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確かちょうど20年前の今頃だったと思うんですが、ある日の営業前の午後にうちのオーナーから電話があって。確かこんな会話。

オーナー:なんかある殺人事件のことで警察の人がナガサワくんに話し聞きたいって言ってきてるんだけど今日これから来れない??
ボク:えええ??殺人事件ですか??なんか物騒な話しですね…。
オーナー:なんか被害者の女性がWebに遊びに来てた子らしくて。それで店長さんから話しを伺いたいって言ってて。
ボク:えー!そうなんですか??誰だろう…知ってる人かなぁ…?ちなみに事件自体はいつあったんですか??
オーナー:ちょうど1ヶ月ぐらい前だって言ってたかなあ。恐らくアリバイみたいなのも聞かれると思うけど、1ヶ月前のことなんて憶えてないよねえ…?
ボク:いやあ~~~1ヶ月前ですか…。ちょっとわからないかもですね…。嫌だなあ、無駄に疑われそうで…。
オーナー:だよね~。まあでもとりあえず悪いんだけどちょっと来てよ。
ボク:わかりました。

いやあ、今だったらSNSとかあるし、あの日のあの時間って何してたっけ??とか色々辿れば思い出せなくもないですが、当時なんて携帯は持っててもメールとかはまだの頃でしたから、日記でもつけてない限りまず1ヶ月前のこの日のこの時間に何やってたかなんて憶えてる訳もなく。もはや身なりもこんなだしクラブの店長だしで確実に疑われそうじゃん…と思って。まあでも何も悪いことはやってないし、アリバイが無かろうと何をどう調べられても無実なのは間違いないからまあいいか…。とか思ってとりあえず午後2時ぐらいでしたかねえ?Webがあるビルの8階のオーナーの部屋へ。無駄に偏見を助長するのも嫌だったので、念の為腕のタトゥーと入れたばかりの脚のタトゥーは隠して行きました。

部屋へ入ると既に刑事さんが。白髪交じりのかなりベテラン風の人と新米っぽい人の2人。早速事件の概要を聞くと、7月7日(確か)の夜に被害者の若い女性が池尻大橋駅で友達と別れて帰宅、最寄りの桜新町で降りてそこから何か事件に巻き込まれたのか、建設途中のアパートの中で遺体が見付かったとか(だった気が)。最初は、うちで遊んだ帰りとかに事件に巻き込まれたとかだと厄介だな…と思ったりもしたんですが、違いました。

知ってる人だったらどうしよう…とか不安も過ぎりながらもドキドキしながら写真も見せて貰いましたが、全然記憶にない方でした。ボクって結構なにげにお客の顔とかは憶える方だと思ってるんですが、如何せん当時のWebは物凄い集客がありましたし、それでも個性的な人や目立つ人は大抵憶えてましたけど、色々な記憶を辿ってもその女性は全く見憶えがなく。でも一緒に写ってた女性の友達の人は見憶えがうっすらあったんですけど。ちなみに被害者の女性の方は若い人で(確か当時20代半ばぐらい)、お友達の方の証言によると青山のMIXとうちによく遊びに来てたんだそうです。

で、案の定刑事さんから「ちなみに事件のあった日の午後8時ぐらいって何されてたか憶えてますか?」って聞かれて「いやあ~流石にちょっと1ヶ月前のことはわからないですねえ、、、。」とは言ってたんですが、ふと凄いことを思い出して。「あ!!ボクその日はもう日本に居ないです!!3日前からフランスに旅行に行ってるので!!」なんとそうなんですよ。3日前に17日間に及ぶパリ旅行に出発してたんですよ。いやあ、ちょっと事件が事件なだけに不謹慎ではありますけど、マジで心の中でガッツポーズしましたよ。だって日本に居ない訳ですから。もうこれ以上ない完璧なアリバイがあったんですよ。だってもしある程度のアリバイとかがあったとしても、ボクみたいな奴は確実に疑われますから。

