YOUNG PERSONS' GUIDE TO DAVID BOWIE

DAVID BOWIEコレクターNIBによる自身のコレクションの忘備録。これからBOWIE関係のレコードやCDをコレクションしようと言う奇特な方のためのバイブル的blogをめざします。最近、「bowie」でググると公式facebookよりも上に表示されるが、それはちょっと違うと思う。

地球に落ちてきた男、未だ星へは帰還せず?【Fake Article For April Fool】

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ネットで見つけた、Fake or Truth?


「デヴィッドは、生きているのよ! 女性は記者にそう告げた」(”THE IRISH NEWS” 2017.4.1)

世界一有名な未亡人は、夫に会うためにその診療所を訪れた

アイルランド北部に位置するキルデア州の都市・メイヌース。
今年2月のある土曜日、そこにある国内有数の開発援助NGOであるトロカイアを南西に臨む小さなクリニックをひときわ異彩を放つ長身の女性が訪れた。

帽子とサングラスで変装しているが、その女性は確かにイマン・アブドゥルマジドその人だ。そう、故デヴィッド・ボウイ氏の未亡人。
院長と思われる人物に出迎えられた彼女は、厳重に施錠された扉を抜けて建物の奥へと入っていった。
クリニックの裏手に建つアパートメント4Fに住むパートタイマーの中年女性はこう話してくれた。

「そりゃ、自分の目を疑ったわよ。だって、そのベッドに横たわっている老人は去年の1月にニュースで何度も目にしたあのスーパースターだったのよ。その老人は間違いなくデヴィッド・ボウイよ!」
「カーテンの隙間から垣間見えただけで、なぜ、その老人がデヴィッドだと断言できるのですか?」と尋ねた記者の言葉を遮るように女性は答えた。
「彼の死を報じるニュースで何度も観たベッドに横たわる姿と同じだったからよ!確かに髪の毛は少なくなっていたけど、あれはデヴィッド、間違いないわ。だってアタシは若い頃、彼の追っかけだったのよ。見間違えるわけないじゃない」。

約1時間が経過した頃、長身の女性(イマン)を乗せた車はダブリンへ続くM4高速道路に向かう市道を猛スピードで走り去った。


そう、彼はまだ地球にいたのだ。病床で朽ち果てていく醜態をさらすことなく、地球を後にするために彼は自らの死さえもプロデュースした。そう考えると、葬儀はもちろんお別れの会さえ行われず、遺灰は人知れず海にまかれたなどという、不可解な情報にも納得がいくのだけれど…。



ワイドなスクリーン:Lazarus PVの失われた真実4

NIBのツイアカには国内外に100名を超える奇特なフォロワーさんがいらっしゃるのだが、その中にはNIBなど足下に及ばないほどBowieへの造詣が深い方が確実に存在する。

今日はその中のお一人「安里さん」のツイートで紹介されていたサイトの記事を元にしたエントリーである。
David Bowie Blackstar.it(http://www.davidbowieblackstar.it)というイタリア語のサイトに掲載されている「Lazarus]PVの未発表widescreenバージョンについての記事は、ありがたいことに英語表記である。
安里さんのツイートによるとこのwidescreenバージョンは「1月17日にヨハン・レンク監督のサイトにリリースされたが数時間後には削除されてしまった」とのことである。
幸いにもNIBはUPと同時にPCにDLしていたので、それを元にこの記事の内容を検証してみることにする。

昨年1月8日に、「Lazarus」のPVは2ndシングルとしてWebで公開された。しかし、正方形にトリミングされた映像は、時に窮屈さを覚えるものであり、違和感を禁じ得なかったファンも少なからずいたのでは無いだろうか?

両者が持つ情報量の違いは明らかである。そして、リリースバージョンの正方形トリミングが如何に不自然かは次の画像を見比べれば疑う余地は無い。

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そして、とりわけ注目に値するのが次のシーンだ。

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widescreenの方では右の電気スタンド下に骸骨が置かれているがリリースバージョンではトリミングによりフレームアウトしているのだ(これは、「★」のPV後半で登場する頭蓋骨と関連しているのだろうか?)。
さらにwidescreenでは左後方に映り込んでいるベッドにBowieが横たわっているのだが、これもリリースバージョンではカットされている。

こうした「死」をイメージさせるものがトリミングでカットされているのは、本人の意思によるものだろうか? PVリリースの時期に闘病の事実すら公になっていなかったことを考えると、おそらくそれは、レコード会社の判断によるモノではないだろうか? いまとなってはそれを確かめる術は無いのだけれど。

2016年のデヴィッド・ボウイ

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Realityツアーが強制終了してからというものの、毎年のようにこのエントリーは「今年も何も無かった」「去年のエントリーのコピペでもOK」みたいな書き出しだったように記憶している。

