試乗した個体は暫定版とは別のもの。つまり違う店で乗ったので試乗ルートも違う。タイヤはグッドイヤーだが見たことがない銘柄。生産国は確認しなかったが多分インドなんだろう。
「30分ほど好きに乗ってきていいよ」とのことだったのでいつもより長め、平均速度も高めの条件です。
fronk

標準タイヤを履いた仕様に乗った時に正式版を書く予定でしたが、暫定版の印象とあまり変わらないので補足的なもので。
結論を言えば、小さく軽く軽快で、静かで穏やかで安心して乗っていられる車。価格が30万円ほど安ければいいのだが(装備レベルは落として構わない)。

以下、気になった点や補足的なコメント。

やはり小さい。インドの税制の関係で全長4ⅿ以内に抑えてあるのだとか。リアに無理やり切り落とした感があるのはそのせいか?
全長を詰めた割にはリアシートは広いし、アップライトな着座姿勢も良いが、リアシートの乗降性は良くない。天井が低くドア開口部が狭いのにリアシートのヒップポジションが高いものだから乗り込む際に頭をぶつけそう。フロントの乗降性もちょっと気になる。シート位置が中央に寄っているようでドアからシートまでがサイズの割に距離がある。中央に寄って座るせいか左足がセンターコンソールに当たる。その部分は安っぽいハードプラ。なお、シート中央とハンドル位置は合っておりブレーキペダルはハンドルの真下。
シートは人工皮革を多用したもので、やはり夏場は熱い。

低速域でのマナーはきちんと躾けられている。エスクードのように「40km/h以下のことは知ったこっちゃない」といった感じではなく。アクセル開度が小さい領域ではいまいちシャキっとせず、踏めば軽快に回るが加速はそれほどでもないという印象は今回も変わらず。上り坂になると如実に加速が鈍る。
燃費は車載燃費計で18km/lを示していた。同じようにエスクードで走れば16km/lほどだから郊外路では2km/l程度良い値。

操縦性は素直で軽快で良い。軽さと重心の低さが効いているのか?スタッドレスを履いた個体では路面の感じを伝えてこないと書いたが、標準タイヤでは反力が自然にしっかりと出ており違和感はない。僅かな違いではあるがそれが重要。ハンドルをわざとらしく中立に戻そうとする制御は感じられずここも自然。タイヤの影響か単なる個体差か?

乗り心地は前回は温まると硬さは感じなくなったと書いたが、今回は終始硬くゴツゴツガツガツした感じが付きまとう。乗り心地が悪いというほどではないが、良くもない。エスクードのようなパンと張った感じは影を潜め普通の感じに。