科学・テクノロジー

    1: ニライカナイφ ★ 2017/07/21(金) 11:29:56.45.net
    Googleストリートビューは世界中の都市部や道路だけでなく、空港・駅・博物館・商業施設内部や、海の中など、地球上のあらゆる場所を網羅しつつあります。
    そんなGoogleストリートビューが国際宇宙ステーション(ISS)に進出し、家に居ながらにして宇宙まで行けるようになりました。

    ISSで撮影されたGoogleストリートビューのポイントは複数あり、それぞれのエリア内を動き回ることが可能。
    以下は欧州宇宙機関(ESA)が建造した、宇宙から地球を観測できるISSの観測用モジュール「キューポラ」
    https://www.google.com/maps/@29.5602853,-95.0853914,3a,90y,213.66h,99.89t/data=!3m6!1e1!3m4!1szChzPIAn4RIAAAQvxgbyEg!2e0!7i10000!8i5000
    https://www.google.com/maps/@29.5604131,-95.0853712,3a,82.2y,114.17h,76.52t/data=!3m6!1e1!3m4!1saegVMU7EFVMAAAQvxgbyGw!2e0!7i10000!8i5000

    いくつかの設備についている丸いアイコンをクリックすると、それぞれの設備の説明を表示することが可能。
    例えば以下はユニティ(ノード1)内にある「Galley Table」というもので、6人の宇宙飛行士が食事などをとることができるとのこと。
    no title


    以下は「ハーモニー(ノード2)」の様子。
    https://www.google.com/maps/@29.5604556,-95.0854808,0a,102.6y,303.41h,72.27t/data=!3m4!1e1!3m2!1s3OFiq36cp0IAAAQvxgbyIg!2e0?source=apiv3

    クローゼットのようなものは「Crew Quarter」と呼ばれる宇宙飛行士の寝床のようです
    no title


    ここは「クエスト」というエアロック部分。
    エアロックは気圧の異なる2つの空間をつなぐ装置で、内部の機密性を保ったままの出入りを可能にします。
    https://www.google.com/maps/@29.5604361,-95.0853103,0a,102.4y,279.38h,94.27t/data=!3m4!1e1!3m2!1sfjYhF9xOJncAAAQvxjSfVA!2e0?source=apiv3

    宇宙飛行士が船外活動を行う際に生命を維持する船外活動ユニット「EMU」が置かれており、ワクワクしてしまうこと間違いなし。
    no title


    Googleに協力してこれらの画像を撮影したのは、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士であるトマ・ペスケ氏。
    ペスケ氏は2017年初頭から半年間にわたってISSに滞在し、6月に地球に帰還しています。

    滞在中にISSの各エリアが無人になる時間を見計らって、ストリートビューのための画像を撮影したそうです。
    実際にペスケ氏がISSを撮影している様子は以下のムービーからも見ることができます。
    https://youtu.be/g-37kkzFJ1A



    http://gigazine.net/news/20170721-google-streetview-iss/

    【Googleストリートビュー、ついに宇宙進出!自宅から国際宇宙ステーション(ISS)が探索可能に(画像あり)】の続きを読む

    1: 紅あずま ★ 2017/06/14(水) 20:07:08.22 ID:CAP_USER9.net
    宇宙に行ったプラナリア 体の両端に2つの頭が出現 帰還後もそのまま
    Hazardlab:2017年06月14日 17時06分
    http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/0/20650.html

    no title

    体の両端に頭ができたプラナリア(撮影:諸隈淳治さん/Allen Discovery Center at Tufts University)

     プラナリアという生物をご存知だろうか?川や池など綺麗な水に住み、ヒルのように見えるが、よく見るとマンガのキャラクターのような目を持っていて、全身が消化管になっている。
    何がすごいって、イモリやミミズを凌駕する高い再生能力。
    体を切り刻んでもすべての断片が再生し、切った数だけ個体数が増殖するとあって、再生医療の研究者たちから熱い注目が寄せられている。

     米マサチューセッツ州のタフツ大学で生物化学を研究する諸隈淳治氏らのチームは、水と空気を1対1の比率で詰めたチューブ状の容器に、プラナリアを入れて、国際宇宙ステーション(ISS)に送り込み、5週間滞在させてから、再び地上に戻した。
    プラナリアのうち、15匹は、無重力空間が再生能力に及ぼす影響を調べるため、頭部、胴体、尻尾の3分の1ずつ切断したものを用意した。