しかし、今年は違う。こんな知らせで「今年は違う」なんて書く事は誰も望んでいなかったのに。
Bowieは本当にスターマンになってしまった。
遺作にして最高傑作という評価さえ決して言い過ぎではないと思えるほどのアルバム「★」のリリースからもうすぐ1年が経とうとしている。

思えば、2年前のエイプリルフールに「Bowie引退」という内容のエントリーをして少なからず読者の方を動揺させてしまったのだけれど、今となってはあれが現実になってくれればよかったとさえ思える。だって、もしそうなら彼はまだ存命で、「いつかまた、これまでのように心変わりして戻ってきてくれるかも」という希望を持つことができたのだから。

まさか彼がこの世にいないという形で「David Bowie Is」の日本での開幕を迎えることになるなんて。文字通りの「回顧展」となってしまうなんて…

今年もオフィシャルリリースの企画内容にはとても満足することはできなかったというのが多くのファンの方の本音ではないだろうか?(とくに「LEGACY」!)

それでも「今度こそは!」と期待を込めて僕らは次の再発を待つしかないのだ。
そして、雑誌・書籍での追悼バブルが「David Bowie Is」の開催バブルへと継続され、多くの洋書が翻訳されることを望む。

滅多に更新されないのにのぞきに来てくれている皆さん、本当に感謝しています。来年はもう少し更新の頻度を上げられるよう頑張りたいと思っています。

Look Back In Anger -怒りを込めて最近のリリースを振り返れ-1

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もともとは「Who can be customer now?-New Box Set-誰が買うの?-」というタイトルで高額BOX第二弾をこき下ろすエントリーを書いていたのだけれど、もたもとしているうちに、「TMWFTE」サントラ、「LAZARUS」キャストアルバムと続々リリースが決まってしまい、投稿するタイミングを逸してしまった。
そんな中、11月リリースと告知された新しいベスト盤「BOWIE LEGACY」の内容に愕然とした。Bowieファンが、ここまでレコード会社から軽んじられていいのか!そんな怒りに震えながら久々の新エントリーである。

まずは、高額BOX第二弾をざっくりと。

昨年のBox Set 「Five Years 1696-1973」に続く第2弾。タイトルは「Golden Years」だろうというのが多くのファンの予想だったが発表されたタイトルは「Who Can I Be Now? (1974-1976)」だった。
内容は以下の通り。

アナログは84Pブックレット付きの13LP.CDは128Pブックレットの12CDだ。

●Diamond Dogs (remastered) (1 CD/1LP)
●David Live (original mix) (remastered) (2 CD/2LP) *
●David Live (2005 mix) (remastered) (2 CD/3LP)
●The Gouster (previously unreleased as an album) (1 CD/1LP) *
●Young Americans (remastered) (1 CD/1LP)
●Station To Station (remastered) (1 CD/1LP)
●Station To Station (Harry Maslin 2010 mix) (1 CD/1LP) *
●Live Nassau Coliseum ’76 (2 CD/2LP)
●Re:Call 2 (Single versions and non album B-sides) (remastered) (1 CD/1LP) *

THE GOUSTER(Previously unreleased as a complete album(

1. John, I’m Only Dancing (Again) ; not on ‘Young Americans’, first released as a single in 1979.
2. Somebody Up There Likes Me; alternative early previously unreleased mix
3. It’s Gonna Be Me; not on ‘Young Americans’, first released as a bonus track on the EMI/Ryko edition of ‘Young Americans’ in 1990. An alternative mix with strings was released on the 2007 EMI edition of ‘Young Americans’.
4. Who Can I Be Now?; not on ‘Young Americans’, first released as a bonus track on the EMI/Ryko edition of ‘Young Americans’ in 1990.
5. Can You Hear Me; alternative early previously unreleased version.
6. Young Americans; same version that ended up on ‘Young Americans.
4. Right; alternative early previously unreleased version.

RE:CALL 2(Non Album Singles, Single Versions and B-Sides)

1. Rebel Rebel (original single mix)
2. Diamond Dogs (Australian single edit)
3. Rebel Rebel (U.S. single version)
4. Rock ‘n’ Roll With Me (live - promotional single edit)
5. Panic In Detroit (live)
6. Young Americans (original single edit)
7. Fame (original single edit)
8. Golden Years (original single version)
9. Station To Station (original single edit)
10. TVC 15 (original single edit)
11. Stay (original single edit)
12. Word On A Wing (original single edit)
13. John, I’m Only Dancing (Again) (1975) (single version)

