Welcome To My ”俺の感性”

音楽のレビューというか感想をてけとーに書き殴るブログです。

アイドル界のDIR

【1/13】 DIR EN GREY 『TOUR16-17 FROM DEPRESSION TO ________ [mode of UROBOROS]』@Zepp名古屋

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先週の日曜日にZepp名古屋で行われたBiSHのライブで清掃員にリアル清掃されかけてできた脇腹の痣が未だに治らない状態で、その翌週にDIR EN GREYのライブに行くという行為・・・なかなかエモくない? 奇しくも、2017年のライブ初めとなったBiSH『NEVERMiND TOUR』の一発目をZepp名古屋を皮切りにスタートし、このDIR EN GREY『mode of~』シリーズ待望の『UROBOROS』の一発目をZepp名古屋を皮切りにスタートするあたり、あらためてBiS改めBiSH「アイドル界のDIR EN GREY」であるということ、そしてBiS(H)からDIR EN GREYへのバトンタッチは「あの頃」の思い出をフラッシュバックさせた。当然、新年早々BiSHからの→DIR EN GREYで回した清掃員兼虜も少なくないだろう。

結局のところ、なんだかんだ叫んだって、「DIR EN GREYの最高傑作は?」の問に『UROBOROS(原盤)』以外の答えを選択する余地なんて果たして存在するのかってくらい、今から約8年前の2008年にリリースされた『UROBOROS(原盤)』は紛れもなく誰がなんと言おうとDIR EN GREYの最高傑作だ。僕はこの問と答えに対して何ら異論もないし、自分自身『ウロボロス』を冠したライブは初めてだし、今まで待ち望んでいたウロボツアーが満を持して発表された時は、ただただ嬉しみしかなかった。しかし、一昨年のツアーTHE UNSTOPPABLE LIFEがあまりにも酷い、クソみたいなライブ・パフォーマンスを見せられて「ナメてんのかこいつら」と思って以来、約一年以上もDIR EN GREYのライブに行くことはなかった。だがしかし、久々のDIR EN GREYのライブ&待望のウロボツアーは、あのクソみたいなパフォーマンスをしていたバンドとはもはや別人のような、まさに俺たちが求めていた「カテゴライズ不能かつ不要バンド」ことDIR EN GREYの本来の姿だと、そして『ウロボロス』がDIR EN GREYの最高傑作であることを証明するかのような、まるで鬼神の如し怒涛のライブを繰り広げていたんだ。

まずオープニングの”SA BIR”から”VINUSHKA”へと繋がる幕開けから「Holy Shit...」みたいな声が漏れたし、何よりも評価できるのは”SA BIR”がしっかりと原盤の音源を使用しているところで、正直ウロボの凄みはこの冒頭に集約されていると言っても過言じゃあないので、この時点で今日のライブはパネーことになるのは容易にに想像できた。で、いわゆる「ここが真実だ芸人」としてはフロントマン京の「ここが真実だ」を聴くまで帰れねぇ!と思ってたから、念願の「ここが真実だ」が聴けてよかった。あと「京やればできんじゃん」って言ってやりたいくらい、今日の京は最高のパフォーマンスだった。衣装はロブ・ハルフォードリスペクトかな?って思ったけど。基本的にウロボ曲を微妙に曲順を入れ替えつつも(ほぼ)全曲披露していくスタイルで、ハイライトは”慟哭と去りぬ”→”GLASS SKIN”→”Behind a vacant image”までの中盤の流れで、ここで初めてウロボ以外の曲のチョイスが”Behind~”なのはホント「分かってる」セトリだと思った。あと『チンポロス』っていわゆる「宗教的」というか「仏教的」なレッテルを貼られてるイメージがあるけど、”Behind~””INCONVENIENT~”の間に教会から聞こえてきそうなミサの賛美歌的な演出を、「仏教的」なイメージを持たれる『チンポロス』と同じ世界線に違和感なく結合させたところは、あらためてチンポの懐の深さ、その広さに驚かされたし、それこそレッテル貼りが効かない=「カテゴライズ不能かつ不要」と呼ぶに最も相応しいアルバムだと再確認させる。彼らは、その宗教的な概念その垣根を超えた先にある世界を、遂にスタートを切った[mode of UROBOROS]のステージ上で表現していくつもりなのかもしれない。

ほんと一年ぶりくらいに見たら、そんなわけ『アルケー』の曲はだいぶ「モノ」にしているというか、オーディエンスの反応含めてだいぶ板についてきた印象。新曲の”詩踏み”はあまりいい評判を聞かないながらも、ライブだと普通に盛り上がってた。アンコールは最近の定番曲で、EN一発目の”空谷の跫音”のライブ・アレンジかっこよーとか思いつつ、それでもラストはやっぱりウロボ曲で〆る。冷血の演出! あと「いいライブ」って本当にあっという間に感じるんだなと再確認した。

つうか、今回ばかりは気合い入れてHP先行でチケ取って発券したら1200番くらいで笑ったというか、「これがウロボの力なのか・・・ッ!?」ってなったし、恐らく今日のライブで唯一演らなかった”我、闇とて・・・”がセトリに入ってくるであろう14日も行こうとしたら速攻でソールドアウトして笑った。あと全曲終わってトシヤが投げたタオルが後ろまで飛んできて隣の人がゲットした。ニアミスかよ・・・。

【1/13】セットリスト
01. SA BIR
02. VINUSHKA
03. RED SOIL
04. 蜷局
05. BUGABOO
06. 慟哭と去りぬ
07. GLASS SKIN
08. Behind a vacant image
09. INCONVENIENT IDEAL
10. DOZING GREEN
11. 凱歌、沈黙が眠る頃
12. Revelation of mankind
13. 詩踏み

EN
01. 空谷の跫音
02. SUSTAIN THE UNTRUTH
03. Chain repulsion
04. STUCK MAN
05. 冷血なりせば

℃-uteの新曲『心の叫びを歌にしてみた / Love take it all』を聴いた。

心の叫びを歌にしてみた / Love take it all

【アイドル界のDIR EN GREY】・・・いま最も勢いのあるアイドルことBABYMETALや解散を間近にしたBiSだけじゃあない、この老舗ハロプロにも【アイドル界のDIR EN GREY】が存在する、それが五人組の℃-uteだ。昨年の初めに、プロデューサーのつんく♂が「今年は攻めます!」とツイッター呟いたとおり、いわゆる910の日に初の武道館2デイズを敢行した℃。個人的に、その「攻めます!」の答えって、実は武道館じゃあなくて年末のCDJ出演だと思っていて、鎖国アイドル集団として知られるハロプロに所属するアイドルが、あのようなロキノン系のロックフェスに参戦するなんて前代未聞の快挙だと思う。その℃と同日のCDJにDIR EN GREYのフロントマンのソロ・プロジェクト、その名もsukekiyoが出演している事を知って、そのBiSBABYMETALに対して【アイドル界のDIR EN GREY】という謎の解釈を持っている自分としては、昨年のCDJは本家DIR EN GREY【アイドル界のDIR EN GREY】が一挙に集結するこれとないチャンスで、観なきゃ絶対に後悔すような神フェスだった。しかし結局、自分は落選祭りにあって、その『淫夢』を叶えることができなかったというわけ。