最初は色々な不安要素も多くてドキドキハラハラしましたけど、完璧なアリバイがあったことに気付いてからはだいぶ落ち着いて話し出来ました。うちに遊びに来られていたお客さんでもあったみたいだし、勿論知ってることがあれば幾らでも協力したい気持ちも強かったんですが、なんせ残念ながら見憶えが無いので全く情報も無く。確か小一時間ぐらい話したんですが特に何も進展がなく、夜も営業があったので一旦帰宅したんですが、数時間後の営業前にまたオーナーから電話があって。なんだろうと思ったら確かこんな会話。

オーナー:なんか警察の人がもう一回ナガサワくんに話し聞きたいって言ってるんだけど。営業前にちょっとだけまた8階来れないかな??
ボク:えええ??別に構わないですけどもう特に話すことないですよ??なんせ被害者の方も全然記憶にないので協力のしようも無いですし…。
オーナー:だよね~。でもなんかまた話し聞きたいらしいんだよね。
ボク:そうですか、まあわかりました。
オーナー:あ、あと来る時一応パスポートも持って来て欲しいって。
ボク:うわ~その確認ですか!やっぱ完全に疑われてるじゃないですか(苦笑)。

そんなこんなで営業前にまた8階に。まあなんせ完璧なアリバイもあるし、真夏の営業前で暑いしってことで、もう面倒なので腕と脚のタトゥー隠さずに行ったんですよ。もういいや的に。ドア開けた瞬間に刑事さん2人がボクのタトゥーをギョッとした顔で2度見してたのを憶えてます(苦笑)。パスポートも渡して見せて間違いない完璧なアリバイも提示したんですが、ちょっと念の為とか言って指紋採られるわ、なんと唾液まで採取されたんですよ!?めっちゃくちゃ疑われとるやん!!とか思いながらも、拒否ってまた無駄に疑われるのも嫌だったので、完全に遺憾極まりなかったですけど素直に応じて。どのみち何も悪いことしてないし何をどう調べられても何も出てきやしないし好きにしてくれぐらいの感じでした。

で、その後は特に何も無かったんですが、もはや若干忘れかけてた2ヶ月後ぐらいのとある日曜日の午後過ぎぐらいでしたかねえ?いきなり前述の刑事さんから唐突に携帯に電話があって。また話しが聞きたいと。また??あ、でももしかして捜査が進展してこんな容疑者が出てきたんだけど見憶えないか的な感じかなあ…?まあでも断ると面倒だからとりあえずOKして。代官山の自宅まで来るとか言われたんですけど、元々激狭い部屋でしたしその日はめちゃくちゃ散らかってたので外で会いましょうってことで、午後2時ぐらいに代官山に着いたら連絡すると。

そしたらですよ。午後2時頃いつでも出掛けられる準備してた最中、いきなり部屋のチャイムがピンポ~ンと鳴って。えええ??まさか嘘でしょ??とか思ったら案の定あの2人の刑事さんですよ。内心、うわ~いきなり家まで押し掛けて来るかね…とか思いながら「すみませんちょっとマジで散らかってるんで」と言ったものの「散らかってても構わないよ」的に半ば強引に部屋に上がり込んできて。半ば呆れながらも、もう面倒だから早く話し聞いて終わらせよとは思いました。

話し聞いてみると、あれからずっと全然事件の進展もなく目撃者も手掛かりも無いみたいで。そういうイライラもあってかベテランの方の刑事さんはこの前とは打って変わってだいぶタメ口で横柄な口調で話してきて「オレは応援で栃木(確か)県警から派遣されて来たんだけど、全然事件が片付かないから2ヶ月も家帰れてないんだよ」とか愚痴ったり。内心「それはまあ災難だけど、オレに言われても知らんがな…」とか思いながら。

で、段々本性あらわじゃないけど口が悪くなってきて「おまえんとこはアレだろ?どうせみんなドラッグとかやってんだろ?オレの知り合いが言ってたぞ、クラブとかに出入りしてる奴らはみんなドラッグやってるって。」とか言いだして。勿論ボクも「いやいや、それは全くの偏見ですよ。そういう店ももしかしたらあるのかも知れませんけど、ボク自身全くやらないのもありますけど、うちは全然健全にやってますので。」って説明はしたものの半信半疑的な顔してて。もう余りにも疑いの目線だったので、ボクのお爺ちゃんは山形で優秀な警部補だった人で、退職後に『青色桐葉章』受賞して天皇陛下に皇居で表彰されて実家には昭和天皇とのツーショット写真があるとか、何とかボクがその善人の血筋を受け継いでいることを無駄に主張したり(笑)。