もともと、このBoxは未発表曲をリリースするというコンセプトでは無いようなので、新音源が「THE GOUSTER」の3曲だというのは理解できる。
しかし、高額なこのシリーズがコアなファンをメインターゲットにしているというのは明白なところであり、それなら「Station To Station」のBoxを購入しているなら無用の長物であるHarry Maslin 2010 MixとLive Nassau Coliseum '76は果たして必要だったのか疑問である。
さらに、前のBoxでは(突っ込みどころ満載ではあるものの)初CD化の楽曲多数だった「Re:Call」については、今回は1枚モノにダウングレード。しかも収録曲のほとんどが前述のSTS Boxや再発周年盤ですでにCD化されている音源ばかりだ。そしてブックレットには「マスター消失」明記しておきながら、事前のアナウンス無しに、盤起こしで収録された「Rebel Rebel (original single mix)」に至っては、詐欺同然である。
今回の目玉と位置づけられている「THE GOUSTER」にしても、「未発表アルバム」という表現には違和感を禁じ得ない。コレはあくまでも、完成アルバム「Young Americans」の制作過程にすぎないのだ。オフィシャル初出の3曲についてもブートでの既発音源が音質UPされたくらいの意味しか無い。間違い探しくらいの違いしか無い「Somebody Up There Likes Me」については個人的には残念な気がする。
12CDながら実質6タイトルというコストパフォーマンスの悪さもマイナスポイントだ。次のBoxこそ、心の底から「買うぞ!」と思わせる内容を望みたいところである。

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そして、「BOWIE - LEGACY」である。
全キャリアを振り返る究極のベスト盤「Nothing Has Changed」のリリースからわずか2年。その後アルバム1枚がリリースされただけなのに、またベスト盤である。
Bowieの死後に彼を知った新しいファンに向けて「全キャリアを振り返るお手軽ベスト盤をクリスマス商戦に向けてリリース」という意図は、一応理解はできる。それならなぜ、「Life On Mars?(2016 Mix)」のようなコアなファンをターゲットにしたような曲を入れる必要があるのか?新しいファンのためなら代表曲である同曲のオリジナルバージョンを収録すべきである。
1枚モノのトラックリストでばっさりと抜け落ちている「Tonight」から「Reality」までの8枚のアルバムからの曲。もし、前述したNIBによるリリースコンセプトが正しいとすれば、この1枚モノにこそ、これらの曲も収録するべきだったと思うのだが。
こんな底の浅いベスト盤に「Legacy(遺物、遺産)」といったタイトルを付けてリリースするなんて、亡きBowieに対するリスペクトが著しく欠如しているとしか思えない。そして、熱心なBowieファンこそが、レコード会社からなめられているという事実に怒りを禁じ得ない。「新しいMIX入れときゃ、また買うでしょ」といった熱心なファンをなめきった態度は改められることはないのだろうか?

もし、「Bowieのことを知りたい」と思って「BOWIE - LEGACY」を購入しようとしている方がいらっしゃるなら、それはやめて今すぐに「Nothing Has Changed」の2CDバージョンの購入に切り替えることをオススメしたい。遺作アルバム「★」も合わせて購入すれば、より深くBowieについて知ることができるだろう。

徹底研究:Five Years 1969-1973(1)〜RE:CALL 1〜5

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Bowieファンの間では、Viscontiによる「数年のうちに未発表曲がリリースされるよ」というコメントの話題で持ちきりだ。
しかし、現状を冷静に見ると相変わらず「40年前のベスト盤の再発」などという、あまりにも非建設的なリリースや資源の無駄遣いでしかない過去の作品のアナログ化、雨後の竹の子のように次々と現れる既発音源のブートの話題ばかりだ。

昨年リリースされた豪華BOX「Five Years 1969-1973」の続編の話も一向に上がってこない。
今回のエントリーは昨年7/7の記事「勝手に先行レビュー「ホントにレアモノ?」の続編である。前回のエントリーが各曲の音源としての価値にフォーカスしていたのに対して、今回は音質面からのアプローチだ。
NIBのネットつながりの友人で英国人のshooky氏が海外サイトのフォーラムにUPしたエントリーの中から、「RE:CALL 1」に関する鋭くて深遠な音質面からのレビューを彼のご厚意により、翻訳して多少のアレンジを加えて引用する許可をいただいた(Many Thanks shooky!)。
翻訳をする過程で実際に音源の聞き比べもしてみたのだが、まさに目からウロコのディープなレビューとなっている。

コレクターとしてはそこそこのレベルかなと自負しているNIBだが、それでも海外サイトはもちろん、2chで新しい気づきを与えられることは少なくないし、雑誌での特集記事で新たな事実に出会えることも楽しみにしている。
それだけに昨年のレコードコレクター11月号で組まれていた「Five Years 1969-1973」の中の「RE:CALL 1」に関する解説が、間違いだらけの実にお粗末なものだったことには大いに失望した。
次の号を読んでいないので、訂正や補足が行われたどうかは未確認だが、もし訂正記事を載せるなら2Pは必要なレベルだったというのがNIBの個人的見解である。
市販誌の記事だから、その内容に責任を持つのはライター氏であり、ここでその間違いを事細かに指摘するつもりはないが、少なくとも「Holy Holy」がアルバム「世界を売った男」の収録曲で先行シングルだという記述、1975年発売のマキシミリオン7インチの「Space Oddity」が新録バージョン(新録バージョンは1979年録音)だという記述の2点に関してはあまりにも低レベルで弁解の余地のない事実誤認だと思う。

