ALcot『サツコイ~悠久なる恋の歌~』応援中!


・あらすじ
ある雪の夜。
主人公、加納イズミはとある事情により家を追われ、駅前で死にかけていた。
飢えで身体は動かず、寒さで感覚は消え、今にも意識を失いそう。
心は絶望を通り越し、無感情になっていた。
そこへ、一人の少女――不登校気味のクラスメイト、白羽瀬悠が現れる。
彼女はまるで、捨て猫を拾うように彼を拾い、一人暮らしのアパートに連れて行く。 

「加納くん、あなたは私のエサだから、太らせてから食べてあげるね」


そんな言葉を、薄い笑みとともに吐く悠。
『――こいつ、絶対マトモじゃない』
そう思いつつも他に行き場のないイズミはしばらく悠のアパートに留まることになる。
だか、やがてイズミは知ることになる。
悠は人を食らい、悠久の時を生きる人魚の末裔であることを。

 ――貴方は愛のために死ねますか?

「捕食する者」と「捕食される者」。
決して理解しあえない二人の恋物語。


・基本情報
発売予定日:2014年7月25日発売予定→8月29日発売予定
メーカー:Alcot ハニカム(ALcot姉妹ブランド)
企画:瀬尾順
シナリオ:同上
原画:風見春樹/あおなまさお(SD)
声優:くすはらゆい(白羽瀬悠)/有栖川みや美(新田瑠璃)/市川ひなこ(川嶋直)/姫川あいり(高階郁美)/北見六花(御堂イズナ)/ますおかゆうじ(豪徳寺清正)/水樹空(相羽司)
BGM:トライノート
ムービー:KIZAWAstudio
歌:Rita(OP曲『Blue on Blue』)

プレイ時間はクリック進行で2時間程度
Hシーンは無いです


流れとしては

自身の里親による虐待から逃げ出してきた主人公・加納イズミは、行き場が無く道端で倒れていた所を、狂人と噂されており、また引きこもりがちなクラスメイトである白羽瀬悠に拾われる。彼女曰く、自身は人魚で、イズミのことを拾ったのも彼女が捕食するためとのことだが、もちろんイズミは冗談と見なして取り合わない

イズミらの居住地域である美合町で行方不明事件が頻発する。人魚伝説に縁がある地であったことから、人魚による捕食事件だと噂になる。被害者がイズミたちの学園の生徒にまで及んだことで、イズミ、川嶋直、豪徳寺清正、高階郁美、そして悠が新しく加わった新聞部と、彼らを心配した相羽司、新田瑠璃は事件の調査に乗り出す。空振りに終わってしまうものの、彼らとの時間に悠は居心地の良さを覚える

イズミの里親、直、司、司の妹の美月が立て続けに姿を消す。一人彼らを探し続けるイズミだったが、彼の元に「指定の場所に一人で現れなければ直を殺す」と犯人から連絡が入る。指定の場所に行くイズミ。そこに待っていたのは司だった。唯一の肉親であり、自身と同様に混血種の人魚である美月のために、純血種であるイズミを狩ろうとしていたのである。不意を突かれて窮地に陥るものの、悠こそが自身の探していた「妹」であることを思い出し、覚醒し司を打ち倒す

で終わりです

以下、個人的な感想など








演出について
1つのセリフの中で立ち絵がコロコロ変わるタイプでかつマンガ汗をかかせたりと、発売時期が近いこともあって、『Clover Day's』とそこまで変わっていませんが、内容がクロデと違ってシリアス寄りなだけに、ややコミカル要素は抑え気味だった印象


絵とエロについて
立ち絵は安定しておりかつ種類も豊富だったと思います。悠の喜怒哀楽の激しさなんかはよく伝わってきました
体験版部分のCGは良かったと思いますが、特典絵公開されているものを見ると、頭と体のバランスが……どうなんでしょう

エロについては、体験版に収録されていなかったのでなんとも。毛色が違ってかつシナリオのボリュームも制限されると思うので、さすがにクロデほど長いものにはならないかなとは思いますが
回数は……雑誌とかで前出しされてるわけでもないようですし、1人あたり2~3回ってとこが妥当ですかね
って言っていたら公式でもう1枠分追加されたので、恐らく3枠


システムについて
とのこと。フロントウィングも『イノセントガール』で同様の対応を取ってましたけど、タブレットや8のタッチスクリーンに対応するメーカーは今後増えていくんでしょうね

それ以外の基本設定はクロデから変わってないです。ウィンドウサイズが可変式でバックログからジャンプ機能があって終了画面から再開できるのは便利ですけど、ショートカットキーの割り振りができないなど、ややしょっぱめ
あと、ボイスに比べてBGMがデカすぎるんで、BGM音量を下げた上でPCの音量を上げたほうがいいと思います


テキスト・ストーリーについて
テキストについては、シナリオのボリュームの制限か、それとも主人公の性質か、読み手を信頼したテキストといいますか、「気付き」を要求する伏線が多かったと思います
基本的に2行以内に収まる読みやすいテキストということで、サラッと流し読みをしてしまいそうになるのですが、流し読みをしてしまうと唐突に話が進んだなと感じてしまうでしょうし(実際問題テンポは早い方だと思いますが)、展開的にも全員がハッピーなエンドにはならなさそうですし、そういう意味で発売後の評価も分かれそうな気が。個人的には再プレイの楽しみが増えますし、こういうテキストは上手いと思うのでいいぞもっとやれという感じですが