小一時間ぐらいしてもはや話すことも無くなり刑事さんたちは帰って行きましたが、やっぱ一般の人ってナイトクラブに対する偏見ってやっぱああいう感じなのかあ…とちょっとっていうか結構ショックでしたかねえ。だから2ヶ月も経ってアリバイもバッチリあるボクに未だ付きまとうんだろうなあ…とか。てかむしろアリバイがバッチリ過ぎて「クラブ店長で腕と脚にでっかい刺青入っててシャブ中みたいな顔してるのに、わかりやすいぐらい完璧なアリバイなんかあるのおかしい!!こいつ逆に怪しい!!」ぐらい思ったのかも知れませんね…(苦笑)。
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※アリバイのパスポート。しかしほんと完璧なアリバイあって良かったですよ。まあでも結局疑われたけど(苦笑)。








流石にその後は何の連絡もありませんでしたけど(恐らくあの後も結局事件の解決してないんでしょうね…)、それから7年か8年後ぐらいのある日にオーナーと話ししてたらなんかこんなこと言われたことがあって。

オーナー:なんかこの前さあ、たまたま公安の人と話す機会があったんだけど、実はWebも怪しいんじゃないかと思って長年こっそり探り入れてたらしいよ。ここ6年ぐらい。私服で普通に遊びに来てたりしたんだって。
ボク:えー!マジですか!?そんなことが。
オーナー:で、絶対叩けばなんか埃が立つと思ってたらしいんだけど、全然何も出て来なかったらしく。いい加減もうここは大丈夫だなってことになったらしい(笑)。良かったね~。ナガサワくんが真面目にやってくれてるからだよ。

みたいな話しされてぎょっとして。まあ当時何度か変な怪しい人も居たっちゃあ居たんですよね。ボクがキャッシャー座ってたら「ドラッグとか無いの??」とかわざとらしく聞いてきた人とか「楽しいっていうから入ったのに全然楽しくなかったから金返せ」とか入って間もなく変な難癖付けてきて「申し訳ないですけど楽しさは人によって違いますので…。すみませんがお金は返金出来ません。」って毅然とした態度取ったら急に「そう、それでいいんだよ。絶対返金やお金要求されても渡しちゃダメだからね。」とか言って帰ってったりした人とか。キョロキョロ何かを調べるかのごとく店内をなめ回す様にチェックしたりする人も。大抵がスーツ着た明らかにクラブにも遊びにも慣れてない様な人でしたけど。まあでもとりあえず、結果何も出て来なくて良かったですけどね。運悪くたまたま誰かが変なことやってたりするのを見付けられたりしたらもう最悪ですからね…。

前述した2つの話ってボクの中では余りすぐに合致しなかったんですが、時間が経ってからふと「あー!あの2つの話しはきっと繋がってたんだ!」と。恐らく殺人事件が切っ掛けで警察も何かしらあそこ怪しいってことで目を付けたと思うんですよね。で、それを受けた公安の人もちょこちょこ偵察に来てた的な。恐らくそういう流れだったんじゃないかと。まあどっちみちボクも店も『真っ白』だったので、結局無事何事も無く終わったんですけど。
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※17日間のパリ旅行から帰国直後の営業中のキャッシャーにて。帰国直前パリで伸びた髪がうっとうしくなりバリカンで丸坊主&ブリーチで金髪に。しかも直前ロンドンで前歯の差し歯2本抜けてたので金髪坊主歯抜け刺青野郎というかなりやばいヴィジュアルでした…。そら疑われるわ!(苦笑)。