さて、それでは本題に入ろう。

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★音源的アプローチによる「RE:CALL 1」レビュー

Disc 1

1. Space Oddity (UK mono single edit)
1曲目から残念なことに、Philipsオリジナルシングルバージョンとはかなり違うサウンドだ。実際のシングルでは、当時のAMラジオでのオンエア用にコンプレッサーによって意図的に太いサウンドに仕上げられている。今回の再発にあたって、どんなソースが見つかったのかとは関係なしに、オリジナルに忠実でもないし、ましてやいい感じにもなっていない。キンキンしていてお粗末なサウンドでしかない。

2. Wild-Eyed Boy From Freecloud (UK mono single version)
少しはましなサウンドではあるものの、迫力や音響面から見てオリジナルに忠実とはいえない。これら2曲は「トランジスタラジオ」的な側面のあるサウンドだ。

3. Ragazzo Solo Ragazza Sola (stereo single version)
もともとはmonoバージョンでリリースされていて、stereoミックスが初めて登場したのは2009年の「Space Oddity」40周年記念盤である。それと同じstereoマスターが使用されているが、オリジナルのシングルバージョンと長さを揃えるために2009年バージョンよりもフェイドアウトが若干早くなっている。素晴らしいサウンドではあるが、本物ではない。

4. The Prettiest Star (original mono single version)
サウンド的には「Space Oddity」40周年記念盤よりも、RYKO盤BOX「Sound + Vision」のマスターに近い感じだ。オリジナルシングルとの比較という観点を抜きにすれば、前述の2バージョンよりもスムーズで暖かみのある最高のデジタルサウンドに仕上げられている。

5. Conversation Piece (original mono single version)
Ryko盤とソースは同じだと思われるが、サウンドは太くされ、高音域が減じられている。前の2トラックをも超える、デジタル時代のベストサウンドといえる仕上がりだ。

6/7. Memory Of A Free Festival Pts 1 & 2 (original stereo single version)
これもまた、RYKO盤のものと比べて、デジタル時代のベストサウンド。

8. All The Madmen (US promo single edit)
驚くべきことに、正真正銘のオリジナルエディットバージョンだ。しかしながら、そのサウンドはオリジナルとは似ても似つかない。おそらくレコード盤起こしの音源を激しくイコライジングしているのだろう。ざらざらとしたサウンド。初CD化なのだが、とてもおすすめできる代物ではない。

9. Janine (US promo mono version)
全曲のカップリングで、サウンドの特徴もよく似た感じだ。間違いなくstereoバージョンからmonoバージョンにダウンミックスされているのだが、イコライジングの違いが顕著に認められる。これまた初CD化なのだが、収録の必然性が認められるとは思えない。

10. Holy Holy (original mono single version)
これも初CD化で最も待望されていた曲である。アナログ盤からの針起こしではあるが、多少高音域が強調されすぎている感はあるものの本来あるべきサウンドでの収録といえるだろう。

11/12. Moonage Daydream/Hang On To Yourself (Arnold Corns versions)
「Ziggy Stardust」30周年記念盤と同マスターから制作されたと思われるが、そちらではカットされていたイントロの語りが復活している。どちらの曲もかなりざらついたサウンドで実際のオリジナルシングルのテイストではない。


Disc 2

1. Changes (UK mono single)

今回のstereoニューマスターからダウンミックスされたバージョンだと思われる。その理由は「time was running wild」というラインの「time」と「wild」部分で聞こえた2度のクリック音が最新マスターと同様に除去されているからだ。実際のシングルでもこのクリック音は確認できるので、このバージョンがニューマスターから制作されたものであり、本来のmonoミックスでないことは疑う余地がない。

2. Andy Warhol (mono single edit)
イントロの前半がカットされているエディットバージョン。「Re:Call」のブックレットにはUK盤シングルの画像が掲載されているが、そのシングルに収録されているのはアルバムバージョンであり、実際にはエディットバージョンが収録されているのはUS盤、しかもmonoバージョンなのだ。monoエディットバージョンを収録しているのはレーベルが黄色のラジオプロモ盤のみ、しかもそれは、単にstereoバージョンのダウンミックスである。こうした理由から、このトラックの収録は間違いであり、ディスクスペースの無駄使いである。

3. Starman (loud mix)
サビ前のピアノがオーバーダブで強調されているシングルミックスは、「Nothing Has Changed」(3CD)収録のバージョンに似ているが、若干高音域が増幅されていてすこし残念な仕上がりだ。

4. John I'm Only Dancing (original version)
正しいミックスなのだが、実際のシングルと同じサウンドではない。「Ziggy Stardust」30周年記念盤と同マスターから制作されたと思われるが、若干高音域が減じられているとともに、左右のチャンネルが入れ替わっている。

