Welcome To My ”俺の感性”

音楽のレビューというか感想をてけとーに書き殴るブログです。

BiS

℃-ute解散がショック過ぎるので更新停止します

Vampillia 『the divine move』 レビュー

Artist Vampillia
Vampillia

Album 『the divine move』
the divine move

Tracklist
1: lilac (bombs 戸川純)
2: mirror mirror (bombs BiS)
3: endless summer (feat. ツジコノリコ)
4: tasogare (feat. 長谷川裕倫)
5: good religion (feat. Mick Barr)
6: dizziness of the sun (feat. ツジコノリコ)
7: oops i did it again (bombs BiS)
8: endless (massaka) summer (feat. ツジコノリコ and 真部脩一)
9: lilac bombs 戸川純 (perfect ending ver)

「相対性理論から真部脩一が脱退!?」←まぁわかる
「真部脩一改め真部デトックス脩一がVampilliaに加入!?」 ←ファーーwww

・・・本作品の『the divine move』は、自称ブルータル吉本オーケストラことVampilliaに正式加入したex相対性理論の行方不明者真部脩一改め真部デトックス脩一が歌詞と歌メロを担当した「bombs」シリーズをフューチャーした日本企画盤、そしてVampilliaがJ-POP産業に挑戦したコンセプトアルバムとなっている。そのオープニングを飾るのは、ゲストに戸川純を迎えた#1”lilac”で、学研の付録楽天のブログなどの相対性理論節全開のユニークな歌詞を摩訶不思議に歌い上げる戸田純と、日本の季節感を彩る情緒豊かなストリングスや琴のような和音が織りなすミニマルかつノスタルジックな、それこそ久石譲を彷彿とさせる映画音楽ライクな美しくも幻想的なメロディを織り交ぜながら、どこか懐かしい、子供の頃に毎朝ポンキッキーズを見ていたあの夏の思い出が甦るような、それこそ『ちびまる子ちゃん』のEDテーマに起用されてもオカシクないほどの2次元力の高さに、まるで童謡『まんが日本昔ばなし』のセカイに迷い込んだかのような、その奇想天外なポップ・ワールドに度肝を抜かれる。相対性理論では女子中高生の甘酸っぱい乙女心を繊細に描き出していたが、この曲では「夏休みの宿題よりも気持ちのいい事しよう...(ムラムラ)」という、まるで稲中卓球部の前野のような男子中学生の煩悩をセキララに描き出している。



【BiSなりの卒業式】・・・おいら、以前から【BiS×非常階段=BiS階段】がありなら【BiS×Vampillia=BiSpillia】【BiS×DEAFHEAVEN=BiSheaven】もしくは【BiS×DIR EN GREY=BiS EN GREY】が実現する可能性もワンチャンあるんじゃあねーか?って密かに期待してたんだけど、その中で最も実現的だったBiSVampilliaのコラボが、この度アッサリと実現して大変嬉しく思っている。まさか対バンだけでなく、花見合コンや遂には楽曲コラボなんて・・・しかもソレ+真部ってのは、まさかまさかのマッサカサマーだった。そんな、解散を間近に控えたアイドル界の最終兵器ことBiSとブルータル吉本オーケストラことVampilliaのコラボが実現した楽曲こそ、ex相対性理論真部脩一あらため真部デトックス脩一が手がけた「bombs」シリーズの二曲目”mirror mirror”だ。まるで『アイドル戦国時代』の殺し合いの螺旋からの卒業もとい解散を祝うかのような、担任の山本先生によるピアノの伴奏とともに、それこそ”BiSなりの卒業式”を祝うかのようなBiSメンの合唱で幕を開け、ココロが力強く弾む扇情的なストリングスや東京都心はパラレルワールドに迷い込んだかのようなメロディ、そしてDEAFHEAVENばりのスクリーモ/デプレッシブ系ブラゲ直系のギターを掻き鳴らしながらリリカルに展開していく。そして最期はBiS下衆の極み乙女の感情とVampilliaのゲスい吉本魂が激しく共鳴し合い、ゲスやビスやブスやクズやカスなど...あらゆる激情的な感情と刹那的なエモーションを爆発させながら、まるでBiSメンが処女喪失する瞬間の衝動を叫ぶような奇声とBiS階段リスペクトな極悪ノイズが蠢く混沌(カオス)の渦へと聴き手を引きずり込んでいく。正直、この曲の展開力には驚かされた。往年の相対性理論を彷彿とさせるシティ・ポップ感と、いわゆるポストプログレッシブ/ポストロッキンな音使いをもって、デプレッシブ系アイドルという名の偶像、その刹那的な人生を振り向かずに駆け抜けてきた一つの『アイドル激情物語』を繊細に紡ぐリリカルな展開力、そのBiSと吉本芸人Vampilliaが持つゲスの極みが一つになることで、それこそSTAP細胞を超える異常な化学反応を起こし、まるでDIR EN GREYの京の自傷行為に匹敵する”この胸に絡みついた灼熱の純情な感情”を爆発させる。この曲は、僕がBiSに対して漠然としたポストブラック精神を感じていたのはコレだったのかと、あの”DiE”はこの曲の伏線()だったんだ、と。正直、この曲だけでBiSのラストアルバムの存在意義を超えちゃってるというか、本家のラストアルバムWHO KiLLED IDOL?よりもBiSメンの個性が活かされているという皮肉(特にプー・カスとカミヤサキ、そしてのぞ氏がいい味出してる)。ある意味、この曲こそ”BiSなりのラストソング”、つまり卒業ソングだと思うわ。正直、真部ちゃんが相対性理論を抜けてVampilliaに正式加入したって聞いた時は→「ゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!真部ええええええええええええええええ!!相対性理論抜けてこんな所でなにやっとんじゃあああああああああああああああ!!」って激おこプンカスだったけど、この「bombs」シリーズ二連発を聴いちゃったら最後→「これが真部ちゃんが相対性理論を抜けてまでやりたかった音楽か...フッ」って、すまし顔で僕はソッと口を閉じた。しっかし、あの真部ちゃんが”アイドル”をどのように料理するのか?最初は全くイメージ出来なかったんだけど、実際聴いてみたら「やっぱ真部ってスゲーわ」ってなった。



