「ねずみと大根」の関係が話題になってるらしい。
なぜ?大根?!
大根といえば、私の頭に浮かぶのは、「ブリ大根」
お魚のブリの油と、大根のサッパリ加減が良い具合に合わさって、とっても、おいしい!!
まっ、まさか、ねずみと大根って…(怖)
そんな、ちょっと恐ろしい想像もしたのですが、実際はそんなことないので、ご安心をば!
ちなみに、猫鍋だったらコチラ!(笑)
じゃ、「ねずみと大根」の真相とは何なのか?
ちょっと調べたら、分かりました。
来年の年賀はがきの切手の部分を見てください。
ここに書いてあるイラストが、「ねずみと大根」なんですね!
いや、それにしても、なぜ、大根なんだ!!
いくら、ネズミの歯が伸びるからって、大根くらいの堅さじゃ、削れないだろう!?と思ったら、そういうことでは、ありません。
その由来とは…、
聞いて、ズッコケましたよ!!
大根(だいこん) ⇒ 大黒(だいこく) ⇒ 七福神の大黒様
あるいは、
「大根食う鼠」⇒「だいこんくうねずみ」⇒「だいこくてんとねずみ」⇒「大黒天と鼠」
…なんですって!! イタタ…。
なんだよ、駄洒落かよ〜
しかも、ネタが微妙だし…
でも、「 大魂空鼠 」とかだと、強そうな気がするかも?!
必殺技とか、最終兵器みたいで。(笑)
まあ、ネズミと大黒様との縁が深いのは、神話に由来する有名な話です。
日本では一般に、「大黒天=大国主命(おおくにぬしのみこと)」とされてますが、「大国主命がスサノオの計略によって焼き殺されそうになった時に鼠が助けた」という物語があるんです。これにちなんだ名コンビ。だから、一部の地方では、ネズミが大黒様の御遣いとして、祭られてるそうです。
まあ、謎が解けたので、一安心…といきたいところだけど、「大根にたとえられてる大黒様」のお立場が気になるところではあります。(笑)
ちなみに、大黒様の袋に詰まっているのは「ねずみ」
…だったりはしないので、こちらもご安心を。
もちろん、子供達へのクリスマス・プレゼントだったりもしません。
これは「福が詰まった、福袋」と言われてるんですね。
お正月に、デパートで売り出される新春福袋も、これに由来してます。
デパートの「福袋」にも、ちゃんと意味があったんです!!
でも、神話をよく読むと…
有名な「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」の話において、大国主命が最初に登場するときに担いでいた袋の中には、兄弟八十神たちの荷物が入っていた」そうです。
「心優しき大黒様は、兄弟の荷物持ちから出世して、超有名になられた」という、心温まるお話でした!って、違うか…(笑)