新潟ダンマサークル(活動記録)

お釈迦様の教えであるテーラーワーダ仏教を学び実践するサークルです。  新潟ダンマサークルでは月に一回,仏教を実践する活動(勉強会もしくは自主冥想会)を行いたいと思います。その記録になります。 連絡先 斉藤 070-4436-5644

カテゴリーの見方になります

「サークル活動」→サークル主催の自主活動になります
「自由参加」 →サークルが主催したものではなく、参加に関しては会員の自由意志にお任せしたものです

2021年10月30日(土)第15回ブッダの教え基礎講座

10月30日(土)西澤先生を上越市の浄聖院にお招きして『第15回ブッダの教え基礎講座』を行います。



リアル勉強会、オンライン勉強会の並行になります。

リアル勉強会に参加希望の方は、上越市の浄聖院へ。

オンライン参加ご希望の方は、事前にパスコードをお送りします。

どちらをお選びになるかは、事前のご連絡をお願いします。




連絡先は下段にあります、よろしくお願いします。


みなさま、奮ってご参加くださいませ。




時間は10時00分~15時30分を予定しています。


西澤先生の翻訳した下記のテキストを使います。
手ぶらでご参加でも大丈夫です。

テーラワーダ仏教ハンドブック2 (ブッダの教え上級レベル)
ミャンマー連邦共和国宗教省
サンガ
2020-11-27












日時
10月30日(土)
10時00分~15時30分頃まで(予定)


リアル参加の方は
上越市の浄聖院へ

上越市戸野目481 相包山 浄聖院


昼食適宜、適宜休憩。





ご喜捨につきまして


喜捨につきましては、講師料と、その他イベント運営費に利用させていただきます。

ご希望の方は、下記の口座にお願いします。

お名前の後に1030と付けていただけるとありがたいです。



ゆうちょから振り込む場合の記号番号は

11210 43320781


名義は

新潟ダンマサークル

になります。



他の金融機関からの振込は


ゆうちょ銀行

店名 一二八(イチニハチ)

店番 128

預金種目 普通預金

口座番号4332078





よろしくお願いします。



連絡先

斉藤まで

メール
saitou.nobuhide@gmail.com


電話
電話070-4436-5644


よろしくお願いします。

第7回初期仏教勉強会レポート

2021年10月23日(土)日本テーラワーダ仏教協会の佐藤哲朗様をお招きして、勉強会を行いました。

テーマは『真理は数えられるか、法数を通して学ぶ仏教 第二回目』

参加人数は7名

時間は14時から、やや伸びて18時まで。

法数を通してパーリ文献にみる心に関するお話です。


まずは、基本的な心の分類として

mano(意)
ヴィンニャーナ(識)
チッタ(心)
ナーマ(名、心の働きの総称)
ハダヤ(心、心臓)

があり。

次に五蘊の説明が続きます


受 ヴェーダナー


想 サンニャー


行 サンカーラ


識 ヴィンニャーラ


色 ルーパ


心(諸行、思)と業の関係です。
お釈迦様の言葉を引用します。
比丘たちよ思(意志)が業であると私は説く(人は)意志すれば身で、口で、意で業を作る。

意志=業


経典をマジマジ読むとわからないことも多いので、自分で仏教の実践を行って、自分で自分を観察するなかで補助的な意味で経典を使ったらどうでしょうか?というお話がありました。

まだまだ本題に入りません。

アビダンマにおける心・心所のお話がありました。
心念処における心の観察
16あります。


仏教の実践、修行に関しては、自己評価はNGです、自己観察はかなり落ち着いていないとできません、出来るようになるまで他のことでもやっていたらどうでしょうか?
他のこととは、歩行瞑想の足の感覚を観察するとか、座る瞑想のお腹のふくらみを観察するとか。


