みなさん、こんにちは。

平成30年度筆記試験通過者の
クム(匿名)です。

受験6回目の今年、掲示板でみた
自分の番号はとても小さく、
番号を見たら早く事務所に戻らなければ
と思いつつも、傘をさしながら、
そのざらざらしていそうな紙を
感慨深く眺めていました。

私にとっての本試験は、近くなってからが遠い
試験になりました。
3回目からは毎年、あと数点がとれない年が続き、
うかるうかると言われつつ、
越えられない何かに阻まれ続けました。

昨年、択一は11問分の上乗せがあり、
記述ではミスもありましたが、
逃げ切れるのではないかと願い、
この同じ掲示板の紙を、
心臓の異常な動悸と共に凝視しました。

番号はなく、暫く動けず、何も考えれず、
ただただ、立っていました。

するとそのうち、他の方が番号を見られた後、
掲示板にもたれかかり、泣かれているの
目に入りました。

合格されたのか、そうではないのか。

分かりませんが、合格されているような気が
しました。

どのくらいの努力をされたのか、
どのような思いで
ここまで歩いてこられたのか。

その方の嗚咽を聞きながら、
肩の震えを見ながら、
あぁ、私はこういう試験を受けているんだと、
その時はじめて目が覚める思いがしました。

中途半端に居場所はないのだと。


例年感じてきた、私も努力したじゃない、
という少しの肯定と、どうして結果がでないの、
という憤慨めいた抗いも、
とけてなくなりました。

結果がないことに、ただただ悲しく、
支えてくれている周囲に対して申し訳なく、
帰り道、涙はずっと流れていましたが、
やり直そう、そして、
これが最後だと心に決めました。

続く