May 28, 2006
にきび・ニキビ跡・赤ら顔・敏感肌等の肌トラブル解消専門店 ブログ
にきび・ニキビ跡(ニキビ痕)・凸凹・赤み・赤ら顔・敏感肌・炎症・乾燥肌等解消。メカニズムや原因を詳しく説明
お肌のトラブルでお悩みの方に正確な皮膚の知識・長年培った数々の実績・ノウハウを基に情報提供させていただいております。
October 10, 2005
湿潤療法 新絆創膏
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こちらもお願いいたします。
皆さんも擦り傷やちょっとした怪我をした経験はあると思います。
そんな時どうします?
私の経験でも傷口を洗浄し赤チン、ヨーチン、マキロンやらを傷口に塗り消毒し絆創膏を貼りかさぶたになるのを待つ。幾度か絆創膏の張替えのときに出血し痛い思いもした事でしょう。
これは傷口を乾燥させることが常識として考えられる方法で、場合によれば傷跡を残す結果につながっていた。しかし、常識として捕らえている以上変えようが無いわけで事あるごとに繰り返し行って来たわけです。
実はこれは間違いだったって知っていましたか?
*傷は消毒しないと化膿する
*傷は乾燥させる
*かさぶたができるのは治りかけの証拠
意外かもしれませんが、上記のことは間違いです。
つまり、これまでのように傷を消毒して、ガーゼ、絆創膏で保護するという治療方法は決定的に間違いということです。
この方法では傷の完治までに時間がかかり傷跡も残る場合もあるということで主流が変わりつつある。
早く完治させて傷口も残らないようにする方法が湿潤療法です。
これは伝統的な『消毒とガーゼをあてる』の真逆をいくようなもので、持っている治癒力を最大限に活かす方法です。
*傷口を水でよく洗う。消毒なし。
*傷を被うようにラップをあてて密封。
*毎日傷を水洗いし、ラップ交換。
怪我をすると傷口から浸出液(体液)がでる、この浸出液(体液)の中には傷口を修復する細胞を手助けする働きがあり、潤いを保った方が細胞活動を妨げず細胞の修復機能を活発化することで解消スピードもアップ。
消毒液は折角新たに生まれた細胞を破壊してしまう。
ガーゼ等は繊維が傷の中に入り、はがす際に再生した表皮を一緒にはぎ取ってしまうことがある。
最近、この浸出液(体液)を乾かさないようにする絆創膏が発売されている。
湿潤療法用絆創膏。ハイドロコロイド材という特殊な素材でできており傷口からの浸出液で素材が溶けドロドロ状態になり最適な湿潤環境に保つというものです。
実は、この方法は以前から行われている方法でアトピーなどにはウェットラップ法などがあり、私も幾度と無くお伝えしていますが、肌トラブルも皮膚を正しく理解し正確な方法を用いる事で解消スピードは上がります。過去長野美顔クリニックでは良いとされる物を試し、皮膚科、エステと何度か通ったが思うような結果が出ない方々を正確なカウンセリングと的確なノウハウで解消してま参り多くの評価を頂いております。
この湿潤療法(保湿)もトラブル肌の場合、角質形成が正常でない等の細胞レベルでの傷、ニキビ等の場合の傷にも応用され適用されているのです。ニキビ等の場合痕にならず解消スピードが上がるということです。
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October 05, 2005
乾燥肌対策スキンケアー
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幾度と無くお伝えしていますが、『皮膚』は人間の最大の臓器で、病気や加齢による変化が現れやすい部分です。
皮膚のトラブルは生命を脅かすような危険はほとんどの場合無いものの、見た目の悪さやわずらわしさなどでクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を落としてしまいがちです。
日本に住む私たちの皮膚は、四季折々の様々な環境変化の中で、それに対処すべく様々な働きを担っています。
健康で正常な状態の皮膚であっても、何もせずほったからしにしておくと、さまざまな肌トラブルがおきる事が予想されます。
それら肌トラブルを予防する為にも、正しい知識に基づいたスキンケアが必要なのです。
いよいよ本格的な秋を迎えますが、夏の紫外線に傷めつけられた『皮膚』が、今度は乾燥によって傷つけられます。
秋、そして冬が本格化すると同時に、『皮膚』の乾燥状態もどんどんひどくなっていきます。
『皮膚』の表面に汗をかかなくても、ごく僅かながら水分が蒸発していきます。これを“経表皮水分喪失”と呼びますが、秋や冬などになると、皮膚の周りを取り囲む空気が乾燥した状態になるので、水分喪失量が多くなり、皮膚もどんどん乾燥状態になります。
