Welcome To My ”俺の感性”

音楽のレビューというか感想をてけとーに書き殴るブログです。

Dir

℃-ute解散がショック過ぎるので更新停止します

【10/14】 DIR EN GREY 『TOUR2013 GHOUL -mazy-』@ZEPP NAGOYA

『TOUR2013 GHOUL -mazy-』

セットリスト
Deity
MACABRE
Mazohyst Of Decadence
Bottom of the death valley
dead tree
VINUSHKA
THE BLOSSOMING BEELZEBUB

DIABOLOS


アンコール
OBSCURE
DIFFERENT SENSE
激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

 正直なところ、自分が以前に参戦したTOUR 2013 TABURA RASATOUR2012 IN SITUで、最近の新曲から往年の名曲までそれなりに聴けて大体満足したのと、その『IN SITU』から『TABURA RASA』までのDIR EN GREYの姿を追ったドキュメンタリー作品『TOUR12-13 IN SITU-TABULA RASA』の軍資金に回そうかと考えていて、もしチケ取るんだったらセトリを確認してからでも遅くはないだろう・・・と、そこまでノリ気じゃなかったのは確か。で、今回のDIR EN GREYの秋ツアー『TOUR2013 GHOUL』は、【-instinct-】【-mazy-】という2つのタイトルに分かれ、セットリストも通常セトリと長尺セトリの2つに分かれたツアーとなっているらしく、つまり二分の一の確率でワンチャンあの名曲”VINUSHKA”が聴ける可能性があるッ!?という俺得な情報を得たので、これは参戦するしか!と思い、当日から約一週間前にチケを発券した結果→整理番号1600番台ンゴゴゴゴゴゴゴ・・・

 そんな、わりとどうでもいい前置きがあって、この日10月14日に自分が参戦したZEPP NAGOYA公演のタイトルは【-mazy-】の方で(【-instinct-】【-mazy-】の違いとか別に興味ないけど)、どうせ観るんだったら長尺セトリのが絶対に面白いよなぁ...という風な事を考えながら、自分は振り返れば奴(壁)がいるほぼ最後列に陣取り(ちなみに、右後方は男女比7:3ぐらいだった)、時刻は六時ちょい過ぎ、遂に開演。ストリングスをフューチャーした神々しくもあり妖麗なオープニングSEをバックに、前方の大きな垂れ幕に映し出される白い花みたいなナニかが一種異様な存在感を示す。この新SE、変に奇をてらったただ暗いSEとかじゃなくて、わりとシッカリとしたメロディで好き。そのオープニングが終わると、メンバー五人のシルエットが浮かび上がる演出から幕が上がり、(おいおいSUNN O)))か)とツッコミ入れたくなる黒魔術師風のマントに身を包んだフロントマンの京粗様を筆頭にメンが登場すると共に、一曲目のDeityが始まる(この辺はちょっと曖昧)。その時の自分→(なんやこの曲?聴いたことあったっけ・・・もしかして通常セトリ(ハズレ)かこれ?)と一瞬落胆したが→(でもなんかプログレっぽい独特の雰囲気あるなぁ・・・)とボーッとしながら、そして二曲目の”MACABRE”を聴いた瞬間に確信した→(えっ、この曲むっちゃプログレ気味だし地味に長尺だなぁ・・・ん?長尺!?ファッ!?これはまさかの長尺セトリッ!?ファーwwwwwwwwwwwwwwwwwww)って、むっちゃウッキウキな気分になった。そして後方のスクリーンに映し出される、それこそ北欧の森のクマさんことUlverを彷彿とさせる『人類の創始』や『生命の誕生』そして『人類の夜明け』を美しくキメ細やかに描き出すような、色彩豊かなディスカバリーチャンネルもしくは風林火山的な環境映像を駆使した映像美と、この”MACABRE”という約16分の大作が織りなす情緒に溢れた耽美なメロディおよび崇高でありながらも往年の70sプログレ勢顔負けの繊細緻密な展開美に、その広大なスケールに僕はただただ圧倒されるしかなかったし、これぞThis is Progressiveだと思ったよね。どうやらこの曲、今年リリースされたリメイク作THE UNRAVELINGの完全生産限定盤にしか収録されてないらしい。ホント、そういう完全生産限定盤商法とかやめーや・・・。ライブで演るんなら尚さら通常版に収録しとけや・・・(愚痴)。でも、自分はこのライブで初めてその存在を知ったわけなんだけど、不覚にも(オイオイオイオイオイオイオイオイ...これって”ウィヌシュカ”超えちゃってね?ウィヌ厨としてこんなことは絶対に許されない・・・)って思ってしまった。わかりやすい話→ウィヌシュカを目当てにDIR EN GREYのライブに行った結果→「マカブラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」という、自分でも『理解不能』なお話。ポルナレフ的な話→あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ! おれは”VINUSHKA”を目当てにDIR EN GREYのライブを観に来たと思ったら いつのまにかアヘ顔デフヘヴン状態で『MACABREはVINUSHKAを超えた・・・と呟いていた な... 何を言ってるのか わからねーと思うが・・・