さてここからは前述したエピソードも踏まえての風営法的な話しになるんですが、数年前とかよく「風営法は時代遅れの法律だ!」とか「踊ることがなんで罪になるんだ!」とかSNS上でもよく声が上がってましたけど、ボクの見解から言わせて貰うと警察側もそんなのは元々百も承知な訳で。でもなぜそういうナンセンスで時代遅れな法律を盾にしなければいけなかったかというと、クラブに於いての事件性を取り締まりたいが為だけだったと思うんですよね。じゃなかったら当時の日本の法律で本気で取り締まってたら、もうとっくにナイトクラブなんて1軒も存在しない訳で(今は若干法律も緩和されましたが)。

ちなみにうちも何度かちょっと頭のおかしい人が苦情的に警察に通報したことがあって警察の人が来たことがあったんですが、その度に警察側は最終的にこっちの味方してくれるんですよ。やっぱり真摯に対応してると次第にどっちがおかしなこと言ってるか向こうもわかるみたいで。通報した人を指して小声で「またなんか変なイチャモン付けてくる様だったら連絡してきて」とか。苦情の電話があって来た警官の人に「もうお宅がどういう営業してるかとか大体わかってるんだけどさあ、外で騒いだりして苦情来たら来なきゃしょうがないから、そこだけはちゃんとやってよ。」ってやんわりと言われたり。

勿論警察の人も所詮は人の子なんで、いい人もいれば悪い人もいるとは思いますが、基本的には違法性の無いところには結構寛容っていうのがボク的な見解ではあります。じゃなかったらさっきも言いましたが、うちなんかもうとっくに潰されてる訳で。色々な人から色んな話しを聞くと、手入れが入る店は何かしらの事件性の情報が入って動いてるってのも聞きますし。勿論中にはガセの情報もあるでしょうし、事実無根の場合もあるとは思いますけど。まあでも基本的には、火のないところに煙は立たないというのが定説の様です。そういやうちも1回禁煙の日に禁煙と知らずに入って逆ギレして警察に通報されて「トイレでガンジャ吸ってる奴が居る!」とか根も葉もないこと言われて警察来たこともありましたね〜。勿論それは最悪なデマだったので、私服の刑事さんまで来て調べられましたけど結局何も出ませんでしたけど。

あと意外とよく聞くのが、その店自体はクリーンだけど周辺の苦情に関しては結構無頓着で、余りにもそれが続いて周辺住民の反感やストレスが強くなり過ぎて警察が動いて結果追い込まれて潰されたとかも多々。実際の事件の記事でも【警察当局は時間外のダンス営業そのものより、クラブ側が店外のトラブルを放置する傾向にあることを問題視しており、警視庁幹部は「店の客がトラブルに関与しているならば、何らかの対策を考えるべきだ」と強調している。】って記述もありましたし。うちもオープン当初から20年ぐらいはそれに悩まされましたし、めちゃくちゃ対策も練りましたから。うちって基本再入場禁止にしたり、外で騒いでたらすぐ注意しに行ったりもそうですけど、もうだいぶ前から営業終了後は松屋側から退出して貰ってるんですが、それも実は正に近隣の苦情対策なんですよ。もうほんとに一時期は大変でしたから。三宿では有名な大地主みたいな人に目を付けられて、マジで絶対このままだとその人の苦情で潰される…って真剣にびびった時期もありましたし。でもふとした時に逆の立場になって、クラブカルチャーのクの字もわからない様な一般の人にクラブカルチャーが云々とか、うちは夜中だけど健全に営業してるとかってことを理解して貰うのもそもそも無理があると思いましたし、そういう人からしたら、ただ単に夜中や朝方に騒いでたり周辺を汚されたりすることの方がよっぽど重大である訳で。遅蒔きながらそういうのに気付いたのが良かったのかも知れないですね…。藪から棒に敵対視だけしてたら間違いなく平行線なだけでいい方向には行く訳もなく。まあかつてのボクもそうでしたけど、頭でっかちになるとそういう相手の立場のことは一切理解しようとしない傾向もあると思うし、自分がそうだったら勿論のこと相手方もそうな訳で…。
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※今年5月某日の営業中に盗難事件があって警察呼ばれてどえらい大変だった時に撮った写真。








