CPUの脆弱性について、AMDが今後の対応予定を発表しました。

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Variant 1
(Spectre)
Bounds Check Bypass Variant 1はAMDプロセッサに影響します。

この問題に対処するため、OSプロバイダと協力しています。MicrosoftのパッチがOpteron / Athlon / Turion X2 Ultraなど、一部の古い製品と競合する問題は、来週までに修正・再配信される予定です。
Variant 2
(Spectre)
Branch Target Injection Variant 2はAMDプロセッサに影響します。

アーキテクチャの違いにより、Variant 2を利用することは困難であると考えていますが、脅威をさらに軽減するためにマイクロコードと各OSパッチを公開します。

今週からRYZEN / EPYC向けにオプションのマイクロコードアップデートをお客様とパートナーに提供します。前世代の製品は今後数週間に渡ってアップデートを提供する予定です。これらのソフトウェアアップデートはシステムプロバイダおよびOSベンダーによって提供されます。

LinuxベンダーはOSパッチの公開を始めています。また、MicrosoftともOSパッチの配布について緊密に協力しています。
Variant 3
(Meltdown)
Rogue Data Cache Load AMDプロセッサは影響を受けません。
RADEON GPUについては投機的実行を使用しないため、これらの脅威の影響を受けません。
(Source:AMD)

2018年1月度のWindowsUpdateを適用すると、一部のAMD CPU環境でOSが起動しなくなる問題については近日中に修正される模様。

Variant 2については、当初、 「アーキテクチャの違いにより、リスクは限りなくゼロに近いものであることを意味します。これまでにVariant 2の脆弱性は実証されていません」 と言われていましたが、今回の公開された予定には 「Variant 2はAMDプロセッサに影響します」 として掲載されています。

脆弱性が実証されたのか、あるいはリスクはゼロに近いものの可能性としてゼロではないためこう書いているのか。この辺のニュアンスをどう受け取っていいのか難しいところですが、いずれにしてもVariant 2の悪用は困難としつつも放置はせず対応するとのことです。

しかし、Variant 2への対策は性能低下が大きいと言われているため、パフォーマンスへの影響が懸念されます。