 で、この会場にいる全員が、今までに経験したことのない地蔵っぷりを発揮したであろう”MACABRE”の余韻をそのままに、(おっ?お経が始まったか?)と思ったら三曲目の”Mazohyst Of Decadence”から、今年リリースされたリメイク作に収録された”Bottom of the death valley”ときて、やっぱこの曲ってKATATONIAっぽいなと改まった”dead tree”、そして本日一番のお目当てである”VINUSHKA”という名の化身が、遂にその姿を現す・・・。あの無修正版MVの映像をバックに、静寂と激情の間でリリカルなキモチを高めていくDIR EN GREYという名の『進撃の巨人』は、まるでエレン・イェーガーばりの中二病っぷりを見せつける京粗様の「ここが真実だ・・・(ドンッ!)」とかいうクサいセリフによって無事に本公演のハイライトを飾り、その只ならぬ”凄み”に驚愕した僕は、まるで超大型巨人を目の前にしたエレン・イェーガーのように、ただただ呆然と立ち尽くすしか術がなかった。そうして『進撃の巨人』に駆逐された結果→骸となった僕を『漆黒の狂気』に目覚めさせるような”THE BLOSSOMING BEELZEBUB”、再びリメイク作から”鴉”、そして本編ラストの”DIABOLOS”まで、特にウィヌ以降の流れはまさに神がかり的で、中でも”鴉”から”DIABOLOS”までの繋ぎは完璧で、「さぁ...人間をやめろ」『神』すなわち京粗様からの啓示を受けた僕は・・・

       ・・・と見せかけて地蔵

 全9曲の本編が終わり、しばらくしてアンコールに突入。まるで本編の長尺セトリに対する帳尻合わせの如し、アンコ一発目は”OBSCURE”からの”DIFFERENT SENSE”そして”激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇”という、激しい曲として定番の三曲を披露。そして、ここぞとばかりにヘドバンしまくる観客、DIR EN GREYのライブ名物である「ンギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」と叫びまくるバンギャ、そんな中、僕ゆったり地蔵。アイドルのライブですら地蔵、現場がリアル人間動物園として知られるBiSのライブでも地蔵を貫き通している、すなわち地蔵に自信ニキである俺氏、前日までGTA5をやり過ぎたせいか、この日はコンディションが”くそ眠い”という事もあって、そんな自分のメンタル面と(クリーン多めの)長尺セトリの相性は思いのほか抜群、正直ここまでトリップできる最高の子守唄はないと思ったぐらい。とにかく地蔵に自信ニキ→(地蔵が捗るなぁ・・・)って。けど、アンコが新曲の”輪郭””Unraveling”だったらもっとよかった。

 本日のライブを一言で表すなら→『DIR EN GREY(京粗様)VS,ファン(信者)』の我慢比べみたいなもんで、なんつーか通常セトリの中盤にあるような”中だるみ感”が最初から最後まで続くようなライブだった。でもある意味、常に”中だるみ”状態のお陰で無駄なダレとかは一切なかったし、むしろ逆に本編ラストの”DIABOLOS”が終わってスグにアンコールが始まった時は(えっ!?もう終わり!?)って、あっという間に感じたくらい。だけど、この日初めてDIR EN GREYのライブを観に来た人にとっては、それこそ拷問以外のナニモノでもなかったと思う。だって、終演後の帰り際に「最後の曲は良かったね・・・最後の曲は・・・」というような、ファッキンエモーショナル(くそエモい)会話がリアルに聞こえてきて笑ったし。つまり自分みたいに長尺セトリを希望してたのは少数派だったと(笑) これは確かに「不完全燃焼」という感想が数多く出るのも納得だし全然理解できる。でも、長尺セトリ目当ての自分からすれば→「でもそんなの関係ねぇ!でもそんなの関係ねぇ!」って感じだし、この長尺セトリが合わないって人は、そろそろ今のDIR EN GREYからアイドル用語で言うところの”他界”した方がいいんじゃない?とアドバイスを送りたい。この流れに乗って次のフルアルバムは、シングル以外の曲は全部10分超えの長尺にしよう(提案)