【武道館2デイズ】・・・そんな℃だが、昨年の9月に武道館2デイズを成功させて、まるで『ジョジョ』ジョナサン・ジョースターのように「何かが切れた...」なんてことは知る由もないけど、事実その武道館を最後に、昨年の2,3月あたりからの”勢い”すなわち”キテる感”というのが綺麗サッパリと止んでしまって、その”キテる感”は同じ【アイドル界のDIR EN GREY】ことBABYMETALへと移行し、そのベビメタもキテる勢いのままつい先日武道館2デイズを敢行、そしてその翌週に本家DIR EN GREYが武道館2デイズをやってのけるという面白さ。しかし、肝心のBiSは武道館側から公演を拒否られるというオチに笑わせてもらった。そんな、【アイドル界のDIR EN GREY】という謎めいた解釈を持っている自分からすれば、ここ最近のアイドル界隈ほど面白いものはないと感じていた。要するに→この℃もBABYMETALも武道館に辿り着いたと同時に、既に新たなるスタートすなわち『第二章』が幕を開けていたんだ。



【ジョジョの女】
・・・おいら、これは前から言ってるんだが→日本一のジョジョヲタを自称している僕が”日本のアイドル”に一体ナニを求めているのか?その答えこそ”『ジョジョの女』であるか、そうでないか”のセカイで、この℃-uteというハロプロの五人組グループこそ、いまや星の数ほど存在するアイドルグループの中で最も【ジョジョの女】に近いアイドルだと確信していて、これはダイノジ大谷も自身のANNで似たようなこと言ってて笑ったんだが、いわゆる漫画的(2.5次元)なビジュアル面をはじめ、キャラクター性においても『ジョジョ』に登場するキャラだと言える。だから、℃ヲタで知られるうすた京介はジャンプ時代のコネを使って飛呂彦に℃を紹介してコラボさせろってんだ。ちなみに→最近の℃の関連作品の中で面白いと思ったのは、いわゆる910の日を記念したオフィシャルブック『9月10日は℃-uteの日』のカバー写真だった。全身純白の衣装とニーハイのコンボだが、そんなことよりも℃メンの表情に注目して欲しい。この真顔に近い無表情から醸し出される”ファッション・シュール”な雰囲気こそ、℃が【ジョジョの女】たる所以と言えないだろうか?僕は、この構図を考えた人を高く評価したい。当然、これはジャケ買い。要するに→もはや可愛いか可愛くないかなんてどーでもいい、もはや”ジョジョの女であるか、そうでないか”にしか興味がないセカイだ。つまり、これからの℃はどれだけ【ジョジョの女】になりきれるかが勝負なんだ。

完全に一致

【萩原舞】・・・今回は、引き続きその【ジョジョの女】をテーマに書いていきたいと思う。まず、昨年の11月にリリースされた通算23thシングル『都会の一人暮らし / 愛ってもっと斬新』から約4ヶ月ぶり、通算24thシングルとなる今作の『心の叫びを歌にしてみた / Love take it all』は、前作や前前作と同様に両A面仕様となっている。ジョジョヲタでる僕は、さっそく今作のジャケに興味がそそられた。おいら、昨年の『Crazy 完全な大人』から最年少の萩原舞の”ジョジョの女化”が著しいと感じていて、今回のジャケでもメンバーの中で最も”ジョジョの女”と言えるのが萩原舞だった。両A面シングルなんで、一方で”心の叫びを歌にしてみた”をテーマにしたジャケと、もう一方で”Love take it all”をテーマにしたジャケに分かれていて、今時の女子大生を意識した前者でもこのは只ならぬ泉京香感をほとばしらせていた。しかし自分が手にとったのは、後者の”Love~”の初回限定盤Bだった。この初回限定盤Bの萩の表情からは7部,8部『ジョジョ』の登場人物、言うなればヴァレンタイン大統領がストーリーの終盤で垣間みせた『漆黒の狂気』が込められた一点の曇もない眼差しそのもので、この感覚は先ほどの漫画的(2.5次元)なビジュアルや910本の”ファッション・シュール”にも通じてくる。そうだ、この感覚・・・何かに似てると思ったらアレだ→ジョジョ7部『SBR』の単行本22巻の表紙の主人公勢と全く同じ眼差しなんだ。基本的に、こういう派手目なスタイリングを施すと萩以外のメンバーには適正が皆無だから、特にnkskなんかディスコ帰りのジュリアナ東京かな?って感じになってしまう。しかし派手顔の萩には自然と似合ってしまうわけで、僕がこの萩に『ジョジョの女』を感じたのも、そういった要素を持ったアイドルだからなのかもしれない。これは通常盤Bにも似たような事が言える。

【心の叫びを歌にしてみた】・・・おいら、前作の”都会の一人暮らし”やアルバム曲の”ベーグルにハム&チーズ”などの、いわゆる典型的なハロプロ曲は好きじゃなくて、今回の”心の叫びを歌にしてみた”も”そのタイプ”の曲で、イントロのチープな音から耳が拒絶反応を起こしてしまう。が、この曲ではポップな可愛い曲調だけど”ロック風”を意識して歌ってみたらしく、それは岡井のボーカルを聴けば一番顕著で、”BOOWY好き”とされる岡井だからなのかは定かではないが、そのBOOWYのボーカル氷室京介を露骨に意識したような、つまり伝統的なV系や河村隆一にも通じるネットリとしたクソ気持ち悪い独特の歌い方を披露している。まぁ、これはシャ乱QがV系のハシリもしくは元祖みたいなもんだから、当然つんくの影響も無きにしも非ずだが、この岡井のボーカルは唯一なかなか面白いと思った。これは意識的に岡井が氷室っぽく歌ったのか、それとも何も考えずに歌ったのか。もし前者だとしたら岡井の事を少し見直すし、逆に後者だとしたらやっぱ岡井って馬鹿だわって安心する。おいら、ここ最近の℃のボーカルで一番聴いてて面白いのは岡井だと思っていて、その思いはこの曲で更に強くなった。この曲自体は好きじゃあないけど、アレンジは嫌いじゃあない。

