメイド」の実力を示しだすツアーとしての側面を持ち、それと同時に今日の振替公演は「これから」すなわち「未来のバンドメイド」を予感させる、次回の秋冬ツアーの前哨戦としての側面も持ち合わせていたんだ。

もう『Just Bring It』完全再現でよくね?みたいな所もあったけど、気になる本日のセトリは、ほぼメジャーデビュー以降のシングルおよび1月のフルアルバム『Just Bring It』の楽曲、そして来週リリースされるシングル中心のセットリストで、『Just Bring It』からは小鳩ソロの”TIME”と小鳩と彩ちゃんのツインボーカルがメインとなる”OOPARTS”以外は全て披露したことになる。今回のツアーのセトリで注目すべき所、それは全公演のラストを飾った曲が『Just Bring It』でもラストを飾る”secret My lips”だったことで、実はここにもちょっとした伏線というかエピソードがある。自分が初めてバンメのお給仕に行った3月の対バンイベントの時に、その”secret My lips”を披露したのたけど、最後の曲ではなくセトリの中盤くらいで披露したのを見て、「いや、この曲はラストにやってナンボだろ」とツッコンだ憶えがある。勿論、フルセットのワンマンとフェスあるいは対バンではセトリの違いがあって当然なのは分かるけど、この”secret My lips”だけは「最後に聴きたい感」というのが人一倍強いから、今回のワンマンツアーのセトリのラストに”secret My lips”を固定したのは英断だと思ったし、ここは素直に評価すべき所だと思う。実際、この曲の最後の小鳩パートが終わった後に溢れ出すカタルシスは、頑なに「アンコールなし」を貫き続けるバンドメイドらしさを体現していた。

その1月の『Just Bring It』から今までの約半年間、「まさか」の出来事や「信じられない」ような発表がバンドメイド周辺を取り巻いていた気がする。僕自身は、この半年間ただ小鳩ミクの掌の上で踊らされていただけなような気もする。まず僕は『Just Bring It』の時点で、BABYMETALとの比較をして見せた。そして5月にはバンドメイドのまさかのサマソニ出演が発表され、そしてつい先日、同じくBABYMETALもサマソニ出演が発表され、まさかの両者初共演(初陣)が早くも実現する運びとなった(ここではVAMPSとの共演、ハロパ出演への伏線を既に立てている)。まるで『Just Bring It』の記事が伏線になっていたかの如く。『Just Bring It』における伏線は他にもある。それは「バラード」に関する言及だ。僕はこの記事の中で、彩ちゃんの「バラード」を歌う素質を見抜いていた。しかし、残念ながらこの『Just Bring It』には「バラード」と呼べる曲はなかった。その半年後、まさか次の新曲が「バラード」になるなんて全く想定していなかった。

その数ヶ月後、僕はFallujahというメタルバンドの記事の中で、ギターのスコット・カーステアーズとOpethのミカエル・オーカーフェルトとバンドメイドの歌波のギタープレイに共振する部分を見出した。特にミカエルと歌波は【リズムギター】と【リードギター】と【コンポーザー】を担う、そして同じ「PRS使い」として強くダブル所があって、その中で僕は言った→「そろそろ歌波はアコギ弾き始めるぞ」と。話は変わって、3月の対バンイベントで初めてお給仕を見た時、メンバーの中で小鳩ミクだけ自己紹介やMCしてたのを見て驚いた。こちとら鳩女じゃなくて彩ちゃん筆頭に、他のメンバーの話が聞きたんやと。しかしその二ヶ月後、初ワンマンツアーの名古屋公演で観たのは、数か月前に僕が望んでいた「彩ちゃんのMC」だった。当日はMISA病欠のためミニお給仕、そこでステージに登場した歌波は、なんと「アコギ」を片手にして椅子に腰掛けたのだ。彩ちゃんと歌波による『夢』のようなアコースティックショーは、言うまでもなく言葉にならないほど素晴らしく貴重な体験だったし、過去にそれらの伏線を立てていた僕は特に感動ひとしおだった。その数ヶ月後、ご主人様限定&お嬢様限定お給仕の中で、(Acid Black Cherryのライブでもお馴染みだった)ツイッターでメンバーに聞きたい質問を募集して、それに各メンバーが答えるというスペシャルなお給仕を開催し、更なる伏線を回収したのは今さら言うまでもない。もしMISAが病欠せずに予定通りワンマンお給仕が行われていた場合、ミニお給仕でのアコギや彩ちゃんのMC、そして振替公演での”モラトリアム”含む新曲披露もなかったと思うと、本当に今回の名古屋と大阪は優遇されているなーと。正直、ここまで従順で学習能力の高いメイドは未だかつて見たことがない。そして、先日のご主人様限定で起こったクソサーファーによるマイクが小鳩の顔面に直撃するアクシデントまで、ここまで全ての伏線回収および演出を描いたのは、他でもないバンドの顔である小鳩ミク本人である。