乾燥状態の実例をあげれば、「肌が粉を吹いたようになる」「部分的にカサカサになる」「すねやひじなどが痒くなって、掻き過ぎて赤くなる」等々ですが、原因はいずれも乾燥による『皮膚』のダメージです。
つまり本来『皮膚』が持つバリア機能が乾燥の為に低下したことが直接原因です。
生物が、その進化の過程で海から陸に上がるために、一番にクリアしなければならなかった問題は、体内からの水分蒸発の抑止、つまり『乾燥』から身を守るための手段の獲得でした。
爬虫類は水を通しにくいウロコや甲羅状の皮膚でガッチリと身を固め、鳥類は脂腺や汗腺のない皮膚を羽毛でつつみ防水し、もっとも水分を消費する哺乳類は皮膚と体毛の複雑なメカニズムによって乾燥から身を守りました。
人間も哺乳類の一種ですが、他種と違い体毛はほとんど退化していますから、大きくこの『皮膚』、その最外部にある『表皮』の高度なバリヤ機能に依存するしかないのです。
●角質層のバリヤ機能
皮膚の最外部にある『表皮』、さらにその中でも最外部にある、厚さがわずか0.02ミリしかない『角質層』がバリア機能の重大な役割を担っています。
『角質層』は、硬いタンパク質で出来た角質細胞が、何重にもブロック状に重なった状態となっており、その間を保湿成分である細胞間脂質=セラミドが充填されています。
この細胞間脂質=セラミドもバリア機能の一翼を担っています。
角質細胞の間を埋める細胞間脂質=セラミドは、角質層に水分維持する働きを持っています。字のごとく脂ですが、水と脂が交互に層状に並んだ構造をしており、どんなに乾燥した環境でも、一定量の水分を脂質間に分子としてつなぎとめています。
“水”は“脂”とはまじわりませんから、セラミドという脂の層がたくさんあれば体の内側から水分が抜けるということはありませんし、角質層内の水分も保たれます。
また物理的にセラミドのバリア層が多ければ、外からの物質も容易には入っては来れないのです。
September 30, 2005
安曇野市
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皆さんは「安曇野(安曇平)」はご存知だろうか?
梓川村・三郷村・堀金村・豊科町・穂高町・明科町・池円町・松川村・大町市が含まれ梓川左岸を南端、大町市の高瀬川右岸を北端とし、松本盆地の北半分を占める範囲が安曇野と呼ばれている。
10月1日、5つの町と村が合併し(三郷村・堀金村・豊科町・穂高町,明科町)、安曇野市が誕生する。県内19番目の市だ。人口9万8000人余で県内6番目の市となり、10年以内には10万都市になると見込まれている。人口ではこれまで穂高町が県内で最多の町、三郷村が最多の村だった。
製造業や農業、観光といった産業面でも県内有数の地位にある。
例えば「工業立町」の方針でやってきた豊科町の参加で、製造品出荷額が県内トップの工業都市となる。安曇野ブランドで売ってきたコメやリンゴ等の農業も、産出額はトップクラス。
北アルプスを背景に田園の広がる自然たっぷりの安曇野。自然を求めて都会など県外から移り住む人は多い。
松本市のベッドタウンとしても人口が増加傾向。県内の中では条件には恵まれている。それだけに、新市ならではの課題も抱えてのスタートとなる。
一つには魅力ある景観をどう保全し、後世に伝えるかだ。ワサビ田など観光資源が豊かな穂高町には無秩序な開発を抑える「まちづくり条例」がある。豊科町は都市計画法に基づき、開発を原則禁止する「線引き」をしている。
他の3町村には規制がない。景観保全の仕組みを統一する調整がつかずに合併を迎えた。各町村事業や制度も未調整のものがまだまだある。
地域の特色を生かしつつ全体の一体感をどう培っていくか問題。
これで選挙を迎えるがまたまた難しい問題もあるのでは・・・。
ともあれ、行政、市民、商業、工業、農業とも充実するであろう安曇野市、今後大いに期待です。
秋は忙しい
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今月は色々とやらなければいけない事が多く、彼方此方走り回りの為更新が少なく失礼しました。
9月は地域の行事も多数あり打ち合わせ、打ち合わせと頻繁になります。
加えて総会、理事会、役員会、半期決算と軒並み会議。
夜遅くになる事もしばしば、不規則この上ない生活を送る事に、、、。
会議後宴会になるケースもあり体調の管理は難しい。
雰囲気で盛り上げなければならない席もあり神経的にも疲れる。
今日で忙しさも落ち着くがこれから本格的に秋、冬となり肌は乾燥の季節この乾燥が基で更なるトラブルを生むケースが増えてくる。
例えばにきびが急に増える、皮膚のかゆみ、炎症を訴える方も少なくなくなる。
このような方の問い合わせはこれから増加傾向になる。
色々な記事にも書いている事ですが、きちんとしたケアの継続で悩みの無い生活、肌はできるのです。
毎年この季節になると、、、。と考える前に間違ったケアを改め、正確なカウンセリングで的確なノウハウの基頑張ってみては?