【Love take it all】・・・この両A面シングルのメインである”Love take it all”の方が今の℃を象徴するような楽曲で、音そのものはアルバム曲レベルのチープさなんだが、まるでAcid Black Cherry『黒猫』のようにダイナミックなブラスの音を主体に、そこへピュンピュンしたシンセアレンジを加えながらテンションアゲアゲに展開していく、まさの℃の専売特許のキレのあるダンスナンバーとなっている。曲調自体はわりとストレート。歌割りは全体的に平均的。個人的に、の声ってかなり個性的に感じていて、特にサビ前の”逆に疲れないんだろうか”って所のユニゾンを聴いても萩の声だけ異様に目立ってるんだよね。この曲のポイントはココのユニゾンだと思う。元々、萩の声って℃メンの中で最も目立つ声質だから、このユニゾンはその萩の本領発揮ってやつが出ててスゲー面白かった。このテンションで歌えれば萩はもっと歌えるようになるだろうし、自然と歌割りも増えていくだろうね。で、先ほどの”心の叫び~”では氷室京介を演じていた岡井だが、この曲では一転して低域を抑えて高域を意識した歌い方を披露していて、これまでは少しガサツなイメージがあった岡井が珍しく器用さを垣間みせる歌も大きなポイントだ。当然、単純な歌の上手さでは愛理に完敗だが、ボーカリストとしての振り幅や面白さでは愛理に勝るとも劣らないセンスがあると再確認できた。なんつーか、愛理の歌が安定しているからこそ、一方で岡井が自由に歌えるってのはある。そのチームワーク感をこの曲から強く感じ取ることができた。なんだかんだ、前作のシングルが酷すぎたのもあって、シングルとしては久々に気に入った曲かも。あと今回はカップリングなし。



【ケツフリボンバー】・・・昨年の『Crazy 完全な大人』からMVの質が変わった。この”Love take it all”のMVでも、まずオープニングの暗転した状態からスローモーションを挟んでタイトルテロップからのケツフリボンバーまでの演出を見ても、そしてディスコ調のネオンを使った安上がり...もといシンプルなステージを見れば一目瞭然で、あの”クレ完”以降の同じ監督作品だということがスグに理解できる。クレ完の反省点をシッカリと活かしている点も評価できる。まるでエヴァンゲリオンのようなタイトルテロップは前作で、スローモーションも”悲しき雨降り”で使っていた演出の一つだ。このオープニングのスローモーションを初めてみた時は→Perfume”Sweet Refrain”のオマージュかと思ったけど、よく見たらあれとは全然違う別ものだった。まるで”現代の森高千里”を意識したような80年代アイドル風の衣装で、まるで黄金で形成された彫刻のような肉体美から繰り出される、まるでイ ン テ ル 長 友ばりのゴッリゴリの鬼フィジカルを全面に押し出した、それこそ今の℃を象徴するかのようなダンスナンバーだ。80年代風の衣装から曲調まで、これぞ歌謡アイドルの真骨頂ってやつだ。とりあえず流れるようなケツフリボンバーを目玉に、ソロダンスを織り交ぜながら、そしてあまりにもダサすぎるサビのフリまでオチが効いてて面白いです。全然詳しくないけど、全体的に振り付けがK-Popのワンガっぽい。それこそ黄金で形成された、まるでヴァニラ・アイスのようなゴッリゴリの下半身から解き放たれるダイナミズムなんか特にね。ピンポイントで言えば→”逆に疲れないんだろうか”のフリなんか特に。

完全に一致
                        ↓↓↓
蹴りたい背中
                        ↓↓↓
黄金の回転エネルギー

【蹴られたい願望】
・・・主に下半身の回転エネルギーから繰り出される、℃メンのゴッリゴリの鬼フィジカルを全面的に押し出したこのMV。黄金で形成された、まるでメビウスの輪のような曲線美を描く鈴木愛理のクビレ、黄金で形成された矢島舞美のバッキバキな腹筋、黄金で形成されたnkskのケツボンバー、黄金で形成された岡井の恵体、そして黄金で形成されたまるでヴァニラ・アイスのようなの足筋、これらの黄金で形成された”ジョジョの女”すなわち強い女(確信)としてのポテンシャルがフルに発揮されたMVだが、それら含めて今回は中でも萩が中心にいる気がする。それは46秒からのシーンをはじめ、特に3:10秒からの中盤インストパートでの【迫りくるマイマイ】は謎の”凄み”がジョジョっぽくて好き。そういえば、昨年の”クレ完”の時に萩に蹴られたい宣言した気がするけど、遂にその『淫夢』が叶う瞬間がやってきた。ソロパートで萩の黄金で形成された足筋に蹴り上げられた僕は、『完全なる黄金の回転エネルギー』を完成させ、そしてLESSON5『蹴られたい願望』を無事クリアする。あらためて、このMVで一番センターラインで抜かれてるのが萩。つまり実質この曲のセンターは萩だ。そういったあらゆる面で、昨年の『クレ完』をベースにしたMVだということが理解できる。結論として→今年一年は思い切って萩中心で行けば℃は安定すると思う、ということ。そしてあらためて、この萩原舞とかいう”漆黒のアイドル”は、あの小泉今日子や中森明菜などのドコか”陰影”を含んだ昭和アイドルの系譜にある貴重な存在だよなーって。ん?ナゼここまで萩推しなのかって?これは別に昨年出た萩の写真集のサイン本が当選したからじゃあ決してないよ、決して。誰だ「応募が少ないから応募者全員サービスみたいなもん」とか言ったやつ...絶対に許さない、絶対にだ。まぁ、今年もう一枚新しい写真集が出るなんてことは、この新曲を聴けば全然予測できる範囲だけれど。

【yasuプロデュース】・・・一昨年のナントカ横丁で℃と共演したはずのBABYMETALが、今やブレイク待ったなしの状況で、つまり一方でベビメタのプロデューサーであるコバメタルがウハウハな状況、その一方で℃のプロデューサーであるつんく♂が静養を余儀なくされた状況で、はたして℃-uteは武道館2デイズを最期にこのままオワコン化していくのか?それとも他にナニか策があるのか?その答えは今年の℃を見ていれば自ずと分かることだろう。結局のところ、ここ最近のBABYMETALの海外展開を含めた動きを見ていて思うのは→自身が立てた伏線を逃さず回収できるかがブレイクへの道なんだっていう。いずれにせよ→Pのつんく♂が静養を余儀なくされた今、Acid Black Cherryの活動が一段落しそうな今、つんく♂の弟であるyasuと引かれ合う事ができるかが、今後℃がブレイクする鍵となるだろう。正直、Mステになんか出るよりも、yasu飛呂彦と引かれ合ったほうがブレイクに大きく近づけると思う。それこそABCの曲のように、nksk『黒猫』になってyasuの懐に潜り込めばワンチャンいけるハズ...ッ。だからnksk頑張れ。フライデー目指せ。そして、yasuを℃のプロデューサーとして迎えて初めて、真の意味で『℃-ute第二章』が幕を開ける...。

To Be Continued

BiS 『WHO KiLLED IDOL?』 レビュー

BiS

Tracklist
1. primal.2
2. DiE
3. STUPiG
4. no regret
5. マグマト
6. GET YOU w/Dorothy Little Happy
7. MURA-MURA
8. MMGK
9. BiSimulation
10. ERROR
11. nasty face
12. Fly
13. Hi
14. Hide out cut
15. プライマル。