『小鳩ミクのヤバさを知った僕』
731b17cc719604c4984bb5ee4dc8a12688ad9ed41361429380

来年で10週年を迎える、当ブログWelcome To ようこそ ”俺の感性”は、2017年に入って突如として現れた小鳩ミクとかいう鳩女の前に、あえなく敗北したのだ。この半年間で小鳩ミクとバンドメイドは、それはまるでV系界のレジェンドであるX JAPANのヨシキの如く、次々に襲いかかる幾多の困難すらバンドのドラマ性を高める、その物語を構成する一つのギミック(演出)として、つまりマイナスをプラスに変えてしまう、小鳩ミクのプロデュース能力および演出家としての才能が爆発した結果が今のバンドメイドである。僕はまんまと総合演出兼プロデューサーの小鳩の掌の上で踊らされていたんだ。完全に「俺の感性」が小鳩ミクに試されていたようだった。よく「小鳩ミクいらねぇ」って言う奴は、この演出を見ても同じこと言えんの?って感じだ。正直、「俺の感性」レベルでも「こいつやべーやつだ」と危険を察知して掌の上で上手く踊らされるだけなのに、ニワカレベルだと間違いなく掌の上で小鳩に踊り食いされます。このツアーで小鳩ミクは、「小鳩いらなくね派」を一掃することに成功し、小鳩ミクあってのバンドメイドをここに証明してみせた。少なからず、名古屋と大阪のご主人様は小鳩に完落ちさせられて、今は金玉握られてる状態だ。

それこそ『Just Bring It』の記事で、BAND-MAIDとBABYMETALの違いの部分で僕は「自らの手で未来をハンドメイドしていくのがバンドメイド」と表現したように、つまり裏方のプロデューサー(コバメタル)が敷いたレールの上で良くも悪くも予定調和的に管理されて活動するのがベビメタなら、このバンメは自分たちの手でイチから作り上げていく、それ故に自分たちで全てを決めて行動するからこそ(MISA欠席の件を見れば分かるように)想定外の事が起こりうる、つまり「予定調和」の真逆、それこそ小鳩ミクという「不確定要素」の存在がバンメとベビメタの最も大きな違いである。つまり、全てが「予定調和的」に管理されたベビメタはステージ外での出来事やドラマは何もない。しかしバンメは外で起きた出来事が直接ライブに反映される。このように「作られたユニット」と「リアルな生バンド」の差が最も顕著に現れるのがライブパフォーマンスである。あらかじめ裏で完成されたエンタテインメントを一方的に見せつける、言わば受動性の高いベビメタのライブパフォーマンスに対して、このバンメは目の前にいる観客と一体となってイチからライブという名のお給仕を作り出していく、言わば即興性の高いケツアゴパフォーマンスと言える。勿論、どちらが正しくてどちらが良いというわけではない。しかし、どちらのライブが面白いのかは明白だ。

今回のように、「外」で起きたイレギュラーな出来事を「演出」の一環として「内(ライブ)」に持ち込んでくる演出は、それこそ全盛期のX JAPANをはじめとした90年代のヴィジュアル系界隈そのものだし、最近ではBiS(H)界隈をはじめ、イマドキのアイドル界隈も炎上商法という呼び方で名前を変えて、そのやり方を踏襲している。ベビメタもライブの演出でX JAPANをリスペクトしているが、このバンメはX JAPANのより「本質的」な部分をリスペクトした喜劇的な演出を、ベビメタとはまた違った視点からX JAPANをリスペクトし、そしてそれを実行している。ここまでの、言うなれば「小鳩劇場」に気づいた人がどれくらい存在するかは知らないが、ティーンエージャーになる前からX JAPANの名盤『JEALOUSY』のカセットテープを聴かされて育ったV系エリートの僕には、小鳩ミクが考えていることなんて全てまるっとお見通しだっつーの。よって、このバンドメイドに面白さとユルさとメリハリとギャップ萌えを持ち込んでいるのは他ならぬ小鳩ミクであり、それと同時に「アイドル視点」で見るバンドメイドの面白さと、V系視点で見るバンドメイドの面白さも、全て小鳩ミクの演出力によるものだ。もう小鳩ミクは小鳩ヨシキにでも改名しろよ、ってくらい。もしやマイクが顔面直撃してもノーダメだったのって、ヨシキのヘドバンと同じ一種の自傷行為なのかもしれない。確かに、小鳩以外のメンバー(特に彩ちゃん)はバンメを「アイドル視点」から見られることを嫌うだろうけど、ほら彩ちゃんは「虎党のアイドル」つまり「虎サーの姫」として応援することなら許してくれるはずだからね?