     そして、地球上で同じ期間を過ごしたプラナリアと比較した結果、宇宙帰りのプラナリアは、新鮮な湧き水に移した瞬間にショック反応を起こし、仰向けになって痙攣した後、ピクリとも動かなくなった。
    この状態は1時間ほど続き、次第に元の姿勢に戻ったが、研究チームは「環境の変化によって代謝異常がもたらされた」と推測している。

     また、最も劇的な変化は、宇宙へ行く前に体を三分割にした胴体部分のサンプルで起こった。
    体の両端に頭が二つ再生された個体が確認されたというのだから驚きだ。
    これら双頭タイプのプラナリアは、地球帰還後に両端の頭を切断しても、そのたびに両側から頭が再生されたという。

     研究チームは過去18年間、1万5000匹近いプラナリアの観察を続けてきたが、これまで二つの頭を持った個体は見たことがなく、地球に戻ってからも1年以上、双頭状態が続いている。

     タフツ大学のマイケル・レビン教授は、
    「重力や地場の喪失、離着陸時に受けたストレスが引き起こした可能性が高い。こんな小さなプラナリアを人間と比べるのは無理があるように思えるかもしれませんが、宇宙での滞在が生物の細胞活動に及ぼす影響を考慮するうえで重要なデータです」と話している。

     なおこの研究成果は、科学誌『リジェネレーション(再生)』電子版に13日付で掲載された。

    http://sp.hazardlab.jp/contents/post_info/2/0/6/20650/reg279-fig-0001.png
    プラナリアを宇宙へ運ぶための容器。バッテリーが内蔵されていて、中の温度を一定に保つ(Allen Discovery Center at Tufts University)
    二つの頭を持つプラナリアは、地球帰還後に頭を切り離しても、同じように再生された(撮影:諸隈淳治さん/Allen Discovery Center at Tufts University)

    【宇宙に行ったプラナリア 切断した体の両端に2つの頭が出現 18年間で初の観察事例、帰還後もそのまま 米・タフツ大学】の続きを読む

    684284
    1: 野良ハムスター ★ 2017/07/17(月) 10:18:19.44 ID:CAP_USER9.net
    北極圏に近い米アラスカ州の森林地帯に、異様な形をした「砂漠」がある。現段階で原因ははっきりしないが、地球温暖化がすすめば、こうした地形が増える可能性が懸念されている。

    「デューン」と呼ばれるこの地形は、同州西部のノームから東へ約400キロの永久凍土地帯にある。空から見ると、直径数キロの大小二つの円形が東西に並び、中心から外側に向けて巨大な段々畑のような構造だ。段差は数メートル。森がのみ込まれているようだ。

    周辺はもともと砂が多く、降水量が年300ミリ程度と少ない。アラスカ大のウラジミール・ロマノフスキー教授によると、何らかの原因で凍土が解け、当初は池などが広がったが、水面から蒸発したり、保水力の低い土壌から水が抜けたりして、徐々に乾燥、風化してつくられた可能性があるという。

    no title

    no title

    no title

    no title

    no title

    no title

    http://www.asahi.com/articles/ASK7J7TC5K7JULBJ00J.html

    【【地球温暖化】アラスカの永久凍土が解けて「砂漠」が出現、森が飲み込まれていく】の続きを読む

    91e38384573e58e1ccb537d6262d3a62_s
    1: カイキニッショク ◆Q.7YV6dKqY カイキニッショク ★@\(^o^)/ 2017/04/20(木) 00:07:47.99 ID:CAP_USER.net
    悪化する宇宙ごみ問題、「飛んでいる弾丸」75万個 専門家

    AFP=時事 4/19(水) 11:52配信

    ドイツ・ダルムシュタット(Darmstadt)で18日、宇宙ごみ(スペースデブリ)に関する会合が開幕し、
    過去60年間の宇宙探検の結果として地球の衛星軌道上に宇宙ごみがたまり、宇宙空間での任務に影響を及ぼしている問題が悪化していると警鐘を鳴らした。

