イベントスタッフとして参加。11名の班のリーダーをしましたが、人を連れて歩くのは何かと疲れました。

1日目
富山市内5:50−10:00濁河温泉10:20−11:20湯の花峠−13:05おたすけ水(8合目)−14:45飛騨頂上15:00−15:35賽の河原−15:55二の池新館

2日目
二の池新館6:55−8:40剣ヶ峰9:00−10:00賽の河原−10:40五の池小屋(飛騨頂上)−12:00おたすけ水−14:10濁河温泉15:15−19:00富山

1日目
天気は曇り。台風12号の影響が少し入っているようで、山は曇りがちで且つ蒸し暑い。登山道は整備されているが、木道が多くぬれると滑りやすそう。斜度は適度で効率よく高度を稼げそうなコース。しかし、参加者の方にとってはこの斜度や登り一辺倒のルートはきついらしく、脱落者を出してしまう。脱落者の引継ぎや班の状態確認に手間取り時間もロス。
そうこうしているうちに森林限界を超え、天気も晴れてきて気分もよくなってくる。しかし、標高は2800mを超え、息が苦しくなってくる。コマクサの群生地を過ぎるとすぐに飛騨頂上。御岳の一角にようやく到着。ここからは三の池を横手に賽の河原へ向い、そこから本日の宿泊地、二の池新館へ。
夏山最盛期の土曜としては空いているほうで、思ったよりゆったり過ごせた。風呂があるのもありがたい。夕食は岩魚の甘露煮がメインで後は煮物が少々。北アルプスに比べればやはり質素。

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登山道はこのように整備されている。
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針葉樹の樹林帯を行く
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森林限界間近。稜線が見え出す。
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コマクサの群生地
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飛騨頂上
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三の池。修験者さんが祈祷していました。
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賽の河原。石積みがたくさん。


2日目
朝のうちは天気よく、ご来光も見れたし、乗鞍、北アルプス方向の眺望もよく見えた。出発後しばらくしてガスがかかり始める。お鉢めぐりの稜線上に出る頃には周りは真っ白で、風も強く霧雨に体も濡れる。稜線は思ったよりもハードで所々岩場が現れる。予定の1時間遅れで剣ヶ峰に到着。ガスの中を歩き賽の河原に戻る。ここからは昨日とはルートを変え摩利支天方面の稜線を歩く。風に吹かれて寒い。五の池小屋まで来るとようやくガスも晴れて眺望も出てくる。登山口が間近に見える。あとはゆっくりと下るだけ。ガスも晴れ、霧雨に濡れることも無くなり、それほど暑くも無く順調に、かつペースに気を遣い下山。隊の一部で遅れがあり、1時間ほど待って出発。
自分たちで行く山とは一味も二味も違い、疲れるが充実したものだった。

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ご来光
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北アルプス方面
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すぐにガスがかかりだした
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剣ヶ峰頂上。霧雨で視界なし。
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飛騨頂上まで戻ると濁河温泉が見え出した。