ストーリーとしては、悠が妹で瑠璃が姉で司が裏切った挙句に死ぬなど、実際の内容に比べて公式のストーリー紹介がかなり制限されているあたり、恐らく体験版でインパクトを与えて「うお、凄え!」と思わせ、そのまま予約させたり口コミをさせたり……というのを狙っていたんだと思いますが、その割にはさほど話題になってない気が……。公式が特にキャンペーンなどを実施して盛り上げている感じもしませんし、げっちゅ屋の予約ランキングも20位ですし(2014年7月29日現在)


以下、キャプ画を交えつつ
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直と主人公は物語開始前から浅からぬ因縁がある様子
一番下の画像が直のことを言っているのかは未確定ですけど、そうだとすると直がイズミに向けてくる感情が恋愛感情ではない何かであって、イズミもそのことに気付いているからスルーしているとかそんな感じですかね……?


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処女独占的にアウトな要素
個人的には本当にどうでもいいですが一応


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郁美もただのサブキャラって感じがしません
主人公に思慕の念を抱いている伝奇モノのジャーナリズム溢れる女キャラというと、陵辱されるなりの危機に陥るのが定番ですが、「興信所でありながら金持ち」という要素をぶっ込んできており、かつわざわざSDを使っている辺り、「危機に陥ったと見せかけておいて、実は黒幕(またはそれに準ずる立場)だった」という流れになりそうな


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人魚設定とか
や、「莫大な養分」が必要といっても、人間や人魚のどのような点に莫大な養分があるのかよくわかりませんし、メスの稚魚が食べるのもオスのつがいじゃなくて他の人魚でもいいんじゃないかとか色々突っ込みどころがあるんですがどうなんですかね……(後者については「人魚間の殺し合い防止のためにつがいを食べさせる慣習法が存在する」とかで説明できそうですけど)


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直接的な伏線
十中八九瑠璃・イズミ・悠のオカンかと


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この辺、掛けてて上手いなと思いました
それと上述したように、純血の人魚はつがいである双子のオスを食べて成魚になるわけですが、そうすると純血のオスの人口は必然的に減り、子孫を残せなくなるんじゃないか?という疑問が湧くと思います
で、カマキリという比喩表現を用いているのは……そういうことなんでしょう。バトルモードのときに爪が伸びるのもカマキリっぽいですね

カマキリ類では、同じ種類でも体の小さいオスが体の大きいメスに共食いされてしまう場合がある。
共食いをしやすいかどうかの傾向は、種によって大きく異なる。極端な種においてはオスはメスに頭部を食べられた刺激で精子嚢をメスに送り込むものがあるが、ほとんどの種の雄は頭部や上半身を失っても交尾が可能なだけであり、自ら進んで捕食されたりすることはない。日本産のカマキリ類ではその傾向が弱く、自然状態でメスがオスを進んで共食いすることはあまり見られないとも言われる。ただし、秋が深まって捕食昆虫が少なくなると他の個体も重要な餌となってくる。

一般に報告されている共食いは、飼育下で高密度に個体が存在したり餌が不足したりした場合のものである。このような人工的な飼育環境に一般的に起こる共食いと交尾時の共食いとが混同されがちである。交尾時の共食いも雌が自分より小さくて動くものを餌とする習性に従っているにすぎないと見られる。ただしオスがメスを捕食することはなく[要出典]、遺伝子を子孫に伝える本能的メカニズムが関係していると考えられる(すなわちメスを捕食してはDNAが子孫に伝わらなくなる)。また、このような習性はクモなど他の肉食性の虫でも見られ、特に珍しいことではない。
また、それらの雌が雄を捕食する虫の場合、雄が本能的に複数の雌と交尾をし、体力を使いきって最後に交尾した雌の餌になっている場合もある。
引用元:Wikipedia(カマキリ)


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無口(意味深)
「成魚になる時期が近づいた稚魚は攻撃的になる」そうですし、稚魚であるイズミが家出の際に加納さんをあぼーんしたのでしょうけど、姿を消したのは謎
可能性としては、
①加納さんも人魚だった
②誰かが処理した 
の2つが考えられますが、同じく人魚だった司がイズミにやられて水蒸気になって消滅するのは致命傷を喰らってから一瞬でしたし、恐らく②かと(1回目の加納家訪問と2回目の加納家訪問の間で何日経ったかが明言されていない以上、1回目の加納家訪問時には瀕死状態だったものの、2回目の加納家訪問までの間に事切れて水蒸気化したという可能性もありますが)


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事件解決後に触れられませんでしたけど、ここ本当に謎
直が司に襲われた際にスマフォを落としたのならわかりますけど、オッサンの手が持ってたというのが実に謎。というかオッサン誰やねん




七割方購入すると思います。Amazonやげっちゅ屋の特典無しだと5000円くらいで買えそうですし
冬リリース予定の「原画:もとみやみつき」作品といい、今年のAlcot作品は全部買っちゃいそうでなんか悔しいですね……