職場のクラブで。今シーズン初の本格的な山歩きに。

小瀬登山口7:50−尾根取り付き8:30−907mピーク10:10−1221m三角点11:30−12:25猿ヶ山13:00−16:20登山口

朝起きると家の周りは白い。雪も降り続いている。天気予報では曇りから徐々に晴れてくる予報だったのだが。雪は湿り気を含みやはり3月。なんだか気が乗らないなあ。南砺市に差し掛かる頃には雪はやむ。積もった気配もない。局地的なものだったらしい。
登山口は薄っすらと降ったみたい。はじめは林道を歩くが、以外にもすぐに雪が現れ、ずっと雪上の歩行となる。雪も締まっていて歩きやすい。しばらく歩き一番東側のなだらかな尾根に取り付く。やはり雪が薄く取り付きにややてこずる。しばらくは傾斜はあるものの安定した尾根歩き。視界は効かないものの快調に標高を上げる。やがて尾根が細くなりそこを過ぎると907mピークに向けての登り。傾斜がきつい上に雪が少なくブッシュが目立ちやや難儀する。ここを超えれば再び安定した尾根歩きとなるが、手前の鉄塔の前が急斜面のトラバースとなり気を使う。特に、前日と思われるスキーのトレースが斜面を撫ぜており、そこが硬くなっているのでいやらしい。滑ってもすぐに止まる雪質なんだが。そしてこの辺りは風の通り道らしく、吹く風が冷たい。1221m三角点まで来たらあとはなだらかな尾根歩き。先が見えるだけに逆にきついかも。ガスで、時折視界が狭くなるが寒さは無く無事頂上へ。
残念ながらガスで眺望は無く。また、今年は雪が少ないためか、立ち木が結構気になる。一緒に行ったメンバーの話では去年より2mは少ないだろうとのこと。
帰りは登りのトレースを目印に快調に高度を下げる。が、ここに落とし穴が。907mピークから先スキーのトレースに誘われるまま下ってしまった。右側に尾根が延びるのが気になってはいたのだが。また地図ではこのまま下っても林道に辿り着くから問題ないと思っていたのだが、途中でスキーも滑走を止め引き換えした跡が。まだ引き返してもたいした距離ではないし、行ったことがないのでこの先が心配。今年は雪が少ないため特に。
結局引き返し安全なところで登って来た尾根にトラバース。30分程度のロスに。ピーク直下の尾根の下りはやはりブッシュに難儀する。午後になり雪も緩んで足場も悪くなっている。だんだん疲れも出てきてスピードも落ちてきたころに林道に戻れた。林道も朝とは違い軟らかい雪に足を取られる。天気は結局晴れることなく夕方でもわずかに雪が舞っていた。
久しぶりの8時間を越える山歩きにちょっとしたアクシデント。無事に終えることが出来てとりあえずは良かった。

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登山口からすぐに雪
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林道の始めのあたりは落石に注意
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尾根への取り付き。雪が少ない。
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この細い尾根を過ぎたら急な登り
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基本的にはブナ林の中の快適な歩き
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頂上は広い。この日はガス。
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尾根から菅沼合掌集落
無題
本日のルート