【Vampillia=ネタバンド】・・・このヴァンピリア、実はAlcestの初来日公演のサポートで初めてその存在を知ったというか、その破天荒なライブパフォーマンスを観てからは、自分の中で”Vampillia=ネタバンド”というイメージが根強くあったんだけど、その悪いイメージを払拭してくれたのがこの”endless summer”という、ゲストという名の語り部にツジコノリコを迎えた約4分33秒の曲だったんだ。これは以前にアルセスト来日のサポートを経験した影響なのかは定かではないが、正直ここまでポストブラック然とした楽曲が書けるなんて素直に驚いたし、このヴァンピリアというバンドのポテンシャルの高さに面食らったと同時に、この僕に生まれて初めて”ヴァンピリアの楽曲”を意識させた曲でもあり、生まれて初めて”ネタバンド”ではなく一つの”アーティスト”として認識させたほどの曲だった(なお、先日のライブで改めて”ネタバンド”という認識が強くなった模様)。で、この曲は”mirror mirror”の上位互換とも取れる曲で、ツジコノリコという名の語り部が『世にも恐ろしいグリム童話』のような儚くも陰惨な世界観を朗読しながら、優しくも切ないピアノやシガーロス直系の壮麗優美なストリングスを擁したATMS系ポストロックなアプローチをもって繊細かつリリカルに展開し、そしてボーカルの天パクソ野郎によるあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!!という咆哮と共に、まるでNe Obliviscaris(ネ・バブリシャス)の如し抒情的な旋律を奏でながら天空を駆け巡る超絶epicッ!!なストリングスを凶悪なトレモロ・リフに乗せて、それこそKayo Dot『Hubardo』に匹敵する極悪のアヴァンギャリズムの中で、静かなる狂気を解放し、そして死者の霊魂を浄化していく。この曲調、このMVが醸し出すグリム童話感というのは、まさにスティーヴン・ウィルソン氏がソロ活動で描いている世界観に近く、少し大袈裟かもしれないが、UKの奇才スティーヴン・ウィルソンとアンダーグラウンドシーンの暗黒星Kayo Dotを繋ぐ架け橋的な存在こそ、このブルータル吉本オーケストラのヴァンピリアなのかもしれない。 しっかし、こうも大層なオルタナティブ・ミュージックやってるのにも関わらず、こうも人気が爆発しないのは、そのあまりにもニッチな隙間を狙いすぎている音楽性だから...なんだろう。



【マッサカサマーウイカ】・・・あぶらだこの長谷川裕倫をゲストに迎えた”tasogare”は、静寂の中で独り寂しくこだまする雨漏りのような哀しいピアノと長谷川裕倫のキモい語り部に黄昏れる、まるでアニメ『惡の華』のED曲の”花 -a last flower-”の原曲をオマージュしたかのような前半から一転して、後半からはEfなどの北欧ポストロックライクなアプローチやポップなピアノをフューチャーしながら、マスいリズムをもってまるでカーニバルのように明るく楽しく、そしてカオティックに展開していき、そして最後は男の娘ことVelladonの美輪明宏ばりのオペラティックなボーカルを披露し、まるで一つのミュージカルを観ているかのような、空前絶後の壮大なクライマックスを迎える。これこそヴァンピリアのポテンシャルがフルに発揮された、まさにプログレッシブでアヴァンギャルド、まさしくブルータルオーケストラな楽曲と言える。そして、USBM界のトレモロマスターことKralliceMick Barrがゲスト参加している”good religion”は、本家KralliceLiturgy譲りのハイパー・メガ・トレモロ地獄の中で、優雅なピアノと優美なヴァイオリンがエクストリームに交錯するファストナンバー。再びツジコノリコをゲストに迎えた”dizziness of the sun”は、瀬戸内国際芸術祭関連事業のために書き下ろされたという、ツジコノリコのストーリーテラー感および母性に溢れた歌声とピアノを中心に、緩やかに抒情的な旋律をもって静寂のリリシズムを発揮しながら、内向きだった感情が徐々に外側に解放されていくような、あまりにも芸術的過ぎるナンバー。それこそ先ほどの”endless summer”じゃあないが、それよりもスティーヴン・ウィルソン氏の”The Raven That Refused To Sing”的な、まさしく”Post”な展開力と無限のスケール感を持った曲だ。そして実質本編ラストを飾る、再びBiSをゲストに迎えた「bombs」シリーズの”oops i did it again”は、BiSメンによるゲップや喘ぎ声や泣き声や叫び声などの不快な擬音に重厚なストリングスとピアノを加えた曲で、先ほどの”mirror mirror”をイメージして聴くとあまりのゲスっぷりに吐き気をもよおすこと請け合い。その最後にのぞ氏が「ありがとう」と卒業生からの答辞を述べる辺りも、より”BiSなりの卒業式”を感じさせて面白い。オマケにはマッサカサマーウイカ仕様もとい真部ちゃん仕様の”endless (massaka) summer””lilac”(perfect ending ver.)が収録されている。とりあえず、真部ちゃんはBiSだとウイカパイセン推しなのはわかった(えっ)。”lilac”の(perfect ending ver.)は、より映画音楽的なドローン/ノイズ風のアレンジに惹き込まれる。



【Post-感】・・・僕は、あくまでもアルセストスティーヴン・ウィルソン氏を中心とした”Post-Progressive”な立ち位置からしか、このヴァンピリアの楽曲を紐解くことが出来ないけれど、そんなヴァンピリアが普段から居るちょっとスカした立ち位置とは少し違った”俺の界隈”目線で聴いてみても、予想以上にツボにハマった感あるし、むしろ逆に本作のような本筋から少し逸れた日本企画盤だからこそ、ここまで今作を相対評価以上に楽しめてるんじゃあないか?って。やはり、それは賛否両論を生んだ相対性理論TOWN AGEと同じ”Post-感”だったり、一方で往年の相対性理論を思わせるシティ・ポップ感だったり、自分の好きな音が”ポップ・ミュージック”という枠組みの中で、強引ではなくあくまでも自然な形で一体化し、これはパスピエの楽曲作りの”うまさ”にも繋がってくる話なんだけれど、明らかに”ポップ・ミュージック”ではない音を一つのアルバムにパッケージしてしまうセンス、このヴァンピリアという名のお笑い芸人が持つ底知れぬ”Post-Pop”なセンス、もはや僕たちは新たなるポップ・ミュージックの夜明けを目の当たりにしているんじゃあないか?って。