 とにかく、この長尺セトリを最後までやりきったメンバーの集中力および精神力に脱帽だし、ヘタしたら今後二度と観ることのない貴重なセトリとなる可能性もあるわけだから、この度の名古屋公演(一公演のみ)で長尺セトリをブッ込んできたDIR EN GREYには感謝のキモチしかない。そして今回、この完全に”新規お断り”の長尺セトリをやってのけた事で、”不完全であることが完全”・・・そんなDIR EN GREYとかいう孤高ニキの存在が、また一段上の高みに到達したような、それこそ”見てはいけないものを見てしまった”かのような、そんな決定的瞬間を目の当たりにした気がする。正直、行く前は全く期待してなかっただけに、まさか過去最高の衝撃を受けることになるなんて...これもうわっかんねぇな・・・。なお、会場BGMとしてTesseracT”Nocturne”は流れたらしいけど、自分が期待したKATATONIAのリメイク曲は流れなかったらしい。なんでや薫ゥ!

 そんな、俺のキング・クリムゾンの予測を軽く超越してくるDIR EN GREY、来年の1月には待望の新曲『Sustain the UNtruth』がリリースされる。なにやら情報によると→”グルーヴィかつヘビーなリズム、テクニカルなギター、京(Vo)の表現力が光る歌声...”という、これらのフレーズを頭の中で具現化し、真っ先に思い浮かんだのが”DIFFERENT SENSE”だった。リーダーの薫がインタビューで言うには、輪郭やアンラべっぽい匂いもあるとの事なんで、色々と妄想が膨らむところではあるが、なんにせよ期待して待ちたい。でも完全生産限定盤だけはかーわないっ!w

【4/18】 DIR EN GREY 『TOUR 2013 TABURA RASA』@ZEPP名古屋

『TOUR 2013 TABURA RASA

【4/18】DIR EN GREY 『TOUR 2013 TABURA RASA』@ZEPP名古屋

セットリスト
SE 狂骨の鳴り
 
かすみ
LOTUS
Unraveling
Unknown.Despair.a Lost
GLASS SKIN
輪郭
滴る朦朧
INWARD SCREAM
THE BLOSSOMING BEELZEBUB
蜜と唾
INWARD SCREAM
霧と繭
Agitated Screams of Maggots
冷血なりせば

