2014年10月
2014年10月30日
2014年10月27日
家族勉強会・懇談会
今回のテーマは「感染症について」
当事業所の看護師 荒木 から「予防・対応」にメインをおいてお話をさせていただきました。
日曜日の13:30~とお忙しい時間にも関わらず、沢山のご家族が参加していただけました。ありがとうございます。
第1回は「認知症について」 第2回は「ご自宅での介護技術について」 第3回は「介護事業所利用時の連携について」 いずれも私を含め職員でお話をさせていただいています。
次回は12月 「急変時の対応について」お話をさせていただきます。
勉強会後は、ご家族より色々なお話を伺うことが出来ました!
当法人理念 「道はどんなに険しくても笑って過ごそう!」
そして生活維持向上倶楽部「扉」での方針「一分一秒でも長く住み慣れた場所で、大切な方々と笑顔で暮らせる為のサポートを!」
これは、メンバーさん・ご家族、地域、「扉」が三位一体とならなければいけないと思います。
メンバーさん・ご家族からのお話は、本当に私たちの「宝」となります。
今後も「三位一体」のサポートを継続して提供できるように精進して行きます!
2014年10月20日
「自分」ではなく「相手」
介護職を始めたばかり頃・・・
「自分がやられて嫌な事を相手にしなければ良い」と教えられた。
「自分が」と言っている以上、「自分目線」でしかない事がはっきりとしている。
では、現状はどうであろうか?
セミナー等でお話をさせていただく際、受講していただけた方に・・・
具体的内容で質問させていただく事があります。
90%以上で、「自分なら嫌です」と回答が返ってくる。
しかし、尊厳を護るのには「自分がやられて嫌な事を相手にしないければ良い」と言われているとの事。また、自分なら嫌だけど「相手にはしてしまっている」と・・・
では、残りの10%の方はどうであろうか?
「今働いているの施設に大切な方をお願い出来ますか?」と質問に・・・
9%以上の方が「無理」と答えが返ってきます。
なぜ嫌なのかを聞くと・・・
介護の質が・・・と返ってきます。
と言う事は、嫌な事をしている施設であると認識していると言うことではないでしょうか?
残り、1%未満の方が・・・両方とも良い答えの方がいらっしゃいます。
介護を業としているのに、1%未満の方しか良い回答が返ってこない現状です。
と言う事は・・・99%以上の方が今の現状に疑問を持っているのではないでしょうか?
尊厳とは? 辞書で引くと、「人間が人間らしく暮らせる事」とあります。しかし、各個人と考えた時には、「その人がその人らしく暮らせる事」にならなければなりません。
そこに、「自分がやられて嫌な事」は・・・主体があくまで「自分」であって、「相手の思い」はありません。
と言う事は、「自分がやられて嫌な事を相手にしなければ良い」と言う教えには・・・「根拠」が全くありません。
昔から十人十色と言われています。皆違うのです。
そこに、自分なら・・・と言う主観で考えてしまうため、大きな勘違いが生じてしまうのだと思います。
なぜ?現在の介護の現状があるのか・・・ずっと考えていました。
セミナー等でお話をさせて頂いたいると、やはりここに間違いがあるのだと・・・
この事は、私が介護職に就いた時から考えていた事です。なぜ自分目線なのか?
対人援助職である以上、「自分ではなく相手の気持ち」が大切です。
先ずは、そこから考えなければならないと・・・
ここ最近ずっと思っています。