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総合評価:81点


・あらすじ
1章
色街から、なんとなく逃げ出したヒロイン。
峠で野盗をし、何となく人を殺す毎日の主人公。
…そんな生きてる実感もない二人が、
出会ったことから始まる切なく哀しい物語。


2章
山合いの里に、今日も鉄を燃やす踏鞴の煙が広がる。
そんな静かな里の小さな社。
特に何かを祭っている訳でもない神社にやってきた、
地方領主の息子の主人公。
そこで主人公は一人の巫女と出会うのだが……


3章
仲の良い姉妹。平凡だけど幸せと呼べる日常。
そんな二人をストーリーが絡み合っていく。
…そして、その結末は意外な方向へ…


4章
舞台は現代の夏。
物語はここで終息へと向かう……
(パッケージ裏より)


例のエロゲ初心者向けコピペ(ここでは割愛)に出てくる一方で、「良作」との評判もよく聞く上、値段もお安かった(1000円以下)ので購入

発売が11年前だけあって、さすがに何もかもが古い
特にエロには期待しない方がいいです(するヤツいるのか?)
けど、シナリオは良作
以下、個別


・1章(逢津の峠)
エロスケ見る限りでは「1章マジ泣けた!」って意見が多かったけど、個人的にはあんまり……
というか、名無しが「うん……」ぐらいしか話さなかったから、感情移入するのが難しい

アヤメの開花期がWikiだと5月になってたり、弟たちを守ってた儀助が生き延びて、弟たちが死んでたりと説明不足なところがちらほら見られたのが残念(後者は道中で死んだとも考えられるけど、前者は4章でも絡んでくるから、尚気になる)






・2章(踏鞴の社)
最高
「泣き」の基本である「ヒロインに萌えさせる→叩き落とす」の型にしっかりはまっている
「実は……」展開も多く、最後まで「どうなるんだ、これ?」とハラハラさせられた
基本的に棒が多い「銀色」声優陣の中で、ゴトゥーザ籐野らん
さんが使われてたのも高評価
強いていえば狭霧が「私が死なないと……」一辺倒だったから、少しは葛藤するシーンがあっても良かったんじゃないかと思う
Baidu IME_2012-6-11_21-52-40
何かがおかしい





・3章(朝奈夕奈)
公式にもネタにされてるヤンデレねーちん
当時としてはヤンデレが珍しかったこともあったせいで何かとネタにされてしまった気がする
ねーちんはヤンデレ化が急すぎるのは確かにどうかと思ったけど、心情の移ろいの描き方は非常に良かった
それと「銀色」の勘違いは、プレイヤーと登場人物の認識の差異を利用しててうまいなあと思った

ねーちんの名言貼っとくか……


自分で死ねないんだったら私に言いなさい、何とかしてあげるから

志朗さんが私のものにならないなら、お前共々、生き地獄を味わわせてやるわ!

あなたを妹として愛したことが、私の人生で最大の汚点よ。

この嘘つきの、裏切り者がっ!

あなたの肉は私が食べてあげる。でも飲み込んであげないわ。
口に含んでから不味そうに吐き捨てるの

誰かに殺されるとしたら、誰に殺されたい?

謝るなっ!虫唾が走るわ

このまま喉をつぶしてしゃべれなくするのもいいわね。

あなたの罪は死によってのみ償われるのよ。
罪の重さに耐え兼ねたら死になさい。
……etc
\(^o^)/


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やっぱ何かおかしい






・4章(銀色)
恐らくマスターは2章の
一輔、あやめは1章の名無しの転生だろう(希望的観測込み)
幼少期に銀色を捨てても戻ってきたのは吉備大井跡が「あやめという名の少女のために……」と願ったからだろう
この章も銀色の使い方がうまい
銀色が願いを叶えるということを知らないからことと、子供ながらの想いが重なっての悲劇……
プレイ中に何度も「あー、そう来るかー……」って呟いてました
過去編と交差しながら描いていたのも特徴的
ただ、Hシーンまで交差することはないんじゃないでしょうか?(使わないから別にいいが)
Baidu IME_2012-6-11_21-53-42
やっぱおかしい




・5章(錆)

あー、うん、キツいわ……
短いから多くは言えないけど、ただひたすらに救いがない






・幕間
石切(幼少期)が初めに出てくるわけだけど、演技が棒気味だから、投げ出しそうになるから注意
ラストで久世氏が「死なないように……」って願ったから生き残ってるのでしょうか?




・オマケ
正直、ギャグセンスが古い&「みずいろ」を知らないから全く笑えなかった
Baidu IME_2012-6-7_16-58-3
↑唯一笑えたのはこれだけですわ



総プレイ時間は15時間程度でしょうか
多分次は続編の「朱」やりますわ