September 20, 2005
当選くじ 103億
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パリ(ロイター) フランスの失業中の男性(55)が17日、欧州各国で発売される宝くじ「ユーロミリオンズ」で、子どもの年齢を選んで、見事7588万ユーロ(約103億300万円)の当選くじを引き当てた。
ユーロミリオンズは、フランスを初めアイルランドや英国、オーストリア、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク、スペインで発売されている宝くじ。当選するには、1〜50のうち5つの番号と、1〜9のうち2つの番号を当てなくてはならない。
男性は、7人いる子どもの年齢を選んだくじを購入。16日の当選番号が、子どもの年齢と全く同じ、「12」「13」「19」「21」「38」と「3」「9」だったという。
今年7月、アイルランドの女性が、史上最高額となる1億1544万ユーロ(約158億円)に当選している。(CNNより)
身近な数字・・・。好きな数字・・・。
皆さんはロトくじなどトライしたりしますか?
トライされている方はどのような数字がお気に入りなのでしょうかね。
私はといえば・・・。当たらん!
September 19, 2005
より美しく!健やかであるために必要な『味覚』★美食同源★
いつも皆さんコメントありがとうございます
投稿歓迎ですよ。
人間をはじめとする動物は食欲によって生命を維持しているという『食情報調節』という考え方についてお話しました。
これは、摂食中枢を含め食情報に応答する神経細胞が、欠乏した栄養素を補うために、嗜好や食欲を調節しつつ、生体恒常性(ホメオスタシス)を維持しているということです。
*ホメオスタシスというのは、生物の生理が一定の状態に調節される、又は通常の状態に戻ろうとする機能、性質のことです。
今回はさらに深くお話をさせていただきます。
“味”を感じるのは舌だけではない。
食品の機能ということを考えた場合、生体に対する作用によって、一次から三次まで三つの機能を分けて考えることができます。
一次機能は、生命を維持するための必要最低限の栄養素補給です。これに関与するのは、糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素とミネラルです。
二次機能は、味、香り、食感などを含めた嗜好を満足させる、おいしさです。これは、「感覚機能」とも呼ばれます。そして三次機能は、健康増進、病気・老化の予防、美肌維持・肌トラブルの抑制です。
糖質、脂質、タンパク質などがこれにも関与します。
このうちの二次機能ですが、人間は一般的に、毎日三回の食事を一生摂り続けます。当然、まずいものよりおいしいものを食べたいというのが人情です。では、おいしさを感じさせる「味」というのは、いったい何なのでしょうか?
私たちが一般的に味というとき、無意識にさまざまな感覚を総合したとらえ方をしています。しかし、舌の味細胞で感じる味は、甘味(sweet)、酸味(sour)、塩味(salty)、苦味(bitter)、うま味(umami)の五つに分けられます。
うま味は、1908年に東京帝国大学の池田菊苗が発見した味の要素ですが、いまや国際的に認知され、「umami」という言葉が世界の共通語として使われるようになっています。
このうま味は、漠然とした概念ではなく、*グルタミン酸などのアミノ酸や、*イノシン酸、*グアニル酸などの*核酸関連物質をなめたときに感じる味を指します。
※グルタミン酸:
小麦や大豆・昆布等が多く含む速効性のエネルギー源。
※イノシン酸:
鰹節に多く含まれる旨みのもと。全身の細胞を活性化させる重要な栄養素。イノシン酸は、細胞内でDNAをつなぐ物質(アデニン・グアニン)の原料となります。
※グアニル酸:
シイタケ・松茸・エノキダケに多く含まれる旨みのもと。グアニル酸はグルタミン酸と混ざると数十倍に旨味が強くなることが知られており、シイタケと昆布でダシを取ると非常においしい理由はここにあります。
※核酸:
細胞の中心にある細胞核に含まれている酸性の物質。DNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)の二種類があり、DNAは遺伝子(遺伝をつかさどるもの)の情報が書き込まれていて、動物や植物の体や組織の設計図のようなものです。一方の、RNAはDNAからの情報を受け取って、その生体に必要な蛋白質を合成します。
しかし、これら五つの味だけでなく、痛覚を刺激する辛味、口腔粘膜の収斂で感じる渋味、さらにはコク、広がり、香り、温度、色、光沢、咀嚼音といった五感すべてを総合した感覚を味として感じています。さらには、食事をしたときの雰囲気や気候、体調も、おいしさを左右する要因です。
風邪をひくと味がわからなくなるといいますが、それは厳密にいうと、ほかの微妙な感覚や、風味を左右する香りがわからなくなっているからなのです。
また、のどが渇いているときに水をおいしいと感じたり、疲れているときに甘いものがほしくなったり、さらに温かいときには美味しいと感じた食べ物が冷めてしまうとまずいと感じる、また普段はおいしいと感じている食べ物を体調が悪いときに食べると美味しくないと感じるなどの経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
