職場のクラブで。雪が少ないせいか、道の状況が非常に悪く登頂は断念。良い雪遊びにはなりました。

五箇山トンネル手前8:40−11:20撤退地点(唐木峠付近)12:20−304号線14:30−15:15五箇山トンネル手前

雪が少ないとはいえ五箇山まで来るとそれなりにある。気を良くして登山開始。雪は始めは30cm位だが徐々に深くなり1mを超えてくる。しかし、表面に乗っかっているだけであり地面までしっかりと達しておらず、カンジキを履いていても沈む。先行者のトレースを使わせてもらうがとにかく沈む。おまけに1mといえども雪はまだ浅いため木の枝がしっかりと顔をのぞかせる。これに顔をはられたり、行く手を阻まれたり難儀する。こうして約3時間。予定では頂上に着くくらいの時間であるがいっこうに進んでいない。夏道に出たところで頂上へ行くことを断念。
帰りは、林道を歩き304号線に出て登り返すこととする。林道にはしっかりと雪があり、しかも雪質が重いためこれも結構疲れる。おまけに長い(分っていることだけれども)。国道に近づくにつれ雪はますます重くなる。雪(みぞれに近い)も降り始める。国道に出て、ドライバーだけで車を取りに行く。ガスが出て視界が効かない中を歩くのはちょっと怖い。車のドライバーはもっと怖いと思うが(人が歩いていることがほとんど無い道だから)。アスファルトによる抵抗の重さを感じつつも、雪と違い効率よく歩けて、思ったより早く五箇山トンネル手前まで上り返せた。

この暖冬と少雪、思わぬところに影響が。雪が少なく重いことがこれほど歩きにくいとは。まだまだ登山は経験していないことが多いと感じた。

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トンネル手前。10cmほどの雪
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雪はあるが枝は埋まりきらず