1月13日 楽しい夜・・・すすきの 『福鳥本店』
カスベをご存じだろうか。北海道・東北出身の方にはありふれたものだろうが、東京出身のオイラには聞きなれないもの。名前は知っていたが、食べたことはなかった。その話題をしていたら、行きつけの店の店主がわざわざ作ってきてくれた。カスベとはエイの総称で、煮つけや煮こごり、唐揚げにして食べるのが一般的。カレイをイメージしたら分かりやすいだろう。軟骨部分を食べるので、コリコリした食感が魅力だ。コラーゲンも豊富らしい。ただし、エイなので鮮度が劣化してくると独特のアンモニア臭が発生するそうだ。行きつけの店で頂いたカスベ煮つけはとても美味しく、臭みもない。これは酒の肴に最高だ。
今日の夕食は
『福鳥本店』へ。ブログコメントで教えてもらって以来、何度か訪問している。まずは
生ビール(¥580)でひとり乾杯。注文は
漬物白菜ときゅうり(¥320)、
レバー(4本¥490)、
タン(二串¥490)。焼き台は串でいっぱいだ。
ビールの後は
燗酒(¥320)。焼き台で温められたヤカンからグラスに注がれる。串をさっさと食べ終わったので、
煮こみ(¥320)も貰う。これが大正解。
焼き豆腐、
ゴボウ、
コンニャク、
大根。
モツが少なめで
けんちん汁のよう。これは美味かった。
お腹が満たされたのでいつもの
『Bar Rens』へ移動し、
バスペールエール。なぜか最初はスタンディングでスタート。後にゆっくりと
シーバスリーガルミズナラ12年をストレートで。繊細な味わいで、ジャパニーズ好きにも受け入れられるだろう。
その後常連の
Hさん行きつけの
『おかげさまで』に移動し、
赤ワインデキャンタ。週末の店は激混みだ。たまたま空いた奥のテーブル席に座り、バーを閉めた店主と合流。美味いと評判の
カレーを頂いた。確かにこれは美味い。ツマミにもなる。
楽しい夜だった。
『やき鳥 福鳥本店』 札幌市中央区南3西2『Bar Rens』 札幌市中央区南5条東1-11 『おかげさまで』 札幌市中央区南5条東1丁目
この記事へのトラックバックURL
私にとってカスベはやはり冬のイメージですね。
隙間風だらけの家で、冬にカスベを煮て、鍋ごと放っておくと、翌朝には全て煮凝りになっていました。
東京で何度かカスベの煮凝りを食べましたが、いつも溶けかかったのが出て来て、昔のイメージが壊れます。
しんちゃんさん
なるほど、カスベは煮こごりが魅力なのですね。
外食ではなかなか出会わないし・・・。
また店主にお願いしてみようかな。