    同会合での報告によると、人工衛星や探査機を破壊するほどの大きさの宇宙ごみはこの四半世紀足らずで倍増しているという。

    最高時速2万8000キロで地球の軌道を周回している宇宙ごみは、たとえ非常に小さな物でも、
    人工衛星や有人宇宙船の表面を損壊するほどの衝撃力を持っている。

    欧州宇宙機関(ESA)の宇宙ごみ問題に取り組む部署で責任者を務めるホルガー・クラッグ(Holger Krag)氏によると、
    1993年には地上のレーダー観測によって、地球軌道上に10センチ以上の大きさの宇宙ごみが約8000個確認されたという。
    この大きさのものは、衝突時に壊滅的な被害をもたらす。

    しかし現在では、10センチ以上のものは約2万個あり、1メートル以上の宇宙ごみも約5000個あるとクラッグ氏は話す。
    また「飛んでいる弾丸」と表現される約1センチの宇宙ごみは75万個に上り、1ミリ以上のものも1億5000万個以上あるとESAの予測モデルで示されている。

    クラッグ氏は、宇宙ごみが互いにぶつかり合ってさらにごみが散乱しかねない状況を招いた2つの要因を指摘する。

    一つは、中国が同国の老朽化した気象衛星「風雲(Fengyun)」を対衛星兵器で破壊した2007年1月の実験。
    もう一つは、2009年2月にロシアの軍事通信衛星「コスモス2251(Cosmos 2251)」と
    米イリジウム・サテライト(Iridium Satellite、現イリジウムコミュニケーションズ)社の通信衛星との衝突だ。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170419-00000016-jij_afp-sctch

    【悪化する宇宙ごみ問題 「飛んでいる弾丸」75万個 中国の対衛星兵器実験が大きな要因に】の続きを読む

    1: ばーど ★ 2017/07/14(金) 22:28:07.74 ID:CAP_USER9.net
    温暖化がこのまま進むと、今世紀後半には世界各地の空港で、離陸する航空機の1~3割に重量制限が課されたり、涼しくなるまで離陸を待ったりする事態になるかも知れない。
    気温が高くなると3236515d281b7a933525bd1168c8cde1_s
    空気が薄くなり、揚力が得にくくなるためという。米コロンビア大などの研究チームの論文が13日、科学誌クライメート・チェンジ(電子版)に掲載された。

    航空機は滑走して翼の周りに空気の流れを作り、揚力を得て離陸する。気温が上がると空気の密度が下がり、揚力を得にくくなる。

    研究チームは、各空港の最高気温が産業革命前より今世紀末までに4~8度上昇するシナリオをもとに研究。
    米国や欧州、南アジアなど世界19の空港ごとに、ボーイングとエアバスの5機種について、温暖化による気温上昇が航空機の離陸にどう影響するかを評価した。

    その結果、暑い日の日中には、離陸しやすくするための重量制限で、1~3割の飛行機の燃料や貨客などを最大4%減らす必要が出るとした。
    160人乗りの場合、搭乗人数を12~13人減らすことになり、航空各社の経営にも影響が出る。

    温暖化で揚力が不足しやすいのは、標高が高く空気密度が低い空港や、滑走路が短い空港、元々の気温が高い空港だ。
    国際民間航空機関(ICAO)によると、すでに気温が高い中東や標高の高い中南米の空港で、長距離便の離陸を夕方や夜に移すなどの対策が取られている。
    6月には、米アリゾナ州フェニックスの空港で、45度を超える気温が予想され、アメリカン航空の40便以上が欠航した。

    温暖化による航空機への影響は、ジェット気流の変化による航行時間、乱気流の増加などのほか、海面上昇による海沿いの空港への影響が知られている。(香取啓介)

    配信2017年7月14日21時39分
    朝日新聞デジタル
    http://www.asahi.com/articles/ASK7F4FWYK7FUHBI00V.html?iref=comtop_8_01

    【温暖化進めば、航空機の1~3割に重量制限も 揚力不足】の続きを読む

    1: 名無しさん@涙目です。(愛知県)@\(^o^)/ [AU] 2017/07/16(日) 13:39:15.23 ID:tnHlWk6C0●.net BE:896590257-PLT(21003) BE:896590257-PLT(21003)

