年賀状といえば、デザインと同じくらい悩むのが、文面ですよね。親しい友人ならば、思いついたことを書いておけば良いのだけれど、仕事となると、ウッカリしてられません。だって、来年の営業成績にも響くかも?(怖)ですから。「仕事の一部」と言えば身も蓋もないんですが、実際そういう側面が無いこともない…?
まあ、そんなわけで、「年賀文例ジェネレーター」が役に立つわけです。
最初、この文字を見つけたときには、ちょっとビックリしましたよ。
だって、「ジェネレーター」ですから!!
「自動文章作成?! 人口知能?!」 と思ったわけですよ。
ところがどっこい、いくつかの文例が載ってるだけだったりします。(笑)
「何がジェネレータやねん!」と心の中で突っ込みましたが、それはさておき、サイトの内容は役立ちそうなので、紹介しちゃいます。
⇒ 年賀文例ジェネレーター
まあ、「年賀状テンプレート集・文章版」と言ってしまえばそれまでですが、よく見ると笑えるところがあります。
出す相手によって文面が違います。
友人・先輩・上司・後輩・両親・恋人
それぞれ用の文面が別々に用意されています。
まあ、ここまでは、普通ですね。
誰でも考えることです。
そして、なんと!各相手ごとに、
・今まで通りでいい
・もっと世話になりたい
・今まで以上の敬意を伝えたい
という項目分けがあるんです!!
ああ、何とストレートな言葉たちよ!
「今まで通りでいい」
これって・・・(笑)
「もっと世話になりたい」
ああ、なんて打算的な・・・(笑)
まあ、こんな風に、目的別に使い分けられるわけですよ。
・・・でもね。
自分と相手とが、お互いに「今まで通りでいい」文面を送りあってるのに気づいたら、元旦からお寒い空気を感じざるを得ません。(笑)
もっと悲惨なのが、こちらは「もっと世話になりたい」と送ってるのに、相手からは「今のままでいい」だったりして・・・(笑)
そんな、行間を読みあう、日本人的暗黙コミュニケーションが、新年一日から炸裂してしまうかも知れないのです。
このページ、日本郵政グループのサイト内にあるので、意外に見てる人が多いかもしれませんよ。ウッカリすると、上記のような悲劇がないとも言い切れません。面倒くさいかもしれませんが、文章のテンプレートはあくまで「参考」にとどめて、年賀状の文面は、ご自分で考えたほうが安全!・・・・という、教訓になるのか、ならないのか分からないお話でした。