『運命線上のφ』 2014年9月26日発売予定!

・あらすじ
太平洋に浮かぶ孤島“信天島(しんてんじま)”
少年はあって、その島へと向かっていた。
調べてみたところ、信天島は幻の島と呼ばれ、オカルト的な噂話でしか語られていない。
事実、日本の領地として認められていない架空の島だ。
当然のことながら、権利者も不明。
今は誰が住んでいて、どのような生活が営まれているのかも、不明。
全てが謎に包まれている“信天島”
そんな場所へ少年が向かう理由はただ1つ
自身の素性もまた、謎に包まれていたからである。
信天島に到着した少年は、封燐館(ほうりんかん)と呼ばれる施設に案内された。
館の主とそのメイド、そして自分と同様の客人たち
中には自分と同年代の人もいる…… しかも、とびきり可愛い女の子ばかり
幻の離れ小島に、用途不明の怪しい洋館、ビーチ水着、そしてバカンス。 それに加えて美少女ときた」
少年の眼が鋭く光る。
なるほど…… これは事件が起きるな
 

・基本情報
発売予定日:2014年9月26日発売予定
メーカー:Lump of Sugar
企画:不明
シナリオ:しげた/冬茜トム/他
原画:萌木原ふみたけ(八重霞紫乃・火巡果凜・蝶連寺妖)/ななろば華(久遠凪咲・水瀬結子)/あゆや(リーニャ・エーレンスレイヤー)
声優:春菜さくら(八重霞紫乃)/米倉沙弥(久遠凪咲)/羽衣翠(リーニャ・エーレンスレイヤー)/小鳥居夕花(火巡果凜)/すずな(水瀬結子)/なかせひな(蝶連寺妖)
BGM:大川茂伸
ムービー:PRHYTHM VISION
歌:ave;new feat.佐倉紗織(OP曲『Precious Line』)

プレイ時間は3時間程度(探偵編:2時間、剣豪編:1時間)
Hシーンは果凜に1枠(無抵抗イラマチオ→顔射)
※追記:公式で公開されたパッチを当てることで、リーニャにも1枠追加されました(オナニー覗き→69)


流れとしては

(探偵編)
探偵として調査依頼を受け、また記憶を無くした自身の手がかりである「妹」が信天島と関わりがあるということで、主人公・朧伊織は、依頼人である火巡家の跡取りである果凜とその従者であるリーニャが唯一の住人である信天島へと向かう

果凜によるテストをクリアしたことで、依頼の中身―怪盗・カレイドバニーから「火巡の秘宝」を盗みに行くという旨の予告状が届いたものの、当の火巡家は「秘宝」が何であるかを把握していないこと―を告げられる

従者という立場から7人の安全の確保を要求するリーニャに対し、秘宝が何であるかを解明しておくことは今後の対策を立てる上でも便利だと伊織が主張した結果、あくまで各人の身の安全を優先しつつも秘宝探しをすることに

観光客であり、同じく封燐館に宿泊する紫乃・凪咲・結子・妖との親交を深めていくと同時に、凪咲の類まれなる記憶力と情報整理能力に惹かれた伊織は彼女を助手にスカウトする。彼に惹かれていた彼女は二つ返事で承認する

カレイドカンパニーに封燐館への侵入を許される。幸い怪我人はいなかったものの、取り逃がしてしまい、またラジコン用無線機を盗まれてしまう。だが、伊織は既にカレイドカンパニーが何者であるかを確信しており、犯人が誰であるのかを指名する

(剣豪編)
果たし状を受け取った剣術家の主人公・朧伊織は単身書面に記載された信天島へと向かう

だが、果たし状を送ってきた相手が何者であるかがわからないということで、それらしき人物が島にやってくるまで島の警護をしつつ滞在することに。同じく観光客である凪咲・結子・妖や館の支配人である果凜、その従者であるリーニャと親交を深めていくが、彼自身は紫乃に惹かれていく

