第10回旧立山道ウォーク

昨年に引き続きスタッフとして参加。

3日間かけて富山市役所から雄山山頂までを歩くイベントだが今年は天気に振り回された。初日は大雨のため行程の大部分を中止。2日目は行程の半分をバス移動。後半は雨に降られることもなく、歩くことができた。3日目は予定通り雄山に登頂。雨には少し降られたが初日を思えば上々の結果か。

初日。天気予報は雨。昼前より雷に注意とのことだったが、早朝は曇り空で大きく崩れる様子はない。受付が始まる頃より雨が降り出し、出発式前より大雨に。雷も鳴り出す。しばらく様子を見るがいっこうに納まる気配がない。参加者には出発延期を何度も伝えるが、突然、9時の電車で上滝駅に移動することに。大急ぎで電鉄富山駅へ。途中、陸上部らしき中学生を何人も見かける。この日予定されていた大会も中止になったのか。
電車で上滝へ移動し、大山行政センターで待機および昼食。ここから歩くことにするが、30分ほど歩いたところで雨が強くなり雷も鳴り出したため、近くの民家の車庫に退避。30分ほど待機するが雨はいっこうに納まらず車庫へも浸水してくるほど。無線連絡で近くの公民館へ避難することに。そして、バスでホテルに移動することに。結局この日はほとんど歩かずなんだか温泉旅行のような形に。明日の予定も決めにくく情報収集のたびに予定が変わる。結局、弘法までバスで移動しそこから車道を歩くことに決まる。
この日は、半日で1ヶ月分の雨が降る記録的な豪雨だったようだ。立山マラニックは中止されたという。何度も予定が変わりそのたびに参加者へ連絡するなど、歩くより疲れたような。

2日目は雨は小康状態になっていたが止んではいない。道路の通行規制は解除されており運搬、救護体制は確保された。ケーブルカーの予約の関係もありゆっくりとしたスタート。気持ちの緩みがでないか心配。11時10分のケーブルとバスを乗り継ぎ弘法へ。そこで昼食。歩いていないので食べてばかりだ。12時30分に弘法を出発。雨は上がり道も乾いてきたので危険のない範囲で木道を歩くことに。時間的に短くなるのでありがたい。追分まで木道、美松を過ぎたあたりまで車道、そこから木道に入り室堂まで。昨年とほぼ同じコースを歩くことに。一の谷を歩いた下見のときより短い時間で歩くことができて4時には室堂山荘へ。ちょっと物足りなかったような、このくらいでよかったような。

3日目は曇り空。雨もぱらつくが本降りはないだろう。立山もきれいに見えている。ゆっくりと雄山を目指す。一の越から上は風が強くなってきた。三の越を過ぎたあたりから雨が降り出す。社務所が近くに見えたのでそのまま急ぐ。頂上では風も強く寒いため写真を撮って御祓いをしてもらい早々に下山。休むと寒いため足早に下山したこともあり予定より30分以上早く室堂へ戻る。何はともあれ登頂できてよかった。

出発時間だがすごい雨

大山行政センターで昼食

立山駅。ここからケーブルカー。

弘法よりウォークスタート

時々撮影タイム。急がず進む。

諦めきれないマラニック参加者が数名走っていった

室堂が見えてきた

わずかだが夕焼け。明日に期待。

朝。曇り空だが立山が見える。

半分の行程だったが登頂できた。