なぜ僕がバンドメイドのことを一種のV系として評価しているのか?確かに、小鳩ミクが典型的なV系好きのバンギャ顔してるから、というわけではない。実は『New Beginning』の記事に伏線を仕込んでいて、その時僕は既にAcid Black Cherryとバンドメイドを共振させているのだ。その伏線を回収するように、先日MUCCのトリビュート作品にバンドメイドが参加することが発表された。となると、やはりVAMPS主催のハロパにはほぼ内定済みと見ていいだろう。

それらを踏まえて、改めて今日のお給仕を振り返って見ると、間違いなくこれまでの様々な想いが幾重にも積み重なった末、遂にたどり着いたお給仕だった。当然、振替公演でタイトルが「ケツアゴの逆襲」ってんだから、普通のお給仕じゃ満足しないわけだ。そんな風に、僕はただ彩ちゃんの網タイツの網目の数を数えに来ただけなのに、何かトンデモナイものを見せられた気分だ。単純に、なんでこんなスキルフルなバンドが今までワンマンツアーやってなかったのか謎過ぎだし、初ワンマンと言ってもそれはもう名ばかりの初だ。これは、これまで百戦錬磨の死闘を繰り広げてきたライブバンドが持つソレだった。こいつらには「底」がないのか?ってくらい、まだまだ「底」が全く見えてこなかったのが末恐ろしいくらい、これが「初ワンマンツアー」ってことを忘れさせるパフォーマンスで、少なくとも今この箱の規模でやれる全ての事を出し切ったと言っていい。とにかく、今回ばかりは完全に小鳩ミクにしてやられた。何度も言うけど、こいつら初ワンマンでとんでもないことしでかしやがった。これはもう伝説だ。その名も『ケツアゴ伝説』だ。

この続きは大阪公演のレポで(もうこんなに書かない)。

【5/19】 BAND-MAID 『初One-manお給仕 Tour 2017(MISA抜き)』@名古屋CLUB QUATTRO

new_スクリーンショット (34)「こんばんわ、稲川VR淳二です。」

new_スクリーンショット (34)「えー本日私はですねぇ、昨年ソニーが発表したPSVRの新機能『VRLIVE』の体験会に来てます」

new_スクリーンショット (34)「この『VRLIVE』を端的に説明しますとね、自宅にいながらにしてリアルタイムで開催されている音楽ライブをPSVRを通して極限までリアルに体験、いや体感できる、実に画期的な新機能なんです。」

new_スクリーンショット (34)「んでもって、私がこの『VRLIVE』を体験するにあたって選んだアーティスト、それこそメイド服を着たガチのロックバンドことBAND-MAIDなんですねぇ。実は私ねぇ、今年の3月に開催されたパンクイベントで初めて彼女たちのライブを生で鑑賞しまして、その時にボーカルの彩姫さんに一目惚れしてしまいましてねぇ。ですから本日の『VRLIVE』も俄然楽しみにしていました。」

new_スクリーンショット (34)「おっ、そうともしない内に、そろそろメンバーが登場する時間帯ですね・・・うわぁっ!」

new_スクリーンショット (34)「彩姫さんが目の前にいるぅ!!近い近い近い彩ちゃん近い!うわっ、まぶしっ!うわっ、彩ちゃんのデコまぶしっ!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!彩ちゃんレスくださーーーーーーーーーーーい!!彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃんSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAI-CHANSAISAISAISAISAISAISAI彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃんAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANAYA-CHANあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」

new_スクリーンショット (34)「ハァ・・・ハァ・・・大変失礼しました。あまりにもリアルで、限りなく本物に近い臨場感溢れるVR映像でつい興奮してしまいましたよ。でも妙に変だなぁ・・・?だっておかしいじゃない、例えば『サマーレッスン』だとヒロインのJKのスカートの中を覗こうとすると画面が黒く暗転するのに、一方で彩ちゃんがステージ前の足場に足をかけた時に、彩ちゃんのバミューダトライアングルの中がギリギリ見えそうで見えない、でも暗転しないのよぉ。うわぁ~ヤダなぁ~怖いなぁ~って、ザワザワザワザワ~って妙な寒気を感じて、目元のゴーグルらしきナニかを外してみたら私ねぇ、気づいちゃったんですよ。」

「あぁ、これ本物の彩ちゃんだって」
new_スクリーンショット (35)

                                                                                                         

いや、さすがに「まさかの展開」過ぎて「えっ・・・えっ?」って2度見した。本日昼頃、まさかのベースのMISAがインフルエンザB型に発症したとのことで、今日の名古屋公演と明後日の大阪公演は欠席、名古屋公演と大阪公演はMISAなしの体制で、またライブの内容を変更して開催されるとBAND-MAID公式からアナウンスがあった(つまり「ベースいらなくね」の世界)。わりとマジで楽しみにしていただけに、というか、ただでさえ1月にメジャー1stフルアルバムJust Bring Itを出して、それから発表されたワンマンツアーが5月10日とかおせーよ(なお、その日がメイドの日と知って何も言い返せなかった模様)、2月に新作出して翌月には(茜も観に行ってた)ツアーファイナルやってるねごとを見習えやと、つうか1月から5月までに俺がバンメに飽きてたらどーすんねんと思ってて、んで今回、そこから更に振替公演or払い戻しで延期とか・・・さすがに全然テンション萎えてない無問題って言ったら嘘になる。それくらい、わりとマジでショックで、昼間にこの事を知ってからしばらくNero lights up the night 18th to 19th of July, AD 64と延々繰り返すヤバい人みたくなってたわ。とにかく、「飽きた」とはまた違ったベクトルの、なんともいい難い気分になったのは確か。