ここで、本題に入ります。
パーリ経蔵から抽出した実践的(倫理的)な「心の分類リスト」

不善法 アクサラ 1のリスト
1行だけで、不善法の1になります。


無明 アヴィッジャ

放逸 パマーダ

非如理作意 アヨニソ マナシカーラ

妄想 パパンチャ

難教 ドゥヴァンチャ

不知恩 アカタンニュ


心に残った説明は
「無明を支えるのは放逸」
「パパンチャは削除できない」
スマナサーラ先生の施本に『パパンチャ ヴィパッサナーで破るもの』があります。
これが無性に読みたくなりました。

あと、難教 ドゥヴァンチャ
これはタチが悪そうです。

でも、人間って、まともな話は聞かないのに、貪瞋痴に塗れた話に刺激されると耳を傾けてしまう。
とのこと。


不善法 アクサラ 2のリスト

無慚・無愧

良心とか道徳みたいなもの、これがないと社会秩序の維持が危なくなります。


不善法 アクサラ 3のリスト

三不善根 貪瞋痴
三火 アッギ 貪火 瞋火 痴火
三渇愛 欲愛 有愛 無有愛
三漏 欲漏 有漏 無明漏
三不善尋 欲尋 瞋恚尋 害尋


不善法 アクサラ 4のリスト

四取 欲取 見取 戒禁取 我語取
四暴流 欲暴流 有暴流 見暴流 無明暴流

戒禁取は、社会的慣習というか儀礼というか、そもそもの成り立ちの理由がわからない、よくわからないからしがみつく、ということもあるのではないでしょうか。

欲への執着はリミットがあるけど、見解への執着はリミットがなく、下手すると、地球を滅ぼします。とのこと。

暴流は大変ですけど、どれかひとつでもいいから、暴流を向う岸になんとか渡り着く、やってみてはどうでしょうか。


不善法 アクサラ 5のリスト

五蓋 心の開発を阻む五つの障害
愛欲
瞋恚
惛沈・睡眠
掉拳・悪作



不善法 アクサラ 6のリスト

六受身







身 カーヤ →システムのこと
6つの渇愛システム


不善法 アクサラ 7のリスト

七随眠(潜在煩悩)
欲貪
嫌悪



有貪
無明


不善法 アクサラ 8のリスト

不善法で8は無いとのことでした。


不善法 アクサラ 9のリスト

9種類の慢ですね。下記の通り9つの慢があります。

私は勝る者で
1 彼には勝っている 2 彼とは同等だ 3 彼より劣っている

私は同等な者で
4 同上       5 同上     6 同上

私は劣っている者で
7 同上       8 同上     9 同上



不善法 アクサラ 10のリスト

十結

有身見

戒禁取
欲貪
嫌悪
色貪
無色貪

掉拳
無明

覚りの階梯で消えてゆくリストでもあります。


不善法 アクサラ 16のリスト


16随煩悩 心のサビ、布の汚れ
強欲
異常な怒り
忿怒
恨み
(他を)軽視
意地悪
嫉妬
物惜しみ
欺瞞
狡猾
頑固
憤激

過慢
憍慢
放逸


ここで話題が変わり慢の説明になりました。

1種類の慢
心の増長

2種類の慢
自己を高尚、他社の蔑視

3種類の慢
私は他に勝る
私は他と等しい
私は他に劣る


4種類の慢
利益によって
名声によって
賞賛によって
安楽によって

八世間法のポジティブ4項目に対応ですね。

5種類の慢 感覚による慢心







6種類の慢 認識によって慢が生じる








7種類の慢
高慢
傲慢
卑下慢
同等慢
増上慢
我慢
邪慢 邪命慢?、間違った生き方を誇っている。

8種類の慢  八世間法に対応
利益
不利益
名誉
不名誉
賞賛
非難
安楽
苦痛

9種類の慢
不善法 アクサラ 9のリストと同じです。


10種類の慢
出生
美貌
財産
学問
職業
技術
見識
知識
弁才
何らかのある根拠によって



ここで、アーナンダ尊者にお話がありました。
「妹よ、この身体は慢によって構成されています、その慢を拠り所にして、慢をなくすのです」

慢を利用して、優れた人と比較して、自分の実践の糧にする、というお話だったと思います。


感想として。