【この物語は、BiSと僕の刹那的な出会いと別れを綴ったフィクションである】

【破滅に向かって】・・・7月8日に横浜アリーナで行われるライブを最後に解散を迎える、アイドル界の最終兵器ことBiSのラストアルバム『WHO KiLLED IDOL?』が遂にリリースされた。再生すると同時に、まるで大塚愛を思わせる優美なピアノとストリングスをフューチャーしたJ-pop風の切ないバラードの”primal.2”で幕を開ける所から度肝を抜かれる。ご存知のとおり、これは前作の名盤『IDOL is DEAD』のラストを飾る名曲”primal.”の続編だが、それがまさかのバラードで驚いた。この曲のポイントは、何といってもBiSによる何かを悟ったような歌詞だろう。まず、「透明な言葉が遠くで見ていたんだ」という始まりの歌詞や「今はただ 靴擦れを連れていくだけ」という歌詞からも、あの名曲”primal.”の歌詞に対するアンサーソングとなっていて、漠然としたまま「答えのない明日追いかけていた」あの頃のBiSの問に対して、解散を目前にした”今のBiS”なりに導き出した”アイドルとはナニか”その答えであるかのような、”解散”という名の『破滅に向かって』力強い前向きな一歩を踏み出すような、それこそ宇多田ヒカル”桜流し”に匹敵するドラマティックなバラードだ。で、前作の”primal.”ANATHEMA黄金の精神で言うところの”Untouchable, Part 1”だとするなら、この”primal.2”は同作の”Untouchable, Part 2”的な立ち位置と言える。そして、sukekiyoのデビューアルバムにもゲスト参加しているグレイのHISASHIによる、まるでX”THE LAST SONG”をオマージュしたかのような泣きのGソロも粋な演出だ。そっか、これがBiSなりの”ザ・ラスト・ソング”なんだね。



【アイドル界のDIR EN GREY】・・・その涙不可避なバラードを聴いてしまうと→「あぁ、遂に解散するのか・・・」ってシミジミしてしまう。しかし、その歌詞にある→「もう止められない ゴールは見えているから 時は爽やかに残酷に過ぎてきそうだね」という激情的かつ焦燥的な歌詞が暗示するように、それ以降は「山ちゃんはやめへんで~」 みたいな”いつものノリ”で展開していくので→「こいつら本当に解散するのか?」という不思議な気持ちになってくる。で、そのシットリ系バラードから一転して、ナニかに吹っ切れたように刹那的かつ激情的なエモーションをまき散らす#2”DiE”で、破滅に向かって勢いよくスタートダッシュを決める。小中学生の頃にナニを覚えて初めてイッた瞬間の激情を表したのがデッヘボン『サンベイザー』だとするなら、BiSリーダーのプー・ルイが処女喪失した瞬間の刹那的なエモーションを表したのがこのDiEで、いま思えば自分がBiSにハマる大きなキッカケがこの曲だった。その流れから、現在絶賛スマッシュヒット中のBABYMETALギミチョコ!!でお馴染みの上田剛士氏から楽曲提供されたサイバー・パンクの#3STUPiGへと続いていく。この曲のMVではいわゆる【アイドル界のDIR EN GREY】というのを証明してみせた。

BiS EN GREY

【新録曲】
・・・今作には新録曲が7曲収録されている。その新曲の#4”no regret”は、「しーんじゃった かなしいな しーんじゃった かなしいな」というメンヘラチックな歌詞やノイズ・パンク風の曲調まで、全てが神聖かまってちゃんリスペクトな曲で、これを書いたのが前作の”CHELSEA”を手がけた真田巧氏と知って少し驚いた。お次の#5”マグマト”は、クラップのリズムを交えながらカナダのThe Birthday Massacreを彷彿とさせるピコピコキラキラしたエレクトロ・ポップ/インダストリアルな”kawaii”音使いをもってサイケ&ファンキーに展開するメルヘンチックなディスコチューンで、それこそタイトルどおりUSのMGMTをオマージュしたような名曲だ(個人的に新録で一番好き)。そして盟友のDorothy Little Happyとコラボした#6”GET YOU””DiE”のカップリングに収録されたスカパラBiSオーケストラの#7”MURA-MURA”、シンセ全開でノッリノリに展開する青春ロックチューンの#8”MMGK”、そして今作で唯一ユフ,ミチバヤシ,ワッキーすなわち黄金期BiSが堪能できるシングルの#9”BiSimulation”で中盤のハイライトを締めくくる。

【BiS>>>BABYMETAL】・・・後半戦の幕開けを飾る#10”ERROR”では、いわゆる【アイドル界のDIR EN GREY】ことBABYMETALに負けじと、この曲でBiS【アイドル×ダブステップ×ヘヴィ・ミュージック】をやってのける。こうやって最期の最期まで”アイドル楽曲派”をブヒらせるサウンドPの姿勢は高評価。ところで、BABYMETALも1stBABYMETAL”悪夢の輪舞曲”【IDOL×Djent=IDjentOL】やってたが、実はBiSのが先に前作の”ASH”でさり気なくDjentやってたのは内緒テヘペロ。しっかし、そのベビメタと比べると如何せん音が悪すぎるなぁ。そして前作の”I wish i was SpecIaL”を彷彿とさせる#11”nasty face”は、ブラッケンド・ハードコア・パンク風のDビートで疾走する曲調と、”何やっても上手くいかない、全てを投げ出したくなるような八方塞がりで切羽詰まった状況”・・・そんなリーダープー・ルイのセキララなキモチを謳った焦燥的な歌詞との相性が絶妙な良曲で、リーダーとしてのプー・ルイのリアルな心情を綴った情緒不安定な歌詞を、思いのほか軽いノリというか随分と投げやりなテンションでやっちゃう妙なギャップがメンヘラっぽくてポイント高い。この曲はカミヤサキちゃんがいい味出してる。その流れで、ミチバヤシ卒業ソングの”Fly”からカップリングの”Hi”、そしてBiSは解散という名の破滅に向かって・・・

【ex BiS are テラシマユフ、ミチバヤシリオ、ワキサカユリカ】・・・自分がBiSにハマるキッカケが”DiE”なら、初めてBiSの存在を知ったのがこの#14”Hide out cut”だった。そもそも、黄金期BiSってユフワッキーミチバヤシのエモい存在があったからこそだと思うんだけど、この”Hide out cut”はワイの推しメンワッキーの卒業ソングという事もあって(結果的にユフも)、ユフのアイドル界屈指の激エモボイスとワッキーの天使のように純粋無垢な歌声を中心に、時おり顔を覗かせるミチバヤシのキモーショナルな歌声が織りなす刹那いエモーションを蓄えながら、そしてサビのプー・ルイへとバトンという名のemotionを託す、言うなれば”黄金のタスキリレー”が成立した結果の名曲だった。だから、この曲は黄金期BiSの中でも一二を争うくらい好きな曲だ。しかし、今作に収録された”Hide out cut”を聴いたら面食らった。そこには黄金期BiSの象徴だったユフ,ワッキー,ミチバヤシの姿はなく、末期BiSすなわち今のBiSメンで新録されていたんだ。正直これには「えっ!?」ってなったけど、実質アルバムのラストを飾る曲として、黄金期BiSを象徴するこの曲を”今のBiS”で塗り替えることに大きな意義があり、黄金期BiSというアイドルすなわち偶像を”今のBiS”の力で乗り越えるという強い意志を感じた。その黄金期BiSという名の超えられない壁を歯食いしばって血反吐吐き散らしながら、勝ち目のない事を頭で理解していながらも、その偶像に立ち向かっていくファッキンエモーショナルな姿勢に僕は涙し、それこそBiSの生き様および信念というのを最期の最期に見せつけられた気がした。そしてBiSが歩んできた軌跡をなぞるように、”primal.”に始まって”プライマル”に終わる。これで思い残すことなく解散できる。笑って泣いて大円団だ!