【総括】・・・もちろん、国内外からのゲストを迎えてコラボした楽曲も素晴らしいが、ポストロックやポストプログレッシブに通じる”ポスト-リリカル”な展開力の高さこそ、このヴァンピリアの真骨頂だと僕は思っていて、そのポテンシャルがフルに発揮された「bombs」シリーズ、特にBiSが参加した”mirror mirror”みたいなリリックを大切にした曲を聴くと、どうしても歌詞カードを見ながらその世界観に没頭したくなるんだけど、いざ歌詞を見ながら楽しもうとしたら、アートワークの裏にクレジットが書いてある紙一枚だけの仕様だった...。一応は真部ちゃんが書いた歌詞を一つのウリとしているわけだし、その歌詞が創り出す独創的な世界観が今作の見せ場になっているからこそ、余計に最低限の歌詞カードは欲しかったなーと。まぁ、レーベルの懐事情がカツカツなのが伝わってきて逆にエモかったけど。あとメイドイン台湾という謎流通も実にエモい。欲を言うなら→(ありえないことだけど)その「bombs」シリーズの歌い手に”サブカル界のオボちゃん”ことやくしまるえつこが参加してたらビバナミダだったわ。これ、もはや今年のBESTアルバムと言っても決して過言じゃあない。しかしこうなってくると、長年の”アルバム出るよ出るよ詐欺”が遂に詐欺じゃなくなる1stフルに対して、更に大きな期待がかかるってもんです。

裏ジャケ

【アイドル×アーティスト】・・・”ポップなんだけどポップじゃない”、”ポップじゃないのにポップ”みたいな不条理な感覚と、一枚のアルバムに”アイドル””ブラックメタル”が何の違和感もなく平然と共存している頭のおかしさ、こんな”いともたやすく行われるえゲスない行為”は世界中探してもこのヴァンピリアにしかできないだろうし、ある意味、こいつらベビメタ以上に革命的なブッ飛んだ事やってるんじゃねーか?って。これはBiSを見れば顕著なんだが、ここ最近、いわゆるアイドルと一般的なアーティストとのコラボという名の”アイドルを利用したカネモウケ”が本当に増えてきている。この現象は、もはやアイドルとアーティストとの壁や垣根がなくなってきた、それこそ昨今の日本の音楽シーンを司る大きな流れなのかもしれない。そういった視点から音楽界隈を眺めてみると、ガラパゴス化したと言われている今の邦楽シーンは本当に面白いし、一方で洋楽がオワコンと呼ばれるのにも納得してしまう。当然、このヴァンピリアも抜け目がないというか、その辺のアンテナがシッカリしているバンドだということは、今作で既に証明済みだ。なにはともあれ、解散を目前にしてもなお僕を色々な意味で驚かせてくれるBiSメンには敬意を表したい。 あと裏ジャケには絵本タッチに可愛くデフォルメされたBiSメンが描かれているんで、これだけで研究員はマストバイなんじゃねーかなぁ。もちろん、”BiSなりの卒業式”的な意味でもね。

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BiS 『WHO KiLLED IDOL?』 レビュー

BiS

Tracklist
1. primal.2
2. DiE
3. STUPiG
4. no regret
5. マグマト
6. GET YOU w/Dorothy Little Happy
7. MURA-MURA
8. MMGK
9. BiSimulation
10. ERROR
11. nasty face
12. Fly
13. Hi
14. Hide out cut
15. プライマル。

【この物語は、BiSと僕の刹那的な出会いと別れを綴ったフィクションである】

【破滅に向かって】・・・7月8日に横浜アリーナで行われるライブを最後に解散を迎える、アイドル界の最終兵器ことBiSのラストアルバム『WHO KiLLED IDOL?』が遂にリリースされた。再生すると同時に、まるで大塚愛を思わせる優美なピアノとストリングスをフューチャーしたJ-pop風の切ないバラードの”primal.2”で幕を開ける所から度肝を抜かれる。ご存知のとおり、これは前作の名盤『IDOL is DEAD』のラストを飾る名曲”primal.”の続編だが、それがまさかのバラードで驚いた。この曲のポイントは、何といってもBiSによる何かを悟ったような歌詞だろう。まず、「透明な言葉が遠くで見ていたんだ」という始まりの歌詞や「今はただ 靴擦れを連れていくだけ」という歌詞からも、あの名曲”primal.”の歌詞に対するアンサーソングとなっていて、漠然としたまま「答えのない明日追いかけていた」あの頃のBiSの問に対して、解散を目前にした”今のBiS”なりに導き出した”アイドルとはナニか”その答えであるかのような、”解散”という名の『破滅に向かって』力強い前向きな一歩を踏み出すような、それこそ宇多田ヒカル”桜流し”に匹敵するドラマティックなバラードだ。で、前作の”primal.”ANATHEMA黄金の精神で言うところの”Untouchable, Part 1”だとするなら、この”primal.2”は同作の”Untouchable, Part 2”的な立ち位置と言える。そして、sukekiyoのデビューアルバムにもゲスト参加しているグレイのHISASHIによる、まるでX”THE LAST SONG”をオマージュしたかのような泣きのGソロも粋な演出だ。そっか、これがBiSなりの”ザ・ラスト・ソング”なんだね。



【アイドル界のDIR EN GREY】・・・その涙不可避なバラードを聴いてしまうと→「あぁ、遂に解散するのか・・・」ってシミジミしてしまう。しかし、その歌詞にある→「もう止められない ゴールは見えているから 時は爽やかに残酷に過ぎてきそうだね」という激情的かつ焦燥的な歌詞が暗示するように、それ以降は「山ちゃんはやめへんで~」 みたいな”いつものノリ”で展開していくので→「こいつら本当に解散するのか?」という不思議な気持ちになってくる。で、そのシットリ系バラードから一転して、ナニかに吹っ切れたように刹那的かつ激情的なエモーションをまき散らす#2”DiE”で、破滅に向かって勢いよくスタートダッシュを決める。小中学生の頃にナニを覚えて初めてイッた瞬間の激情を表したのがデッヘボン『サンベイザー』だとするなら、BiSリーダーのプー・ルイが処女喪失した瞬間の刹那的なエモーションを表したのがこのDiEで、いま思えば自分がBiSにハマる大きなキッカケがこの曲だった。その流れから、現在絶賛スマッシュヒット中のBABYMETALギミチョコ!!でお馴染みの上田剛士氏から楽曲提供されたサイバー・パンクの#3STUPiGへと続いていく。この曲のMVではいわゆる【アイドル界のDIR EN GREY】というのを証明してみせた。