EN
Garbage
激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
羅刹国
THE FINAL

昨年11月のTOUR2012 IN SITUから約五ヶ月ぶりとなる今回の『TOUR 2013 TABURA RASA』は、当然新作のミニ(リメイク)アルバムTHE UNRAVELING輪郭に伴う形のツアー、というか、個人的な目的としてもその新作(曲)を目当てで参戦したナニがあって、まぁ、それなりに楽しみにしていたツアー、というわけ。で、整理番号900番台の自分は後列段の中央らへんから観戦。う~んこの絶景。そして遂に開演。オープニングSEの”狂骨の鳴り”からの~本編”かすみ”~”LOTUS”~”Unraveling”という初っ端の流れからMy Heart is UKIUIKI de warota状態のワイ→(おいおいおいおいおい、いきなりこの三連発とかもはや出落ちじゃねーかw)って。つうか、リメイク作の中でもお気に入りの一つである”かすみ”ちゃんが一曲目にキタのは『意外ッ』だった。お次の”LOTUS”もDum Spiro Speroの中でも一二を争うメロゥな曲だし、このワンツーには(おっ、ジックリ聴かせるね~)って。で、三曲目に個人的に本ツアーの目玉として注目していた”Unraveling”を披露。正直、予想以上に早い登場で少し面食らったが、ライブだと(おっ、思った以上にタイト)に感じたし、そしてサビの”Djentパート”に全神経を集中するワイ→(ダイきゅん頑張ってッ!頑張ってDjentっぽくソレっぽく弾いてッ!)という風に、まるで『はじめてのおつかい』を草場の影から心配そうに見守る母親のような気持ちで、Djentリフを必死に刻むダイ君の勇姿を見届けたわけ。だって、この曲の主役って京でも薫でもなく、このダイだからね。その曲に合わせて、後方のスクリーンにMVのフル版が映し出されるんだけど、なんか育児放棄的なナニをイメージさせる、ょぅι゛ょがメインの内容だった。その面食らうほどの序盤の流れを引き継いで、再びッ!!リメイク作から”Unknown.Despair.a Lost”からの”GLASS SKIN”の”あのイントロ”が会場に滴り落ちた瞬間のワイ→(うーんこの静寂・・・やっぱグラスキって神だわ。つうか、どんだけ”聴かせる”の...)って。まさに序盤の”聴かせる”流れを更に畳みかける一撃となった。そして・・・悲しみにくれた耽美なメロディが会場にこだまし、まるで『進撃の巨人』で巨人が”ウォール・マリア”を陥落させた時の人類の絶望感/終末感を表現するかのような、背筋がゾクゾクするほど扇情的な幕開けからその巨大な”輪郭”を壁の上からゾッと覗かせる。この曲、正直”Unraveling”よりもライブ映えするし、とにかく八重の桜のようにキレイな京の歌声とXの出山利三が「紅だあああああああああああああああああああああああああああ」と条件反射するレベルのGソロから終盤にかけてのドラマティックな展開が鳥肌モンのカッコ良さだった。もはやナゼ、アニメ『進撃の巨人』のOP曲に使わなかったのかとギモンに思うほど、この曲には只ならぬ”『進撃の巨人』感”というのがあって(歌詞もどことなしか進撃の謎/考察/テーマを彷彿とさせる)、『Unraveling』は『輪郭』を超えたと確信したハズの俺の中で、まさかの『”輪郭”再評価論』が巻き起こったほど。その輪郭の余韻を残して・・・ウッホ!ウッホウホホッ!という”滴る朦朧”からの~INWARD SCREAMこと一回目の(お京(経)タイムの時間だあああああああああああああああああああああああああああああああ)。そのDIR EN GREYの絶対的なフロントマン、京が生み落とす奇怪至極な亜空間と引かれ合うように”THE BLOSSOMING BEELZEBUB”~”蜜と唾”を披露し、さっきまでのメロゥに聴かせるウキウキ♥な気分から一転して奈落の底へと突き落とすかのような、”今のDIR EN GREY”という『進撃の巨人』の中に秘められた”漆黒の意志”および”最もドス黒い悪”の心をまざまざと見せつける。けど、正直この辺は(うーんこの”中だるみ感”)があった。そして再びッ!!二回目のINWARD SCREAMこと(寝起きドッキリッ!!京二ーの時間だああああああああああああああああああああああああああああああ)。で、京が死姦とかアブナイ言葉をつぶやき、そして最後に「ニンゲン・・・ニンゲン・・・」と囁きながら、まるで暗黒舞踏のような実に奇妙で奇怪なパフォーマンスをドヤ顔で披露し、会場全体を一種異様な異次元空間へと誘う。その流れのまま後半戦へと突入。個人的にリメイク曲で一番好きな”鴉”のまるでCynic『The Portal Tapes』ばりの宇宙空間をカーズ様の如く永遠に彷徨うワイ→(イイ曲過ぎて・・・そのうち考えるのをやめた)。ここで再びッ!!リメイク作から”業”~”霧と繭”~からの~定番”Agitated Screams of Maggots”で会場のボルテージは絶頂に達し、そのテンションを維持しつつラストの”冷血なりせば”まで、序盤とは正反対のゴッリゴリな曲でゴリ押す終盤の流れ。アンコール一曲目は”Garbage”からの~定番”激闇”では会場全体が一体となってヘドバンしまくりサビ歌わせまくり...もとい歌いまくりでめっちゃアツかった。そして”羅刹国”の勢いにノッて、まさしくファイナルを飾るに相応しい”THE FINAL”で終焉...。といった感じで、前回のTOUR2012 IN SITUと比べても、単純にセトリ的な意味でも京およびダイ君のパフォーマンス的な意味でも本ツアーのが上。とにかく中二病っぷりが凄まじかった。というか、個人的に聴きたい曲が多く聴けたんで大満足。今回はいわゆる”聴かせる曲”が中心のセトリで(このセトリだと”THE BLOSSOMING BEELZEBUB”ちゃん浮きすぎw)、お目当ての新曲&リメイクは勿論のこと、もはや℃-uteでいう”ダンバコ”に匹敵するライブの定番曲の”マゴッツ”と”THE FINAL”は流石に興奮したわ。特に”THE FINAL”の”あのイントロ”の(きたああああああああああああああああ)感は異常やね。あと会場フロアの中央および前方が一望できる後方から観てた自分視点だと、特に”マゴッツ”の時の会場の一体感というか、いわゆる”虜”とかいう”ナニか”の統率力ハンパないというか、これは℃-uteの現場でも同じように毎回思う事なんだが、ドルヲタとバンギャの統率力には只々驚かされる。それは今回のライブを観てもあらためて、DIR EN GREYというバンドは”バンギャ”という存在に支えられているからこそ”今のDIR EN GREY”があるんだなーと、『どんな時も♪どんな時も♪僕(地蔵)が僕(地蔵)らしくあるために~♪』をモットーとする至ってシンプルな超絶一般人の僕は、終演後にふとそんなことを思った。何はともあれ、いいライブでした。ちなみに、ネーちゃんの知り合いも観に来てたらしいwそんなん知らんがなw