このように、味に変化を感じる要素は非常に多岐にわたります。
さらに、味の感じ方には、育った環境や習慣も大きく影響します。たとえば、米ひとつとっても、日本人は水分が多くやわらかめのものを好みますが、ぱさぱさしたものがおいしいとされる国もあります。
美味しいという感覚は、最終的には脳で判断されます。それまで食べてきたものの記憶、経験、知識といった膨大な情報を重ね合わせて、好き、嫌い、おいしい、まずいといった判断を下すのです。
つまり食べ物を味わうという行為は、五感のみならず人間の記憶をも駆使して行われているわけです。
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September 17, 2005
本能で感じる必要なモノ
いつも皆さんコメントありがとうございます
見てくれてるだけの人もありがとうございます。(投稿歓迎ですよ)
最近文章が長いですが是非!是非!お付き合いください。
〜仮説:肌に合う/合わない(本能で皮膚が感じる必要なモノ)〜
肌に塗布する化粧品の合う・合わないについては、今まで何回かしてきましたが、今回は違う切り口でこのことについて、最新の情報を参考に仮説としてお話したいと思います。
まず、その前ふりとして“食欲”についてもう一度深く掘り下げてみましょう。
食情報を伝えて食欲を調節する神経細胞
私たち人間の体液には、電解質、アミノ酸、糖、脂肪酸など、さまざまな栄養素が含まれています。
体液は体重の20%にあたり、人間の身体の60兆〜70兆個といわれる細胞を養っています。
体液に含まれている成分を消費したら、その分だけ補わないと、体に蓄えたタンパク質やカルシウムなどの栄養素を放出することになってしまいます。栄養素を補わないままでいると、体重が減少し、生体にとって深刻な状態になります。
点滴を打てば大丈夫だと思っている方もいると思いますが、点滴では必要な栄養素の半分も摂ることができません。
食べるということは、人間の生命を維持する上で極めて重要なことなのです。
人間をはじめとする動物は、食欲によって生命を維持しているといっても過言ではありません。
そこで『食情報調節』という考え方があります。
摂食中枢を含め食情報に応答する神経細胞が、欠乏した栄養素を補うために、嗜好や食欲を調節しつつ、生体恒常性(ホメオスタシス)を維持しているということです。
ホメオスタシスというのは、生物の生理が一定の状態に調節される、または通常の状態に戻ろうとする機能、性質のことです。
血液など人間の体液には、電解質であるナトリウムやカリウム、20種類のアミノ酸、さらに糖や脂質といった栄養素が含まれ、しかもそれが一定の濃度に保たれています。
これにより、体中の細胞がきちんと生命を維持することができ、筋肉やさまざまな内臓がその機能を果たすのです。
『食情報調節』の第一は、空腹になったときに「食べたい」と感じることです。また、食べているものが何で、どのような味で、どのくらい食べたかということを、視覚や味覚などの情報として脳に伝えることも重要です。
どういう栄養素が体のなかに摂り入れられたかということも、食をコントロールするために非常に大切な情報だからです。
たとえば、甘味は主として炭水化物によってもたらされるので、エネルギーを摂り入れたシグナルとして受け止められます。うま味はタンパク質摂取のシグナル、塩味は電解質であるナトリウム摂取のシグナルです。
これに対して、苦味は毒性のあるもの、酸味は熟れていない果物や腐敗した食べ物など、危険を示すシグナルです。
食べ物を消化しているときも、迷走神経などから脳に情報が送られています。迷走神経は、頸、胸、腹部内臓各器官に分布する脳神経の一つで、身体に不具合がおきたときに嘔吐や下痢を起こしたり、栄養が足りないときにそれを含む食べ物がほしくなったりするのは、この神経の働きです。
味覚、嗅覚、そして消化吸収過程の迷走神経を介した知覚は、化学物質と受容体の相互作用によって営まれていて、「化学感覚」と呼ばれます。
味や匂いを司る物質は、ある種の電気化学的作用を味細胞・嗅細胞に及ぼすことによって電気的振動パターンに変換されて脳に伝達されるのです。
一方、視覚、聴覚、触覚は「物理感覚」といわれています。
視覚は、ある波長の電磁波(光)によって生じる感覚、しかも比較的単純な物理現象から生じる感覚です。
食事をすると、これらの感覚によって、形や色(視覚)、匂い(嗅覚)、味(味覚)の情報と、消化吸収後に手に入る個々の栄養素の種類と量などの情報が脳に伝達されます。
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September 16, 2005
お肌や身体をシッカリ守る自然免疫系について
いつも皆さんコメントありがとうございます
見てくれてるだけの人もありがとうございます。(投稿歓迎ですよ)
花粉症の方たちには、花粉情報など耳にすると憂鬱な日々を送らなければならない季節もあることでしょう。考えてみれば、たかだか“スギの花粉”なのに何故、それらが巻き起こす被害はかくも甚大なのでしょうか?