【ごった煮アルバム】・・・あらゆる要素が重なった結果、必然的な名盤となった『IDOL is DEAD』と比較してどうこう言うのはもはやナンセンスだろう。前作はあくまでもキャッチーなメロコアをベースに、バラードやメタルコア/ハードコア、ジェントやシューゲイザーなどを織り交ぜながら、アイドルらしい青臭い初々しさや生々しいリアルな刹那さを至ってシンプルにクロスオーバーさせた、一切隙のない捨て曲なしの名盤だった。しかし、これは時代の流れなのかは定かではないが、今作の『WHO KiLLED IDOL?』では今風のインダストリアル/エレクトロな電子音を積極的に取り入れた、ダイナミックなリズム重視のサウンド、そんな印象を受けた。これは”primal.2”の歌詞にもあるように、前作がメンバー同士の衝突によって必然的に生まれた”エモ”ならば、今作は作為的に作られた”エモ”、みたいな。メンバー的な意味でも音的な意味でも統一感のまるでないアルバムだし、冗長感は否定できないけど、前作のようにアルバム全体で聴かせるコンセプトではなくて、どちらかと言えば曲単位で聴かせるコンセプト意識が強いです。当然、前作の”nerve”みたいなBiSのアンセム的な曲こそないが(唯一#5がそれっぽい)、著名な作曲陣やゲストを迎えてバラードありカバーありBiSらしいエモチューンありキチガイパンクやメタルおよびブラッケンド・ハードコアまで、非常にバラエティ豊かなごった煮アルバムとなっていて、前作のようなANATHEMA”Untouchable, Part 1”に直結した、超絶epicッ!!かつリアルなエモさを求める人には物足りなさがあるかもしれないが、少なくとも”楽曲派”をブヒらせるだけの良曲は最低限揃ってます。

【WHO KiLLED IDOL?】・・・今や【いま最も勢いのあるアイドル】となったBABYMETALBiS...どこで差がついた?慢心、環境の違い?それともプロデューサーの違い?今となっては、もう遅いなでも。これも”primal.2”の【成功と失敗は隣り合わせで 満ち足りた思いに届かない】という歌詞のように、その届かなかったBiSの夢と想いを同士であるBABUMETALに託して、このBiSという名の【アイドル界のDIR EN GREY】は儚く散り、美しい最期を遂げる。というわけで、この失敗の全責任を取ってマネージャーの渡辺、火あぶり!w ・・・というのは冗談で→来たる7月8日という破滅に向かって、5月からラストツアーを予定しているBiSだが、その最期のラストライブで”ザ・ラスト・ソング”こと”primal.2”の時に、ユフが登場してプー・ルイと抱き合ってX『THE LAST LIVE〜最後の夜〜』を完全再現してほしい。したらアイドル界のレジェンドになれるわ。是非とも同士のBABYMETAL”伝説的な解散”を伝授してあげてほしい。頼むわユフ!

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BABYMETAL 『BABYMETAL』 レビュー

Artist BABYMETAL
マシュー・キイチ...?

Album 『BABYMETAL』
BABYMETAL

Tracklist
1. BABYMETAL DEATH
3. ギミチョコ!!
4. いいね!
5. 紅月-アカツキ-
7. おねだり大作戦
8. 4の歌
9. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
10. Catch me if you can
11. 悪夢の輪舞曲
13. イジメ、ダメ、ゼッタイ

カークおじさん

【ベビメタ大好きおじさん】・・・正直なところ→数年前に”ド・キ・ド・キ☆モーニング”で初めてこの”メタルレジスタンス”の存在を知った時は、短期間で収束するいわゆる”企画モノ”だと思ってたから、こうやって【今最も勢いのあるアイドル】として天下一武道館2デイズをやってのけた事に、ただただ驚いている自分がいる。そんな、さくら学院出身のSU-METAL,YUI-METAL,MOA-METALの三人少女からなるBABYMETALといえば→昨年のサマソニ大阪での圧倒的なパフォーマンスを目の前にして、メタルレジェンドことメタリカのギタリストカーク・ハメットおじさんはおろか、ドラマーのラーズ・ウルリッヒおじさんまで、遂にはWelcome To My ”俺の感性”の管理人をも『虜』にしてしまった。が、昨年の6月にリリースされた新曲の『メギツネ』以降は新曲およびアルバムの気配が全くなくて、LOUD PARKやCDJなどの国内主要ロックフェスに下克上を果たし、それによる口コミ効果やサブカル機関紙こと『ヘドバン』とつるんで「ベビメタスゴイ!ベビメタキテる!」感を煽ってばかりで正直ウンザリしてたんだが、しかしまさかのMステ出演からのベビメタ出禁を経て、この度ようやくデビュー・アルバムがリリースされたという事で、なんにせよメデタイ限りです。おいら、あいにくピッチフォークもといロリコンじゃあないので、このBABYMETALに対してブヒブヒと鳴きながらドップリとハマる事はできなくて、そんな自分だからこそ、この”BABYMETALの楽曲”を贔屓目なしに公平に評価する事ができるんじゃあないか?ってなわけで、世界中のメタラーが待ち望んでいたセルフタイトルアルバム『BABYMETAL』を聴いてみた。ちなみに、自分は”メギツネ””ドキモニ”以外はほぼ初聴きみたいなもんです。