BiS EN GREY

【新録曲】
・・・今作には新録曲が7曲収録されている。その新曲の#4”no regret”は、「しーんじゃった かなしいな しーんじゃった かなしいな」というメンヘラチックな歌詞やノイズ・パンク風の曲調まで、全てが神聖かまってちゃんリスペクトな曲で、これを書いたのが前作の”CHELSEA”を手がけた真田巧氏と知って少し驚いた。お次の#5”マグマト”は、クラップのリズムを交えながらカナダのThe Birthday Massacreを彷彿とさせるピコピコキラキラしたエレクトロ・ポップ/インダストリアルな”kawaii”音使いをもってサイケ&ファンキーに展開するメルヘンチックなディスコチューンで、それこそタイトルどおりUSのMGMTをオマージュしたような名曲だ(個人的に新録で一番好き)。そして盟友のDorothy Little Happyとコラボした#6”GET YOU””DiE”のカップリングに収録されたスカパラBiSオーケストラの#7”MURA-MURA”、シンセ全開でノッリノリに展開する青春ロックチューンの#8”MMGK”、そして今作で唯一ユフ,ミチバヤシ,ワッキーすなわち黄金期BiSが堪能できるシングルの#9”BiSimulation”で中盤のハイライトを締めくくる。

【BiS>>>BABYMETAL】・・・後半戦の幕開けを飾る#10”ERROR”では、いわゆる【アイドル界のDIR EN GREY】ことBABYMETALに負けじと、この曲でBiS【アイドル×ダブステップ×ヘヴィ・ミュージック】をやってのける。こうやって最期の最期まで”アイドル楽曲派”をブヒらせるサウンドPの姿勢は高評価。ところで、BABYMETALも1stBABYMETAL”悪夢の輪舞曲”【IDOL×Djent=IDjentOL】やってたが、実はBiSのが先に前作の”ASH”でさり気なくDjentやってたのは内緒テヘペロ。しっかし、そのベビメタと比べると如何せん音が悪すぎるなぁ。そして前作の”I wish i was SpecIaL”を彷彿とさせる#11”nasty face”は、ブラッケンド・ハードコア・パンク風のDビートで疾走する曲調と、”何やっても上手くいかない、全てを投げ出したくなるような八方塞がりで切羽詰まった状況”・・・そんなリーダープー・ルイのセキララなキモチを謳った焦燥的な歌詞との相性が絶妙な良曲で、リーダーとしてのプー・ルイのリアルな心情を綴った情緒不安定な歌詞を、思いのほか軽いノリというか随分と投げやりなテンションでやっちゃう妙なギャップがメンヘラっぽくてポイント高い。この曲はカミヤサキちゃんがいい味出してる。その流れで、ミチバヤシ卒業ソングの”Fly”からカップリングの”Hi”、そしてBiSは解散という名の破滅に向かって・・・

【ex BiS are テラシマユフ、ミチバヤシリオ、ワキサカユリカ】・・・自分がBiSにハマるキッカケが”DiE”なら、初めてBiSの存在を知ったのがこの#14”Hide out cut”だった。そもそも、黄金期BiSってユフワッキーミチバヤシのエモい存在があったからこそだと思うんだけど、この”Hide out cut”はワイの推しメンワッキーの卒業ソングという事もあって(結果的にユフも)、ユフのアイドル界屈指の激エモボイスとワッキーの天使のように純粋無垢な歌声を中心に、時おり顔を覗かせるミチバヤシのキモーショナルな歌声が織りなす刹那いエモーションを蓄えながら、そしてサビのプー・ルイへとバトンという名のemotionを託す、言うなれば”黄金のタスキリレー”が成立した結果の名曲だった。だから、この曲は黄金期BiSの中でも一二を争うくらい好きな曲だ。しかし、今作に収録された”Hide out cut”を聴いたら面食らった。そこには黄金期BiSの象徴だったユフ,ワッキー,ミチバヤシの姿はなく、末期BiSすなわち今のBiSメンで新録されていたんだ。正直これには「えっ!?」ってなったけど、実質アルバムのラストを飾る曲として、黄金期BiSを象徴するこの曲を”今のBiS”で塗り替えることに大きな意義があり、黄金期BiSというアイドルすなわち偶像を”今のBiS”の力で乗り越えるという強い意志を感じた。その黄金期BiSという名の超えられない壁を歯食いしばって血反吐吐き散らしながら、勝ち目のない事を頭で理解していながらも、その偶像に立ち向かっていくファッキンエモーショナルな姿勢に僕は涙し、それこそBiSの生き様および信念というのを最期の最期に見せつけられた気がした。そしてBiSが歩んできた軌跡をなぞるように、”primal.”に始まって”プライマル”に終わる。これで思い残すことなく解散できる。笑って泣いて大円団だ!

【ごった煮アルバム】・・・あらゆる要素が重なった結果、必然的な名盤となった『IDOL is DEAD』と比較してどうこう言うのはもはやナンセンスだろう。前作はあくまでもキャッチーなメロコアをベースに、バラードやメタルコア/ハードコア、ジェントやシューゲイザーなどを織り交ぜながら、アイドルらしい青臭い初々しさや生々しいリアルな刹那さを至ってシンプルにクロスオーバーさせた、一切隙のない捨て曲なしの名盤だった。しかし、これは時代の流れなのかは定かではないが、今作の『WHO KiLLED IDOL?』では今風のインダストリアル/エレクトロな電子音を積極的に取り入れた、ダイナミックなリズム重視のサウンド、そんな印象を受けた。これは”primal.2”の歌詞にもあるように、前作がメンバー同士の衝突によって必然的に生まれた”エモ”ならば、今作は作為的に作られた”エモ”、みたいな。メンバー的な意味でも音的な意味でも統一感のまるでないアルバムだし、冗長感は否定できないけど、前作のようにアルバム全体で聴かせるコンセプトではなくて、どちらかと言えば曲単位で聴かせるコンセプト意識が強いです。当然、前作の”nerve”みたいなBiSのアンセム的な曲こそないが(唯一#5がそれっぽい)、著名な作曲陣やゲストを迎えてバラードありカバーありBiSらしいエモチューンありキチガイパンクやメタルおよびブラッケンド・ハードコアまで、非常にバラエティ豊かなごった煮アルバムとなっていて、前作のようなANATHEMA”Untouchable, Part 1”に直結した、超絶epicッ!!かつリアルなエモさを求める人には物足りなさがあるかもしれないが、少なくとも”楽曲派”をブヒらせるだけの良曲は最低限揃ってます。

【WHO KiLLED IDOL?】・・・今や【いま最も勢いのあるアイドル】となったBABYMETALBiS...どこで差がついた?慢心、環境の違い?それともプロデューサーの違い?今となっては、もう遅いなでも。これも”primal.2”の【成功と失敗は隣り合わせで 満ち足りた思いに届かない】という歌詞のように、その届かなかったBiSの夢と想いを同士であるBABUMETALに託して、このBiSという名の【アイドル界のDIR EN GREY】は儚く散り、美しい最期を遂げる。というわけで、この失敗の全責任を取ってマネージャーの渡辺、火あぶり!w ・・・というのは冗談で→来たる7月8日という破滅に向かって、5月からラストツアーを予定しているBiSだが、その最期のラストライブで”ザ・ラスト・ソング”こと”primal.2”の時に、ユフが登場してプー・ルイと抱き合ってX『THE LAST LIVE〜最後の夜〜』を完全再現してほしい。したらアイドル界のレジェンドになれるわ。是非とも同士のBABYMETAL”伝説的な解散”を伝授してあげてほしい。頼むわユフ!

