こんにちは。

平成24年度合格の大澤です。

小林副編集長より寄稿依頼
を頂きましたので、
ペンを執らせて頂きました。

まずは、今年の夏、受験された方々、
お疲れ様でした。

合否がどうであれ、
それまでの努力と本試験での
ご健闘に心より敬意を表します。

さて、今年の基準点も発表され、
受験生の皆さまには、
最終発表を憂いている方、
来年に向けてリスタートを切られる方、
春から入門講座をスタートして
日々勉強に励んでおられる方、
それぞれいらっしゃる事と思います。

私も、一発合格ではなく、
数回の受験を経ておりますので、
この夏の時期において、
全てのパターンの受験生経験があります。

そんな経験から、それぞれの受験生へ
メッセージを送らせて頂ければと思います。


合格発表を憂いている方へ:

何をされていても不安で
悶々とされるかもしれませんが、
合格者がまた誰しも通る道で、
恐らく対処法はありません。笑

発表まで、受験勉強中に自分の
したかった事をたくさんしましょう。

のんびりする、家の断捨離をする、
旅に出る等々・・・
合格されたら、また少し忙しくなるので、
今を貴重な自由時間として楽しんでください!

ちなみに、私の最後の年は、
例え不合格となったとしても、
受験はラストにすると固く心に決めていたので、
その夏、全く勉強しませんでした!笑 


来年に向けてリスタートを切られる方へ:

今年の試験結果を今一度検証し、
司法書士受験生としては気持ち的に
少し余裕のあるこの時期を利用して、
今年の試験直前期に、ご自身が、

ここはもっと時間をかけて
理解を深めておきたかったな、

という科目、ポイントに絞って
復習されてはいかがでしょうか。

その年の私は、試験後に、
お世話になった予備校の講師より、
夏の過ごし方として、
上記のようなアドバイスを受けました。

それを実践するとともに、夏の間に、
秋以降の年間勉強計画を、
予備校の中上級講座の受講も含めて
検討し立てました。


春から入門講座をスタートされた方へ:

試験までの道のりが、この夏あたり、
更に長く果てしなく感じられたりかもしれません。

私も、民法・不登法が終わるまでが一番長く、
残る科目数を見据えても
そんな風に感じていましたが、大丈夫です!
その2科目は、言ってみれば、
科目的に最大の山です。

不登法の途中であれば、
その大山の頂上は超えて下り始めています。

そして、不登法が終了して、
最初に民法で習った事なんてはるか記憶の彼方
と不安になっても、それが大多数の筈です。

私もそうでした!笑

焦らず、でも夏の気怠い気持ちは一旦引き締めて、
ここは、講師の先生を絶対的に信じて、
言われた事だけを愚直にやり、
こなす努力を続けてみてください。

目には見えなくても、合格への一歩一歩、
必ず前進しています。

最後に、少しだけ余談です。

最大の山と申し上げた民法と不動産登記法は、
皆さまもご存知の通り、
実体法と手続法としてリンクしています。

登記の専門家と言われる司法書士である私は、
登記業務において、つい登記手続から考えてしまう癖
がついてしまっていますが、
時としてレアケースな登記に対応する時、
事案を実体法に立ち戻って検討し、
登記手続きへ流し込む、という手順を踏むと、
腑に落ちて解決に辿りつける事があります。

謂わば、その民法と不登法の「リンクの妙」(?)
のようなものを感じる瞬間であり、
実務で「登記って面白い!?」
と感じる瞬間のひとつかもしれません。

受験生の皆さまにも、実務家になられて、
いつかこんなマニアック(!?)な思い
を共感して頂ければ嬉しいです。

残暑の折、上手く気分転換、
体調管理をされながら、
残りの夏をそれぞれ有意義にお過ごしください。
応援しています!

大澤まどか