もっと害のある物質は、いくらでも身の回りにあるというのに。
そうなのです。
私たちの身の回りには、害のある物や生き物が結構いるのです。
こうした、迷惑なものから身を守れるのは、私たちの身体に、『免疫』という優れたシステムが備わっているからなのです。
ところが、この免疫が、騒がなくてもいい場面で大事を引き起こし、身体に不利益をもたらす時があります。
そう、花粉症などを代表とする、いわゆるアレルギーです。
では、あらためて免疫とは何か?といえば、生命活動をおびやかす。
あるいはおびやかすまでは行かなくとも日常活動の邪魔になる菌や微生物の身体への侵入、および侵入後の活動を防御・抑制するシステムです。
自然免疫系とは
菌や微生物あるいは極小の無機物などの侵入者と免疫との終わりなき戦いは、体内の奥深くばかりで繰り広げられてるわけではありません。
私たちが裸のサルである以上、体表においてさえ、侵入を図る菌や微生物との攻防は日々おきています。
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美と健康のためのアミノ酸について3
いつも皆さんコメントありがとうございます
見てくれてるだけの人もありがとうございます。(投稿歓迎ですよ)
美と健康のためのアミノ酸について2の続きです。
○ヒスチジン:
必須アミノ酸のひとつで、*ヒスタミンなどをつくるのに用いられます。
○フェニルアラニン:
必須アミノ酸のひとつで、多種の有用な*アミンなどをつくるのに用いられます。
□チロシン:
多種の有用なアミンをつくるのに用いられ、フェニルアラニンやトリプトファンなどとともに*芳香族アミノ酸とも呼ばれます。
○トリプトファン:
必須アミノ酸のひとつで、多種の有用なアミンなどをつくるのに用いられます。
□アスパラギン:
アスパラギン酸とともに、*TCA回路(エネルギー生産の場)の近くに位置するアミノ酸です。
□グリシン:
グルタチオンや血色素成分である*ポルフィリンをつくるのに用いられます。
□セリン:
リン脂質や*グリセリン酸をつくるのに用いられます。
【*注釈】
*ヒスタミン:
カラダのアレルギー反応に使われる重要な物質です。ヒスチジンなどから作られます。
*アミン:
カラダの中ではアミノ酸から作られることが多く、ホルモンとしての作用や、神経の働きにかかわる物質が多いです。エピネフリン(アドレナリン)、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)、セロトニン、ヒスタミンなどは全てカラダの中でつくられるアミンです。
*TCA回路:
クエン酸回路ともいいます。アミノ酸、糖、脂肪を分解してエネルギーをとりだす回路をTCA回路といいます。
*芳香族アミノ酸:
芳香環を有するフェニルアラニン、トリプトファン、チロシンなどのアミノ酸をまとめて芳香族アミノ酸といいます。これらの芳香族アミノ酸はたんぱく質の構成成分として用いられるだけでなく、ホルモンや各種アミンなどをカラダの中でつくるのにも使われます。
*グルタチオン:
グルタミン酸、システイン、グリシンが連なってできるペプチド(アミノ酸の結合体)です。カラダを酸化物質から守る役割などがあります。
*ポルフィリン:
血液が赤い色であるのは、赤血球に含まれるこのポルフィリンのせいでもあるといえます。ポルフィリンは鉄と結合して、鉄を赤血球につなぎとめる役割を果たしています。
*リン脂質:
細胞膜を形づくるのに必須な成分です。細胞や血液にも多く存在し、食物では卵、大豆などにも多く含まれています。
*グリセリン酸:
リン脂質、糖、セリンなどから作られる代謝の過程での重要な物質です。
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