2017年07月07日

 話題の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」を見た。シリーズ5作目である。主演はもちろんジョニー・デップ、1~3作で活躍したオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが久しぶりに顔を見せている。監督は「ナチスが最も恐れた男」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリだ。

 フライング・ダッチマン号と共に海に沈んだ父ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)の呪いを解こうとする息子ヘンリー(ブレイトン・スウェイツ)が乗る英国軍艦が、「魔の三角海域」にさしかかろうとしていた。ヘンリーは船長を止めようとするが、反対に彼は反逆者として牢に入れられてしまう。船が三角海域に入るとにわかに辺りが暗くなり、幽霊船サイレント・メアリー号が現れ一瞬にして海賊の幽霊に船を制圧され、ヘンリー以外は皆殺しにされてしまう。幽霊船の船長サラザール(ハビエル・バルデム)はヘンリーにジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)に復讐の意志を伝えるよう伝言して去るのだった。一方セント・マーティン島ではジャックが手下達と銀行強盗を企てていた。しかし大ざっぱな行き当たりばったりの計画だったため、金庫は持ち出すもののお金を一銭も手にできずに終わる。愛想を尽かした手下達はジャックの元を去り、落胆したジャックは魔法のコンパスを酒と引き替えに手放してしまう。だがそのことがサラザール達にかかっていた呪いを解き、サラザールの幽霊船を三角海域から自由に動けるようにしてしまうのだった。その頃ヘンリーは反逆者として処刑されようとしていた。一方魔女の疑いをかけられ牢に入れられていた天文学者のカリーナ(カヤ・スコデラリオ)は牢を脱出し、父からもらった「ガリレオの日記帳」に秘められた「ポセイドンの槍」を探そうとする。ヘンリーが父の呪いを解くため「ポセイドンの槍」を探していることを知ったカリーナは、ヘンリーを助け彼を逃がすが、代わりに自分が捕まってしまう。そしてついにカリーナはジャックと一緒に公開処刑の場に引き出される。はたしてジャックとカリーナの運命は?ジャック達はポセイドンの槍を見つけることができるのか・・・。

 ブレイトン・スウェイツとカヤ・スコデラリオという新しいヒーロー・ヒロインを迎え、第1作のオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイのように爽やかで魅力的なコンビ誕生だ。しかし5作目ともなるとやはりジョニー・デップに新鮮さがなくなってくる。ただの駄目なおじさんに成り下がっているのだ。ギロチンの場面以外はアクションにもあまり見せ場がない。また敵役のサラザールも恐ろしさをあまり感じない。敵役が強くなければ倒しがいがないというものだ。それに比べバルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)は何とも存在感がある。それにバルボッサってあんなにいい人だったっけ・・・。エンドロールの後の挿入場面を見るとどうやら続編があるらしい。 

http://www.disney.co.jp/movie/pirates.html


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H.NODAnhome at 17:53│コメント(0)映画 │

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