【メタルレジスタンス】
・・・まずは自己紹介がてら、それこそ”メタルレジスタンス”の幕開けに相応しい、まるで『天使と悪魔』が舞い降りるかの如し神聖なるイントロで幕を開ける#1”BABYMETAL DEATH”から、ヘヴィなリフや鳥ビームのキイチも真っ青の強烈なブレイクダウンをぶっ込みながら、イエテボリ風の単音リフ主体にブルータルに疾走するゴッリゴリのエクストリーム・メタルでヘドバン不可避。その流れから、世界中のメタルヘッズを『虜』にしたシングルのメギツネで、まるでCROSSFAITHの”モダンさ”と陰陽座の”和風”テイストをエクストリームさせた、大衆受けのいいアッパーなリードトラックをアルバムの二曲目に持ってくる辺りは、「メタルのアルバムは二曲目が当たり」というメタル界の七不思議をオマージュしているのか?と推測させたりして面白い。お次は→このBABYMETALと同じ【アイドル界のDIR EN GREY】を襲名しているBiS”STUPiG”で知られるAA=上田剛士氏から楽曲提供されたギミチョコ!!で、まるでFear Factory顔負けのモダンなインダストリアル・メタルをベースに、YUI&MOA&SU-METALによるいちいち可愛いボーカルをチョコレート大好き♥なkawaii歌詞に乗せて、”IDOLとしてのkawaii””METALとしてのHeavy”の狭間で”萌え””燃え”のギャップを捻り出す良曲だ。この曲はYUI&MOAのキッレキレなダンスがカッコイイMVも見どころで、大村孝佳率いる神バンドによるDTジョン・ペトルーシばりのフルピッキングも聴きどころ。で、その流れでトランス/パラパラ系ピコリーモ風の#4”いいね!”で序盤を終える。ここまでは、日本のCROSSFAITHやスイスのSybreedやスウェーデンのDead By Aprilを連想させる、比較的ポップでキャッチーそしてインダストリーな楽曲がノンストップで勢いよく駆け抜けていく。

  Art of Lifeキチガイ

【俺の感性の一巡】・・・少し話は変わるが→僕の父親が車の中で、テレサ・テンや荻野目洋子や虎舞竜と共によく流していたのがXの名盤『Silent Jealousy』のカセットテープだった。いま思えば、それが僕とXの成り初めで、父親の車の中が僕と音楽の出会いの場だったんだ。そんな懐かしい思い出をフラッシュバックさせた曲こそ、五曲目の「”紅月-アカツキ-”だああああああああああああああああああああああああああああああ!!」。それはまるでX”紅”を彷彿とさせる哀愁のアルペジオから、クラシカルなピアノとオーケストラをバックにSU-METAL『灼熱の魂』ズキュウウウン!!と注入されたエモーショナルなボーカルを刹那的な歌詞に込めて、再びX”Silent Jealousy”の如しスラッシーなGリフとヨシキ顔負けのコルセット装着不可避なツーバスドコドコでドラマティックに疾走していき、そしてX”Dahlia”リスペクトなSU-METALによる叙情的でありながら力強いサビ、その流れからX黄金を支えたhidePATAの生ける魂がズキュウウウン!!と乗り移ったかのような、神バンドによるソロバトルから絶妙なハモリを魅せるツインギターソロに涙不可避な名曲だ。この『紅』に染まったリリカルな歌詞やタイトルや含め、イントロからSU-METALのボーカル、そしてGソロまで全てにおいてX愛で構成された名曲で、このアツい昂揚感こそ『メタルの魂』なんだと再確認させられた。まさに僕の青春がソックリそのまま帰ってくるかのような、なんとも言えない懐かしさに目頭が熱くなった。あの頃の自分に言ってやりたい→「X JAPANは解散したが、Xの『魂』はBABYMETALという名のメタルレジスタンスに受け継がれ、今なお生き続けているんだ」...と。リアル10代の頃に、周りがバンプや湘南乃風を聴いている中で、一人だけXのバラード・コレクションをはじめコンプリート・ベストやシングルス、ダリアやラストライブのDVDも買いあさり、しまいにはART OF LIFEのフルVerやEMⅡことEternal MelodyⅡの音源まで、これら全てを10代の頃に手に入れてしまうほどのXガチ勢(俗に言うArt of Lifeキチガイ)だった僕は、そのXが電撃解散して十数年が過ぎ去りし今まさに、”アイドル”という”偶像”の中に”Xの夢”を見るなんて・・・リアルに鳥肌立ったし、まさか十数年前に解散したハズの全盛期のX JAPANが、この現代に”アイドル”という枠組みの中で復活を遂げるとか・・・こんなん誰も予想してないでしょw それこそ一昨年の2012年に、ANATHEMA黄金の精神を聴いて→「これはもはやX JAPANのバラード・コレクションだ!」という今世紀最大の感動を覚え、いわゆる”俺の感性”が一巡してしまったが、まさかこのBABYMETALの曲でそれと全く同じ黄金体験』という名の”俺の感性の一巡”を経験するなんて思ってもみなかった。単純に、これ難なく歌いこなすSU-METALスゲー...ってなったし、もはやSU-METAL佐村河内守もといTOSHI(出山利三)を超えた存在だ。この曲のSUに惚れない奴はロリコンいや男じゃない。そして、ここで僕は”ある謝罪”をしなければならない。申し訳ない、このBABYMETALは決して”コバメタルのオモチャ””大人のオモチャ”なんかじゃあなかった。この”紅月”こそ、僕が10代の頃にXから学んだ”METAL”という音楽そのものだったんだ。このBABYMETALという名のメタルレジスタンスが、近頃はピッチ!ピッチ!と”メタラーとしてのコンプレックス”が爆発していたこの僕に、線香花火のように今にも消えてしまいそうだった僕の『メタル魂』に再び火を灯してくれた。この僕に再びメタルの楽しさ素晴らしさを教えてくれたコバメタルには『ありがとう』...それしか言う言葉が見つからない...。

【Progressive-Death(4)IDOL】・・・そんなV系界隈もビックリのXオマージュから、海外の大手メタル系情報サイトで大きく話題を呼んだ#6”ド・キ・ド・キ☆モーニング”というギャップのあり過ぎる流れで一気に中盤を畳み掛ける。そして、YUI-MOAメインの#7”おねだり大作戦”を挟んで、あの”紅月”とはまた少し違った意味で衝撃を受けた#7”4の歌”がその姿を現す。この曲はYUI-MOAの”kawaii”をフューチャーしながら、メタリカの『Master Of Puppets』リスペクトなリフとマキシマムザホルモン直系のラウドロック型ブレイクダウンを織り交ぜながら、まるでBTBAMTDEPそしてiwrestledabearonceに通じるプログレッシブ・デスメタルばりの急転直下の展開力を見せつける。これ初めて聴いた時は唖然とした。まさかアイドル・ソングでここまで”お馬鹿””Progressive”に振り切った事やらせるなんて・・・気づくと僕は、この『BABYMETAL』に賭けるコバメタルの覚悟に敬意を払っていた。特に→「デスメタルの4(死)~洋ロリの~4!4!4!」という、まるで小学校低学年の音楽の授業を受けているかの如しドチャクソ可愛い歌詞が最高だ!これぞメトゥ!(えっ)