「もしかしたら、地味な感じである慢が煩悩の王様なのかも・・・」と思ってしまいました。

慢は自分の存在(我)を前提にしないと成り立たない話なので・・・

「慢を感じたら、バリバリに「我」があると自覚できるいい機会なのかもしれません」




わかっても、わからなくても、たまにはみっちり勉強するのいいものです。


皆さま、ありがとうございました。






第14回ブッダの教え基礎講座レポート

2021年9月18日(土)西澤先生をお迎えして、第14回ブッダの教え基礎講座がオンラインで行われました。

時間は13時半から17時まで

参加者は7名


最初、30分間ほど、テキストの内容とは関係なく自由に質疑応答を行いました。

日頃、自分が思っているいろいろな疑問を先生に質問したり、ご意見を聞いたりしました。

勉強も大切ですけど、自分の日常生活をいろいろ見てみることも大事なのではないでしょうか。


あと、西澤先生が、マハーシ長老の著作の監修もしくは翻訳?をしているとのことです、オンラインでも、オンデマンドでも、早く見てみたいです、楽しみです。



テキストは288ページの「渇愛の絶滅」(涅槃)について、からです。


涅槃について、先生から細かい説明がありました。


心に残ったのは、渇愛が今世から来世へ輪廻の橋渡しをするというか、引き起こすというか・・。

テキストにもある通り、心の汚れ(渇愛)が全ての悲惨な状態(輪廻)の原因です。と理解しました。


第8章は道徳的文化のお話になります。

礼儀正しい振る舞い

礼儀正しい言葉

礼儀正しい思考

托鉢に関する洗練された行為

以上は先生のミャンマーの体験を交えながらの説明がありました。




最後はパーリ語文法です。

パーリ語は、文字がないので、その国の言葉で伝えてよいとのことです。
日本語のカタカナでも問題なし。


で、先生から、
パーリ語を学んで経典に接するのもいいけど、まずは日本語にされたものをたくさん読んで、大事な単語はパーリ語も理解したほうがよいのでは・・、とのことでした。

仏教は学ぶことがたくさんあるので、先生のおしゃったことを聞いて、少しはホッとしました。



さて、来月からは『ブッダの教え 上級レベル』に進みます、とても楽しみです。


みなさま、おつかれさまでした、ありがとうございました。

2021年8月21日(土)第13回ブッダの教え基礎講座レポート

2021年8月21日(土)西澤先生をお迎えして、第13回ブッダの教え基礎講座が行われました。

時間は13時30分~17時まで

参加者は7名

テキストは下記を使いました。
テーラワーダ仏教ハンドブック (ブッダの教え基礎レベル)
ミャンマー連邦共和国宗教省
サンガ
2018-11-30



最初に先生から、仏像の開眼供養の話題が振れられ・・。

日本の場合は魂を入れるとか、魂を抜くとか・・。

仏像の功徳というか、仏像を見て、お釈迦様の徳を思い浮かべるのはいいことではないでしょうか。

昔はお釈迦様がいる座さけあって、お釈迦様がいない・・。
像を作るのは怖れ多い、と思っていたようです。

そうですね、南伝大蔵経の写真が掲載されているのもありますが、座だけあってお釈迦様がいませんね。

座だけ、というのは物足らないので、後世、人々によっていろいろなお釈迦様像が出てきたのかもしれません。


勉強はテキストのアビダンマから
「重要な心所」から始まりました。

重要な心所としては

思 

精進

意欲

無慚

無愧



策略 詐欺

虚勢













慚愧

無貪

無瞋

無痴



上記の各項目について学びました。

印象に残ったのは無瞋とは憎悪がない状態ですなわち慈悲、メッタのことなのですね。

あと、慳は物惜しみ、怒りをベースにしているとのこと、怒りから来る心所なのですね。



次に28種類の物質について

条件付けられた要素(アビダンマによって実在する物質)

条件付けられていない要素(完色の特定の状態を仮に物質と呼んでいる)