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DIR EN GREYの新曲『SUSTAIN THE UNTRUTH』を聴いた。

Artist DIR EN GREY
DIR EN GREY

Single 『SUSTAIN THE UNTRUTH』
猿

【sukekiyo】
・・・おいら、ずっと前から【DIR EN GREY≒℃-ute】という解釈を自分の中に持っていて、そのBABYMETALBiSらの通称【アイドル界のDIR EN GREY】が昨年のCDJに出ることが決まり、しかし肝心のDIR EN GREYが出演しないと知って、とても残念に思っていた・・・が、ここからが話の本題で→なんとベビメタが出演する30日のメンツに”sukekiyo”なる謎のベールに包まれたバンドが、実はDIR EN GREYのメンバーが関係するプロジェクトなんじゃあないか・・・?そんな噂がまことしやかに囁かれていた。その真相は→噂どおりDIR EN GREYの絶対的フロントマンのサイドプロジェクトだという事が明らかとなった。この驚愕の事実を知って、なおさら【DIR EN GREY≒℃-ute】という謎の解釈および理論を持っている自分は、昨年のCDJに落選祭りの末結局行けなかった事を、つまりベビメタ~℃からのsukekiyoで回せなかった事を、今でも後悔しても後悔しきれないでいる。まぁ、そんな自分語りは置いといて→そんなDIR EN GREYが前作の新作ミニアルバムTHE UNRAVELINGから約9ヶ月ぶりに放つ新曲『SUSTAIN THE UNTRUTH』を聴いた感想なんだけど。

【DIR EN GREY=Djent】・・・あの8thアルバム『DUM SPIRO SPERO』以降、活動休止や京の喉ボロなどの困難を乗り越えて、昨年1月にリリースされた『輪郭』を片手に地獄の底から蘇った彼らの姿は、なんとDIR EN GREYという名の『進撃の巨人』に変貌を遂げていた。その驚くべき進化は、倒されれば倒されるほどナニを漏らして強くなるジャングルの王者ターちゃん♡ならぬ、自傷すれば自傷するほど巨人化していくDIR EN GREY、といった感じだ。そして、そのDIR EN GREYという名の『進撃の巨人』は、この最近の進撃の巨人風メイクを予感させた『輪郭』から3カ月後にリリースされた『THE UNRAVELING』で、更なる深化を遂げる事となる。この作品は、過去の楽曲をリメイクすなわち再構築する事を目的としたミニアルバムで、そのアルバムに収録された新曲の”Unraveling”には、DIR EN GREYという名の『ジェントの巨人』が皇帝KATATONIAを喰らい尽くすような”凄み”が込められていた。まさかDIR EN GREYがジェントやるなんて...誰もが驚いたかもしれない。がしかし、2012年に行われたライブIN SITUの開演前BGMに流れたKATATONIATesseracTの曲を伏線()として理解ッした僕は、特別驚きはしなかった。でもやっぱ驚いた。



【嘘を継続する】・・・そんな『THE UNRAVELING』から約7ヶ月ぶりのシングル『SUSTAIN THE UNTRUTH』は、リーダーの”シンプル””カッコイイ曲”・・・そのような事を雑誌のインタビューなどで頻繁に語っていて、正直聴く前から期待感そのハードルは高かった。その”シンプル”というフレーズからDIR EN GREY屈指の名曲”THE FINAL”なんかを想像していた。でも実際は想像したものとは違うものだった。

【音の良さ】・・・第一印象こそ良かった。まず”音”がイイ。それもそのはず、今回のミキシングにはマソソソ・マソソソやディスターブドなどのヌ~・メタル勢の作品で知られるベン・グロッセを、そしてマスタリングにはやくしまるえつこの新曲『X次元へようこそ / 絶対ムッシュ制』を手がけた、世界一の売れっ子エンジニアことテッド・ジェンセンを迎えている。その音の相性も影響しているのか、インダストリアルなアレンジを効かせながら、コーンなどの90sヌー・メタルもしくはパンテラのダレルリスペクトなモダンヘヴィネス、グランジもしくは前作譲りのDjent的なギョーン成分配合のグルーヴィにウネりにウネるリフ回しからは、過去のDIR EN GREY(Nu-Metal)と今のDIR EN GREY(Djent)を繋ぐ栄光の架け橋のような、そんな深い意味合いを感じ取る事ができる。正直ここまで”モダン”な音を極めたヘヴィネス、ここまでエゲツナイ音が出せるギタリストってメシュガーのフレドリック・トーデンダルDIR EN GREYを含めて世界でも数えるほどしないないだろう。他にも、イントロのギター・メロディの入り方がDream Theater”Home”『Last Fair Deal Gone Down』『The Great Cold Distance』あたりのKATATONIAを、ジェント成分配合のギョーンリフやキザミリフ的にもDT”The Enemy inside”を彷彿とさせた。まぁ、それらからの影響は何一つないと思うが。

【サビ】・・・ここ最近のシングルにはサビらしいサビというのがなかった。しかし、まるで『DSS』という重圧と呪縛から解き放たれたかの如く、まるでモノリスに初めて触れた猿のように『喜』びを全裸で表現する京が伸び伸びと歌い上げるキャッチーなサビのメロディは、ここ最近のシングルの中では久々に京の本領発揮ってやつだし、この”SUSTAIN THE UNTRUTH”の大きなセールスポイントとなっている。極端な話→この曲の歌メロはほぼサビの部分だけ。なんだけれど、こういう派手目なサビって様式美的な曲にこそ映えるサビというか、つまりイントロ~Aメロ~Bメロとジックリ段階を踏んで、そして最後にドラマチックなサビへと繋ぐベタな構成/曲調でこそ映えるサビだと思うから、この【イントロ~Aメロ~Bメロはキング・クリムゾンですっ飛ばしてからのサビ】...こんな不自然な曲調では、このサビの真価が発揮できるわけがない。だから、結果的に取ってつけたような煮えきらないサビとして聴こえてしまい、もはや曲として成り立っているのかすら疑問に思う。なんつーか、【歪みねぇな~歪みねぇな~サビ~サビ~サビ】みたいなイメージ。どんだけこのサビ好きなんだお前ら...どんだけこのサビ聴かせれば気が済むんだ...ってくらい、極端だが再生すると同時にイントロからサビに瞬間移動する感じ。ここまで京のボーカル/サビを蔑ろにする曲では、京お得意の「ほっちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」という声豚リスペクトなスクリームも虚しく響くだけだ。