DIR EN GREY 『THE UNRAVELING』 レビュー

Artist DIR EN GREY
DIR EN GREY

Mini Album 『THE UNRAVELING』
THE UNRAVELING

Track List
1. Unraveling
2. 業
3. かすみ
4.
5. Bottom of the death valley
6. Unknown.Despair.Lost
7. THE FINAL

去年のIN SITUツアーの時に、ナゼ僕が会場に入場したその時その瞬間にKATATONIATesseracTの曲がBGMとして流れてきたのか、その”答え”をまさしく理解ッさせるような楽曲で、やっぱりDIR EN GREYというバンドには”限界”という言葉は存在しないんだな...と、再びッ!!思い知らされました。(Unraveling/25歳・男性)#THEUNRAVELING

     『今のDIR EN GREY=Djent』

前作輪郭から約四ヶ月ぶりとなる、『進撃の巨人』ことDIR EN GREYの新曲含むミニアルバム『THE UNRAVELING』なんだけど、まず(おっ、Fear Factoryリスペクトか?)と思うようなジャケが目を引く本作品は、初期の名曲を”今のDIR EN GREY”流に再構築したリメイク作品で、とりあえず先行公開された映画『ドッグヴィル』的なセンスと東方常秀ヘアーの京が見どころの20秒にも満たないMVのTeaser音源を聴いた瞬間に、『Unraveling』は『輪郭』を超えたと確信したと同時に、俺のキング・クリムゾンが「次のフルアルバムは『ウロボロス』並の傑作になる」...という未来までも予測する事ができたんだが、ショージキ自分でも意味不明だけどなんかもう「勝ったッ!!」と思っちゃったよね。この新曲の”Unraveling”、終始”和”の精神が支配する凄艶な世界観と”DOZING GREEN”や”Glass Skin”を連想させるユウゲンかつタンビなメロディが名盤『ウロボロス』に回帰したような印象を与え、そしてサビの派手過ぎずかといって地味過ぎない旋律を奏でる京の歌とその裏で連動する、まるでTesseracTを彷彿とさせるexperimentalな和音とグルーヴィなPost-Djentリフそしてシンヤのドラムが織りなす独特のリズム&グルーヴが完全に”Djent”と呼ばれるソレだし、要するに、去年のIN SITUツアーの時に、ナゼ俺が会場に入場したその時その瞬間にKATATONIAの”HypnoneTesseracTDeception - Concealing Fate Part TwoがBGMとして流れてきたのか、その”謎”および”意味”というのは、全てこの新曲”Unraveling”理解ッするための、つまりDIR EN GREY側からWelcome To My ”俺の感性”の管理人すなわち俺に対する”最高のメッセージ”および”最高の伏線”を用意してくれた、というわけなんだ。この実に奇妙な”引かれ合い”...これには全ての出来事(運命)には”偶然”じゃなくて”理由”があると痛感した次第。で、まさに”オルタナティブ・ヘヴィ”を”Djent”的な解釈でやってみた結果がこの”Unraveling”というわけなんだが、事実”オルタナティブ・ヘヴィ”×”Djent”←コレやったのって恐らく地球上でDIR EN GREYだけだと思う。つまり、明らかに8thDum Spiro Speroの延長線上にあった前作の『輪郭』にはない、”NEXT-DIR EN GREY”の可能性を感じさせる確かな”深化”と、いわゆる”Djent”というジャンルの”新しいカタチ”を提唱するかのような、只ならぬ”凄味”がこの”Unraveling”にはあって、なんかもう”やっぱDIR EN GREYってスゲーわ”...と、もはやタメ息しか出ない。まぁ、この言わば”俺の解釈”は、KATATONIATesseracTの曲をDIR EN GREYからのメッセージとして受け取った俺だからこそ理解ッできた事であって、結論から言えば、今の俺ほど『今のDIR EN GREY』理解ッしている奴って他にいないんじゃあないか?というお話。だから、この”Unraveling”=”djent”だという事に言及してないレビュアーおよびメディアその他某は信用しないほうがいいです。それってつまり、『今のDIR EN GREY』をまるで理解ッしていないって事の証明だからね。極端な話、『今のDIR EN GREY=Djent』だと理解ッできない奴はディルヲタ名乗っちゃあアカン。何はともあれ、俺は日本語圏における一人のレビュアーとして、ANATHEMAの『Weather Systemsを正しく評価する事と同じように、DIR EN GREYの『Unraveling』も正しく評価したい、ただそれだけなんだ。