まとめとして、生命を構成する5つの塊について。


物質の塊
色蘊
28種類の物質の組み合わせ


感受という塊
受蘊
全ての感受の組み合わせ


認知という塊
想蘊
認知の組み合わせ


意志を伴った行動の塊
行蘊
受と想をのぞいた50種類の心所の組み合わせ


意識の塊
識蘊
全ての心(チッタ)の組み合わせ


1番は色で

2番、3番、4番は心所で

5番は心です。

で、2番から5番までは名になります。


1番は色

2番から5番までは名。


五蘊で名色がよくわかりました。


最後は渇愛の絶滅 涅槃になります。

輪廻の状態は悲惨です、最後は仏教徒の目指す状態について学びました。



次回からは下記のテキストが必要になりそうです。
テーラワーダ仏教ハンドブック2 (ブッダの教え上級レベル)
ミャンマー連邦共和国宗教省
サンガ
2020-11-27





もっと深く仏教の勉強を進める予定です、皆さまのご参加をお待ちしています。



第12回ブッダの教え基礎講座レポート

2021年7月31日(土)ブッダの教え基礎講座が行われました。

参加者6名 オンラインで行われました。

テキストは『ブッダの教え 基礎レベル』になります。

テーラワーダ仏教ハンドブック (ブッダの教え基礎レベル)
ミャンマー連邦共和国宗教省
サンガ
2018-11-30



本日から第7章の「アビダンマ」について学ぶことになります。


以前も西澤先生にアバダンマについて勉強しましたが、私の頭の中にしっかり入っていないせいか、アビダンマは何度勉強し直しても、新鮮というか新しいです。

基礎をサーっと流すような感じでしたが、それでも以前習ったときのプリントを用意して、勉強に臨みました。


アビダンマとは

心、心所、物質、渇愛の絶滅すなわち涅槃、という4つの究極の真理、勝義法を学びます。


まずは心(チッタ)

心の意味とは対象を知ること、認識することです。

要約になります。

心はおおまかに分けて89種類
詳細に分けた場合121種類

89種類の内訳
54種類の欲界心
15種類の色界心
12種類の無色界心
8種類の出世間心(おおまかに分けた場合)

121種類の心は以下の通りです。
54種類の欲界心
15種類の色界心
12種類の無色界心
40種類の出世間心(詳細に分けた場合)


で、つぎは心所です

心は知るため、認識するための働きをします。

心所の性質として

心とともに生じます。


心とともに消え去ります。


心と同じ対象を取ります。


心と同じ基盤(心や心所が生じる際の物資的な礎)を持ちます。


要約します。
心所(チェータシカ)には
全部で52種類あります。

善心(クサラ チッタ)
不善心(アクサラ チッタ)
どちらにも共に生じる同他心所
(共一切心所+雑心所)13種類

不善心(アクサラ チッタ)と共に生じる
不善心所(アクサラ チェータシカ)14種類

そして浄心と共に生じる浄心所 25種類です。


印象に残ったのは四梵住 慈悲喜捨

アビダンマでは
慈は無瞋として
捨は中捨として扱われているということです。


以前習ったことを思い出しながらの勉強になります、先生は習ったことを「人に説明できる」か否かが重要だとおしゃってました。

私自身、アビダンマの人に説明レベルには達していません、人に説明できるレベルがこの勉強会の目標のひとつでもあると思います。

じっくり思い出しながら勉強会に参加したいと思います。

第6回初期仏教勉強会レポート

講師に日本テーラワーダ仏教協会の佐藤哲朗様をお招きして、第6回初期仏教勉強会が行われました。

2021年7月17日(土)
14時から17時まで
参加人数は5名

テーマは「法数を通して学ぶ仏教」

仏教は数字にかんするお話がたくさんあります。

法数もたくさんありますので、いったいどんなお話になるのかな、と思ったのですけど、最初は「虹」のお話でした。

日本では「虹は7色」ですけど、国や文化の違いで、2色から8色まであります。


虹という事象は、皆、共通ですが、表し方が違ってきます。

お釈迦様のお経も、それ自体は変わるものではないですけど、その事象を分節する指向性の違いで、インド、中国、日本で表現の仕方が違ってくる。

「虹」はその例えになるのかな、と思いました。


次は預流果の条件のお話
ゴーダ―優婆塞の条件は3つ、マハーナーマ優婆塞の条件は4つ。
お釈迦様はマハーナーマの正しさを認定しました。
条件は、1仏 2法 3僧 への不壊の浄信
4番目は、気前よく分け与えることに喜びを感じる。

