介護事業所に「研修講師」に行く際、聞くことがあります。もちろん、当事業所のスタッフにも聞きました。

介護職にとって「介助」と「介護」どちらが大切か?って・・・

「介助」が大切という答えが9割です。

なぜ、私はこの様な質問をするのか?それには理由があります。

って、理由がなければこんな質問しないですよね((((;゚Д゚))))

私自身、数年前までは「介助」が大切と思っていました。

自分で出来ない事をサポートする事が、介護士の仕事と勘違いをしていたからです。

しかし、介助していて思うことがありました。サポートしているのに、自分で出来ないことがどんどん増えて行く・・・

そして、自分が対応して来たことを振り返ってみました。出来ないことをサポートしているつもりが、出来ることにも手を出していたのだと・・・

反省しました。しかしその時は、その事に一生懸命だったのか・・・気が付きませんでした。

「尊厳を護る」と言いながら、尊厳を犯してしまっていたのだと・・・。

今は、「尊厳を護る」ことを第一優先にと、常に考えて行けるようにしています。

下記するのは私の考えです。あくまでも、私個人の考えであって賛否両論はあると思いますが・・・

「介助」⇒「助け」を「介する」
助ける事って本当に出来るのだろうか?助けると言いながら、手を出してしまっていて「そこに自己満足が生まれている」のではないだろうか?
介助していても、良くなった事や・その人のためになっているのか・・・?となるように思います。

「介護」⇒「護る」を「介する」
今出来ていること、本当は出来ることをしっかり理解し、その人の現有能力・潜在している意識・能力を、適切に引き出すことによって、「出来ることを護る」事が大切だと思います。
そこには、自己満足ではなく、「尊厳」を護る事になり、その人の生活につながって行くと思うのです。
また、「護る」という事は、「適切にサポート(介助)」する事も大切になります。その方を、よくアセスメントする事にもなります。

つまり介護職とは、その人の「尊厳」を助けるのではなく、「護る」ものだと思い・・・

介護職は「介助」する事が大切なのではなく、「介護」する事が大切なのだと伝えています。

一部介助・全介助・・・この対応で出ている結果が今の「介護の社会」のように思います。

しかし、一部介護・全介護と意識付していければ・・・

介護福祉士としての「在り方」は良くなるように思います。その結果、利用者様にいい環境が提供できるものだと思っています。

私は介護職は、「技術職」だと思っています。「相手に伝わる介護」をする為には、言葉の意味から意識して行かなければならないと思います。