5. The Jean Genie (single mix)
「Aladdin Sane」30周年記念盤のバージョンほどはコンプレッサーがかけられてはいないもののの、実際のシングルのサウンドには遠い仕上がりだ。

6. Drive-in Saturday (german single edit)
全くもって時間の無駄。「Aladdin Sane」40周年記念盤のマスターが早くフェイドアウトするだけ。以上。

7. Round And Round (original b-side mix)
RYKO盤以降の再発では、エンディングでオリジナルにはなかったBowieの声が追加されていたのだが、ついにオリジナル通りの正しいミックスでCD化された。残念なことに、実際のシングルよりもずいぶん高音域を強調したリマスタリングが施されているが、逆に高音域をもう少し絞るべきだった。

8. John I'm Only Dancing (sax version)
「Aladdin Sane」30周年記念盤のマスターよりもコンプレッサー処理が少なく高音域が増幅されていて、初期の「ChangesOneBowie」LPにかなり近い仕上がりとなっている。

9. Time (single edit)

かなりいい出来だが、1コーラス目の終わりから「you are not a victim」に入る直前のオリジナルにあったノイズ(おそらくピアノのペダルか鍵盤の操作音)が編集で除去されている上に、残念なことにそのつなぎ目に不自然な音のダブりが確認できる。コンプレッサーがかけられた「Aladdin Sane」30周年記念盤のマスターとは違って、オリジナルシングル同様の音の迫力は同レベルの仕上がりだ。

10. Amsterdam (original mix)
さらなる成功例。RYKO盤収録の別ミックスではなく、オリジナルミックスである。実際のシングルに非常に近いサウンドに仕上がっている。

11. Holy Holy (Spiders version)
「Ziggy Stardust」30周年記念盤と同マスターから制作されたと思われるが、左右のチャンネルが入れ替わっているし※、バランスが変わっていて高音域が強調されすぎだ。

※RCAのコンピ盤「Bowie Rare」収録のバージョンはは左右のチャンネルが今回のものと同じなので、もしかしたら「Ziggy Stardust」30周年記念盤の方が左右入れ替わっているミスなのかもしれない。いずれ、オリジナルシングルで確認して明らかにさせたいと思う(NIB追記)。

12. Velvet Goldmine
いい感じにイコライジングされているが、既発バージョンと違って奇妙にコンプレッサーがかけられている。

【6/13追記】「Changes」と「Time」の該当部分の音源を曲名にリンクを貼ったのだが、音がでかいので十分注意されたし。前半がオリジナルシングル音源、後半がRE:CALL音源である。

極私的解釈 “I Can't Give Everything Away”

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歌詞の本当の意味なんて、本人でなきゃわかるわけない。
ましてや、そこに意味深なメッセージが込められているのならなおさらのことだ。
完全な後付けであり、コメント欄炎上必至なのだけれど書いておかずにはいられない。
NIB的解釈 “I Can't Give Everything Away”

The pulse returns the prodigal son

「PULSE」とは「心臓の鼓動」のことだろう。
「Prodigal Son」は放蕩息子、すなわちダンカン。
このフレーズが意味するのは
「心臓が止まりそうだから、自分の元を離れていた息子が帰ってくる」ということに違いない。

The blackout hearts, the flowered news

「blackout」はアルバム「“Heroes”」にも収録されていた曲のタイトルだが、
ここでは「停電・消灯」という意味で、「hearts」と並ぶと
心臓停止という意味と捉えるのが妥当だろう。

そして「flowered」は文字通り「花で飾られた」だ。
そこに「news」と続くと「花で飾られたニュース」だが
それは彼の死を報じるニュース映像には献花が出てくるだろうということから
やがて訪れる自身の死を示唆しているのだろう。

Saying no but meaning yes

「NO」と言いながら実は「YES」とは、
「病気では“ない”」と口では言っていても
実は「病気“である”」ということ。
前の行「Seeing more and feeling less」とのライムも完璧。
若いときに歌詞が書けずに苦労していた彼だが、
最後の瞬間にこんな美しいフレーズを生み出せるなんて。

I can't give everything
I can't give everything
Away

NIBの解釈では最初の「I can't give everything」には厳密に言えば「Away」がない(※)。
文字通り「全てを与えることなどできない」という意味だろう。
ここでいう「Everything」とは「everything you want」でファンや残される人々が望むもの、
すなわち新しい音楽であり、生き続けると言うことだろう。
二度目こそが「I can't give everything away」、
つまり前のエントリーでも書いた「全てを明らかにすることはできない」という意味なんじゃないだろうか?
フェイドアウトの方がしっくりくると思えたエンディングが完奏でなければならなかったのも、この歌詞に込められたメッセージを思えば、今となっては必然だと思える。

当ブログも次回エントリーから、通常営業に戻りたいと思う。

(※)追記:LPのブックレットの歌詞は「I can't give everything away」と1行だけしか表記されていなかった。事ほど左様に歌詞を読み解くというのは困難きわまりないということである。

週末と終末

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夕べは接待でかなり呑んだからぐっすり眠れるはずだったんだけど
おかしな時間に目覚めて結局朝まで眠れなかった。