    天才数学者ミルザハニさん死去 40歳、女性初のフィールズ賞
    7/16(日) 12:25配信

    「数学のノーベル賞」と称されるフィールズ賞を女性で初めて受賞したイラン出身の数学者、
    マリアム・ミルザハニさんが15日、米国内の病院で死去した。40歳。ミルザハニさんはがん
    を患っていた。
    ミルザハニさんの訃報は、友人で米航空宇宙局(NASA)の太陽光システム探査の元ディ
    レクター、フィルーズ・ナデリ氏がインスタグラムで明らかにした。
    イランメディアによると、米スタンフォード大学教授のミルザハニさんは4年前からがんの
    治療を受けていたが、がんは脊髄に転移していたという。
    ミルザハニさんは1977年、イランの首都テヘラン生まれ。育ったのもテヘランで、当初の夢
    は作家になることだったが、高校に入学する頃には数学に親近感を覚えるようになり進路
    を変更。2008年にスタンフォード大教授に就任し、2014年に国際数学者会議からフィール
    ズ賞を授与された。
    ミルザハニさんには同じスタンフォード大の数学者である夫と幼い娘がいる。


    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170716-00000011-jij_afp-int
    女性初のフィールズ賞を受賞した時のミルザハニ氏
    no title

    【ν速民とも交流があった天才数学者ミルザハニちゃん(40)がガンで死去】の続きを読む

    1: 自治郎 ★ 2017/07/16(日) 12:12:35.12 ID:CAP_USER9
     英ケンブリッジ大などの研究チームは12日、直径が太陽の10分の1以下の極めて小さな恒星とみられる天体を発見したと発表した。大きさは太陽の惑星である土星とほぼ同じで、これまで知られている恒星の中で最小になるという。欧州の天文学の専門誌に論文が掲載された。

     この天体は、南半球のレチクル座の方角に、地球から約600光年の距離にある。大小二つの恒星がお互いの周囲を回る連星の小さい方の一つ。太陽系外の惑星を探す国際観測プロジェクトで、恒星の前を横切る惑星の候補の一つとして見つかった。

     小さすぎて、天体が発する光を直接検出できたわけではないが、連星の大きい方の前を横切るときの光の変化などの分析から、質量が土星の約280倍と重く、太陽の約8%にあたることが判明。恒星が光や熱を発するエネルギー源となる水素の核融合反応が起きる条件を満たすことを確認した。

     質量がこれより小さい天体は、恒星のようには輝けず、暗い褐色矮星(わいせい)になることが知られている。一方、恒星であっても質量が太陽の2割以下しかない小さな天体は観測が難しく、わかっていないことが多いという。(ワシントン=小林哲)

    2017年7月16日10時03分
    http://www.asahi.com/articles/ASK7D44BMK7DUHBI00S.html

    イメージ図
    no title

    【直径は太陽の10分の1 土星サイズのミニ恒星を発見】の続きを読む

    1: ◆iTA97S/ZPo 2017/07/13(木)20:37:32 ID:PKb
    米航空宇宙局(NASA)は12日、探査機ジュノーが撮影した、木星の赤い目玉のような
    巨大な渦「大赤斑」の最新画像を公表した。
    ジュノーは昨年7月に木星の周回軌道に入り、2018年2月まで探査を続ける。

    NASAによると、ジュノーは10日、木星まで約3500キロまで最接近。
    その後、大赤斑の約9千キロ上空を通過した際に搭載している観測用カメラで
    撮影するなどした。今年9月初旬にも再び近づいて観測する。

    大赤斑は、木星の赤道よりやや南側にある濃い赤褐色の大気の渦。
    幅は約1万6千キロあり、地球がすっぽり入るほど大きい。過去の文献などから
    350年以上前から存在しているとみられるが、詳しい発生の仕組みなどはわかっていない。
    最近の観測で、徐々に縮んでいることがわかってきたという。

    (略)

    朝日新聞デジタル 2017年7月13日13時30分
    http://www.asahi.com/articles/ASK7F2Q7DK7FUHBI006.html