で、MISA抜きの小鳩彩ちゃん歌波茜の4人で一体なにすんねん?と。最前から三列目で待機していた僕は、天上のシャンデリアやステージ上にあるドラムキットやアコギを見て妄想を膨らませながら、開演時間となる7時を待った。7時ちょっと過ぎに彩ちゃんと歌波がステージに登場。彩ちゃんがMISAのことをちょこっと話して、「アコースティックVerレアかな?聴いてね」的なことを言って、それに対して観客も温かい拍手で迎え入れていたのはとても印象的な光景だった。で、彩ちゃんと歌波は椅子らしきナニかに腰を掛けて、新作から”Awkward”のアコースティックVerを披露。歌波のコーラス・ワークが効果的に演出する(初めて歌波の声聴いた)。それが終わると、「もう一曲聴いてくれますか」という彩ちゃんの言葉から”YOLO”のアコースティックVerを披露。その「まさかのアコギ」を目の前にして、自分の半径5メートル以内に彩ちゃんがいるという現実に戸惑いながら、その前に「うわうわうわうわ、彩ちゃん可愛すぎ顔ちっさすぎ網タイツエッチ過ぎスタイル良すぎだろ...」ってなった。

おいら、FallujahDreamlessの記事で「歌波はそろそろアコギ弾き始めるぞ」的なことを言及していて、だから今日の歌波はその伏線を見事に回収してきた、というか展開はえーよってなった。そして、あらためてBAND-MAIDというバンド、その楽曲が持つ柔軟性に驚かされた。

彩ちゃんと歌波で2曲だけアコギ版を演奏した後、歌波が袖に履けて、彩ちゃんが後ろのドラムキットを目で指しながら「四人でやれるだけのことを~」的なことと適度にオラつたMCでその場を和ませる。その流れで小鳩ミクと茜と歌波が登場すると、彩ちゃんの「(ソールドアウトした)沢山の人で埋まった会場を見て泣きそうになった。泣いてないけどぉ~」というドSなMCに対して小鳩ミクが同意しつつ、そしてまさかの「MISA抜きのバンド編成」で新作から”Don't you tell ME”のイントロが始まると、さっきまでのシットリとした雰囲気と大人しさから一転して、観客のテンションはブチ上がり、それに混じって僕も見よう見真似に「オイオイ」コールと拳を高らかにブチ上げる。そして僕の読み通り、真正面に彩ちゃんがくるポジション取りに成功していた。マジで上記の稲川VR淳二みたいになってた。そして、やはりこの曲のソロパートの歌波は、Fallujahスコット・カーステアーズ顔負けのギターヒーローと化していた。

いわゆる「MISA抜きのバンド編成」になって、ちょっと「粋」だなと思ったのは、MISAがいない下手側の観客に配慮して小鳩ミクがMISA寄りの立ち位置にポジショニングするみたいなことは一切なくて、ちゃんとMISAが居るべきスペースを開けて演奏してたのは、それは当たり前のことかもしれないけど、ちょっと「粋」ならぬこれが「絆」だなと思った。

立て続けに”REAL EXISTENCE”を披露すると、観客のボルテージは更に増していく。ところで、今日のライブは内容変更とのこともあってか、アコギ編成でもあったからか、少なくとも3列目でも圧縮やモッシュなどの圧迫祭りは一切発生せず、思いのほか快適に鑑賞することができた。事実、この”REAL EXISTENCE”の速くてスラッシーなパートでも快適さにあふれていた。また、歌波が観客側に身を乗り出して弾き倒す超絶怒涛のギターソロにはただただ圧倒されたし、同時に「歌波の絶対領域ペロペロペロペロペロ~!」ってなった。

その流れでライブの定番である”FREEDOM”のイントロが始まると、周りのガチ勢以上に俺のテンションがMAXに。で疑問に思ったのは、「え、この曲サビで飛ばねーの?」ってこと。いつも音源で聴いてると「ここ絶対にライブで飛ぶやつや」って思ってるくらいで、でも今日のライブだと誰も飛んでなかったから、個人的に”FREEDOM”のサビは飛ぶべきだと思う。つうか、飛んでいいですか?