ドラッグに関してはボク自身も一切やらないってのもありますが、やっぱ店をやっていく上では絶対守らなければいけない部分でもあるので、そこだけはかなり厳しくやってきた自負もあります。ぶっちゃけ過去に店内でドラッグやってた関係者とかも居て何度か揉めたこともあったし。ちゃんと理解してくれて「すみませんもう2度とやりません…」って改心してくれた人もいれば、物別れになってその後うちには一切出入りしなくなった人も。まあそれもちょっと哀しいですけど、それでも頑なにそういう部分は締めてきましたねえ。だってもうそれはしょうがないですから。万が一それが見付かったら営業出来なくなる訳で。長年頑張ってやってきた結末がそれだとしたら、そんな哀しいことはないですから。

そういうのも恐らく噂になったりもしたと思うんですよね。「ナガサワくん結構ドラッグ嫌いだからあそこでやると怒られるよ」とか「あそこの店長結構厳しいからやらない方がいいよ」とか「○○が店でやってるの見付かってかなり説教されたらしいよ」とか。絶対そう。だって一昔前は、内心「なんか怪しいなあ…」って人もたまに居ましたけど、ここ最近はもう全くと言っていいほど怪しい人すら居なくなりましたからね。そういう噂って絶対回るし。

まあでもこれだけドラッグ嫌いなボクではありますが、正直言うとドラッグを完全に否定してる訳では決して無くて。やっぱ長年ナイトクラブで働いて思うのは、クラブミュージックに於いてドラッグカルチャーを完全に否定するなんてのはちょっと無理があるというか、ナンセンスだろうとも思っていて。まあクラブミュージック以外の音楽にも言えるかも知れませんが、特にクラブミュージックに関しては非常に結びつきが強い気もしていて(あくまでも個人的な見解ですが)。勿論ドラッグとか全く無いところで作られた部分もあるでしょうし発展したモノもあるとは思いますけど、やっぱでも過去を振り返ってみるとドラッグカルチャーから生まれた素晴らしい文化も間違いなくあった訳で。やっぱそこは避けて通れないというか。綺麗ごとだけで頭ごなしにドラッグカルチャーを完全否定は出来ないなあ…というのも正直な気持ちではあります。いや、決してドラッグを肯定してる訳ではないんですけどね。個人的にはやらないに越したことはないと思ってますし。でも、否定は出来ないというか。
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※先月店から帰宅途中の大岡山交番前で久々の職質…。








もはや時効だろうから言っちゃいますけど、ぶっちゃけ20歳ぐらいの時に社会勉強のつもりで、覚醒剤も1度だけ付き合いでやったことがありますし(しかも今思うと結構な量)、同じ時期に大麻も2度ほど貰ってやったことがあります(そのうちの1回は無駄に吸い過ぎて直後ぶっ倒れたほど)。なので大麻の匂いは未だにすぐわかります(笑)。もうほんと独特の匂いですから。なので狭いうちみたいな店でやったらボクが店内に居ればすぐわかりますから重々ご注意を。トイレだって匂い残りますからね。ボクはたまたまそういう機会があってシャブも葉っぱも経験しましたけど、全然ハマることもなく。てかやる前から絶対ハマらない自信もありましたし。

ちっちゃい頃とかの刑事物のドラマや漫画とかでよく、重度のシャブ中の人からシャブを抜く為にベッドに手足を手錠で繋いで禁断症状を抑えるとかってシーンよく見たんですが、当時からそれを見て「もしオレがシャブ中にされても絶対根性だけで禁断症状我慢出来る自信ある!」とか無駄に思ってましたもん(笑)。なんか昔からそういう無駄な根性論とか忍耐論にはなぜだか自信あったんですよ。比較にはならないかもですが、1日1箱半ぐらい吸ってた煙草も、11年前のタスポ導入の日からピタッと止めたし。いやでもシャブの効果を考えるとやっぱ実際は煙草なんかよりも何倍も難しいだろうなあ…。それぐらい異常なほどアドレナリン出まくって、感情や感覚がいつもの何倍にもなったりしますから。