【シンプル】・・・確かに...”シンプル”だ。個人的に、”シンプル”という言葉を聞いて連想するのは→KATATONIA”Forsaker””The Longest Year”そして”Deliberation”だったりするんだが、しかしこの”SUSTAIN THE UNTRUTH”はソレラの”様式美”的な曲とは似ても似つかないものであった。むしろ”様式美”のソレとは真逆で、展開や場面に繋がりがないというか・・・そうだ、展開に”リズム”がないんだ。展開に”リズム”がないことで、サビが本来のサビとして機能していないんだ。むしろ前作の”Unraveling”のが様式美的かもしれない。なんか無理に”シンプル”という言葉を意識し過ぎた結果→少し展開が強引というか雑のような気がする。できる限り余計な音を削ぎ落とした京のボーカル、薫&ダイのギター、トシヤのベース、シンヤのドラムを聴けば分かるように、これまでとは明らかに音の情報量が少ない。そういった”音”的な意味では”シンプル”な曲だと言えるし、余計な音すなわち全ての毛を毟り取られたジャケの猿に対して納得が生まれる。まるで【カテゴライズ不能かつ不要】とアオリ続けてきたDIR EN GREYの化けの皮が剥がれ落ちたその姿こそ、丸裸のイエローモンキー・・・という今のDIR EN GREYが置かれた裸の王様的な状況を暗示しているかのようだ。これが良曲と言える人は堂々と信者すなわち虜を名乗っていいけど、この新曲を褒めてる批評家およびライターは信用しない方がいいです。つうか、前々から思ってたけど、【カテゴライズ不能】とか言いつつ【不要】ってホント謎だよな・・・。でも正直、前のライブでMACBRE再構築を生で観て衝撃を受けた身としては、今のDIR EN GREYに”シンプルさ”なんか求めて、その先に一体何があると言うのか?という疑問にブチ当たった。

【戦犯ギターソロ】・・・この曲のマイナス要素はこれだけではなくて、もう一つある。それはギターソロだ。この曲は基本的に90年代のヘヴィロックを猿マネしたシンプルな曲調だが、そのシンプルな中にも、ちゃっかりギターソロだけは入っている。ここ最近の曲にもソロは入っていたけれど、それらの場合は曲展開の中で必要不可欠な存在としてその価値を見出していた。しかし、今回に限ってはGソロの必要性が微塵も感じられなかった。それこそ”取ってつけた”ような、何とも言えないような”やっつけ感”というか、とにかく蛇足感がハンパない。もはや某ブルルンに「Gソロ入れないとインタビュー記載してあげないよ?」って脅されてるのかと一瞬勘繰っちまうほど、あまりにも酷いソロだ。のリフセンスやギターの音作りは日本でもトップクラスだと言い切れるが、しかしGソロに関しては擁護しようがないくらいドイヒーだ。なんかもうKATATONIAのアンダースに弟子入りしたほうがイイんじゃねーか?ってアドバイスしたいレベル。薫のリフセンスが良いと褒めてみても、この曲のリフもわりと単純(シンプル)なリフが主体だし、薫→「やっべwリフ思いつかねーからワチャワチャてきとーに頼むわ京w」 京「お、おう。歪みねぇ...歪みねぇ...」みたいな投げやり感ある。

【猿の惑星】・・・結論から言って→名盤『ウロボロス』以降のシングルの中では一番ピンと来なかった。確かに、オーストラリアのKarnivoolに肩を並べる”モダニズム”を極めたギターのグルーヴ&ヘヴィネスは、どこか単調さを感じた『DSS』とは比べ物にならないほどの色気があるし、そのヘヴィネスを最大限活かす事にだけ特化したミキシング/マスタリングも申し分なく(唯一サビの部分だけは否定的だが)、京による明確に”聴かせるサビ”というのはホントーに久しぶりだったから、色々な意味で興味深く聴くことができた。このように、部分部分で評価できる所は沢山あるんだけれど、ただ”楽曲”としての完成度は過去最低と言わざるをえない。ここ最近のシングルと比べても、何度もリピートしたくなるような中毒性は至極薄い。皮肉だが全てが”シンプル”なだけあって、必要以上に聴き込む要素が一切ないというか・・・そう考えると、やっぱり”つまらない”曲なのかもしれない。それこそ”音は面白いけど曲はつまらない”という、至って”シンプル”な答えに行き着くわけです。ホント、それぞれの素材は良いだけに、つくづく”もったいない”曲だと思う。いや、これは決して”SUSTAIN THE UNTRUTH”が悪いというわけではなくて、前シングルの『輪郭』『Unraveling』の完成度が高すぎたってだけで、ここ最近不足していたサビらしいサビだけでも聴く価値は十分にあるし、その二曲に勝るとも劣らないDIR EN GREY『今』が体感できるのは確かです。でも、THE BAWDIESクレイジーケンバンドのジャケ/デザインを担当している吉永祐介さんが手がけた猿ジャケに曲が完全に食われちゃってる、という本音は禁句ですw

BiS EN GREY
BiS EN GREY


【BiS EN GREY】・・・そーえば【アイドル界のDIR EN GREY】ことBiSの新曲『STUPiG』と同発だった事をスッカリ忘れていた。このフラゲ日のオリコンランキングは、念願の【BiS EN GREY】が誕生した瞬間だった(なお、週間では数百枚差でDiR EN GREYBiSを上回った模様)。この順位を見れば分かるように、BiSに売上で喰われて【BiS EN GREY】になった瞬間がDIR EN GREYの全盛期と言われかねない。まぁ、それはそうとして→こうやって新曲がリリースされるたびに、リスナーの間で賛否というか議論を巻き起こすDIR EN GREYってやっぱ面白いバンドだと再確認した。と同時に、今思うと『DSS』が出る前のシングル『激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇』~『LOTUS』~『DIFFERENT SENSE』の流れって凄かったんだなって。ちなみに、”流転の塔”のアコースティックVerは、Opeth”The Throat of Winter”を彷彿とさせるスパニッシュなアコギをフューチャーした曲で、京のボーカルも新録となっている。が、去年にKATATONIA『死の王』リメイクこと『Dethroned & Uncrowned』を聴いている身からすると、イマイチ好きになれなかった。

