2019年9月11日に配信されたWindows10用更新プログラムを適用すると、環境によってはタスクバー右下のIMEのアイコン表示が『×』になって『IMEが無効です』と表示される不具合が発生しています。



この状態になると日本語入力自体はできるものの、右クリックでIMEのメニューが表示されなくなります。

もし、この状態になった場合、サービスの『Touch Keyboard and Handwriting Panel Service』(TabletInputService)が無効になっていないかをご確認ください。このサービスが無効だと不具合が発生します。サービスをデフォルトの手動(もしくは自動)に変更し、PCを再起動すると不具合が発生しなくなります。 (MS-IMEの場合はこの方法で直ります。Google日本語入力やその他のIMEの場合はわかりません)

以下、不具合発生KBのリストになります。

Win10
バージョン
不具合発生KB 修正KB 不具合内容
v1903 KB4515384
(2019年9月11日公開)
- 【不具合概要】
この更新プログラムをインストール後、タスクバー右下のIMEのアイコン表示が『×』になって『IMEが無効です』と表示されて、右クリックでIMEのメニューが表示されなくなる。
【回避策】
サービスの『Touch Keyboard and Handwriting Panel Service』をデフォルトの手動(もしくは自動)にする。
v1809
KB4512578
(2019年9月11日公開)
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v1803

KB4516058
(2019年9月11日公開)
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v1709

KB4516066
(2019年9月11日公開)
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v1703

KB4516068
(2019年9月11日公開)
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v1607

KB4516044
(2019年9月11日公開)
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v1507
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上記KBをアンインストールすることでも不具合は発生しなくなりますが、これらはセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

< Update 2: 応答停止したりCPU使用率が高くなる場合もあり [2019/9/18更新]
Microsoftは未だ上記不具合については発表していないものの、他のIMEに関連する不具合を発表しました。Microsoftによると、上記KBを適用後、中国語環境でIMEが応答しなくなるかCPU使用率が高くなる場合があるとのこと。この不具合の回避策は上記と同じく『Touch Keyboard and Handwriting Panel Service』のサービスを手動にするよう案内しています。

日本語環境については言及されていないものの、こちらもIMEと『Touch Keyboard and Handwriting Panel Service』に起因した不具合のため、もしかしたら日本語環境でも発生するかもしれません。あわせてお気をつけくださいませ。

更新履歴
① v1809のKB番号が間違っていたのを修正。誤:KB4512534 → 正:KB4512578
② 応答停止とCPU使用率の不具合を加筆。KBリストを左記不具合に基づいたものに変更(v1507分を削除しただけですが)。