預流果の条件は4つ、でも4つ目は、相手によって、状況によって変わります

これは、預流果(虹に例えてもいいと思います)の条件を在家の方に合わせ、わかりやすくお釈迦様が説いたのだと思いました。


お釈迦様は、相手に合わせ誤解の起きないように注意深く話すということがわかりました。



次は
パンチャカンカ棟梁とウダーイン比丘の論争です。

感覚の受のお話です

パンチャカンカ棟梁は二受説、ウダーイン比丘は三受説

受は、2~108の種々の法門で示されるとのこと、ですから、どちらも正しく、お互いの正しい法門を喜ぶのが筋なのに、争ってはいけないですね。


次はポータイブッダのお話

他宗教の修行者が「身口意により意図的な業をなしたならば、何を感受するか」と、サミッディ比丘とウダーイン比丘にきいたところ、サミッディ比丘は全て苦だと答えます。

それを聞いたお釈迦様は分別して回答しなければいけないのに、単一に回答してしまったと、二人に呆れます。

ここでも、相手の状況に合わせて回答しなければならない重要さがわかります。






次は五力の話です。

信力、精進力、念力、定力、慧力

七力もあります
信力、精進力、慚力、愧力、念力、定力、慧力

「念、定、慚、愧」はお互いの溶け合っていて、大きな意味の相違はないとのことでした。


話は進みます。

信力はどこに見いだされるか?

四預流支のおいてです。
善人との交際、正法の聴聞、如理作意、法随法の行道


精進力は
四正勤においてです。

定力は
四禅においてです

慧力は
四聖諦においてです。


次は五根の強弱の話です

完全な五根を行うのは阿羅漢、段階があって一番弱い五根は信随行者になります。
根の種々性で果の種々性が起き、果の種々性で人の種々性が起こるのです。

で、最後は正見を助ける五人衆
戒、所聞、対話、止(サマタ)、観(ヴィッパサナ)

五つの支分によって禅定に達する果があるということで
心解脱、慧解脱の話になりました。


お釈迦様のお話のオチは必ず解脱に至る、という内容になります。

ですから、お経では、解脱に達するために、いろいろな項目があり、お互いネットワークみたいに関係して、その要素が組み合わさって、その項目を支えたりして、解脱という目的のために組み立てられている、その例えとして、筏のお話がありました。

通常、筏は組んで出航すると、組み直しはできませんが、仏教の筏は、その人の状況の合わせて組み直すことができる。


法数にはそれぞれ意味があって、かといって、それが単独で存在するのではなく、覚り(虹ですね)という目的のために、お互い繋がっていて、支え合っている、その意味がよく分かった勉強会でした。


佐藤様、ありがとうございました、皆さま、おつかれさまでした。





第11回ブッダの教え基礎講座レポート 

2021年7月4日(日)オンラインで、第11回ブッダの教え基礎講座が行われました。
13時30分~17時まで行いました。

6名の方が参加いたしました。


下記のテキストを使いました。


テーラワーダ仏教ハンドブック (ブッダの教え基礎レベル)
ミャンマー連邦共和国宗教省
サンガ
2018-11-30




第6章の在家の社会的な責務について学びます。


護経である吉祥経から始まります。

それぞれの吉祥の意味を学びます。

13番目の「非の打ちどころがない仕事」と本では訳されていましたが、先生からは「混乱のない仕事」という意味もある、と教えられました。

仕事は混乱すると良いことはないので、これは納得でした。

20番目の、「アルコール、阿片、コカイン、マリファナ、ヘロインなど人を酩酊させるものを摂取しないことは貴い吉祥です」とあります。
酔ったり、酩酊すると良い心が起きないので、これも納得です。


