エスクードのタイヤ交換。
縁石に当ててタイヤに傷が。致命的なものではないものの、ちょっと大きくてこのまま乗るのも不安。溝は半分を切っており、せいぜい来年1シーズンといったところ。よってこのタイミングで交換することに。
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このくらいやってしまった。

候補として考えたのはダンロップ・エナセーブEC204、トーヨー・ナノエナジー3(職場の営業車が履いてるが案外印象は良い。国産最安値タイヤだが。)。Bセグ車に履かせるタイヤだからこんなもんで良いだろうと。標準タイヤもコンチネンタル・エココンタクト5というエコタイヤだし。

店へ行って見積もりをとるが、どの店でも候補のタイヤは勧められず、勧められるのはヨコハマ。車の種類からブルーアースXTというSUV向けタイヤ。どこもヨコハマを勧めるということは相当に仕入れ値が安いんだろうなあ。また、純正タイヤがコンチネンタルということで国産エコタイヤではなく相応のグレードのものと言うことで。

結局、勧められるままにヨコハマのブルーアースXTに。価格は案外ディーラー(スズキ自販ではなくアリーナということもあるが)が安かった。4本で工賃、処分料込みで10万円少々。
ちなみにコンチネンタルを部品として購入すると1本45,000程度、用品としてタイヤ屋さんから仕入れると1本35,000円程度とのこと。

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交換したのはブルーアースXT。エコタイヤから想像されるとおりの乗り味だが悪くは無い。

履き替えた印象は「軽い」といったもの。ハンドルは軽くなり転がりも良くなった。それでいてスタッドレスのような頼りなさは感じず。ソリッド感も感じないが。

ハンドルの反力は十分に出ている。また固着感というエスクードの欠点はずいぶんと軽減された。この点でいえば純正タイヤではマッチングが全然取れていなかったということ。スズキは何をしているんだ。ついでに言うと、コンチネンタルでは最近空気圧を210kPaにしていたが、この設定ではハンドルの固着感は軽減され突き上げも減った。メーカー指定の230kPa よりも印象が良かった。

当たりはやや穏やかになり、段差などの大きな突き上げではショックが軽減された。しかし、車とのマッチングでいえば、若干硬いがコンチネンタルの重厚な感じの方が合っていたように思う。ノイズは若干静かになったように感じるが、タイヤではなくボディが音を出しているようでそんなに変わりはしない。

悪くは無い。悪い意味でのタイヤの存在感がない。ハンドルの固着感が随分と軽減されただけでも良かったと言える。空気圧は230kPaで乗っているが、そのうち変えて様子を見てみたと思う。