いつものように仕事に出かけたが案の定、居眠りばかり。
はかどらないので早々に切り上げて帰宅し、ジムに行く。
iPod で音楽を聴きながらいつもの有酸素運動。
だけど、朝から「I Can't Give Everything Away」ばかり繰り返し聞いてる。

昨日のあのNEWSは悪い夢だったと思いたいのだけれど
出勤時にコンビニで買ったスポーツ紙の紙面が彼の死を報じている。

この週末は気持ちの振れ幅が半端なく大きかった。

土曜日。前日手に入れた新作の日本語対訳をキーボード入力しながら結局朝までかけて日曜のオフ会の準備をする。メインは新作を日本語対訳字幕付きで聞くことなんだけど、誕生日オフ会ではBowieの活動を振り返る映像を何かしら用意している。
HDにある膨大なコレクションからいくつか映像をセレクトして編集していくのだけど、なぜか今回は、最後に過去の映像をつなぎ合わせてある回顧録的なクリップをセレクトした。「過去にも使ったことあるなぁ」と思ったのだけれど。
その映像自体はファイル共有で入手した「LIVE HISTORY」という4枚組のDVDの最後に収録されていたものだ。オリジナルはサウンドトラックに「Reality Tour」での”Heroes”の音源を使用していたのだけれど、このときのアレンジはあまり好きじゃないのでアルバムバージョンに差し替えることにした。
映像を見ているとふと、「何だかBowieが死んだときに流れるような映像みたいだ」と思った。前に使ったときは、そんなことを感じたことはなかったのに。英語詞の”Heroes”だと、ますます追悼感がエスカレートするように思えてウケ狙いでフランス語詞のバージョンに変更した。各クリップの前にはタイトル画面を入れてたんだけど「LIVE HISTORY(1969-2002)」って入れたらWikipediaの故人の説明文みたいに思えて直前でこのクリップだけタイトル画面を削除した。
「David Bowie Is」の日本開催が決まったので、急遽、そのドキュメンタリー映画から展示紹介の場面だけを抜粋し、ミュージカル「LAZARUS」オーディエンス録音の楽曲をつないでサウンドトラックにした。久しぶりに参加者も多いので、かなり無理して頑張ったなと自分を褒めたい気分になった。

日曜日。オフ会がスタート。久々の再会のメンバー達は既視感のある振り返りのムービーの時はしゃべってばかりだったみたいだ。ウケ狙いのフランス語詞の”Heroes”だったが、結局誰も突っ込んでくれなかった。
そしてアルバム「★」のスタート。PVのある2曲はその映像に字幕を付け、残りの曲は曲のタイトル表示に字幕を流した。NIBはヴォーカルも楽器のパートのひとつ捉えていて、歌詞カードを見ながら聞くようなことは、ほぼないのだけれど今回、こういう形でアルバム全編を聴いたのはとても新鮮な体験だった。その歌詞は難解で訳詩を担当した熊谷氏もかなり苦労された跡がうかがえた。手前味噌ではあるが、タイトル曲に関しては前回のオフ会でNIBが起こした拙訳の方が勝っていたような気がする。
個人的に、今作ではラストの「I Can't Give Everything Away」がダントツに良いと思えた。唯一、エンディングがフェイドアウトなら、もっと良かったのにと感じたが、BowieがそうしなかったんだからNIBが凡人なんだと言ったら、参加者も皆、納得していたようだ。
「David Bowie Is」のドキュメンタリーはこのオフ会では何度も見ているのだけれど、「日本に来ないかなぁ」と指をくわえて羨望のまなざしで見ていた今までとは決定的に違う。来年の春には、ここ日本でもコレを実際に見ることができるのだから
今回は閉会時間も早かったので、ほとんどのメンバーで二次会に突入。来年春はツアーを組んで関西から「David Bowie Is」を観に行くことと、東京で出張オフ会をやるということで大盛り上がりのうちに散会した。何人かのメンバーはさらに三次会まで行ったと聞いている。
2013年には誕生日オフ会でまさかの新曲「Where Are We Now?」のPV発表と「The Next Day」リリースの悦びに浸ったのだけれど、今回は新作を一緒に聞くという、それをも上回る至福の時を過ごすことができたのだ。
(直前にtwitterでオフ会のことを知り素晴らしい手作り冊子を送ってくださったマンガ家のbelneさん、本当にありがとうございました。皆、たいそう喜んでいました。参加者の中には貴方の読者の女性もいらっしゃいましたよ)