21番目
「怠けることなく布施、持戒、瞑想実践、などの善行を行うことは貴い吉祥です」とあります。
先生の解説は「法において怠けることなく、自分で出来る限りやっていく」とのことでした、これも大事なことだと思いました。


全部で38の吉祥があります、仏教の大事な部分をコンパクトにまとめてあり、仏教の教えが日常生活の規範になる、という実感を持ちました。


吉祥を聞いたあとの次は、没落の原因です、破滅経を勉強しました。

10の不善行為のほかに、日常生活でやっていけないこと、12の原因があるとのことでした。



次は賤民経
賤しい人に成り下がる原因20について学びました。



次は
4種類の尊敬(摂事)
人との付き合い方になります。

次は4つの素質(具足)
在家がスムースに日常生活を行うアドバイスみたいなことが書いてありました。
例えば4番目の「等命具足」

純利益を4つに分ける、4分の1は消費に使い、他の4分の1は貯蓄し、残りの2分の1は投資に使います。

当時の人々はサラリーマンではなく、個人事業主で皆さん生活していたのだと思います、自分の事業を発展させるために投資は必要です。

お釈迦様は在家の生活もきめ細かく心配して教えられていたのだな、と理解できました。


次回は第7章
アビダンマの勉強になります、楽しみです。



2021年5月29日 第10回ブッダの教え基礎講座レポート

2021年5月29日土曜日 13時半から17時過ぎまで、第10回ブッダの教え基礎講座がオンラインで行われました。

7名の方が参加して、うち2名は浄聖院からの参加になりました。

西澤先生は大阪からになります。


テキストは下記を使います

テーラワーダ仏教ハンドブック (ブッダの教え基礎レベル)
ミャンマー連邦共和国宗教省
サンガ
2018-11-30




講座が始まる前に先生から、「本の内容でなくてもわからないことがあったら聞いてください、途中で止めてお話しますから」と途中参加の方にもご配慮いただくお話がありました。

第5章235ページ 他の人々を三宝に帰依させる、という項目から始まりました。

続いて

宗教活動のグループに参加する

仏教文献を学ぶ人々を支える

ダンマを実践する人々を支える

仏教文献の推進と普及


テーラワーダ仏教はお坊様の活動だけでは成り立たない、いろいろ在家の活動がお坊様を支えることになるし、在家とお坊様がお互い支えあって成り立っており、在家の具体的な活動について学びました。