【アイドル×ダブステップ】
・・・昨年、ベビメタと同じアミューズ所属であるPerfumeの新作LEVEL3でも【アイドル×ダブステップ】を露骨にやってきたように、後輩であるこのベビメタも#9”ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト”の中にその流行りの音を取り込んでいる。これには【メタル】としてではなく、【アイドル】としてのポテンシャルの高さを見せつけられた気がした。ところで、ヘヴィ・ミュージックとダブステップの融合といえば→数年前にSkrillexが台頭し始めた頃に、Kornを筆頭にDjentとダブステップをマッシュアップさせたサウンドが一瞬だけ流行った気がするんだけど、当然その波はガラパゴス化した日本の音楽シーンには永久に来ることはない・・・かに見えた。が、遂に俺たちのメタルレジスタンスが、日本のメタラーが待ち望んだ長年の『淫夢』を実現してくれたんだ。なんか、さっきからコバメタルに幾度となく驚かされてばかりだが、この後、僕は更なる衝撃を覚える事となる。



【IDjentOL】・・・おいら、このBABYMETALがラウパに参戦する事についても少し言及させてもらったが、”メギツネ”のMVを紹介させてもらった時にも”ある助言”をした事がある。それこそ、いつアイドルの中にDjentを取り入れるのか、だ。一昨年のの記事でも、さっきのPerfumeの記事でも似たような事を書いた気がするんだが→要するに【IDOL×Djent=IDjentOL】を一番初めにやってのけるアイドルって一体誰だろう?って。予想どおり、その【IDjentOL】を世界で初めてやってのけたアイドルが、いわゆる【アイドル界のDIR EN GREY】として知られるBABYMETALだったのは、もはや必然的と言える。しかし本当に面白いね→本家DIR EN GREYがEPの”Unraveling”Djentやって、それに続いてDTが新作でDjentやって・・・それらの伏線()があって、そして遂にベビメタがDjentやる時が来るなんて。。。あらためて→【アイドル界のDIR EN GREY】という俺の解釈、その説得力が増したような気がする。で、この”悪夢の輪舞曲”はジェントの生みの親であるメシュガー...というよりは、インダストリアル/エレクトロニックな雰囲気やアッパーなノリからしてフォロワーのPeripheryを彷彿とさせる。ほのかにゴシック・メタルっぽいSU-METALの艶美な歌声も大きな聴きどころだ。しかしながら、【IDOL×Djent=IDjentOL】を日本で一番初めにやってのけ、それと同時に今のアイドルシーンで流行りの【アイドル×ダブステップ】も難なくやってのけている。つまり、メタルシーンの流行りとアイドルシーンの流行りを逃さず強引にブッ込んでる。正直、コバメタルのことナメてたわ。で、終盤はヘドバン推奨の#12”ヘドバンギャー!!”から、そしてベビメタの代表曲でありライブでもX(ダメ!)ジャンプのオマージュをやってのける#13”イジメ、ダメ、ゼッタイ”を最後に、このアツき『メタル魂』を取り戻す”メタルレジスタンス”は終幕を迎える。この全て聴き終えた僕は→無意識のうちに「た...たまにはロリコンもいいよね^^」とつぶやいていたんだ。

  くま吉

【鋼鉄の処女】・・・正直、聴く前はディスってやるつもりでいたんだけど、こんなん聴かされちゃディスれるわけがない。王道メロパワ/メロスピ直系のピロピロと疾走感、メタルコア/イエテボリ直系のデロデロとブルータリティ、インダストリアル/ピコリーモ直系のピコピコとモダニズム、そして日本のレジェンドX JAPANや本家レジェンドメタリカのオマージュをクロスオーバーさせた、いわゆる”メタルの醍醐味”・・・いや、もはや”メタルの歴史”が凝縮された、それこそ全世界のメタラー必聴の一枚であり、それと同時にアイドルとV系の親和性の高さを証明してみせた歴史的、そして革命的な一枚と言える。これぞコバメタルが全世界に提唱する【アイドルとメタルの融合】、その証明であり、これがコバメタル流の『鋼鉄の処女』なんだと僕は理解ッした。そして、このメタルレジスタンスの誕生は、TOSHIもとい佐村河内守の一件で浮き彫りとなった、今の日本の腐れ音楽シーンに対するメタル界からのカウンターであり逆襲なんだって、僕はそう確信している。もはやコバメタルが「デビューアルバムにしてBESTアルバム」というのにも納得せざるを得ないし、ドルヲタもとい漫画家のうすた京介先生が「ベビメタが一番面白い」って言っちゃうのも否定しようがない事実です。もうなんか、どこぞのアイドル音楽プロデューサーにコバメタルの爪の垢を煎じて飲ませてやりたいレベル。

【YOSHIKIプロデュース】・・・自分は10代の頃から重度のArt of LifeキチガイもしくはXガチ勢だったから、今作をここまで面白い視点から楽しめているのかもしれない。それじゃあXやメタリカそしてジェントなどのオマージュが理解できないと楽しめないのか?という事は全くなくて、そのオマージュを理解できなくても「何かわからんが面白えぇ!」といった感じで楽しめちゃう”楽曲のわかりさすさ”というのがあって、やっぱりその”わかりやすさ”ってどんなジャンル/音楽にも大切な事だよなぁーって、あらためて思い知らされた気がする。しかし、唯一の不満点を挙げるとすれば→それはバラードが存在しないこと。Xもそうだが、メタルといえばバラードも捨てがたい。唯一、ここだけが不可解だった点。ただでさえ完成度の高いアルバムだけど、今作にDIR EN GREYをゲストVoとして、メタル界屈指のエンジニアことイェンス・ボグレンをミキシングに、そして#11にジェントの第一人者ことミーシャ・マンソーがゲストで参加してたら更に隙のないアルバムに仕上がったと思う。いずれイェンスがミックスしたバージョンも出してほしい。それこそ海外進出を本格的に目指すなら尚さらね。もし次作があるとして、この1stを超えるにはもうYOSHIKIプロデュース以外ないんじゃねーか?ってくらいの完成度。

【国内活動休止!?】・・・今やアメリカの大手メタル情報サイトMetalSucksをはじめ、UKのKerrang!や業界最大手のメタル雑誌METAL HAMMERなど、既に本場のメタラーまで『虜』にしてしまったBABYMETAL。この状況を受けて、プロデューサーであるコバメタルは一体何を考えているのか、今後の展開がまるで予測できない。少なくとも、ヨシキをプロデューサーとして迎えた2ndアルバムを引っさげて、Xとダブルヘッドライナーでワールドツアーを回って、そして最終公演でSU-METALとMOA-METALとYUI-METALが三人抱き合って電撃解散すれば、ベビメタはアイドル界のレジェンドになれる事は確かですw でも、その前にワンチャン、ワンチャン【BABYMETAL×DIR EN GREY×CROSSFAITH】あるんじゃねーか?って。いや、それよりも「カレーが辛い」の人が先かw なにはともあれ→【Djent×IDOL】【アイドル×ダブステップ】そして【X JAPAN×BABYMETAL=BABYMETAL JAPAN】など、それら数々の伏線()を逃さず回収してきたベビメタのブレイクは必然的だったと言える。最後に→武道館2デイズを終えて、次はMOA-METAL生誕で地元の名古屋に凱旋ライブ期待してます!って・・・国内活動休止!?次はヨーロッパ!?ヴァッケン!?ダウンロード!?ヘルフェス!?グラスポップ!?オズフェス!?ファーーーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwww

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今年のCOUNTDOWN JAPAN 13/14に℃-uteとBiSとベビメタきたああああああああああああああああああああああああ

『ファッ!?』・・・まさか、まさか℃がフェスに出演する日が来るなんて・・・この発表に対して素直にファッ!?って驚いた自分と、この展開は意外でもなんでもない、むしろ既定路線だったんじゃあないか?って、妙に冷静さを保つもう一人の自分がいた。まぁ、メンツ今回のメンツ(アイドル含む)を見ても、(ハロプロ所属ということもあって)℃の名前だけ明らかに浮いてて笑っちゃうんだが、しかし自分からすれば「遂にキタか・・・ッ」という、無駄に落ち着いた感想しか出てこなかった。と同時に、これはハロプロとかいう鎖国アイドル集団が遂に”開国”した歴史的瞬間なんじゃあないか?ってね。

『(顔小さすぎィ!ブヒブヒ)』・・・あらためて、いわゆる俺の界隈のアイドル枠を担当する℃-uteBiS、そしてベビメタCOUNTDOWN JAPANに出演するというニュースに驚いている。正直、この日イオンで℃メンとガッツリ握手×2してブヒブヒと微妙にテンション上がってるところへ、更にアヘアヘと追い打ちをかけるようなビッグニュースだった。

『DIR EN GREY=℃-ute』・・・昨年のCOUNTDOWN JAPANといえば→「ファッ!?あのDIR EN GREYがまさかロキノン系のフェスに出るなんて・・・」と周囲を騒然とさせた。おいら、以前から『DIR EN GREY=℃-ute』とかいう意味不明なこと言ってて、今年の9月に℃が武道館2デイズやった後に、来年DIR EN GREYが武道館2デイズやるって話を聞いたときは、それこそ『DIR EN GREY=℃-ute』という俺の解釈に妙な説得力が生まれちゃったような気がするし、要するに昨年DIR EN GREYがCOUNTDOWN JAPANに出演したのが、今回の「まさか℃がロックフェスに出るなんて・・・」の伏線()だった、というわけです。面白い、実に面白い。なんにせよ、今年はラウパでもお馴染みのベビメタと俺の界隈のアイドル枠担当の℃-uteが、昨年のDIR EN GREYの『意外ッ!』な枠を借りる事となったわけだ。

℃×BiS×ベビメタ・・・それと同時に、今年から【℃×BiS×ベビメタ】の対バンはよと言い続けた結果→残念ながらBiSは日程が違うにしろ、この手の大型フェスでその小さな夢が実現するなんて・・・。もはや、この度の『℃-ute、フェスに参戦ス』は、これまで当ブログWelcome To My ”俺の感性”に書き記してきた全てが伏線()だったッ!?まるで俺のキングクリムゾンが全てを予測していたかのように・・・自分でもちょっと怖いぐらいなんだが、なんにせよ、これには「うーんこの神事務所」としか言いようがないです。

『伏線()』・・・今思えば、岡井のBOOWY推しだったり、910本で岡井とマイマイさんがワンオク聴いてるって言ってたのも、今回の伏線()と受け取れなくもない(なお、そのワンオクと日程は別の模様)。そして、その流れからファッションサブカル系男子ことダイノジ大谷とのカラミが決定打だったのかと推測するわけなんだが、なんにせよ、昨年からWelcome To My ”俺の感性”でゴリ推してきたかいがあったってもんです。おっと、なんか自分の手柄みたく言ってるが、やっぱダイノジのコネが一番大きいんだろうね。サンキューダイノジ。

『℃-ute is Rock?』・・・当然、℃は”アイドル”であって”バンド”ではないんだが、しかし「この五人じゃなきゃいけない」というようなロックバンド的な感覚および精神性、それこそダイノジ大谷がルナシーに対して「五人がもの凄いスキルの持ち主で、バンドを合わせるというよりも、お互いがエネルギーを発することによって、奇跡的なバランスを保つグループ」と言い放ったように、それと全く同じことを自分は℃に対して思っていて、だから過去に『℃-ute=ロックバンド』もしくは『℃-ute=スラムダンク』という”俺の解釈”を述べた気がするし、そんな僕と同じように、きっとダイノジ大谷も℃の武道館公演を観て、℃-uteもルナシーと同じ”そういうグループ”に感じたんだと、はっきりわかんだね(なお、舞美ヲタの模様)。当然、あのDIR EN GREYという名の『進撃の巨人』”そういうグループ”だと言える。

『気になる点』
・・・話を戻して→ベビメタは神バンドありの”メタル”だからまだしも、つんく♀が書いた楽曲しか持ってない、しかもバンドですらない℃がロック・フェスというステージでどう映るのか、最も興味深い所はそこだ。衣装は?セトリは?ワンちゃん生バンドありでやるんかな?と思ったりするんだけど、どうせだから℃ヲタの赤い公園に頼もう(提案)

『殺人セトリ』・・・やはり、この手のフェスで肝心なのはセトリだ。この℃には通称「殺人セトリ」と呼ばれるセトリがあるんだが、まぁ、それは℃ヲタが考えるヲタ専のセトリだから置いといて、一般的な視点で殺人セトリを考えてみると→とりあえず一発目からトレボで豪快なヘドバンブチかまして、それからキスミー~カナブン~Midnight temptation~ダンバコあたりの定番曲をブチ込む、まぁベタなセトリです。個人的には、ワンチャン”クレ完”をオープニングに持ってくるのもアリかなと思う(Skrillex風のアレンジで)。当然、ほぼ完全にアウェーに近い状況で、持ち時間も30分あるかないかぐらいだろうから、ヘタにMCやってgdるくらいなら魅せる曲だけサッとやってサッと帰ってきたほうがカッコイイっつーか、それなりにインパクトは残せそうな予感はする。とは言っても、現場はドルヲタばっかりか・・・?

『なんにせよ』
・・・なんかもう観る事を前提に話を進めちゃってるんだが、いかんせんチケが取れる気配が全くしない件・・・。同日にバンプとか・・・。でもねごとは観たい。なんにせよ、楽しみで仕方ないんだが・・・でも正直、今年も引き続きDIR EN GREYが出たら俺的には全てが完璧だった。なんでや薫ゥ!℃のバックバンドやってくれや!

『AB℃-ute』・・・しかし、まさか誰も予想しなかった℃のフェス参戦が2013年度中に決まったとなると→来年こそ【Acid Black Cherry×℃-ute=AB℃-ute】のコラボに期待しちゃうわけなんだが・・・その流れで『ジョジョ』の荒木飛呂彦先生とコラボできれば、℃は間違いなく天下取れます(なにいってだこいつ)。
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