 
 少し話は変わって、これは昨年に”俺の感性の一巡”という黄金体験』を経験して分かったことなんだが、おいらが尊敬するyasu率いるJanne Da Arcもメジャーデビュー作『D・N・A』”Stranger”という曲でアトモス系Djentやってる事に気づいて月までぶっ飛ぶ”衝撃”を受けた。当然、約13年前の当時は”djent”という言葉やその存在なんて知らなかったし、にも関わらず2000年の時点でスデにDjentと呼ばれるソレをやってるなんて...これには”やっぱJanne Da Arcって『神』だわ”と再確認した次第で、つまり今回の”Unraveling”もソレと全く同じデジャブを感じるレベルの”衝撃”だった、というわけ。だから今ッ!!ドヤ顔でDjent聴いてるキッズの中で、JDAの”Stranger”およびDIR EN GREYの”Unraveling”を聴いてない奴がいるとするなら、おいら、そいつらに「お前だけは一度死んでこい」と言ってやりたい。要するに、おいらの中で”Djentの原点”といえばMeshuggahでありJDAでもあるんだよね。

我が子を食らうサトゥルヌス

 とにかくこの”Unraveling”からは、前作の『輪郭』で感じた一抹の不安をキング・クリムゾンの能力で消し飛ばすかのような、”NEXT-DIR EN GREY”の生命エネルギーを感じざるを得なくて、これぞ”唯一無二”かつ”カテゴライズ不能”という言葉を使うに相応しい楽曲だと思う。なんつーか、京の力強く凛とした声と耽美なメロディやdjentリフが絶妙な掛け合いを魅せるサビの構成には、まるでKATATONIAの名曲”Deliberation”を聴いているかのような錯覚すら憶える。これはもはや、ゴヤの『我が子を食らうサトゥルヌス』ならぬ『我が親(KATATONIA)を食らうDIR EN GREY』とでも言いたい気分だ。なんかDIR EN GREYの曲で初めてシンヤのドラムが好きになったし、この曲こそいわゆる”スルメ”という言葉を使うに最も相応しい曲だと思う。あとチューさんは(例えるなら”LOTUS”)この手のモダン/グルーヴ曲との相性がイイね。なんか作品を重ねるに連れて洗練されていく感じがスゴくいい。とにかく今回は”音”そのものが”djent意識”というか、この手のグルーヴ/リズム/ウネリ重視のdjentって”音”で聴かせて楽しませてナンボなトコロがあるし、その点は問題なくクリアできている。けどチューさん特有の若干”モコモコ”した感覚はある。が、逆にそのモコモコ感が味となりクセとなる曲かも?なんつーか、DSSから7弦ギターを使い始めた事の意味というか本質がこの”Unraveling”にはある気がした。

 おいら、別にV系が好きというわけじゃないから、そのせいか今でもDirの初期作品はスルー状態というか興味自体がまるでないし、あくまでも”NEXT-DIR EN GREY”の姿形を追い求めている自分としては、今回のリメイクは”新曲のついで”とはいえ素直にありがたい企画だった。まさに俺得。だから原曲と比較してどうとかは一切なくて、ほとんどの曲を完全なる新曲という感覚で聴けたし、初期の曲も割りと良い曲あるんだなぁ、という小学生並みの感想を持った。けど、流石に名曲”THE FINAL”だけは原曲も知ってたから、その原曲との違いを楽しむことができた。好きな曲は”かすみ””鴉”。特に後者の”鴉”なんかCynic『The Portal Tapes』過ぎてウケる。好き過ぎる。てか、新曲よりもリメイク曲にしか興味がない、新曲ベタ褒めな俺とは真逆の人ばっか目についてちょっと残念なんだが...その光景を見てこう思った、『DIR EN GREYの最大の不幸はッ!!この”Unraveling”にある”凄味”を理解ッできない人があまりにも多すぎる日本という国に生まれたことだッ!!』...と。結局、このミニアルバムの凄いところって、『過去のDir en grey(原曲)』『今のDIR EN GREY(リメイク)』を繋ぐ橋渡し的な存在であると同時に『NEXT-DIR EN GREY(Unraveling)』の姿までも垣間見せる所にあるんだよね。そりゃ自身初となるオリコン一位取るわな、というお話。

 ちなみに、初回限定盤のDVDにはレコーディング風景と本作のミックス&マスターを手がけたチュー・マッドセンがDIR EN GREYの曲作りに対する印象を語っている。これがなかなか興味深かい内容で、今回ばかりはDVD付きを選んで正解だった。個人的には、チューさんの代わりにイェンス・ボグレンだったらもっと良かったw 何はともあれ、今月5日から遂に始まった『TOUR2013 TABULA RASA』が楽しみで仕方ない。

