こんなのです。

はい。この迷路みたいな、バーコードの親分みたいなのがQRコードです。別名「二次元バーコード」。最近はかなり増えてきたので、どこかで見かけていると思います。
このQRコードですが、何の意味があるのかといえば、携帯電話で使います。携帯に付いているデジカメで、「カシャッ」と撮影するんですね。そうすると、この中に隠された文字が、一瞬で携帯電話に入力される、という仕組みになってます。
なんだか、スパイのアイテムみたいですが、別に、そういう目的で使うものではありません。本来は、携帯電話用のメールアドレスとか、ホームページのURLを簡単に読み込むためにあるんですね。手でピコピコと1文字ずつ打ち込んだら大変な手間ですが、QRコードを使えば、それが一瞬で読み取れます。使い方を覚えれば、非常に便利な機能なんですね。
さて、このQRコードを、あなたも年賀状に印刷してみませんか? 特に専用のプログラムなど必要なく、誰でも簡単にできてしまいます。あなたの携帯電話のメールアドレスをQRコードに変換して、年賀状に掲載しておくというのも、ちょっと洒落てますよね。
受け取った人は、それを「カシャリ」と撮影するだけで、アドレス帳に登録することができるんです。もちろん、ホームページを持っている方は、そのアドレスをQRコードに入れてみるのも良いでしょう。
そのほか、こんな使い方もあります。
年賀状は普通、封書ではなく、はがきですよね? …ということは、本来の受け取り手だけでなく、その家族にも見られてしまうかもしれません。でも、大事なメッセージだけをQRコードにしておけば、そのままでは読むことができません。ちょっとだけ、秘密っぽくできるんです。まあ、他の家族の方も携帯電話を持っているでしょうから、「絶対に読まれない」という保証はないのですが…。ハガキにベタ書きするよりは、はるかに秘匿性が高いはず?!
さて、それでは、お待ちかね!QRコードの作成方法をお教えします。
コチラのサイトに行ってみてください。
http://qr.quel.jp/
目的に合わせてボタンを押してゆけば、メッセージ・プロフィール・メールアドレス・ホームページなどをQRコードに入れることができます。画像データが手に入りますので、これを年賀状に印刷すれば良いだけなんです。簡単ですよね。
逆に、お手持ちの携帯電話が旧式で、QRコードを解読できない機種の場合はどうするのか? 大丈夫です。デジカメで撮影したQRコードを、メールに添付して、「r@qry.jp」に送信してください。折り返し、QRコードの内容がメールで返信されてきます。もちろん、パソコンのメールアドレスから転送しても、QRコードを文字に変換してくれます。携帯電話を持っていない人も利用してみてください。
「r@qry.jp」を携帯電話に打ち込むには、

こちらのQRコードが便利です。(笑)