そんな中、紫乃に何のために剣をふるうのか尋ねられる。わからないが、わからないからこそ探していると答える伊織。そんな彼に対し、彼女もまた、何かを探しているのだと話す。2人で“何か”を信天島で探していこうと決意する


で終わりです


以下、個人的な感想など






演出について
漫画的な演出が多かったです。漫画汗や、驚きを表現する際のトゲトゲなど
後は探偵編の序盤にアニメーション? が使われていて綺麗だなと思いました
ただ、立ち絵の動き自体はそんなに無かったのはやや退屈かなと
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↑このシーンなら結子の後ろに凪咲を置くなりできるでしょうし

あと、スイカを切ったら強制終了したのやセリフの表示・音声に比べて立ち絵の変化が遅かったのはストレスフルでした……。 スイカカット強制終了は再現性が無かったのでPCスペックのせいだとは思いますが(『ランス9』のベンチマークでは惨憺たる結果を残してますし)


絵とエロについて
角砂糖ではおなじみの萌木原さんはもちろんのこと、他2人も可愛い絵だったと思います
ただ、あゆやさんのリーニャは角砂糖の塗りとあっていないのか、CGだとややのっぺりとした感じに見えるというか……。表情もイマイチそそられませんでした。メイド服のデザインはロングスカート+エプロンドレスという正統派でいいんですけどね
背景も綺麗だったと思います。「夏の自然の多い孤島」という感じを盛り上げていたというか

エロについては、前作の『世界と世界の真ん中で』(同じく萌木原ライン)が各ヒロイン4枠の計16枠だったそうなので、当作でも基本線は16枠程度で、各ヒロイン±1あるかないかといったところかと
それにしても体験版のエッチシーンはものごっつ良かったです。昨日落としてから今までで3シコしました(探偵編でフローチャートを見ればどこで分岐できるかは多分わかるかと)
気付かないふりをしつつも嫌がっている悪友感覚の女の子にいやらしいことをするっていう背徳感がたまらなかったですね。ラストが精飲じゃなくてぶっかけというのも“わかってる”なと。Lumpという純愛系メインのメーカー(過去作はよく知らないにわかですが)・絵で陵辱っぽいことをしてくれたのも高評価です
新しい性癖に目覚めそうですが、当作のHシーンがこの路線で行くとは考えにくいので注意(自戒)


システムについて
コンフィグ画面は大体こんな感じ
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コンフィグ画面が凝っていても「いじっても何が変わるのかがわからない」ということが多々ありますが、ファイル内の「ゲーム開始前にお読みください」で割と丁寧に説明されているのは好評価。(個人的にはコンフィグ画面でどう変わったのかがわかるようにもしてくれるのが理想なんですが)
バックログでクイックジャンプ機能があるのはありがたいですけど、テキストウィンドウ4つ分単位で遡れないのは不満ですね

その他、独自のシステムとして「Fortune Divide System」「調査モード」「おさわりモード」なんかがあります。公式が丁寧に説明してくださっているので、こちらからどうぞ

以下気になったところ
お触りモードはタブレットユーザーは面白いでしょうけど、調査モードと同様にどこを触ると固有の反応があるのかわかりやすくして欲しかったです。終了条件もイマイチ不明
Fortune Divide Systemは発動する場面ではSEが鳴って刀が光りますけど、クリック速度が早めだと、それでもイマイチわかりにくかったです。大きな分岐はフローチャートを見れば確認できますが、探偵編での紫乃との水泳訓練のような細かい分岐は登録されないみたいでしたし
一応、カーソルを刀の上に持って来てクリックしていればある程度は大丈夫でしょうけど、それでも基本的にSEの多い作品ということもあってわかりにくいですし、文字色変更なりスキップ中でも差し掛かったら強制停止できるようなりをコンフィグでも設定できるようにしていただけるとありがたいですね