短時間で会場のボルテージはアッツアツに、その勢いのまま新作から”you.”を披露。個人的に、新作の中で一二を争うくらいフェイバリットな曲だから、「もうヤバいもうヤバいもうヤバいもうヤバい」ってなった。”you.”が終わると、「四人でできるのはここまで」的な彩ちゃんの言葉に対して観客は「え~!」と言い返す、すると彩ちゃん「私もそっちの立場だったらえーって言う」に笑いが起きる。そのままラストの”the non-fiction days”で一気に駆け抜ける。そして、初めてまともに喋った小鳩ミクが「今日のチケットは燃やしたり食べたり捨てたり無くしたりしないで」的な忠告と、今度は「五人」で、やたらと「五人」を強調してリベンジを誓い、最後の挨拶となった。

MISA抜きの小鳩ミク彩ちゃん茜歌波の四人は、アコースティックを入れて全7曲、約40分ものパフォーマンスを見せつけた。正直、途中でMISA不在なことを忘れるくらい、「まさかまさかの展開」ばかりで「なにこれ楽しい」ってなったし、「MISAありがとう・・・」と不謹慎ながらMISAに感謝していた。なんだろう、MISA欠席を知った昼頃のローテンションから数時間でテンションMAXになってて笑うし、ショックどころじゃなくてむしろ振替公演早くして!ということ以外考えられないくらい本番への期待度上げたわ。もちろん、メンバー的にも緊急の話で中止するか悩んだと思うし、そういった諸々あって、なんだろう、なんでこいつらたった40分でこんなにエモく泣かせにきてんだよ・・・って。こいつらまだまだビッグになる気満々やんと。つまずいても何倍にして起き上がる気満々やんと。

確かに、僕みたいな地元民はまだしも、遠方から参戦する予定だった人には少し災難だったかもしれないが、ライブ中止じゃなくてメンバーの心意気で「四人でやれるだけ」やってくれたバンメンバーには感謝すべきだと思うし、それプラス振替公演or払い戻しアリはかなり良心的な対応だと思う。でも彩ちゃんだけは内心「だりぃ~」って思ってそう、てか思ってて欲しいw

しきりに「五人」というワードを強調していた小鳩ミクを見てもそうなのだけど、「メイドのバンド」的に最も縁起の良い日であるメイドの日に「初ワンマン」が始まったばかりなのに早速つまずいて、悔しい思いをしているのは今日のステージに立った「四人」のメンバーだと思うし、そのメンバーの誰よりも悔やんでも悔やみきれないでいるのは他ならぬMISA本人だろう。しかし誰だってアンラッキーな日はあるし、それが偶々ライブの日に重なったというちょっとした不運なだけであって、これはもう「しょうがない」としか言いようがない。でも実のところ、今回のライブ延期で一番「ラッキー☆」みたいな軽いノリで喜んでるのって小鳩ミクだと思う。だって、もし新作から”モラトリアム”を演った場合、歌波がメシュガーのフレドリック・トーデンダル化するソロパートんとこのバッキングがまともに弾けなくて、僕に「当て振り鳩女ァ!」って煽られずに済んだわけだしw

とにかく、今はMISAの容態が早く回復することを願うばかりで、今日の名古屋公演や明後日の大阪公演はレアなイベントが一回多く、しかもタダで見れてラッキーと考えるべきだし、僕的には彩ちゃんを拝む機会が一回増えたって考えたらラッキー以外ナニモノでもなかった。音楽ライブの振替公演とか初めての経験だから、今日と整番同じなのか分からないけど、あの近距離でまた彩ちゃんを今度はフルタイムで拝めるとかヤバみ。つうか、MISA不在で一番大変なのって茜だろ。何食わぬ顔して叩いてたけど茜凄すぎだろ。こいつアンドロイドかよw

当たり前だけど、今年の三月にパンクイベントで初めて遠目から見たライブと、今日の三列目から観たライブはまるで景色が違っていた。まず一番に彩ちゃんの真正面に来るポジショニング確認を皮切りに、楽曲の「オイオイ」コールを入れる場所だったり、「ここ飛べるだろ」みたいな新しい発見だったりと、あらゆる面で「予習」ができたのは嬉しい誤算だった。これ振替公演ガチるだろ。

おいら、バンメの「初ワンマン」は伝説になると確信していて、実はと言うと大阪公演も最終先行抽選で滑り込み当選して明後日も参戦する予定だった。だから今の僕のショック度は、どうにも共感してもらえそうにない。でも「幸運」だと思ったのは、まだ新幹線の座席を予約していなかったことで、もし席取ってからMISA欠席が発表されてたら間違いなく自分の記憶からバンメの存在を抹消していた。こればかりは面倒くさがりな自分の性格に助けられた。もちろん、今日の名古屋公演を観終えたら明後日も行きて~ってなったけど、さすがに大阪公演は振替公演待ちになりそうだ。でも大阪公演のチケットを持ってる人は絶対に行くべきだと思う。もちろんドリンク代徴収制度はないし、彩ちゃんも言ってたように「レア」と捉えて行くべきです。事実、明後日の大阪公演が延期になって先日公開された映画『メッセージ』観に行けるやん!ラッキー!みたいなノリあるし。

