November 07, 2007

Yokoso! Unexpected Terrorists

11月20日から、日本に入国する外国人の入国審査手続きが変更されるそうだ。(法務省「新しい入国審査手続(個人識別情報の提供義務化)の概要について」)
これまではパスポート・出入国カードの審査のみだったものが、指紋を機械で読み取り、更に顔写真を撮影するそうである。ちなみに2005年の旅館業法施行規則改正により、日本国内の旅館・ホテルは、外国人を宿泊させる際には、パスポートを提示させ写しを保存することが義務付けられている。(厚生労働省「旅館業法施行規則の改正について」)
アメリカも日本に先立って、入国審査において指紋と顔写真の取得を行っている。(Department of Homeland Security"US-VISIT: How It Works")

国土交通省の「Yokoso!JAPAN」に入り口からハードルを設けている間もあるが、日本もアメリカもテロ対策が大義名分であり、仕方あるまい。
しかし、どのように対策になるのだろう。法務省によれば「指紋,顔写真という個人識別情報を利用して,別人の旅券を使っている人やテロリスト等の要注意人物を見つけることが可能となり,テロの未然防止に役立つからです。」とか。テロリストの側だって、要注意と目されているであろう人物を外国に送り込んだりはしないんではないのだろうか。
それに、この入国審査の手続きには日米共に、この手続きを踏まなくても良い、「例外」が存在する。
日本
(1)特別永住者
(2)16歳未満の者
(3)「外交」又は「公用」の在留資格に該当する活動を行おうとする者
(4)国の行政機関の長が招へいする者
(5)(3)又は(4)に準ずる者として法務省令で定める者


アメリカ
- Visitors admitted on an A-1, A-2, C-3, G-1, G-2, G-3, G-4, NATO-1, NATO-2, NATO-3, NATO-4, NATO-5, or NATO-6 visa
- Children under the age of 14
- Persons over the age of 79
- Classes of visitors the Secretary of State and the Secretary of Homeland Security jointly determine shall be exempt
- An individual visitor the Secretary of State and the Secretary of Homeland Security or the Director of Central Intelligence Agency jointly determine shall be exempt
- Taiwan officials who hold E-1 visas and members of their immediate families who hold E-1 visas.
- Applicability to Canadian citizens
- Applicability to Mexican citizens


つまり、日本には
「16歳未満」のテロリストを

アメリカには、
「14歳未満」もしくは「79歳以上」もしくは「カナダ国籍」もしくは「メキシコ国籍」のテロリストを

送れば、捕捉される可能性が低くなることになる。

16歳やら14歳やらのテロリストがいるはずがない、とは言わせない。イスラエルでカナダやメキシコにだって過激派はいるだろう。
何だかよくわからない例外を作るのだろう??やるなら徹底的にやるべきではないのか。テロやハイジャックなどの事件の経緯を見ると、「大丈夫だろう」と高を括っていた間隙をついて発生しているように思うのだが、どうだろう?



nicholas_k at 22:21│Comments(0)TrackBack(0)clip!ニュース 

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