月曜日。オフ会の準備で寝不足だったので、泥のように眠った。起きたら15時前。とりあえず、PCを立ち上げ、仕事のメールをチェックする。特に急ぎの用件もなかったので海外ファンサイトなどで新作に関する書き込みなどをひたすらチェックしていた。
ふいに視界に飛び込んできたtwitterの画面に「David Bowie died」の文字。え、何これ?一瞬頭の中が真っ白になった。震える手でリンクをクリックすると、そこは公式Facebookのページ。何度も読み返したが、理解できない。最初に思ったのは「Facebookの公式アカウント、ハッキングされてるじゃん、ダメじゃん」。
でも再びtwitterに戻ると「悲しいけど事実」という息子Duncan Jonesのツィートが。程なくして公式サイトにもBowieの死を報じるNEWSがUPされた。
その後はとにかく震える手でmixi、twitterでつぶやき、昨夜をともにした友人たちにメールを送った。全身が震えていたがなんとかblogも更新した。

後出しじゃんけんになることは承知の上だが、日本語歌詞を入力しているときに「I Can't Give Everything Away」についてのみ、自分なりに訳詩を考えていた。辞書で調べたら「give away」には「明らかにする」という意味もある。「じゃあ、この曲、“全てを明らかにすることはできない”ってことじゃないの?何か言いたくても言えないことがあるんだろうか?」と思った。でも今回のオフ会ではブックレットの訳詩をそのまま使うことにしていたので、その訳は胸の内にしまっておいた。今にして思えば、そういう意味なら、フェイドアウトの方がいいはずのエンディングが完奏していた理由もわかる。あの曲はフェイドアウトで終わるわけにはいかなかったのだ。

記事TOPの写真は、死の2日前、誕生日に撮影されたものだという。死の淵に立っている人がこんな弾ける笑顔を写真に収めるなんて…今でも彼は生きているんじゃないかと思わずにいられない。

「LAZARUS」の(特に冒頭の)歌詞、PVの演出、あまりにも美しい「I Can't Give Everything Away」…まさにアルバム「★」は死に至る病に直面していた彼の遺言状だ。7曲しか収録されなかったのも、これで体力・気力の限界だったんだろうということに違いない。

最後に海外ファンサイトの掲示板に元ZIGGYツアーのクルーだという人物が投稿していた実に興味深いエピソードを紹介しておく。

これは、Elvis Presleyの曲の歌詞である。正式タイトルは「Flaming Star」だが、通称「Black Star」とも呼ばれているらしい。そういえば、Bowieの歌詞の中に「Flamstar」というワードが出てくるが、それもこの曲に由来しているんじゃないだろうか。

Flaming Star (aka Black Star)- Elvis Presley

Every man has a black star
A black star over his shoulder
And when a man sees his black star
He knows his time, his time has come

人は誰でも ブラックスターを持っている
ブラックスターは肩越しにいて
自分のブラックスターを見つけたら
己の寿命を知る、死期が訪れたことを…

マジか。アルバムタイトルまで含めて、完璧すぎる最後の作品に合掌。

おかえり、そしてさよなら

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昨日、誕生日記念オフ会でファンの方と★を聞きながら、また彼の新しい音楽を聴けた悦びに浸った。

一夜明けて、まさかこんなNEWSを目にすることになるとは、夢想だにしなかった。キーボードを打つ手の震えが止まらない…

いつかは来るのだと、心の中でわかってはいたのだけれど、あまりにも突然で早すぎる。
ただ、そのことが今まで全く知らされていなかったのは、ファンが心を痛める時間を少しでも短くという、最後の彼らしい心遣いだったのだろう。

つい先日、突然の新作発表に「おかえり」という記事を書いて、今日、今度は「さよなら」の記事を書く。

デヴィッド、あなたはいつだって僕らを驚かせてくれた。最後の瞬間でさえも。

さよならデヴィッド。

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リリース直前 - BLACKSTAR まとめ5

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2年ぶりの新作「★」のリリース目前である。
海外紙で突如「Bowieが2016年の誕生日に新作をリリース」というニュースが報じられたのが10月下旬。全世界を出し抜いたTNDほどの衝撃はなかったが、それでも発売2ヶ月ちょい前まで全く情報が漏れていなかったことはやはり驚くべきことだ。
今回、公式サイトはメディアの後追いでの情報発信となったためメディア情報の間違いや憶測を否定することに終始したように思える。NIBの記憶が正しければ、公式サイトのnewsには現在までトラックリストは一度も掲載されていないはずだ。

リリースが告知されると、「UNCUT」「MOJO」をはじめとする海外の音楽誌はこぞってBowie特集を組んだ。
国内に目を移すと、やはり老舗ロッキンオンが12月末発売号でいち早く特集記事を掲載している。
しかし、残念ながら記事内容はアルバムを試聴できた編集長氏とライター氏の与太話というのは、いささか残念だ。しかも編集長氏は「新作は“LOW”に似てる。誰でも知っているポップな名曲は1曲も入っていないけど〜」といった趣旨の発言をされているが、全英チャート3位のヒットシングル「SOUND AND VISION」って“LOW”の収録曲じゃ…細かい突っ込みかもしれないけどプロならその辺は正確に書いて欲しかったなぁ。

