2019年度司法書士試験筆記試験合格の東郷です。

今回の記事は、先日受験した口述試験
について書きたいと思います。
 

私は住まいは東京ですが、
受験は横浜の神奈川大学でしたので、
口述試験は午後の組でした。

関東で受験した筆記試験合格者のうち、
東京で受験した者は午前の組、
それ以外の地で受験した者は
午後の組になるようですね。

場所は渋谷のフォーラムエイトでした。


前もって調べた情報によると、
試験の順番はくじ引きだ
という風に聞いておりましたので、
良番を引くイメージトレーニングを
繰り返していたのですが、どうやら
方針が変わったようで、少なくとも
今年の東京会場は受付した順番通りに座らされ、
その順番通りに各組に分かれて
試験が行われていました。


ただ今年に関しては、
先日の台風19号によって交通が乱れる
可能性を考慮して、試験時間に遅れた人
に対して救済措置を講じる可能性がある
(救済措置を必ず講じるわけではなく、
あくまで可能性があるという風に
言っていたと思います)ということで、
1番から3番までのグループの方々は、
自分の試験が終わってもしばらく、
フォーラムエイト内にある別室で
待機をしてください、と言われていました。


13;30に試験が開始され、
15分区切りで入れ替わるタイムスケジュール
でしたので、14:15までに終了した人たちは
少し帰りを待たされていました。


4番目からは終了次第帰ってよし
とのことでしたから、14:30には
待たされた人たちも出たということですね。

私は試験開始の1時間前には会場に到着していましたが、
既に並んでいる方が結構いました。

ただそのおかげで早すぎず、遅すぎず、
ちょうど良い5番目のグループに入りました。

私の口述試験の対策についてですが、
伊藤塾で口述模試を受けてみたところ、
受験勉強をしていたときから少し
時間が経っておりましたので、
細かい知識が抜けてしまっていることがわかりました。

また口頭での説明が思った以上に難しく、
対策として口述試験マニュアルを読み、
彼女にマニュアルを読みながら
口頭で問題を出してもらうという対策を取りました。
 

当日の会場では、各予備校の口述試験マニュアル
を読まれている方が大半でした。

ただやはり原則落ちない試験と言われているだけあって、
本試験のときのような張り詰めたような緊張感はなく、
どの方もその場にいる幸せを噛みしめている
ように見えたのが印象的でした。

口述試験の場に来ることを夢見て、
ずっと勉強を続けてきた人たちばかりですし、
当然私もその一人でした。


そうは言っても自分の番が近くなると緊張するものです。

番号を呼ばれて試験会場へ移動するときも、
心臓がバクバク言っていました。

エレベーターで試験が行われるフロアへ移動し、
試験を受ける部屋の前で椅子に座って待ちました。

しばらくすると、前に受けていたグループの人が
部屋から出てきました。

向かいの部屋から出てきたのが、
同じ伊藤塾の同期合格者さんでした。

しばらく私に気付かなかったのですが、
眺めているとなんだかとてもホッとした表情をされていて、
その表情を見て私も緊張が幾分かほぐれました。


試験官の人がとても優しかった、という体験談を
多く読んでいたこともあって、
自分もそういう試験官にあたって欲しい、
と願っていましたが、

「次の方どうぞ」

と部屋へ案内してくれた試験官の方が、
想定していた3倍くらい柔和な表情をしていて、
とても優しく話しかけてくれる方でした。

ちなみにもう1名の方は、想定していた4倍くらい優しかったです。


ただ質問された内容は結構厳しいものでした。

不動産登記法こそ仮登記について問われ、
口述試験マニュアルの通りだったのですが、
商業登記法に入るなり、オンライン申請について
かなり細かいところを問われました。

おそらく実務の経験がある方からすれば
全く細かい知識ではないのかもしれませんが、
受験勉強を通してはあまり勉強をしてこなかった知識
でしたので、答えられないことも結構ありました。

ただ、そこも試験官の方が答えに誘導してくれようとしてくれて、
それでもわからないものに関しては
最終的に私の方で「わかりません」と答えて
次の質問へ移るという流れでした。

 
試験官の手元にはメモのようなものがあって、
単純に答えられた質問には〇、答えられなければ×
を付けていたと思います。

(あ、今×を付けられたな…)

と思ったときはやはり焦りましたが、
何とか平静を保つことを心掛けました。

 
司法書士法に関しては1条、2条は
暗記しておりましたが、

「では61条の注意勧告に関して説明してください」

と言われ、全く何も出てこず、
そこはもう少し勉強しておけば良かったと思いました。

条番号で言われることはちょっと想定していなかったです。


最後に少し時間が余ったのか、
もう一度商業登記法に戻って、
印鑑証明書をオンラインで交付請求する場合の手続
について問われ、そこはマニュアルにあったので、
自信を持って答えたつもりでしたが、
何となく試験官のペンの動きが×だったような…。


そんなわけでもやっとしたまま終わってしまいましたが、
試験官のお二人が全く威圧的な態度
では無かったのが本当に救いでした。


良い結果が出ることを祈っています。

東郷 祥太