何度も言うけど想定外過ぎた。だから今日や明後日のことはなかったことにして、振替公演という名の本当の「初ワンマン」を、そしてMISAが復活した「五人のBAND-MAID」のお給仕を楽しみに待ちたい。じゃなきゃこちとら書けるものも書けなくなる。とりあえず、冒頭の稲川VR淳二ネタは間違いなく使いまわすけど許して☆

【4/9】 ンアルセストゥ 『いいにおいのするALCEST JAPAN TOUR 2017』@名古屋Rad Seven

「ANATHEMAの新譜に伴うツアーに抜擢されたAlcestすごい」
↓↓↓
「そんなAlcestと対バンするVampilliaすごい」 
↓↓↓
「そんなVampilliaのライブを3回観る俺すごい」

・・・僕はそんな謎理論を展開しつつ、2014年に4月に開催された前回の来日ツアーから約二年ぶり通算三度目となる、フランスの貴公子ンネージュゥ率いるAlcestのジャパンツアーに行ってきた。基本的にAlcestの来日ツアーって、初来日となる2012年のツアーから謎の音楽集団Vampillia主催の「いいにおいのする」シリーズに招待される形で来日公演を行っていて、三度目となる今回のツアーもVampilliaの招待があって実現したツアーだ。

自分の中でのVampilliaって、それこそ新生アイドル研究会BiS戸川純とコラボした『the divine move』と実質1stフルアルバムの『my beautiful twisted nightmares in aurora rainbow darkness』というダブルアルバムを聴いて以降時間が止まってて、ここで僕と同じく「最近のポンピリャ~って何してんの?」と疑問に思ってる人の気持ちを代弁すると、最近のエビフリャ~といえば、派生バンドのVMOを立ち上げたり、二年前に縁があった戸川純と再び本格的なコラボアルバムをリリースしたり、そのコラボがてら漫画『ハンターハンター』の作者で知られる冨樫先生にイラストを描いてもらったりしてて、これには「もっと仕事選べよ富樫、つうか仕事しろ富樫、あっ、仕事してんのか富樫」ってツッコんだ憶えがある。

そんなポンピリャ~の本日の予定は、本来なら意識高い系フェスでお馴染みの『After Hours'17』に誘われて出演する予定だった(きっと、きっとそうに違いない)、そう、きっと誘われている「ハズ」だったその豪華イベントを蹴ってまで、このンアルセストゥを名古屋に連れてきてくれたエビフリャ~には改めて感謝の言葉を贈りたい。

7時に開演すると、まずベースのミッチーがステージに出てきて「漫談でも始めんのか?」って思いきや、「いつもセトリが変わらないヴァンピリアだけど、今日は新しいアルバムに収録される新曲二曲を初披露するよ」とのミッチーによる前説があり、そして竜巻太郎氏と吉田達也氏のツインドラムを携えたエビフリャ~の面々が登場。一発目はお馴染みの曲で、モンゴロイドの咆哮や男の娘の喘ぎ声、ヴァイオリンのお姉さんやピアノの先生、いつものギターとベース、真部(行方不明)そしてツインドラムを駆使した、いわゆる「静と動」のコントラストと緩急を効かせた超絶怒涛のサウンドスケープを展開する。やはり、この日本でンアルセストゥ-スタイルに唯一対抗できるバンドはエビフリャ~しかいないと再確認させられた。

僕自身、ポンピリャ~のライブを観るのは前回のンアルセストゥ来日ツアーの時以来、今回で三度目となる。とは言え、今日のポンピリャ~は全部で6曲か7曲披露したセトリの中で、僕が認識できた曲は一曲目と名曲"endless summer"くらいで、だから僕にとっては知らない曲=新曲みたいなもんで、だからどれが前説でミッチーが言ってた新曲なのか分からなかった。けど、2曲目はモンゴロイドがデフヘヴンっぽくて激しかったし、3曲目はマスロックなアプローチあったりして、とにかく本日披露した全曲良かったから新譜はかなり期待できると思う(適当)。あと、ここまで近い距離でポンピリャ~のライブを観たのは初めてだったから、ヴァイオリン弾きのお姉さんの美しみに惚れたし、いつヴァイオリンの弓がモンゴの頭に突き刺さるかヒヤヒヤしたというか、よくあんな狭い空間でお互いに接触せず激しいパフォーマンスできるな、って妙に感心してしまった。正直、今日のポンピリャ~は過去に観た二度のライブを余裕で超えるくらいのベストライブだった。