    探査機ジュノーが10日、木星から約1万4千キロ離れた距離から撮影した大赤斑
    (ジェイソン・メジャー氏が画像処理、NASA提供)
    no title

    【木星の「赤い目」に探査機接近 NASAが最新画像公開】の続きを読む

    65eee591dca9ef6555850d830c41f72d_s
    1: ばーど ★ 2017/04/14(金) 12:05:56.35 ID:CAP_USER9.net
    日本最大のサンゴ礁域「石西礁湖(せきせいしょうこ)」(沖縄県)で昨年発生した大規模な白化現象を受け、
    環境省は13日、緊急対策をすると発表した。沖縄で23日に、県や有識者、環境NPOなどの関係者を集めた会議を開き、対策を盛り込んだ宣言をつくる。

    環境省によると、昨夏の高水温などによる白化で、石西礁湖では約7割のサンゴが死滅。地球温暖化などの影響で、今後も大規模な白化が起こる恐れが高い。

    会議では、サンゴの白化を加速しかねない、陸からの赤土流入への対応や、白化したサンゴの再生方法などについて情報を共有。昨年3月にまとめた、
    2020年度までのサンゴ保全行動計画よりも強化するべき対策や、追加的な対応について議論する。(小坪遊)

    配信 2017年4月13日18時59分

    石西礁湖で白化したミドリイシ類のサンゴ
    no title


    朝日新聞デジタル ニュースサイトを読む
    http://www.asahi.com/articles/ASK4F4TFKK4FULBJ00T.html

    他参考ソース EICネット
    環境省、沖縄にて「サンゴ大規模白化緊急対策会議」を4月23日に開催
    http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&serial=38818

    【サンゴの大規模白化どう防ぐ?7割が死滅-沖縄で緊急対策会議】の続きを読む

    eb9d5f66647aed0dde599f0fdd257e73_s
    1: みつを ★ 2017/06/08(木) 06:41:53.39 ID:CAP_USER9.net
    http://www.afpbb.com/articles/-/3131217?act=all

    【6月8日 AFP】現生人類ホモ・サピエンスは、30万年前にアフリカに生息し、現代の人々とそう変わらない顔つきをしていたとする論文が7日、発表された。人類の起源が定説より10万年早かったことを示す研究結果だ。

     ホモ・サピエンスは約20万年前にアフリカ東部に現れたというのが20年来の通説だったが、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された2件の論文によれば、これを覆す画期的な化石がモロッコで見つかった。

     この発見により人類の進化の系統図が書き換えられ、既に絶滅したホモ属の一部が人類の祖先としての候補から除外される可能性もある。

     2件の論文は、古代人類5人の頭蓋骨と骨のかけらや、狩猟や食肉処理に使われていた石器に基づくもの。いずれも、現在のマラケシュ(Marrakesh)に近いジェベリルー(Jebel Irhoud)にある先史時代の野営地から見つかった。

     独マックス・プランク進化人類学研究所(Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)の古人類学者、ジャンジャック・ユブラン(Jean-Jacques Hublin)氏は「この資料は人類の起源を示すもので、アフリカを含むあらゆる場所で見つかった中で最も古いホモ・サピエンスだ」と語っている。

     これまで最も古いとされてきた19万5000年前の化石は、エチオピアで見つかった。この発見は、アフリカ東部が進化上の「エデンの園」、つまり、人類がアフリカ内外へと広まった起源の地であるとの説につながった。

     研究チームは、新たな発見により、いわゆる「人類のゆりかご」がアフリカ全土に広がっていたことが示されると指摘している。

     モロッコで見つかったのと同じ種類の「中石器時代」の石器は、すでにアフリカ各地で見つかっていて、年代もおおむね同じとされているが、これまではホモ属内の別種の人類が作ったと考えられてきた。

     だが今回の発見により、すでにアフリカ中に広まっていた現生人類がこれらの石器を作っていた可能性が高まった。(c)AFP/Laurence COUSTAL/Mariëtte Le Roux

    2017/06/08 04:59(パリ/フランス)

    モロッコで見つかったホモ・サピエンスの頭蓋骨化石を手にする仏古人類学者のジャンジャック・ユブラン氏(右)とモロッコ国立考古学遺物研究所のAbdelouahed Ben-Ncer氏(2017年6月6日撮影)。(c)AFP/PATRICK KOVARIK
    no title

    【人類の起源は30万年前、定説覆す化石発見】の続きを読む

    このページのトップヘ