THE UNRAVELING(初回生産限定盤)(DVD付)
DIR EN GREY
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Dir en grey 『輪郭』 レビュー

Artist Dir en grey
new_Dir en grey












Single 『輪郭』

輪郭
















1. 輪郭
2 .霧と繭
3 .輪郭 Eternal Slumber Mix (Remixed by Akira Yamaoka)

活動休止状態から覚醒したDir en greyの1年6ヵ月振りとなる新曲『輪郭』は、八重桜のように美しく咲き乱れ、優艶な旋律を奏でる”人間を超越”したフロントマン京のキレイ過ぎる歌声と、まるでKATATONIA死の王を彷彿とさせるピアノと単音のメロディが耽美な世界観を形成し、その耽美ネスと昨年のDum Spiro Speroの流れを汲んだ”めろどぅーむ”大好きなヘヴィネスが鬩ぎ合い、そしてトドメはXJAPANのヒデの”魂”が薫とDIEのツインギターにロケット・ダイヴッ!!した結果→すかさずトシが「紅だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」と叫ぶと同時にヨシキが失神(エクスタシー)に達するレベルの”泣き”のGソロッ!!(ドヤァァ)...こんな曲。こうやって文字に起こしてみると、近年のディルに”ありがち”な曲のイメージ通りになってしまうが、しかしどの既存の曲と似ているというものでもなくて、まずそこがこの曲の面白い点なんだが...なんだろう、確かに『Dum Spiro Spero』の延長線上にあると言い切れちゃう楽曲なんだけども、強いて言えばLotusを思わせる耽美性と、”THE BLOSSOMING BEELZEBUB”に通ずる”漆黒の意志”と息苦しいまでのヘヴィネスを合わせ持ち、そこへDIFFERENT SENSEを超えるド派手なツインギターによるソロをブチ込んだ感じの曲。今だと特別違和感はないが、昔のDirでは考えられないピロピロギュイーンッ!!とメロゥに泣きまくるソロは必見。グロウルを封印した京の歌からしても、”シングル”としては非常に優秀な曲ではある。が、新鮮味は薄い。大体そんな感じで、なんかスゲー今更な感想だったりするんだが、なんだかんだ言うても、最新作『Dum Spiro Spero』の延長線上にある楽曲なのは確かで、自他共に認める彼らの最高傑作『ウロボロス』から『ディム』までの流れには大きな”音”の変化があったが、来年もしくは再来年にリリースされるであろう9thアルバムが、この”輪郭”のような『ディム』路線を踏襲するその時は、”唯一無二”を謳うディルの孤高の音世界もそろそろ”限界”という言葉が使われる時なのかもしれない。この曲はそんな”嫌な予感”が付きまとう。そんな漠然とした”不安”を感じてるのはお前だけだろ(俺だけ)ならいいが。。。ショージキこの”輪郭”を聴く限りだと、ウロボ~ディムにはあった音の”変化”がまるで感じられない。で、インディーズ時代のミニアルバム『MISSA』に収録された楽曲を再構築した#2”霧と繭”は”残”のリメイクと同じようなアレンジで特に語ることはなくて、#3”輪郭 Eternal Slumber Mix (Remixed by Akira Yamaoka)”には『サイレントヒル』の音楽を手がけた事で知られる山岡晃氏がリミックスを担当。このホラーテイスト満載なリミックスを聴いて、もし(KATATONIAで知られる)フランク・デフォルトデイビッド・カスティロがリミックスした場合どうなるんだろう...とか妄想しちゃう俺は完全に肩ヲタ。だって、この手のトリップ系の曲調といったら(例えば肩さんの”Sold Heart”や”Unfurl”)、俺の中ではフランクとデイビッドしかいないし。おいら、ウロボを聴いた時からずっと思い続けてる事があって、Dir en greyというバンドはOpethよりもKATATONIAに強く影響を受けてるんじゃあないか?って。要するに、昨年のTOUR2012 IN SITUツアーの会場BGMにKATATONIA『死の王』からHypnoneが流れたのは別に意外でも何でもなくて、むしろ”やっぱり”といった感じなんだが、過去にはあの名曲Sold Heartも会場BGMに使用している事からも、ディルメン(特に薫きゅん)はかなりハイレベルな肩ヲタだと断言できる。ほら、だって露骨に影響を受けてる場合って、◯◯から影響を受けてますッ!とは自分から言わないじゃん。むしろ隠そうとする。そもそも、Dir en greyという『進撃の巨人』『ウロボロス』という”スゴ味”をもって、いわゆる”俺の界隈”という一つの小さな共同体にドヤ顔で侵入してきた時点でスデにそのギモンの”答え”は出てるんだが...未だ漠然としたままではあるが、そのKATATONIAの影響をこの『輪郭』から微かにでも感じ取れたのは、個人的に一番の収穫だったと言えるのかもしれない。兎に角、この春からはじまる『TOUR2013 TABULA RASA』ツアーが楽しみで仕方ない(会場のBGMが)。ちなみに本作のアートワークはVo京が描いたものらしく、なんか『進撃の巨人』ぽいヘタウマなタッチがウケる。