「ンアルセストゥマジビッグ・イン・ジャパン」

お次はお目当てのンアルセストゥの出番だ。このンアルセストゥもヴァンピリアと同じでライブを観るのは三度目だ。この日は日曜日で、いくら名古屋と言ったってンアルセストゥの出番が始まる前にはスタッフから後ろが詰まってるから前に詰めてください的なアナウンスがあったくらい、フロアはほぼ満員御礼で、俄然「ンアルセストゥマジビッグ・イン・ジャパン」ってなった。

8時半に開演。カーテンが開くと地べたに座ってるネージュの後ろ姿が完全に女形にした見えなかったのと、立ち上がって正面を向いたネージュが手にしているのは、他ならぬ白のフェンダー・ジャズマスターのシングル・コイルだ。そして、新作『Kodama』のエンディングを飾る”Onyx”をライブのオープニングとして幕を開ける。

『会場の僕ら』
a12c4df9

そのオープニングに次いで始まったのが、他ならぬ『Kodama』を象徴する表題曲の”Kodama”だ。なんかもう、白いジャズマス抱えて2:54ばりのガリガリしたダーティなリフを弾き倒すネージュが完全に90年代のオルタナ系のギタリストにしか見えなかったのと、というかもう完全に「オルタナティブ・ロックバンドとしてのAlcest」のソレだった。Winterhalterによる力強いリズムを刻むドラミングをフィーチャーしながらダイナミックに展開しながら、宮﨑駿の最高傑作である『もののけ姫』ばりの崇高な世界観を描き出し、それはやがてシシ神となってステージ上に舞い降り、ほぼ満員の会場にいる僕たちは森の妖精「コダマ」となって「わーい!シシ神様だー!」と狂喜乱舞する。もう完全に俺ら『もののけ姫』に出てくるコダマだったわ。

『Kodama』は、これまでの作品とは違ったアプローチで挑まれた作品で、その中でも特にドラマーのWinterhalterはロック然としたグルーヴ感やポストパンクばりに跳躍感溢れるリズムを刻んでいて、そんな彼の活躍が顕著に現れた2曲目に披露された”Je Suis D'ailleurs”をライブで聴いたら、俄然そのドラムビートとグルーヴ感を体全体で感じることができたし、改めて『Kodama』の中に込められたAlcestの生々しいオーガニックな部分がより立体的に具現化して見えた。

その新譜からの流れで、2ndアルバムの”Écailles de lune - Part 2”へと違和感なく繋いでみせる。やはり、『Kodama』に最も近いイメージを持つ2ndアルバム『Écailles de lune』との相性はグンバツだ。次に3rdアルバムから”Autre Temps”でシンプルかつキャッチーに盛り上げる。

そして再び「オルタナティブ・ロックバンドとしてのAlcest」を垣間見せる、新譜から”Oiseaux de Proie”とライブのハイライトを飾る”Eclosion”を立て続けに披露。こう新譜からネージュのスクリーム連発されると本当にAlcestが帰ってきたんだって感慨深くなる。その後は、再び2ndアルバムから”Là où naissent les couleurs nouvelles”、そして前回のライブから恒例となった4thアルバム『シェルター』から”Délivrance”で一人ずつ退場していく謎の感動を呼ぶ演出を最後に、トータル約70分におよぶライブは幕を閉じた。で、アンコール待ちの時にようやくネージュが出てきたかと思ったら手首の空時計を指差して「ジカンマジヤバイ」みたいなアピールしだして、結局ハコの時間の都合でアンコールは演らずに皆んなで記念撮影して終わった。これは毎回思うんだけど、Alcestのアンコールやりそうやらない雰囲気ほんと苦手。

Alcestの凄いところって、新譜の『Kodama』で往年のンアルセストゥ-スタイルに回帰しているように見えて、実はこれまでにない全く新しいアプローチから曲作りしてる所で、このライブでは往年のンアルセストゥと全く新しいシン・ンアルセストゥが共存する姿を、それこそ『もののけ姫』のテーマのように、人と人が、人と動物が、そして人と自然が共存する、人類が目指すべき社会を訴えかけるようだった。そういった意味でも、過去二回のライブとは間違いなく一線をがしたライブだったと言える。

alllc

【4/5】 EPICA 『JAPAN TOUR 2017』@名古屋クラブクアトロ

エピカ

【4/5】EPICA セットリスト

1. Eidola
2. Edge of the Blade
3. A Phantasmic Parade
4. Sensorium
5. Unleashed
6. The Essence Of Silence
7. Storm the Sorrow
8. The Obsessive Devotion
9. Ascension - Dream State Armageddon
10. Dancing in a Hurricane
11. Unchain Utopia
12. Cry for the Moon
EN
13. Sancta Terra
14. Beyond the Matrix
15. Consign to Oblivion