【イ ン テ ル 長 友】・・・最後に→この新曲”SUSTAIN THE UNTRUTH”が、来たる次のフルアルバムへの不安要素として聴こえるか、それともポジティブな要素として聴こえるかは人それぞれだが、この僕は”不安要素”として聴こえてしまった。前作の”Unraveling”のレビューの時に、ドヤ顔で「次のアルバムはウロボロス並みの傑作になる(キリッ)」と言ったが、残念ながら・・・その前言を撤回せざるをえなくなった事を、今ココに報告したい。

               薫よ、余計なことはやめておけ。 
         今はまだ、自分の技術の向上のみに専念する時。 
              そんなことをするのは10年早い。 

(しかし、薫は精神的に油断が生じているのか?だとしたら、先は長くないぞ)
 
SUSTAIN THE UNTRUTH(初回生産限定盤)(DVD付)
DIR EN GREY
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今年のCOUNTDOWN JAPAN 13/14に℃-uteとBiSとベビメタきたああああああああああああああああああああああああ

『ファッ!?』・・・まさか、まさか℃がフェスに出演する日が来るなんて・・・この発表に対して素直にファッ!?って驚いた自分と、この展開は意外でもなんでもない、むしろ既定路線だったんじゃあないか?って、妙に冷静さを保つもう一人の自分がいた。まぁ、メンツ今回のメンツ(アイドル含む)を見ても、(ハロプロ所属ということもあって)℃の名前だけ明らかに浮いてて笑っちゃうんだが、しかし自分からすれば「遂にキタか・・・ッ」という、無駄に落ち着いた感想しか出てこなかった。と同時に、これはハロプロとかいう鎖国アイドル集団が遂に”開国”した歴史的瞬間なんじゃあないか?ってね。

『(顔小さすぎィ!ブヒブヒ)』・・・あらためて、いわゆる俺の界隈のアイドル枠を担当する℃-uteBiS、そしてベビメタCOUNTDOWN JAPANに出演するというニュースに驚いている。正直、この日イオンで℃メンとガッツリ握手×2してブヒブヒと微妙にテンション上がってるところへ、更にアヘアヘと追い打ちをかけるようなビッグニュースだった。

『DIR EN GREY=℃-ute』・・・昨年のCOUNTDOWN JAPANといえば→「ファッ!?あのDIR EN GREYがまさかロキノン系のフェスに出るなんて・・・」と周囲を騒然とさせた。おいら、以前から『DIR EN GREY=℃-ute』とかいう意味不明なこと言ってて、今年の9月に℃が武道館2デイズやった後に、来年DIR EN GREYが武道館2デイズやるって話を聞いたときは、それこそ『DIR EN GREY=℃-ute』という俺の解釈に妙な説得力が生まれちゃったような気がするし、要するに昨年DIR EN GREYがCOUNTDOWN JAPANに出演したのが、今回の「まさか℃がロックフェスに出るなんて・・・」の伏線()だった、というわけです。面白い、実に面白い。なんにせよ、今年はラウパでもお馴染みのベビメタと俺の界隈のアイドル枠担当の℃-uteが、昨年のDIR EN GREYの『意外ッ!』な枠を借りる事となったわけだ。

℃×BiS×ベビメタ・・・それと同時に、今年から【℃×BiS×ベビメタ】の対バンはよと言い続けた結果→残念ながらBiSは日程が違うにしろ、この手の大型フェスでその小さな夢が実現するなんて・・・。もはや、この度の『℃-ute、フェスに参戦ス』は、これまで当ブログWelcome To My ”俺の感性”に書き記してきた全てが伏線()だったッ!?まるで俺のキングクリムゾンが全てを予測していたかのように・・・自分でもちょっと怖いぐらいなんだが、なんにせよ、これには「うーんこの神事務所」としか言いようがないです。

『伏線()』・・・今思えば、岡井のBOOWY推しだったり、910本で岡井とマイマイさんがワンオク聴いてるって言ってたのも、今回の伏線()と受け取れなくもない(なお、そのワンオクと日程は別の模様)。そして、その流れからファッションサブカル系男子ことダイノジ大谷とのカラミが決定打だったのかと推測するわけなんだが、なんにせよ、昨年からWelcome To My ”俺の感性”でゴリ推してきたかいがあったってもんです。おっと、なんか自分の手柄みたく言ってるが、やっぱダイノジのコネが一番大きいんだろうね。サンキューダイノジ。

『℃-ute is Rock?』・・・当然、℃は”アイドル”であって”バンド”ではないんだが、しかし「この五人じゃなきゃいけない」というようなロックバンド的な感覚および精神性、それこそダイノジ大谷がルナシーに対して「五人がもの凄いスキルの持ち主で、バンドを合わせるというよりも、お互いがエネルギーを発することによって、奇跡的なバランスを保つグループ」と言い放ったように、それと全く同じことを自分は℃に対して思っていて、だから過去に『℃-ute=ロックバンド』もしくは『℃-ute=スラムダンク』という”俺の解釈”を述べた気がするし、そんな僕と同じように、きっとダイノジ大谷も℃の武道館公演を観て、℃-uteもルナシーと同じ”そういうグループ”に感じたんだと、はっきりわかんだね(なお、舞美ヲタの模様)。当然、あのDIR EN GREYという名の『進撃の巨人』”そういうグループ”だと言える。

『気になる点』
・・・話を戻して→ベビメタは神バンドありの”メタル”だからまだしも、つんく♀が書いた楽曲しか持ってない、しかもバンドですらない℃がロック・フェスというステージでどう映るのか、最も興味深い所はそこだ。衣装は?セトリは?ワンちゃん生バンドありでやるんかな?と思ったりするんだけど、どうせだから℃ヲタの赤い公園に頼もう(提案)

『殺人セトリ』・・・やはり、この手のフェスで肝心なのはセトリだ。この℃には通称「殺人セトリ」と呼ばれるセトリがあるんだが、まぁ、それは℃ヲタが考えるヲタ専のセトリだから置いといて、一般的な視点で殺人セトリを考えてみると→とりあえず一発目からトレボで豪快なヘドバンブチかまして、それからキスミー~カナブン~Midnight temptation~ダンバコあたりの定番曲をブチ込む、まぁベタなセトリです。個人的には、ワンチャン”クレ完”をオープニングに持ってくるのもアリかなと思う(Skrillex風のアレンジで)。当然、ほぼ完全にアウェーに近い状況で、持ち時間も30分あるかないかぐらいだろうから、ヘタにMCやってgdるくらいなら魅せる曲だけサッとやってサッと帰ってきたほうがカッコイイっつーか、それなりにインパクトは残せそうな予感はする。とは言っても、現場はドルヲタばっかりか・・・?