輪郭(初回生産限定盤)(DVD付)
DIR EN GREY
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売り上げランキング: 14,130

Dir en grey 『TOUR2012 IN SITU』@Zepp Nagoya速攻感想


dir

ミクダヨーからセトリ拝借(サンキューミック)
↓↓↓

SE 狂骨の鳴り 
THE BLOSSOMING BEELZEBUB 
流転の塔 
RED SOIL 
Deity 
滴る朦朧 
蜜と唾 
INWARD SCREAM 
DIABOLOS 
audienbe killer loop 
凌辱の雨 
INWARD SCREAM 
「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨 
OBSCURE 
DIFFERENT SENSE 
DECAYED CROW 
冷血なりせば 

EN 
VANITAS 
鼓動 
羅刹国 
激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇 

       京『俺は人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!』

Dir en grey『TOUR2012 IN SITU』の名古屋公演に行ってきたので速攻感想をば。会場のフロアに入ったのが開演15分前くらいで、ほぼ満員状態の中、自分は右後列にポジションを取った。んで、潜入すると同時に会場のBGMに”ファッ!?”っときた。なんとKATATONIAの最新作死の王からHypnoneからの~TesseracTOneからDeception - Concealing Fate Part Twoが連続で流れた。やっぱディルはKATATONIAの新譜をしっかりチェックしてんのやなぁ、と同時に今時のモダンなバンドもちゃんと聴いてんのやなぁと安心した。けど、肩さんの『死の王』はあれはアカン奴やから真似しちゃダメやよ。けどディルの次作にデイビッド・カスティロフランク・デフォルトを思い切って起用するという”俺得”な展開はアリだと思う(完全に俺の願望) それはともかくとして、正直、行く前はバンギャニキが沢山いそうでヤダナ~怖いな~って完全に稲川淳二状態だったんけど、実際は意外とフッツーの客層で(後列だけの印象だが)、男女比はだいたい4:6ぐらいだった。外国人も何人かいた。おいら、たぶん右後列では一番背が高かったんで、お陰でステージの端から端まで見渡せて実に快適に鑑賞できた。ワイの薫きゅんドコ?薫きゅ~~~ん、って。で、肝心のライブはというと、全編にわたって乱歩ワールドなありとあらゆる映像を駆使する事でより一層その世界観を神妙に演出し、その精神的に抉ってくるようなスピリチュアルな音世界はまるでUlverさん並の神秘性を感じさせた。個人的には石仮面っぽい奴が気に入った。そしてやはり、フロントマンの京ニキによる全身全霊のパフォーマンスは、まるで暗黒舞踏のような奇っ怪至極な形相をオーディエンスへまざまざと魅せつける。そらもう文字通り京に”釘付け”よ。つうか、京はガチで暗黒舞踏を極めればいいと思った。これが極まれば世界に勝つるッ!!あと京の顔がおいおい寝起きドッキリかと思うほどドアップになった時は流石に笑えた、と同時にここぞとばかり京ニーの時間だあああああああああああああああああああああああ。で、やっぱ俺の中でDirは最高傑作のウロボロスそしてDum Spiro Speroの楽曲が一番耳に馴染むぞッ!!と再確認したライブでもあって、一番の目当てだった”VINUSHKA”が聴けなかったのは只々残念だった。まぁアルバムに伴うツアーじゃないからしゃーない。けどアンコール一発目で名曲”VANITAS”が聴けたんでそれなりに満足。コレ聴いてる最中は完全に”ああ^~”とかいう感覚すなわちディルニーキモティィィィィィィイ!!あと”RED SOIL”と”欲巣にDREAMBOX”も良かった。けど、やっぱ聴きたい曲が聴けなかったという点では、個人的に不完全燃焼のライブだったのかな。気のせいか曲数が少なく感じたのは、やっぱ”THE BLOSSOMING BEELZEBUB”と”DIABOLOS”をやったからなんだろう。いやけどマジでディアボロにはシビれる憧れるゥ!ラストの激闇では左隣りのネーチャンがヘドバンした髪がワッサワッサと俺の左肘に終始ヒットしてた。ヤダナ~怖いな~・・・
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