3月29日(土)入居のご案内と、最後のお客様づけの時期ですが、ちょうど30名の方にご参加いただいて、盛況のうちに3月の大家塾が行われました。

栄ガスビルの案内板
隣は企業様が使われてますが、こちらはなぜか「どらえもん」です


今回は、梶川さんと名倉さんに、不動産賃貸業向けに、保険の基本からオプションの付け方など、実践的なお話をしていただきました。

塾長 前説中
前説中のポーズが決った


第一部は 梶川 さん。
梶川さんはFPをやられている大家さんです。

保険では、どんな事故があり、どういう場合に保険が降りるのかというわかりやすくお話いただきました。

不動産賃貸経営を投資観点から見た時に、家賃アップや空室を埋めるといった、収益をアップさせるための努力や工夫をする大家さんは多いのに、修繕や事故(利払い、税金)と言った支出を抑えるための努力や工夫が足らないのではないかと言うお話に、ハッとした思いがしました。
収支グラフ
保険も投資の一部。適切にかけて上手く利用しよう

保険制度を良く知り、適切な契約と請求をして、不慮のマイナスを減らせば、プラス要素を増やすのと同じ効果があります。


第二部は 有限会社GIA 取締役 名倉安春 さん。
名倉さんには昨年4月にも講演をしていただいており、また、大家塾では塾長はじめ多くの方がお世話になっています。

保険会社の考え方をお話して下さいましたが、なんとなく感じているイメージとは違っていて意外でした。

 ・「事故受け」をすれば必ず対応する
   →すぐに連絡をする。詳細は後からでも。
 ・自分だけで判断しない
   →相談することが大事。
 ・早く決着したい
   →しっかりした書類、写真、見積もり等を自分で揃えて申請。


お二人のお話に共通するのは、「保険を賢くかけて適切に使うこと」だと思いました。
不動産賃貸経営は大きな資産・借り入れを扱っており、有事の際には事業を手放すだけでは済まないリスクですから、保険でヘッジすることは我が身を守ることそのものです。

白版はイメージです
白版はイメージです

来年4月には火災保険も値上がりが決まっているので、皆様も見直しをされてはいかがでしょう。

  その時の賢い保険のかけ方は…
   大家塾に参加した方は、しっかり聞かれましたね!

最後に、保険のことを勉強するのに何から始めたら良いか?という質問がありました。
まず、自身が契約している契約内容を良く確認して、パンフレットを良く理解し、不明なことがあれば周りの人に聞く! のが良いそうです。
私もこれから契約内容のチェックチェックです♪


今回は講師の方と、参加者とで自然とQ&A方式のセミナーとなり、とても具体的で判りやすい内容になったと思います。

講師のおふたり、参加者の皆様に感謝いたします。