とりあえず、先日オープンしたレゴランドが絶賛大爆死中の「名古屋飛ばし」をしないシモーネたそマジ天使というか、Epica初来日決定と聞いてまず驚いたことって、東京大阪に次いでまさかの名古屋公演がブッキングされていたことで、普通に考えて安定の「名古屋飛ばし」だろうって思うじゃん。まぁ、そこは素直に喜ぶとして、一番の問題は客入りだ。いくら「絶対に来日したくないメタルバンドランキング」で上位に食い込むエピカが遂に奇跡の初来日を果たすったって、エピカのフアン層って正直未知数過ぎるし、それプラス「名古屋」だったり、「チケ代約8K(レゴランドの入場料よりも高い←こう書くとレゴランドが安く見える不思議!)」、そして「平日ど真ん中」という3つの悪条件が役満ばりに揃ってて、下手したらデフヘヴンの初来日公演で客が13人しかいなかった「伝説の名古屋公演」の再来、その記録を更新してしまうんじゃないかって、あの「伝説の名古屋公演」を観た伝説の13人の内の1人だった僕は、その悪魔=トラウマが蘇って「うっ、頭が...」ってなりながらも、開演3分前くらいに会場に入ったら流石に満員御礼ではないものの、普通に半分以上は埋まってて何か感動した。伝説の13人どころじゃない、100人単位だ。

僕が入場する間もなく、暗転して最新作『The Holographic Principle』のオープニングSEが鳴り始め、そしてメンバーが一人ずつ登場し、最後はお待ちかねのシモーネたそが登場からの"Edge of the Blade"を披露。その後はもう新譜の曲を中心に、初期の楽曲や全盛期の3rdアルバム『The Divine Conspiracy』からエピカ屈指の名曲"The Obsessive Devotion"や4thアルバム『Design Your Universe』から"Unleashed"をはじめとした新旧の曲を満遍なく織り交ぜながら、これぞ「プロフェッショナル」かつ「ベテラン」のライブパフォーマンス、そしてメンバー一人一人による、もはや初来日公演とは思えないような客煽りとノセる上手さに脱帽させられた。今日の客も客で、シモーネたそに「一緒に歌って」と煽られたら余裕で歌っちゃう、下手したら10年以上も来日を待ち望んでいたエピカガチ勢たちのアツい想いに感動したし、素直にスゲーってなった。

実際、マークはじめ楽器隊の煽りでアンコールを含めて三回くらいちっこ可愛いサーコーピッ!が起きたし、アンコ最後の曲ではちっこ可愛いWODが発生した。なんだろう、それくらい音源ではわからなかったエピカというバンドの多様性が具現化したようなライブだった気がする。勿論、バンドの花であるシモーネたその美声が冴え渡る楽曲もさることながら、シンフォニック・メタルとしてのダイナミックなスケール感から、エクストリーム・メタルとしてのブルータルな側面が目まぐるしくスリリングに場面転換していく姿は、なんだろう素直に「いいバンド」としか他に言葉にしようがなかった。

とにかく、シモーネたそのパッツンパッツンのレギンスの間に挟まれてそのまま昇天したいと思っちゃったんだからしょうがない。今日のシモーネたそはちょっとヒラヒラした漆黒の衣装で、歌の上手さなんて今更言うまでもなく、勿論バンド一の存在感を放っていた。とにかく、シモーネたその一挙手一投足の仕草がとにかくチャーミングでブヒれるし、そして何よりもシモーネたその美しい赤髪がファサ~と右へ左へ靡く「世界一美しいヘドバン」を生で見れただけでもう満足。あのサラサラヘアーにファサ~されたいと思っちゃったんだからしょうがない。

バンドの中心人物であるマーク・ヤンセンは、タンクトップいっちょでガッツリグロウルしたり煽ったりで終始楽しそうにしてて噂通りのイケメンだった。特に"The Obsessive Devotion"のマークマジイケメン。けど、メンバーの中で一番楽しそうだったのはキーボードのコーエン・ヤンセンで、始めはクルクルする回転式のキーボードで普通に演奏してたと思ったら、中盤からは太鼓式のキーボードでステージ前方に出てきて何か楽しそうにしてるなと思ったら、アンコールでフロア後方のカウンターの上に乗って弾き出した時は吹いた。振り向いたらすぐ後ろに何かデカい坊主頭のオッサンおったw

でも昨日の大阪のセトリ確認したら新譜の名曲"Universal Death Squad"と4thの名曲"Martyr Of The Free Word"演ってたみたいで、その個人的にオキニの二曲は名古屋では演ってくれなかったから泣いた。でも、その代わりに"Ascension - Dream State Armageddon"と、コーエンがウキウキに演奏する"Dancing in a Hurricane"は名古屋だけのレア曲かも。てか名古屋のセトリ結構玄人向けじゃなかった?しかし、ナゼ頑なに"Never Enough"を演らないんだ・・・。ネバイナやってくれよ。

個人的に、正直ここまでコテコテの「ザ・メタル」のライブって実は初めてかもしれなくて、いややっっぱメタルっていいなって思った。
記事検索
月別アーカイブ