『なんにせよ』
・・・なんかもう観る事を前提に話を進めちゃってるんだが、いかんせんチケが取れる気配が全くしない件・・・。同日にバンプとか・・・。でもねごとは観たい。なんにせよ、楽しみで仕方ないんだが・・・でも正直、今年も引き続きDIR EN GREYが出たら俺的には全てが完璧だった。なんでや薫ゥ!℃のバックバンドやってくれや!

『AB℃-ute』・・・しかし、まさか誰も予想しなかった℃のフェス参戦が2013年度中に決まったとなると→来年こそ【Acid Black Cherry×℃-ute=AB℃-ute】のコラボに期待しちゃうわけなんだが・・・その流れで『ジョジョ』の荒木飛呂彦先生とコラボできれば、℃は間違いなく天下取れます(なにいってだこいつ)。

新生アイドル研究会BiSのサイン色紙が届いた

9/25にニコ生で放送された「わくわくドワンゴ ミュージックランド」に、ゲストでBiSが出演した際のプレゼント企画で当選したサイン色紙が届いたんで、報告的なナニかです。

       わくわくドワンゴ ミュージックランド

 この番組は、Perfumeあ~ちゃんの実妹で9nine西脇彩華ことちゃあぽんがMCを務める音楽バラエティ番組的なナニかで、なにやら番組宛に質問/メッセージを送ると抽選で三名にゲスト(BiS)のサイン色紙が当選する企画があって、自分は「新メンバーにはどんなキャラを望みますか?僕はリーダーのプー・ルイに食ってかかるような、ファッキンエモーショナル(くそエモい)キャラを希望します!」的な質問を送ったわけ。で、番組の企画の罰ゲームで、テンテンコがひょっとこになったり、のぞ氏がヒゲオヤジになったり、プー・ルイが無駄に似合ってる可愛い犬になったり、カミヤサキがよくわからない原宿系になったりと、ミチバヤシが脱退した五人の状態で一体どうなるかと思ったけど、番組の内容は思いのほか面白くて、とにかくMCのちゃあぽんとBiSメンのカラミ、その相性が異常過ぎるほど良かったのと、特にBiSメンによるいともたやすく行われるえゲスない下ネタを華麗にスルーして切り返すちゃあぽんのMC技術は、伊達に”しゃべれるアイドル”名乗ってねぇな・・・と、ただただ脱帽するばかりで、これは是非とも新メンバーとしてBiSに加入して欲しいと思った。

 最後に、「BiSにとってアイドルとは何ですか?」という問いに、リーダーのプー・ルイが「大人のオモチャ」と回答。そして遂に、そのアイドル史に残る名言を記したサイン色紙の当選者の発表。まずは一人目「兵庫県~」、そして二人目「東京都~」と当選者の名前が発表され、自分は「あっ、これはハズレたっぽいな・・・」と諦めかけたんだけど、最後の当選者の発表でMCのちゃあぽんが「愛知県・・・」という言葉を発した、その瞬間のワイ→「勝ったッ!第3部当選!」。わかりやすい話→ミチバヤシ生誕名古屋ワンマンライブBiSそして終わりのない悲しみに参戦して「BiSはもう暫くはいいかな・・・」と燃え尽きた宣言した結果→ワイ「ミチバヤシの居ないBiSって正直どうなん?どれどれポチー」→ウイカパイセン「ワンチャンあるワンチャンある」→ちゃあぽん「愛知県のジョジョリオンさん」からのワイ→「ファ」という、自分でもよくわからないお話の流れ。あと自分の名前(ニックネーム)が呼ばれた後のコメントで、「ちぇるさ~www」とか「ちぇるさ~じゃねーかw」みたいなコメントがあったけど、あれは一体誰に対してのコメントだったのか。まさか自分?確かに、ミチバヤシ生誕ライブに参戦した一人ではあるが・・・。その”ジョジョリオン”というニックネームに唯一反応したBiSメンがカミヤサキ、さすがクソヲタだと思った。と同時に、ここに”ジョジョ好き”のミーハーなミチバヤシが居たらどんな反応を示したんだろうって、少しエモい気分になった。

 サイン色紙はテンコ作、ウイカ作、カミヤ作の三種類あって、その中で自分が一番”おいしいのぉ・・・”と感じたのは、チンチンコもといテンテンコ作のリアル”大人のオモチャ”ことバ◯ブのイラストが描かれた色紙で、どうせ貰うんだったらソレがいいなぁと願った結果→ブブブブ♪

   大人のオモチャ

 先月にミチバヤシ生誕が観れた事といい、いやはやツイてる。正直な所、俺たちのウイカパイセンが番組内で「ワンチャンあるワンチャンある」とか言い始めた辺りから、ワンチャン当たりそうな気配はあった。でもまさか、一番欲しかったバ◯ブイラスト付きを引き当てるとは・・・自分でも驚いた。で、ウイカパイセンが「夜に使ってね♥」ということなんで、さっそくウイカパイセンのナニを想像しながら・・・って、肝心のナニがまな板を超えた絶壁むしろマイナスじゃねーか!もう怒りました!合法ロリ巨乳のテンコに推し変します!それでもやっぱりワッキーがナンバーワン!・・・という冗談は程々にして、これ、研究員ガチ勢を差し置いて僕(見習い研究員)なんかが貰っちゃっていいんすかね?って感じなんですけど、まぁこれは名古屋ワンマンの記事で1万文字達成した”ご褒美”として受け取っておきます。そんなんで結局、新メンバーに関する質問自体は読まれる事はなかったんだけど、それよりも今この五人体制のサイン色紙って地味にレアなんじゃねぇ?って。なにはともあれ、このサインが「大人のオモチャ」以上の価値がつくよう、BiSさんにはこれからも頑張っていただきたい所存であります。

 あっ!いいこと思いついた→ラウパに出演してる時のベビメタのライブに突撃して、この色紙を掲げながら「大人のオモチャ!大人のオモチャ!大人の大人の大人のオモチャ!Fuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu!!」って叫んだらメタラーとベビヲタに2秒で潰される自信ある。そのベビメタ「KOBAMETALのオモチャ」だとするなら、このBiS「渡辺マネのオモチャ」というわけで、この際だからどっちが「大人のオモチャ」に相応しいか、お互い仲良く喧嘩すなわち対バンで決着つけようぜ!要するに【BABYMETAL×BiS=BABiSu-METAL】はよ!

詳しくは”BiSの保護者”ことビルボードの平賀てくおくんの記事で→コチラ 

youtubeに動画あった↓↓
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