CPUの脆弱性について、『Meltdown』に『Spectre』、どこのCPUがどの影響を受けるのかいまいちパッとしませんよね。海外で影響を受けるCPUリストが公開されました。それがこちら。

  Spectre
Variant 1
Spectre
Variant 2
Meltdown
Intel Yes Yes 1995年以降、全てのCPUで影響を受ける
AMD Yes 影響はあるとしているもののアーキテクチャの違いにより悪用は困難 影響を受けない
ARM
Cortex-R7 Yes Yes No
Cortex-R8 Yes Yes No
Cortex-A8 Yes Yes No
Cortex-A9 Yes Yes No
Cortex-A15 Yes Yes No
Cortex-A17 Yes Yes No
Cortex-A57 Yes Yes No
Cortex-A72 Yes Yes No
Cortex-A73 Yes Yes No
Cortex-A75 Yes Yes Yes
(Source:Hardwareluxx)

これは分かりやすい。こうやって見るとIntel CPUだけがずば抜けて影響を受けていることが分かります。

Intelは自社の主張として
    [ Intel ]
    これらのバグや欠陥がIntel製品固有の問題であることは誤りです。多くの異なるタイプのコンピューティングデバイスは、これらの悪用の影響を受けやすくなっています。

    Intelは製品およびお客様のセキュリティを守り、AMD、ARMホールディングス、およびいくつかのオペレーティングシステムベンダーを含む多くの他のテクノロジー企業と緊密に協力して、この問題を迅速かつ建設的に解決するため業界全体にアプローチをしています。

    パフォーマンスへの影響はワークロードに依存し、平均的なユーザにとっては大きな問題とはならず、時間の経過とともに緩和されます。
    (Source:Intel)
と、述べていますが、これってどうなんでしょう。たしかに他社も影響は受けていますが、色々と混合させることによって、Intelがぶっちぎりにも関わらず作為的に他社と同列に語っているように見えます。 

ただでさえ、 「俺だけじゃないし。他社も(一部は)影響を受けるし」 みたいな言い訳に見えるなか、重要となる 「一部は」 を伏せているところが実に狡猾です。

こういった言い回しは、文字通りに自社の株を下げることになるのではないでしょうか。