開所記念日

平成30年2月1日
株式会社NGU 生活維持向上倶楽部「扉」（地域密着型通所介護）は、6周年を迎える事が出来ました。
これも、活動方針にご理解・ご協力をいただけているメンバーさん・ご家族・ケアマネさん、ご指導頂ける皆様、そして本気で「扉」を支えてくれているパートナーのお陰だと実感しています。
本当にありがとうございます!

右も左も分からない、現場しか知らない私が、特養を飛び出し独立をして7年目に入ります。毎年思うのですが・・・特養時代に、今の介護でいいのか？目の前の方の事を見ない現状、知識の向上をしない、介護技術も学ぼうとしない・・・認知症だからや麻痺があるから、忙しいからと当たり前のように言われていた現状。そして、くだらない人間関係・・・に介護の仕事を辞めようと考えたことが懐かしく思います。しかし、当時担当だったご利用者の「あなたがこの仕事を辞めたら、ひどくなる人ばかりになっちゃう、ここを辞めてもこの仕事は続けてほしいい」の言葉が背中を押してくれました。毎年、２月１日は、「今の現状を変える。介護技術がいかに大切かを知ってほしい。だから自分でやっていこう」と勢いで独立しました気持ちの確認ができます。今は、最高の仲間と一緒に同じ目標向かって歩めています。

開所当時は、今の活動内容はなかなか受け入れられなく、いつ潰れてしまうんだろう・・・と恐怖の日々を送っていました。それでも、考えを変えることはできなく、今の活動を継続してきました。信念を貫き通す勇気を、メンバーさん・ご家族からいただき、そしてそれを支えてくれるパートナーに恵まれ、地道に歩んで来れました。そして３年目から色々な変化が出始め、6年目には、大きく変わる出来事がたくさんあり、その全てが良い経験となっています。

本当に、色々な方に支えられてここまでやってこれました。「扉」はパートナーに任せられる様になり、私は研修の依頼を受けられる様にもなりましたので、今後は研修の方にも力を入れて行動して行きたいと思います。

新しい1年も、しっかりと足元を見つめ振り返りをしながら、そして学びながら、心機一転新たな一歩を踏み出し、介護技術を中心に「生活の営み」について「なぜ？」をとことん考え、追求して行きたいと思います。
皆様、今後ともご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い致します。