20年前ぐらいは今よりも10キロ以上痩せてて、ほとんど休みが無かったので働き過ぎで常に目の下に物凄い隈作ってたので、よく当時はまことしやかにシャブ中疑惑もありましたね…(苦笑)。マジで怪しいと思ってた人も結構居ただろうなあ。なんせクラブ店長でそんな顔してたらそらねえ…。1番やばい時とか、絶対なんかやってそうな知り合いとかに「ナガサワくんやり過ぎだよ!マジで顔やばいよ。マジでやり過ぎはダメだよ!」とか無駄に真面目に忠告されたりしましたからね〜。何もやってねえし!とか内心思いながら(苦笑)。

ちょっと前にも書きましたけど、ボクの往年のバーテン時代ってほんと自分で言うのも何ですけど手捌きも頭の回転も神懸かってたんですよ。ちょっと自分でもビックリするぐらい尋常じゃない回転の速さというか。ガンダムで言うところの『ニュータイプ』的な感じもあったぐらい。1度だけ覚醒剤の経験もあったのでわかるんですが、何もやってないのにそれに近い感覚になることがよくあったんですよ。めちゃくちゃ神経が研ぎ澄まされる瞬間というか。大抵は忙しく酒作ってる時ですけど。当時はマジで、誰かボクにこっそり盛ってんじゃないか??とか思ってたぐらい。当時そのことをシャブに詳しい知人の人に1度聞いたことがあったんですが「あ~ほんと極稀にだけど居るんですよ、ナガサワくんみたいな人。何もやってないのに瞬間的にアドレナリンやドーパミンが大量に分泌されて覚醒剤やってるのと同じ様な状態になる人。」って言ってました(苦笑)。なるほどそういうことかと無駄に納得的な。未だにガーッと集中したり酒の飲み始めとかは似た様な感じになりますけどね。
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※チャリで帰宅途中の朝方に、家のすぐ近所でパトカー近付いてきて「そこの自転車止まりなさい!」って言われてまたかよおぉぉぉぉって思ったら違うチャリの子だったっていう…(苦笑)。









もはやこの業界に入って29年目なので、この業界の裏も表も酸いも甘いも見てきたり聞いてきたことも多々あるので、風営法やドラッグに関しては、ほんとはもっと色々と突っ込んだ話もしたいところではありましたが、公の場で書けるのはこれが限界ですかね…。無駄な発言で誰かが迷惑を被ったり、無駄に自分が迷惑を被ったり、変なところから変な矢が飛んでくるのも面倒ですし(苦笑)。でも今回だいぶざっくりではありますけど、要点の部分は結構書けたかなとは思ってますけど。

そんなところです。三宿Webだけでも25年も営業してるとそらあ色々とありましたけど、今回の話はその中でも非常に興味深いエピソードだったと思いますね~。最近無駄にシャレで多投してる、正に『ベテランクラブ店長』だから書けたブログだったかもと(笑)。って訳で今回は久し振りに多少は興味深く読んで頂けたのでは?と思ってます。こんな身なりなので未だにたまに職質とかもされますし、この前も自転車盗まれたから盗難届け出しに行ったらなぜか無駄に指紋採られるし…(苦笑)。ほんとこう見えて残念ながら何もやって無いし何も持って無いですから。恐らくこの先もボクはドラッグにはハマらないだろうなあ。ボクは酒で充分ですよ。

て訳で皆さん、今後も三宿Webでドラッグの類は絶対的に禁止でお願いしますね。やるのも持ち込むのも。いや、大麻はドラッグじゃないとか実際身体に害が無いとかむしろ身体にいいってのもわかりますけど、やりたい人は法律が変わるまではどうか自己責任で大人しく家でやってください。ほんと頼むからうちではやってくれるな。やらなくても持ち込みも禁止。てか万が一にも見付けたら知り合いだろうがなんだろうが問答無用で摘まみ出しますけど。でもそんなことするのもほんと嫌なので…。宜しくお願いしますね。以上です、押忍!
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※20年前、インディーズとは思えないぐらい物凄いムーブメントだったエスカレーターレコーズのマーキー別冊本のユカリさん(フレッシュ)のコーナーにて。当時の仲くんのボクに対しての冗談交じりの『シャブ中顔推し』が酷かった…(苦笑)。ただでさえ無駄に疑われてるのに!(泣)。