テキスト・ストーリーについて
恐らく冬茜トムさんとしげたさんが探偵編と剣豪編をそれぞれ担当していらっしゃるのでしょうが、違いがハッキリ別れたなあというか……
というのも、剣豪編はテキストが良かった一方でシナリオがイマイチで、探偵編はシナリオが良かった一方でテキストがイマイチでした
剣豪編は紫乃を中心に掘り下げていくんでしょうけど、あんまり先行きが気になる感じではなかったというか……。紫乃の「探しもの」も曖昧すぎますし。その代わり、主人公には好感を持てました。シナリオのテンポも比較的良かったと思います
探偵編はラストの引きは“体験版”としては完璧(恐らく犯人は結子だろうとは思いますけど)
ただ、キャラ紹介的な側面もあったんでしょうけどテキストのテンポが悪すぎるように感じました。上で挙げた挙動の遅さもあって、「つまんねぇ……つまんねぇ……」と呟きつつプレイしてました。シナリオの大半は孤島で女の子たちとキャッキャウフフしてただけですし
あ、どちらでも女の子が可愛いのは共通しているので、そこはご安心を
ただ、どちらにしても「伊織が記憶を無くしていることに気付く~信天島にやって来る」の間の話を冒頭に多少は入れて欲しかったな……と思いました。立ち絵無しにいきなり「師匠」だとか「喜輔」だとか言われても付いて行けなかったですし(後々で出て来るのかもしれませんが)

というか、剣豪編と探偵編については、冒頭で手紙を切る/切らないかが分岐条件であるわけで、恐らく散桐をふるうことで世界線?が変わっているのでしょうけど、設定が2つでどれだけ被っているのか(伊織の職業や妹の存在、散桐がホンモノの刀かどうかは異なる)で読み進めていると混乱しそうですし、そういった変化にどれだけ必然性があるのかが気になりました。タイトルの「φ」的には量子力学とかその辺が関係してきそうな気がします。あとこの辺とか
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以下、キャプ画を交えつつ
まずは探偵編から
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舞台である信天島と封燐館について
信天翁→信天島については「いないように思われているが、実はいる」というメタファー?
「一般人」であるはずの5人が辿りつけるような島が、なぜ周りからは「存在しない」と思われているのかも冷静に考えると謎
過去回想が絡んでくるんだろうとは思いますが


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凪咲と結子が島にやってきた理由は「自由研究」とのこと
一応、そのように説明はされていますが、具体的にどのような研究の方向性から島にやって来たのかは謎
紫乃が島にやって来た理由も謎(一応は観光?)
謎ばっかだなオイ!(考察のしようが無くてもどかしい)


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妹ネタ。体験版段階では妖以外の全員にフラグが立っています
これだけあからさまだと「全員妹」か「全員妹じゃない」のどちらかの確率が高そうな気がしますが、まあ凪咲が妹の確率が一番高そうな気はします。「妹じゃないか~」という心内文が一番多かったですし、手帳でメモを取る理由も「兄のことを忘れたくない」という潜在意識の表れと考えるとすんなりいきますし、着替えを見られて不快感を抱かなかったのも「肉親だから」って考えるとまあ理解はできますし
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最初は「んんwwwwwwwwwなんでこの人屋内で日傘差してんのwwwww立ち絵の指定ミスってんでしょwwwwwww」と思ってましたが、一応伏線的な何かのようです
屋内でも日傘を差す理由って何なんですかね? リトバスかな?


以下剣豪編
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あくまでメモの内容は伊織の主観で書いているわけですし、彼の過大評価なのか、それとも実際にそういうネタを扱ってくるのか……?



Fortune Divide Systemによるメチャクチャな迷推理は『Magical Charming!』っぽくて面白いなとは思いましたけど、肝心のシナリオがもうワンアクセント足りないなと思ったので、とりあえずスルーで
ミステリというよりは、「ミステリもどき」を期待しておいた方がいいんじゃないかなと思います