さて、公式サイトはリリース告知後、「Five Years」Boxの時と同様に物販モード一色。しかも今回は、アナログ、CD、付録付きとさまざまな形態でのリリースとなっている。
今さらではあるが、、状況を整理してみたいと思う。

まず最初に、海外ではパーロフォンレーベルからのリリースだが日本ではSONYからのリリースとなっている。
SONY MUSIC JAPANも含むamazonなどの通販サイトでは通常のCD、LPが購入可能だ。
国内盤CDはblu-spec2 CDで初回限定版はデジパック仕様、売り切れ次第、ジュエルケースの通常版に切り替わる模様だ。参考までにTNDも同様のアナウンスだったが、未だに店頭では”初回限定”デジパックを見つけることができる。

海外のパーロフォンUK、および公式サイトのショップでは限定盤がラインナップに上がっていた(現在はCDもLPも通常盤のみ取扱)。
ディスクはCD、黒盤LP、透明盤LPの3種類。
限定盤にはプロモ用に制作された3種類のリトグラフがバンドルされている。
以下、商品ラインアップをまとめておく。

29.98usd (1)CD
11.98usd (2)LP(黒盤)
19.98usd (3)CD+リトグラフ1種類(絵柄選択可能)
37.98usd (4)LP(黒盤)+リトグラフ1種類(絵柄選択可能)
39.98usd (6)限定版LP/LP(透明盤)+リトグラフ1種類(絵柄選択可能)
33.98usd (5)デラックス版CD/CD+リトグラフ3種類
47.98usd (7)デラックス版LP(黒盤)+リトグラフ3種類
49.98usd (8)デラックス限定版/LP(透明盤)+リトグラフ3種類

実に悩ましい限りである。しかも日本から購入の場合、商品価格の3割程度にもなる高額な送料が必要になるのだ。
国内でもHMVやディスクユニオンがリトグラフ付きの限定盤を取り扱っていたが価格はいずれも海外公式ストアよりも数千円割高になっていた。

NIBは迷いに迷ったあげく、結局、公式ストアでリトグラフ付き透明盤LPをオーダーした。驚くことにクリスマスにはすでに手元にリトグラフだけが先に届けられている。思ったよりも大きなサイズだったので満足感は得られるだろう。

Lithograph


日本のファはもちろん、海外マニアも注目していた国内盤独自のボーナストラックは今回は収録されなかった。
海外では、アメリカのショップ「Barnes & Noble」ではLPを購入するとこのショップ独自特典としてアルバム全曲のダウンロードができるという情報もある。この情報はサイトの画像でジャケットに貼られているステッカの文章で発見されたというのだから、本当に海外マニアの調査能力は侮れない。

先行シングルが2曲、デジタル配信されたがレコードやCDでのリリースは見送られた。
当初、シングル曲のリミックスやラジオ用エディットバージョンは制作していないと報じられていたが2ndシングル「LAZARUS」に関してはBBCの番組や他のサイトで4分程度のエディットバージョンの存在が確認されている。
(1/7追記:この約4分のバージョンは今日公開されたPVのサウンドトラックだと思われる)

いよいよ今日(7日)には、2ndシングル「LAZARUS」のPVが解禁される。
さぁ、リリースは明日。おかえりデヴィッド!

2015年のデヴィッド・ボウイ4

2015


今年も本人がメディアに登場することはなかったが、Bowieファンにとっては、何かと話題のあった1年だったのではないだろうか。

延々と続く「音の出る限定フォトプレート」(=40周年ピクチャーシングルシリーズ)は今年も5タイトルがリリースされた。

9月には高額ボックスセット「FIVE YEARS 1969 - 1973」がリリースされ、幻のシングル曲「HOLY HOLY」がついにオフィシャル再発された。2016年には、おそらく続編がリリースされることになるだろう。

海外巡業中の回顧展「David Bowie Is」関連の限定レコードも開催地毎にリリースされ、日本では同展のドキュメンタリー映画が再上映された。ネット上では日本での展覧会開催もまことしやかに囁かれている。

「Outside.1」以降のオリジナルアルバムがアナログで再発され、「hours」と「Reality」が初めてレコードとしてリリースされた。

ブートに関しては、残念ながら目立った新音源の発掘はなく、過去に出回っている音源をアナログ化したカスばかりといった有様だ。

そして何と言っても10月末に飛び込んできた新作「★」リリース告知のニュースである。すでに2曲の新曲がデジタル配信され、ミュージカル「Lazarus」では、それ以外に3曲の新曲が確認されている。

衝撃のリリース「THE NEXT DAY」に沸いた2013年、新曲を含むベスト盤で幕を閉じた2014年に続き、2015年も新曲がリリースされ、年が明けるとまもなくニューアルバムの発売だ。
つまり2013年〜2016年にかけて、4年連続で新曲が発表されることになるわけだ。2012年までの暗黒期を思うと実に感慨深い。

日本中のBOWIEファンにとって2016年が素晴らしい年になることを切に願うばかりである。

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