在家が実際に社会的に仏教的な活動をするためにシンガーラ経を読みます。

両親が子どもに行う5つの務め。

息子と娘が果たすべき5つの責務

生徒が果たすべき5つの責務

教師が果たすべき5つの責務  

などなど・・・。


で、次はマンガラスッタになります。
時間の関係で本日は8つ目までの吉祥を読みました。

マンガラスッタの第一の吉祥は


愚かな人付きわないことは最高の吉祥です。
ここで言う愚かな人とは他者の利得を破壊するために
邪悪な考えを持ち、邪悪な言葉を話し、邪悪な行動をとる
人のことです。


先生はこの第一の吉祥を「貪瞋痴の人を表すよい定義である」と言っておりました。

1番目にきますので、これが一番大事なのだとわかります。


「悪いことはするな」という仏教の教えがダイレクトに伝わりました。



次回は、マンガラスッタの9番目の吉祥より始まります。



講座では、テキスト以外の仏教の質問をされても大丈夫です、日頃、自分が疑問に持っていることを話す場でもあります、講座とは言いながら、茶話会の雰囲気もあります。

みなさまのご参加、お待ちしております。









2021年4月29日 第9回ブッダの教え基礎講座レポート

2021年4月29日 第9回ブッダの教え基礎講座が行われました。
時間は13時~17時まで。


西澤先生は大阪でオンライン

浄聖院では3名 実参加

他5名ほどオンラインの参加となりました。


下記の本をテキストに使いました。
テーラワーダ仏教ハンドブック (ブッダの教え基礎レベル)
ミャンマー連邦共和国宗教省
サンガ
2018-11-30





211ページ 第4章
「食事の布施」から勉強が始まりました。

テーラワーダ仏教は、お坊様重視のように見えるが、在家の協力なしでは維持はできない、お坊様、在家がお互いに助け合って維持している、という話が印象的でした。

ダーナの話が続きます。

サップリサダーナ(徳のある人が行うお布施)は5種類あります。


サッダーダーナ
「信」に基づくお布施


サカッチャダーナ
ちゃんと準備されたお布施


カーラダーナ
適切な時間にお布施する


アヌッガヒタダーナ
執着しない心でお布施する


アヌパッハチャダーナ
自身、他の人々も害することがないお布施


以上で第4章が終わり、第5章「サーサナー(教え)が長く続き栄えるようにするための活動」について学びました。

活動というと6回の結集になります。


第一結集は,お釈迦様の滅後3か月後に行われました。

第二結集は、滅後100年にインドで行われました。

第三結集は、滅後235年にインドで行われました。

第四結集は、滅後450年にスリランカで行われました、ここで初めてヤシの葉に文字として記録されました。

第五結集は、滅後2415年にミャンマーで行われました。
経典は729枚の大理石の石板に刻まれました。
これは見てみたいなあ、と思いました。

第六結集は、滅後2498年にミャンマーで行われました。


気になったのは、第三結集までは阿羅漢が参加していたのですが、第四結集以降は、比丘の参加ということになっています、まあ、どうでもいいことですが・・・。

で、次に「伝道活動」に学びました。



今回は、法友のお布施のおかげでZOOMの有料バージョンを使うことができました、勉強が途切れることなく行うことができました。


16時半~17時は「オンライン茶話会」という感じで、勉強以外でも、仏教的に感じるあれやこれやを「お茶ばなし」をしました。



とても楽しく勉強を進めることができました、西澤先生、皆さま、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。




2021年4月3日(土)第5回初期仏教勉強会 レポート

2021年4月3日(土)オンラインにて初期仏教勉強会が行われました。

協会の佐藤哲朗様を講師としてお迎えしました。

参加者は8名

14時から17時すぎまでみっちり行われました。


題は
「転輪王経を読む」


お釈迦様が比丘を前にしての法話の前に、国家運営というか、政治にある思索が起きた。
マーラがいろいろと誘惑するがヒマラヤが金になろうとも、欲の対象にひかれることなく、苦と因縁を理解し、真理を直視し、その他、大切なことを説き、マーラを追っ払います。


ペルシア帝国の話も興味深かったです。

キュロス2世は、人々の違いを認めながらも国を統治したとのこと、今回の転輪王経にも影響を与えたのでは?ということでした。


ここから、国の寓話になるのですが。

王様の頭上には、天の輪法があり、法(ダンマ)により聖なる徳行を代々なすとのこと。


ダンマを守ることによる政治で、国は安泰、国民の寿命も8万歳だった。


でも、7代目の息子から歯車が狂い、7代目の徳行を部下から聞いて行ったのだが、「財なき者たちへ財を与える」ことをしなかった。

これがきっかけで

盗み
殺生
妄語
りけん語
悪口 綺語

貪欲
瞋恚
邪見

十悪がはびこり

8万年が10年の寿命になった

お互い殺し合い、滅亡の危機までいったのですが、生き残った者たちが、また元の世界に戻すという話でした。



寓話なのですが、そこには

法(ダンマ)、四念処、梵行(四諦、八正道)、解脱、比丘の財産(慈悲喜捨)など
仏教では必須の単語が出てきており、仏教を深く理解するうえで大切だな、と思いました。

「財なき者たちへ財を与える」は、社会福祉の充実を連想します、現代でも同じことだと思います。






仏教は日常生活の実践にも役に立ちますが、たまにはガツンと経典に当たり、仏教の理解を深めることも大事なのではないでしょうか?


詳しくは下記の動画をご覧ください。



佐藤様、皆さま、ありがとうございました。


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